タイトルがあまりにアレだったので、全くノーマークだったのだけど、予想外に面白かった。
で、面白かったついでに原作も6巻まで一気読みしてしまったのだけど、結論から言うと、原作はもっと面白い。
いやー、これは掘り出し物だったな。
『これゾン』のように、アニメは面白いなーと思って原作を手にとったら、あまりのくだらなさに目が点になったものの方が多い中で、『問題児たちが・・・』はホント、久しぶりにほう!と思うものだった。
(『これゾン』はどうしたらこんなくだらなくて読むに値しない原作を、あんなにペーソス溢れる物語として映像化できたのか、もう、驚くほど。あれは、原作者はアニメ制作者の人たちに感謝しないといけないと思う。それぐらい下らない。全く買うに値しないね、『これゾン』の原作は。)
で、『問題児たちが・・・』なのだけど、これは、もう、設定や物語の運び方がうまいということにつきるかな。そして、その物語の流れに合わせて最適なキャラを配置した、ということで。
問題児三人のうち、十六夜を図抜けてスーパーな存在にしておくことで、彼の成長は基本的に追わなくていい、というのがスッキリしていていい。
その代わり、ジンが物語中で成長する弟キャラの扱いになってるし。
で、残りの問題児二人は、いずれも大した能力者なのだけど、十六夜との比較の中で、成長せざるを得ないというのもいい。なんというか、高段者どうしのしのぎ合い、という感じで。
その過程で、耀と飛鳥のギフトの秘密が明らかにされていく。
で、そのギフトの割り振りも、十六夜が物理(宇宙)、耀が生物(進化)、飛鳥が統治(政治)という性格わけがされているのも面白い。
設定的には、神話をかなり意識していて、カンピオーネっぽいのだけど、カンピと違うのは、無駄にハーレムや学生話をしないところ。
文字通り、異世界設定にすることで、学生という面倒な部分を外していて不要な友人キャラがない分、物語が前に進みやすい。あと、ハーレム設定もないのがいい。
全体的な印象としては、相当、西遊記を意識しているのだろうけど。
3月末には7巻も出るようだから、楽しみだ。
また機会を見て、原作の方もちょっと書いてみるかも。
で、面白かったついでに原作も6巻まで一気読みしてしまったのだけど、結論から言うと、原作はもっと面白い。
いやー、これは掘り出し物だったな。
『これゾン』のように、アニメは面白いなーと思って原作を手にとったら、あまりのくだらなさに目が点になったものの方が多い中で、『問題児たちが・・・』はホント、久しぶりにほう!と思うものだった。
(『これゾン』はどうしたらこんなくだらなくて読むに値しない原作を、あんなにペーソス溢れる物語として映像化できたのか、もう、驚くほど。あれは、原作者はアニメ制作者の人たちに感謝しないといけないと思う。それぐらい下らない。全く買うに値しないね、『これゾン』の原作は。)
で、『問題児たちが・・・』なのだけど、これは、もう、設定や物語の運び方がうまいということにつきるかな。そして、その物語の流れに合わせて最適なキャラを配置した、ということで。
問題児三人のうち、十六夜を図抜けてスーパーな存在にしておくことで、彼の成長は基本的に追わなくていい、というのがスッキリしていていい。
その代わり、ジンが物語中で成長する弟キャラの扱いになってるし。
で、残りの問題児二人は、いずれも大した能力者なのだけど、十六夜との比較の中で、成長せざるを得ないというのもいい。なんというか、高段者どうしのしのぎ合い、という感じで。
その過程で、耀と飛鳥のギフトの秘密が明らかにされていく。
で、そのギフトの割り振りも、十六夜が物理(宇宙)、耀が生物(進化)、飛鳥が統治(政治)という性格わけがされているのも面白い。
設定的には、神話をかなり意識していて、カンピオーネっぽいのだけど、カンピと違うのは、無駄にハーレムや学生話をしないところ。
文字通り、異世界設定にすることで、学生という面倒な部分を外していて不要な友人キャラがない分、物語が前に進みやすい。あと、ハーレム設定もないのがいい。
全体的な印象としては、相当、西遊記を意識しているのだろうけど。
3月末には7巻も出るようだから、楽しみだ。
また機会を見て、原作の方もちょっと書いてみるかも。