ああ、リゼロ、今回で終わりだったんだね。
てっきり26話まであるとばかり思っていた。
まぁ、第1話が2話分あったから、実質的には26話か。
ともあれ、その分、ちょっと駆け足なのでは?という印象ではあったけど、OPとEDの尺の分まで含めて目一杯詰め込んだ、という感じだった。
いや、いいハッピーエンドじゃないですかw
いわゆる「レム誰?」エンドを回避したのも納得。
だって、こんなに綺麗にエミリアの騎士エンドにしたら、レムのことに触れる余地はないし、なにより、レム誰までやってしまったら、どうしたって続きが気になるからね。
ていうか、そこまでやるなら、二期が前提になるから。
正直いって、ここまできたら、リゼロはこのまま長期戦を覚悟で、少なくともいまアップされているウェブ版の分は全部アニメにしてもいいんじゃないの?とは思うけどね。
で、その前提なら、レム誰があってもよかったし、あるべきだった。
だって、この物語のウリの一つは、当然ながら、複数の登場人物たちによる複数の話が、並行して動いている、というところにあるし、レム誰は、それを示す最も適切なエピソードだから。
そう、死に戻りできる分、ある程度死に戻りを繰り返してから後のスバルは、その局面においては圧倒的に情報的優位に立つのだけれど、でも、それも本人が意識し経験したものに限られるわけで。
だから、スバルは、あくまでもプレイヤー。
それも、ゲーマスがちゃんといた上でのプレイヤーなんだよね。
そしてプレイヤーは、どうやっても盤上を全て征するゲーマスにはかなわない。
逆に、だからこそ、彼がプレイヤーとしてあがくところが面白いわけだけど。
ある程度物語が進んでから、なるほどなぁ、と思ったのは、リゼロは、SAO的デスゲームと対照的なものにしたところがうまかったよね。
SAOの場合、デスゲームだから、ゲームなのに生は一回限り。
そして、それがリアルの代償のはずだった。
そのかわり、SAOの中でできたチームは、同じ記憶を持つ仲間として結束を固めていく。
けれども、リゼロの場合は、全く逆で、死に戻りがある分、スバルは何度もやり直しが聞くけれども、でも失敗した経験はあくまでも彼の記憶に留まるので、どれだけ彼が認められて、仲間を作っていっても、その彼らとスバルが記憶を共有することはできない。必ず、スバルとの間に壁ができる。
そこが圧倒的に異なるし、それが、どこまでいってもスバルがぼっちで孤独な立ち位置に留まることになる。
というか、よくこれだけ死に戻りを繰り返して、スバルは正気を保っていられるな、というのが正直なところ。
で、レム誰は、まさにそれだからね。
そして、登場人物が増えれば増えるほど、つまり、状況が複雑に慣ればなるほど、スバルが因果関係を正しく認識できるケースも限られてくるわけで。
だから、あれ、ここまで来ても、レム誰、が生じるわけ?ということになる。
そして、それは同時に、読者の側にしても、あれ、どこに落ち度があった?ってことになるよね。
そして、そうすることで、次なる冒険の、というか、次のゲームステージの序章は、すでに始まっていた、ということになるわけで。
このあたりのつなげ方は、作者、うまいなー、と思うよね。
まぁ、この手の部分的にオーバーラップさせた展開は、なろうで見られるバタンのようにも思えるけど。ダンまちもそんなところがあるからね。
ともあれ、リゼロ、面白かったよ。
是非とも二期をやってほしいところ。
というか、もうどうでもいい、かつ、中途半端にしか終わらないラノベの宣伝アニメなんかつくるのはやめて、人気作を、ちゃんと最後までつくる方にシフトしたほうが、ファンのためにも、作り手にとってもいいんじゃないかな、と思う。
一方で、ドラゴンボールとかワンピとか、どうでもいい感じで繰り返すエンドレスなものもあふれているわけだから。
ホント、製作資源の適切な配分を考えてほしい。
で、リゼロは、そうした長寿モノになってもいい話じゃないかな、と思う。
