BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第96話 感想

2015-10-07 16:10:15 | UQH/ネギま!
いやー、今回の話でよーくわかった。
タイトルのUQ HOLDER!ってエヴァのことだったんだね。

なら、第一話が、エヴァが、ネギま!の時のクラスメイトと共に歩きながら、やがて寿命のせいでクラスメイトの姿が消えていき、最後には、エヴァが一人でトボトボと歩いていた姿から始まっていたのも納得。

なーるほど!

ネギとか、刀太とか、その他ホルダーたちは主人公ではなかったのね。
エヴァこそが主人公。
納得だよ。

・・・なのだけど。

これ、結構アクロバットなこと、してるよな。

だって、今回の最後のエヴァの描写からすれば、彼女はかつて吸血鬼になったばかりの頃に刀太に会っていることを覚えているわけでしょ?

となると、エヴァは、刀太を「あの刀太」だとわかって保護したってことになるの?

この辺りは、結構、微妙だよね。

アクロバットなことといえば、刀太は確かコピー体ゆえ、存在年齢?が数歳とかではなかったっけ? その経験のなさを、ここ最近ずっとやってた修行タイム!で、カバーしてしまったようで。

まぁ、ドラゴンボールの精神の部屋ではないけれど、他の人たちと全く異なる時間を過ごしてしまうと、よくわからないうちに精神年齢もそれなりのものになってしまった、ってことかもしれないけど。

この体感時間ではなく、ゲーム内時間であるかのような時間の流れ方は、ある意味全能だよね。

まぁ、それだけ修行して経験知を積んだはずだったのに、エヴァからは「小学生か!?」と突っ込まれてしまうわけだから、実質的には大したことないのかもしれないけれどw

でも、当の刀太からしてみれば、紛うことなき自分の「経験」ってことだよね。

ならば、その分、成長したといっていいのだろうし、彼自身が、成長を記憶として持っている。

いや、ホント、いわゆる「渡航機」的なものがあって、平行世界(過去・未来の世界も含む)を行ったり来たりできてしまうと、時間ってどう捉えればいいの?って疑問に思ってしまうけど、そのあたりを、うまく(都合よく?)UQHでは使ってるよね。

この辺りは、作劇的には結構、凄いことしてる、と思う。

まぁ、そんななんでもあり時空をつくり上げることで、エヴァの心情の「帳尻」もなんとか都合よく合わせられるようになるのかね。

なにしろ、ナギ、ネギ、刀太、という遺伝子を部分的に共有する三者がいて、その三人ともと、エヴァは懇ろになるわけだから。

なんていうか、こうなると、ナギもネギも刀太も実は同一存在とかいわれてもおかしくないよなー、と。

まぁ、刀太の場合は、ネギと明日菜の交配結果の遺伝子なんだろうけどね。

となると、やっぱりこのコピー体的存在には「近衛」姓をつける、ってのが、なんというか、この世界の理のように思えてくるなぁ。

むしろ、コピー体は、遺伝子の存在としてそれ単体であり続けるために、始めから悠久性が与えられていて、それゆえ、子孫を残すために生殖活動に勤しむ必要はない、ということになってるように思えるしね。

その点で、きちんと加齢した委員長とその孫の登場は、ある意味、これがナチュラルな遺伝子の流れ、という感じになりそうで、とても気になる。

にしても、やっぱりコピー体なんだから、魔法世界の住人としてではないのかな。

この辺りは、UQHはエヴァの物語、ってことがわかってしまった今でもきになるわけだど。まぁ、無粋なのはわかるけどね。

しかし、こうなってくると、悔しいけど、衛星軌道上?で繰り広げられるまほら武闘会は、マジで楽しみになってきたな。

そこで、ネギま!組の末裔や悠久組が、ほぼ勢揃いするってことになるんじゃないの?
なにしろ、もともと、この武闘会は、始まりの魔法使いからエヴァたちへのネギくん救済に向けた挑戦状のようなものだったわけだし。

なんでまた修行なの?と思ったけど、まさか、刀太たちの修行話の中に、エヴァの昔話を埋め込んで、最終的に、エヴァをこの物語のヒロインボジションにまで祭り上げる展開になるとは思ってなかったよ。

そういう意味では、修行の前と後とで、まほら武闘会の意味が全く変わってしまった!

いやー、びっくりだw

とはいえ、その前に、来週以降、委員長+孫などの訪問を受けて、さらにネギま!度が上がりそうだけどね。なんか、いろいろと盛ってきてるなーw

あと、超・久しぶりだけど、ホルダーズが勢揃いするってのもいいね。

実際のところ、刀太たちの修業の成果を、居残り組のホルダーたちとのバトルでも見せて欲しかった気がするけどw
今でも、甚兵衛や一空、夏凛たちの方が、刀太たちよりも強いのかね。

というか、三太やキリヱたちの実力は、ホントのところ、どれくらいあがったのだろう。

ともあれ、暫くの間は、物語がどう転ぶのか、そのあたりを楽しみにしてもよさそうなのがいいかな。

しっかし、実際に武闘会が始まったら、これもまた延々バトルを続けるんだろうなぁw

ナギとネギが解放されるのは、一体いつになることやら(苦笑

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