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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

【推しの子】 第2期 第18話 『太陽』 感想: でもさ、かなが太陽だけじゃ足りない、ダメだ、って思ったのって、アクアと共演したのがきっかけじゃなかったっけ?

2024-08-16 00:05:33 | 推しの子
あかねの、かなが大好きだけど大嫌いな矛盾の物語w

まぁ、役者バカな二人ってことで。

あかねからしたら、かなに憧れて役者を始めたのだから、そりゃ、こじらせもするよね?

でもさ、かなが、自分自身を太陽にするのではなく、相手も引き立てながら、いわば月のように、作品全体のクオリティを上げる側に転身したのって、アクアと共演したのがきっかけだったんじゃなかったっけ?

つまり、役者としては、互いに模範にしていたのは

あかね → かな → アクア

という完全な一方通行w

で、そのアクアの演技は、いまのあかねからしたら、あらかじめ用意した演技だった、ってことで、批判対象w

つまりは、見た目は幼児だが、頭の中身はアラサーの産婦人科医だった吾郎の「最適化受験脳」で演技した姿が、かなの新たな目標になっていた。

そりゃかなも「演目最適化」が目標になるはずだよね?

アクアは、医学部合格脳で子役の演技をしたわけだからw

そのアクアが、今になって「感情演技」の欠如に悩んでいる。

めちゃくちゃ因果な話。

なので、アクアが、かなの「太陽」を取り戻したいと思うのも当然といえば当然。

だって、アクア、お前が、かなの太陽を曇らせた張本人なんだからw

そういう意味では、異母兄の姫島が、役者魂全開で、かなの太陽を引き上げるのだから、よくできている。

もっともアクアはアクアで、自分は受験脳でクリエイティブな才能はないと思っていたから、役者ではなく演出家の方を目指していたわけで、筋は通っているんだよね。

それにしても、

あかねは、かなを理想に精進し、
かなは、アクアとの再会を夢見て子役からの脱出を試みてきたのだから、

ホント、因果だなぁw

ただなぁ、素人目で見ると、女優としては圧倒的に、あかねのほうが上だと思うのだけど。

太陽、ということでいえば、かなの本質は、女優じゃなくてアイドルだよね。

でもそうした、あかねとかなの対比は検討されないまま、原作のほうは終わってしまいそう。

もったいないなぁ。

もっとも、この「あかねvsかな」の構図が際立つと、ルビーの居場所がなくなるから、というのものあるのだろうなぁ。。。
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