私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ベンジャミン・バトン <数奇な人生>

2009-02-08 15:03:29 | 映画鑑賞
1918年 80歳の姿で生まれてきたベンジャミン・バトン。
父親に捨てられた子供は、老人ホームで育つ。
針が逆に進む時計台のように、少しずつ少しずつ若返りながら大人になる彼。
その数奇な運命に対して誰も疑問を唱えることはない。
本人も運命と思っているのか、船乗りになり世界を旅し、戦争を体験し、そして40歳代、50年代、60年代のポップスに彩られ時を過ごしたベンジャミン・バトン。
充実していると思われる40歳代を過ごした彼は、更に若返っていくことになる。
数奇な運命から逃れられないのだ。

時間が経つとともに、バックに流れる音楽も変わる。そして周りの景色が変わる。
彼のたどる数奇な運命と時間の流れがその時々の音楽で分るのが楽しい。
たとえ逆に時間が流れようとも、時間の流れに乗っていることには代わりのないことが手に取るように分るからだ。洪水がやってくるニューオリンズで語られるその数奇な運命は、逆に流れる時間の流れに綺麗に乗っかっているのだ。

20歳代のベンジャミン・バトン。
CGの力を借り、強いライトの中に浮かび上がる20歳のブラピ。
綺麗ではあるが、あまりにも素敵なCGのお陰で、その数奇な運命が更に更に浮世離れした話に思えたのは、残念。好みもあるかもしれないが、20歳のブラピの姿は、ちょっといらなかったのにと思う。

The Curious Case of Benjamin Button [Original Motion Picture Soundtrack]
Bruce Morgenthaler,Christian Kollgaard,Drew Dembowski,Edward Meares,Nico Carmine Abondolo,Oscar Hidalgo,Allen Savedoff,Damian Montano,Judith Farmer,Andrew Shulman,Antony Cooke,Armen Ksajikian,Cecilia Tsan,Dennis Karmazan,George Kim Scholes,Stephen Erdody,Timothy Landauer,Ralph Williams,Stuart Clark,Matvey Blanter
Concord Records

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チェ 39歳別れの手紙

2009-02-07 12:30:33 | 映画鑑賞
キューバを離れ、ボリビアに渡り革命家として生きる道を選んだゲバラだが、共産党の理解も得られず、農民の理解も得られず、革命家として生きる道はどんどん狭まっていく。
生活と革命。一見相反するもののように思えるが、一緒に考えることができなければ、理解は得られないのだ。
革命の目的がいったん生活から離れてしまうと、もう元には戻ることができないらしい。求められていない革命は、ただの邪魔者でしかなくなり、そこから先はただただ最後に向かって静かに映画は進んでいく。

***
もし第二のカストロともいえる人物が彼と一緒にいたら・・・とも思う。もし喘息という病がなかったらとも思う。でもきっともしという言葉は意味のないことなのだろう。

新訳 ゲバラ日記 (中公文庫)
チェ ゲバラ
中央公論新社

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ヒョンビンのインタビュー

2009-02-05 21:22:54 | 韓国ドラマ・映画
ヒョンビンのインタビュー記事

ヒョンビンより沢山のキャラクターの名前で覚えてもらえたならうれしい№1
ヒョンビンより沢山のキャラクターの名前で覚えてもらえたならうれしい№2

ヒョンビンファンの知人がブログで紹介してくれていたので読んだのだが、若者らしい真面目さ溢れるインタビューで、好青年だと思いながら一気読み。

タイトル通り、俳優という仕事について、今まで演じたキャラクターを例に挙げつつ色々話ているのだが、この間までやっていたテレビディレクターの役柄で後半反感を買ったこともうれしかったとか、歳を取ってもアン・ソンギ先輩のようにメロドラマやアクションができる俳優になりたいと素直に語っているのが、どこまでも好青年なのだ。(普段、インタビュー記事などをあまり読まないので、韓国ではどんな感じのインタビューが主流なのかが分らないが、私にとってはその真面目さが眩しいほどだった。)

ファン達のコメントも、とヒョンビンのインタビューの内容を反映した、「立派な俳優になることを信じてます!ヒョンビン」という、こちらも愛溢れるコメントが続く。
勿論新作の@チングを頑張ってくださいというコメントも沢山あった。
私もヒョンビンが演じるヤクザには興味あり。
映画版は韓国語が一言も分らない時に見たので、ドラマを見る前にもう一度見返してもいいなと思っている。
****
記事の中に@チングのカク・ギョンテク監督がインタビューの中で「あなたはコンジョ(根性)があると言っていましたが・・・」という1節あり。
ファンの方のコメントに、コンジョ(根性)は日本語ですよね?というコメントがあったから、日本語の根性を使って、ヒョンビンを評したのだろう。(多分・・・)
別の方が「ヒョンビンの持つ根性は何か、この@このチングで確認できるのでしょうか?」と書き込まれていた。
私も是非ドラマでそのコンジョ(根性)を確認したいと思う。

