私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

シグナル

2020-07-06 20:16:42 | 韓国ドラマ・映画

日本でも「シグナル 長期未解決事件捜査班」というタイトルでリメイクされたから見た人も沢山いらっしゃるだろう。
私が見たのは韓国版オリジナル・・・

(以前録画してそのままになっていたものを最近まとめて見たのだ・・・)

廃棄処分されるはずだった無線機が過去と現在を繋ぎ、未解決事件の捜査に繋がるという大きな流れは一緒だ。

韓国版は1話そのものの時間も長いし、回数も日本のよりも多いので、事件の奥にある暗い闇が長めにじっくりと描かれているのだが、今回私が一番心に残ったのは、現在のパートと過去のパートの両方に出演しているスヒョンを演じたキム・ヘスだろうか。
Wikipedia先生によると演じる彼女は1970年生まれ。韓国版のドラマは2016年の放送だから彼女は40歳代半ばで過去バージョンの20歳代も演じているのだ。
勿論髪型、ファッション等その時代に合わせて、若い姿で演じているのだが、驚いたのはその見かけに頼らない彼女の演技力。
若い警察官としての初々しさが見かけに頼ることなく、身のこなし、しぐさ、そしてセリフの中にある感情が若い女性そのものなのだ・・・
ストーリーの特異性故、過去と現在のパートを行ったり来たりしつつ話が展開するのだが、彼女の姿かたちを見ずとも、そのセリフ一言で過去のパートなのか現在のパートなのかすっきりと伝わってきて、一つもわざとらしいところがないのだ。

演技派だから当然とも思うが、その難しさを見ている方に感じさせず、どこまでも自然にやり遂げてしまうその演技力に驚くしかない。

 

アマゾンでは一話ずつ購入も出来るらしい・・・

 

日本版では、来年スペシャルドラマと映画公開が予定されているとの事。