ともあれ、続きが楽しみだ。
てっきり26話まであるとばかり思っていた。
まぁ、第1話が2話分あったから、実質的には26話か。
ともあれ、その分、ちょっと駆け足なのでは?という印象ではあったけど、OPとEDの尺の分まで含めて目一杯詰め込んだ、という感じだった。
いや、いいハッピーエンドじゃないですかw
いわゆる「レム誰?」エンドを回避したのも納得。
だって、こんなに綺麗にエミリアの騎士エンドにしたら、レムのことに触れる余地はないし、なにより、レム誰までやってしまったら、どうしたって続きが気になるからね。
ていうか、そこまでやるなら、二期が前提になるから。
正直いって、ここまできたら、リゼロはこのまま長期戦を覚悟で、少なくともいまアップされているウェブ版の分は全部アニメにしてもいいんじゃないの?とは思うけどね。
で、その前提なら、レム誰があってもよかったし、あるべきだった。
だって、この物語のウリの一つは、当然ながら、複数の登場人物たちによる複数の話が、並行して動いている、というところにあるし、レム誰は、それを示す最も適切なエピソードだから。
そう、死に戻りできる分、ある程度死に戻りを繰り返してから後のスバルは、その局面においては圧倒的に情報的優位に立つのだけれど、でも、それも本人が意識し経験したものに限られるわけで。
だから、スバルは、あくまでもプレイヤー。
それも、ゲーマスがちゃんといた上でのプレイヤーなんだよね。
そしてプレイヤーは、どうやっても盤上を全て征するゲーマスにはかなわない。
逆に、だからこそ、彼がプレイヤーとしてあがくところが面白いわけだけど。
ある程度物語が進んでから、なるほどなぁ、と思ったのは、リゼロは、SAO的デスゲームと対照的なものにしたところがうまかったよね。
SAOの場合、デスゲームだから、ゲームなのに生は一回限り。
そして、それがリアルの代償のはずだった。
そのかわり、SAOの中でできたチームは、同じ記憶を持つ仲間として結束を固めていく。
けれども、リゼロの場合は、全く逆で、死に戻りがある分、スバルは何度もやり直しが聞くけれども、でも失敗した経験はあくまでも彼の記憶に留まるので、どれだけ彼が認められて、仲間を作っていっても、その彼らとスバルが記憶を共有することはできない。必ず、スバルとの間に壁ができる。
そこが圧倒的に異なるし、それが、どこまでいってもスバルがぼっちで孤独な立ち位置に留まることになる。
というか、よくこれだけ死に戻りを繰り返して、スバルは正気を保っていられるな、というのが正直なところ。
で、レム誰は、まさにそれだからね。
そして、登場人物が増えれば増えるほど、つまり、状況が複雑に慣ればなるほど、スバルが因果関係を正しく認識できるケースも限られてくるわけで。
だから、あれ、ここまで来ても、レム誰、が生じるわけ?ということになる。
そして、それは同時に、読者の側にしても、あれ、どこに落ち度があった?ってことになるよね。
そして、そうすることで、次なる冒険の、というか、次のゲームステージの序章は、すでに始まっていた、ということになるわけで。
このあたりのつなげ方は、作者、うまいなー、と思うよね。
まぁ、この手の部分的にオーバーラップさせた展開は、なろうで見られるバタンのようにも思えるけど。ダンまちもそんなところがあるからね。
ともあれ、リゼロ、面白かったよ。
是非とも二期をやってほしいところ。
というか、もうどうでもいい、かつ、中途半端にしか終わらないラノベの宣伝アニメなんかつくるのはやめて、人気作を、ちゃんと最後までつくる方にシフトしたほうが、ファンのためにも、作り手にとってもいいんじゃないかな、と思う。
一方で、ドラゴンボールとかワンピとか、どうでもいい感じで繰り返すエンドレスなものもあふれているわけだから。
ホント、製作資源の適切な配分を考えてほしい。
で、リゼロは、そうした長寿モノになってもいい話じゃないかな、と思う。
ともあれ、続きが楽しみだ。