ネイバーの辞書で根性を確認してみる。
http://kin.naver.com/openkr/entry.php?docid=1429



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エデンの東 第46話

2009-02-04 07:00:00 | エデンの東(韓国ドラマ)
46話の今回は悩める検事イ・ドンウクの回だ。

「確かにシン・テファンは僕の父親だけれど、それとこれとは話が別だ。」とジヒョンの願いを聞き入れることはないドンウク。しかしそれを拒んだとしても検事ドンウクの苦悩は続く。

レベッカに呼び出されたシン・テファン(呼び出されたのか、呼ばれたのか、まぁ会社の秘密が誰の手によってレベッカに渡ったのか、解明せねばならないのだから、どんな理由であろうと山荘には行かねばならぬシン・テファン。)
シン・テファンのアキレス腱であるジェニスがレベッカの隣にいるのを見て動揺するシン・テファン。更にジェニスの「あなたの野心のせいでどれだけの人が傷ついたと思っているの?」という言葉で更に動揺は大きくなるのだ。

レベッカ、ジェニス、シン・テファン。そして彼にによってぼこぼこにされたミョンフン。
そこにミョンフンを助けに来たドンチョルが加わり、皆勢ぞろいだ。
勿論声を荒げシン・テファンに手を上げるドンチョルだが、最後まで手を下せなかったのは、前と同じように、幼い頃の父親との思い出と更に血の繋がったミョンフンの制止のためだ。
(ミョンフンはレベッカに秘密を売ったのではないらしい。では秘密を売ったのは誰か?・・・)
ジェニスに自分の野心を否定されても、シン・テファンの独占欲はなくなることはない。。。。(テソンを手放す書面にサインはしなかったのだろう。多分・・・暗くてなんだかよく分からず)

兄ドンチョルが傷だらけのミョンフンを家に連れてきたことに寂しさを感じ、育ての母が以前のように自分に声を荒げないことにどこかよそよそしさを感じるドンウク。
倒れて病院に入院している実の母を見舞っても「あなたのお母さんはあなたを立派に育ててくださった。私は逆に感謝しているのよ。赤ん坊があんな風に取り替えられなかったら、私はこんな風にイ・ドンウク検事に会うことが出来なかったんだから・・・・お母さんのそばを離れるんじゃないのよ。おじいさんはあんな風にテソングループを継ぐように言い残していったけれど、テソングループのことは諦めなさい。」
育ての母、実の母、兄ドンチョルの元・・・どこにも自分の居場所がないと思うドンウクが向かう場所は、あのヘリンが旅立った後、新聞社で記者を務めている自分の上司の娘でもある彼女の元だ。
(唐突に出始め、そしてなんだか急速に親しくなった様子の二人だが、一体いつのまにそんなに親しくなった設定なのか。やや無理があり・・・)


組合との話し合いに会社代表として交渉をするドンチョル。
(組合闘争に立派に渡り合えるとは、もうすっかり立派な経営者ではないか。)
しかし新しい問題はどんどんやってくる。
済州島から急に江原道に場所を変えて建設することになったカジノの問題でまたまたドンチョルが窮地に立たされるのだ。
(なんで窮地なのか、私の韓国語能力では詳細不明だが、とにかくクク会長が何かを企んでいる様子。まったくこのクク会長はどこに行きたいのか?娘のヨンランも「私はお父さんの血の繋がった娘かしら?」と呆れているではないか?


