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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第97話 『変わり始める日常』 感想

2019-08-07 16:55:23 | 五等分の花嫁
『XXする日常』の第2回、ってことでいいのかな?

タイトル通り、秋を迎えて、さらにヒリヒリとした「不穏」な日常が始まってきている感じ。

二乃と三玖が、学園祭の屋台の料理として、たこ焼き派=男子とパンケーキ派=女子の間の(実に不毛なw)争いの、それぞれの親分としてぶち当たるという、ホント、どうでもいい争いwがベース。

そのゴタゴタの中で、母・零奈の焼いてくれたパンケーキの思い出を通じて、なぜかここで、二乃がマルオのこれまでの配慮に気づき、感謝モードに入るという不思議なオチ。

その一方で、志望校D判定でテンパる五月。
二乃vs三玖の屋台戦争のあいだで、委員長として女子から突き上げられる中、二乃が自分に惚れている、と告げて、ドン引きされるフータローw お疲れ様w

いやまぁ、確かに、日常は変わり始めているw

そして、ゲーマス・一花は、今回、一度も現れず。
また、最終兵器・四葉は、委員長のしごとで忙しいフリ?をして、相変わらず傍観者の役割。
なんだかなぁ。

しかし、なんかいつの間にか、卒業後の進路が、一花は女優業、二乃と五月は大学進学、三玖は料理学校?へ進学、と決まってしまっているのに対して、四葉の将来が相変わらずわからずじまい。

この四葉の将来問題が、この先の爆弾の一つになるのかね?
なんか、D判定にテンパる五月の様子を見ると、五月が、この先、フータローに入試までみっちりカテキョーをしてもらう、という展開にもなりそうだけど。
その間に、四葉の問題で揉めるのかな。

もっとも専属カテキョーについては、すでに一花がフータローを独占している状態なので、はたして五月までそうなるのかどうかは、ちょっと疑問。


にしても、この先、どう物語は転がっていくのだろう?
ちょっとわからなくなってきた。

というか、やっぱり3年生に進級してから、舞台が学校に移ってしまったので、その分、モブキャラの登場が増え、話のテンポが鈍くなってきているように思うのだけど、どうなのだろう。

一花の一時退場で、学校では、表向きは、二乃と三玖がいろいろな意味でライバル関係になってきているのだけど、この対決は、すでに修学旅行のときの、いじけた三玖を二乃が鼓舞する、というエピソードの存在から、なにか新たな関係が生じるという気がしないんだよね。
どちらかというと、学園祭という表の物語を動かすための役割が二乃と三玖にあてがわれたと言うだけで。
裏返すと、彼女たちが物語の本当の主役にはなりそうもなくて。

それに比べれば、五月と四葉の動きのほうが気になるわけで。
でも、どうやら、行きがかり上、五月がフータローに泣きつく方が早そうだから、なおのこと、四葉の本格参戦のタイミングが気になる。
そして、表舞台から去った一花ね。

それにしても、やっぱり、ちょっと停滞感が漂ってきていることは拭えない。
なんか、フータローのキャラが変わって、その分、彼が受け身の姿勢が目立ってきているように思えるのだけど、さてどうなるのやら。


そろそろ、ガツンと物語を動かして欲しいのだけど、学園祭の終了までは無理なのかなぁ。

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