会社を乗っ取ろうとした女性常務の各種工作を暴こうとするヨルチャン達だが、女性常務もなかなかガードが堅い。しかしヨルチャン達(というか人生経験豊富なマンシク達シニアインターン達)の活躍は、決まりきった言い方かもしれないが、愉快痛快という感じ。
こっそり会話を録音しようとするものの、あっさりその手順を見破られてしまうのだが、見破られることを見越しての二重録音。
密会場面の写真撮影も成功と思いきや失敗するものの、当然それを見越して別の手段も準備しているのだ。
女性常務の悪事も暴かれ、実質の責任者はだれか?という会議の場で、会長が出した答えは、ヨルチャンを代表に選び、自分の息子も要職につけ結果的に共同代表的なというスタイルだったのだが、それを良しとしないヨルチャンは結局会社を辞め(代表になりたいのではなく、仕事がしたいということらしい)自ら会社を立ち上げることにするのだ。
自らの名前を付けた辛いラーメンを発売し、一時は上昇気流に乗るものの、辛さ故、結局その会社も頓挫・・・・「事業はだれにでも出来るってもんゃない」とマンシクに諭されたヨルチャン・・・・
時期を同じくして、2年の契約期間も終了し、親子で会社を去ることになったマンシク親子。
イ・テリはそのユニークな感性を買われて就職先が決まり、マンシクは再びシニアインターンの面接を受けるべく向かった会社で、同じように部長職の面接を受けようとしているヨルチャンと再会するのだ・・・・
再び二人のタッグが見られるかもしれないということで、あれやこれやある会社員の悲喜劇は終了・・・・
なんとか正社員の席を得たいインターンの厳しい働き方や、正社員とインターンの間に挟まれた契約社員の厳しい実態。そしてパワハラ、セクハラに悩む女性の決意の告発・・・「一言小言が多い・・・」と言われ、若手から煙たがられるマンシク達シニアインターンの人生経験豊かな問題解決方法がとても痛快で、私は楽しく鑑賞。
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マンシク役のキム・ウンス。。。チョンイル電子ミス・リーでも社員に迷惑はかけるもののなかなかの苦労人の社長役だった。