エデンの東 第45話

2009-02-03 07:00:00 | エデンの東(韓国ドラマ)
レベッカが命がけで行った赤ん坊取替え事件だが、シン・テファンには何のショックも与えなかった様子。検事として働き盛りのドンウクの様子を「さすがわしの息子」と目を細めているではないか?
(一番可哀相なのは、ミョンフンだ・・・)
そしてシン・テファンの実の息子@ドンウクがやっているのは、テソン電子の事件だ。
事件の詳細は、私の韓国語能力では不明だが、とにかくドンウクは自分の仕事を一生懸命やっているだけだ。しかしドンチョルにはシン・テファンのほかにクク会長の問題もあり、誰にどんな風に陥れられているのか本当に不明。。。
(娘のヨンランでさえ、お父さんには気をつけてと言っているではないか)

テオに会いに行ったところをジヒョンに見咎められたドンチョルの母。
それだけでもショックなのに、ドンウクがドンチョルのことを調べていると知りさらにショックを受けるのだ。
「何故?」という質問は当然だと思うが、自分のことを分ってくれていると思った家族からの「何故」という質問に心乱されるドンウク。
(出世のためか!と言っているのはおばさんだけなのに、皆が自分のことを以前とは同じ目で見てくれないとショックを受けるドンウク。ドンチョルの必死の説得に心を動かされても、もう後戻りは出来ない感じだ。)

レベッカに翻弄されるシン・テファンだが、そのレベッカが握る秘密の出所がミョンフンだとあたりをつけるシン・テファン。その場で悪い奴らを手配だ。「誰に秘密を売った?会長を裏切る?」育ての親が送った暴漢たちにぼこぼこにされるミョンフン。
「お前の夫がやったんだ!!」というシン・テファンの言葉を信じられないジヒョン。ジヒョンのショックも大きいが、「あなたのアキレス腱はジェニスね」というレベッカの言葉に更に翻弄されるシン・テファン。
「ドンウクを呼べ。ミョンフンはドンチョルの手の中だと。」とジヒョンに告げるシン・テファン。
向こうが血縁で来るなら、こっちも血縁だということらしい。


****
赤ん坊取替え事件で一番心を痛めているのはミョンフン夫妻だろう。
自分の息子がドンチョルの母の孫だという現実を受け入れられないジヒョン。
「若い頃、私も声を荒げたことを後悔しているわ。。。」孫の顔が見たいドンチョルの母の言葉にも、何を今更という気持ちが隠せないジヒョン。
ミョンフンが身を寄せる教会にいけば、そこにはすでにヨンラン、ドンチョルが先客でいるではないか。それもショックだし、勿論夫婦二人の話し合いも上手くいくはずはない。
(養育権を放棄して、更には離婚届に署名せよと迫るジヒョン・・・)
「私を一番苦しめているのはあなたよ。」というジヒョンの言葉に返す言葉のない夫ミョンフン。江原道の冬の海と同じように荒れる二人の心だ。

かたや「僕の兄さんをこれ以上苦しめないでくれ」というミョンフンの言葉に傷つくドンウク。「いつからお前に兄さんが出来たんだ?」と言い返してみても、血縁という言葉の前にどうすることも出来ないドンウク。こんな風にドンウクも十二分に悩んでいるのだが、仕事もなく、海辺の教会で過ごすミョンフンに強く同情してしまうのだ。


スターの恋人 第16話

2009-02-02 22:49:30 | 韓国ドラマ さ行
「仕事だから写真集の文章も書いた。妹の手術費用も必ず返すから」というチョルスの言葉に「お金のことがなかったらもう会わないってことね。私との事を後悔しているってことね」と涙ぐむマリ。
チョルスの部屋の前で待っていても一緒にいたウニョンと一緒に部屋に入り、彼女を無視だ。
チョルスとは喧嘩をしたことがないというウニョンから、「なにか誤解しているのよ。」といわれても、どうすることも出来ないマリ。

「僕が病気だから一緒に居ることを正直に話すんだ。そして彼のもとに行くんだ。」(えっ いつそんな話になったのか?手術をしたら危ない状態になるらしい程重い病気らしいのだが、前にそんな話があったかどうかちっとも覚えておらず。)
というカメラマンウジンの言葉にも、返事をせず言葉を濁すマリ。
しかし一番びっくりなのは、一緒に日本に行くというマリに「日本に待っている人がいるから」と写真集の発売も待たずに一人日本に帰っていくカメラマンウジンだ。(よんさまに似ていることよりもこの唐突は展開の方が何倍もびっくりだ)
「僕を探したのは、失敗だったと分かる時が来る」とソ代表に告げ、マリを頼むとウジンに告げ、一人日本に戻るカメラマンウジン。

自分には一度も作ってくれなかった手料理をチョルスに食べさせていたことを知り複雑そうな表情を浮かべていたが、まぁホントに突然現れ突然去っていったカメラマンウジン。


****(どれ位の時間が流れたのか?)
写真集も無事発売され、ウニョンの先輩の会社から小説の発売も決まり、今は釜山に居を移し講師をやっているらしいチョルス。
久しぶりにソウルにやってきてウニョンと本屋に立ち寄った時、勿論マリとの偶然の再会だ。
突然の再会に「元気だった?」という言葉しか交わせなかった二人は、何も考えずにただ会おうと、あの民宿のそばで再会を約束したらしいのだが、なんとまた再び問題が発覚。

ウジンとソ代表の会社の提携話の際にあのチョルスの先輩が代筆のことを話し始めたせいで、また代筆事件のことが蒸し返されてしまったのだ。
チョルスの本も出版できなくなるだろうとウジンから聞かされたマリ。
「僕と結婚発表をしましょう。そうすれば、チョルスさんへの疑念も晴れます。このままではマリさんが傷つく。それを見ている僕も辛いからこんな提案をするんです。」他意はないとは言われても、まぁいきなりこんな提案とは・・・・
***
カメラマンウジンの言葉から、孤児院での思い出をマリが大事にしていたことを知るウジン。
それがこんな提案に繋がっているのかどうかは?だが、とにかくまぁいろんなことを考え出すものだ。

スターの恋人 第15話

2009-02-01 13:50:10 | 韓国ドラマ さ行
マリに会いに行ったスタジオで「チョルスさんですね?僕がマリさんの写真集を撮影するウジンです。」と自己紹介されすべてを知るチョルス。
アイスクリームを買いに行っていなくなった彼がカメラマンとして自分の前に戻って来たことに動揺し立ち去るマリを追いかけようとするチョルスだが、そんなマリの元に先に来ていたのはウジン。
二人の思い出の場所からマリの車に乗って帰ってきたところを見、話もせずに立ち去るチョルス。

「ここに暫くいてもいいかな?積もる話もあるし・・・」というカメラマンウジンを自分のマンションに泊めるマリ。
(泊まりたいと言う方もどうかと思うが、泊めてあげる方もどうかと思う。)
しかし「彼がしたいということはなんでもしてあげたいの。」と黙って立ち去った彼にも関わらずそういうしかないマリ。
もう一人のウジンもショックを受けているし、ウニョンからその事実を聞いたチョルスもショックだ。
そして更にショックなことがもう一つ。
違約金を精算し、プロダクションとは縁が切れたと思っているマリだが、「契約はプロダクションとじゃくて、私個人と結んでいるんだ。10年間ずっとそうだった。だから違約金もらっても縁が切れているわけじゃない。」というソ代表。(一体どんな契約を結んでいたのかと思うが、とにかくそんな契約らしい。勿論マリはそんなことは知らない様子だ。)

「彼が望むことはなんでもしてあげたいの。でもチョルスに本当のことは言えなかった。あなた最近ずっと怒ってばかりだったし。今度何かあったら本当に別れるしかないと思って。。。本当のことが言えなかったの。でも私のことを分かって欲しい。」というマリの言葉も「初恋の人を家に泊めて、俺とも付き合うのか?それを分って欲しい?」そんなことは出来ないと別れようというチョルスの言葉に涙を流すしかないマリ。
(確かにどこの世の中にそんな都合のいい話があるかと思う。チョルスにとっては信じられない話だし、そんなことを言っているマリにとっても信じられない話だろう。)

「僕が韓国に来たのはあなたに会いたかったからでもあります。僕は彼女のために彼女の元を去ったんだ。後悔していない。」というウジンの一方的な話に、「卑怯なあなたからそんなことを言われたくない。別れるかどうかは二人の問題だ。自分で決めます。」というチョルス。(男らしい・・・そして確かに余計なお世話の話でもある。)
ウジンから依頼された写真集へのコメント付けの仕事もやる気などなかったのだが、写真を見たせいか、それとも不足していた妹ユリの手術費用をマリだ出したことを知ったせいか、二人の思いが沢山詰まったコメントを写真につけ、スタジオに届けるのだ。
勿論マリ号泣。立ち去るチョルスの後を追いかけるに決まっている。

これで仲直りかとも思うが、カメラマンウジンが日本に帰らない限り、チョルスとの仲が上手くいくとも思えず。
そして20回シリーズなら、もう一波乱あるのだろう。多分。
****
何とかマリを助けたいと思っているウジンだが、どうしても昔を知っているいい友達という立場から抜け出せない様子。
ライバルはチョルスだけかと思ったら、同名のライバルも出現して、ちょっと同情したくなってきた。
同情すると言えば、ウニョン。なんとかしてチョルスに小説を書いて欲しいと裏工作を様々行っている様子。気持ちは分るので、同情したくなるが、そんなことをチョルスが許すはずもなく。。。。