採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

実家の屋根裏

2022-03-28 | +実家・那須

2月初旬、実家にシイタケ用丸太を運び込んだ時、母が
「ちょっと見て欲しいものが」
と。
実家の2回、一番西側の部屋の天井に、気になる点が。

実家の屋根裏

2か所、雨漏りのシミのようなものがあります。
こちら側からの見た目はともかく、見えてない側がどうなっているか、心配です。

なので、天井裏から見てみることにしました。
天井裏は、母はずっと前上がったこともあるようで、入口も把握しています。
2階に3部屋あるのですが、真ん中の部屋のクローゼットのてっぺんのベニヤがとれるようになっていて、そこから上がることができます。

こないだは床下で、今度は天井・・・。
一軒家って、大変・・・。


さて天井。
こんな風になっています。

実家の屋根裏

割と広く見えます。
あたりいちめん、木材。

屋根の裏側には断熱材はなくて、二階の天井の石膏ボード等のすぐ裏側に、グラスウールがふわふわと置いてある、という感じでした。

でも今回は断熱ではなくて雨漏りのチェック。
問題の場所まで移動しなくてはいけません。

実家の屋根裏

床下と違って広々しているように見えますが、移動するとなると床下とは全く違う困難が。
踏んでいい場所がごく限られるのです。
広々見えるところは薄い石膏ボードだけなので、基本、足をつけてはいけない場所。
梁に頼って進むしかありません。
梁は、上の写真左下に見えるような、太い木材。
斜めの屋根が迫っているのでこの上に立つことは出来ず、腰かけて、お尻をずりずり引きずるようにして移動しました。
何かにつかまりたくてもつかまり易いものが近くになく、とっても大変!
ときどき、天井下地の細い木材につまさきをちょっとついて、そこを支点におしりをずらしたり・・・。

実家の屋根裏

なんとかたどりついた目的地がここらへん。
下から棒でドンドン突いてもらって、その振動で場所を確認しました。

(二階の間取りは把握していますが、屋根裏に入ってしまうとホント、どこがどこやら分かりません。忍者が要人の寝所の屋根裏に潜んで・・・とかマンガなどにあったりしますが、方向感覚が悪い人は、例え運動能力が高くても忍者にはなれないかもしれませんね・・)

で、天井裏から見てみると、雨漏りの痕跡はよく分かりません。
少なくとも、繰り返し雨が沁みてカビたり腐ったりは、していないようです。

ひとまず安心。

台風などで横殴りの雨が降った時、どこかの隙間から水が沁みてきたのかな・・・・。
次、豪雨・強風のとき、ひとまず室内側から雨染みの場所をさわってみて、湿り気がないか確認してみるといいかもしれません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実家の床下断熱リフォーム:(5)断熱材施工

2022-03-16 | +実家・那須

実家の床下断熱リフォームの記事が途中だったので、終わらせてしまおうかと思います。
作業は昨年10月中旬。リビング・ダイニングはシロアリ業者さんに頼みつつ、部分的にDIY、キッチンは全てDIYでやりました。

Youtubeをみると、スタイロフォーム(固いウレタン)を小さめにカットして床下から施工している人もいますが、今回使ったポリエステルの断熱材は、
・床下に運びやすい
・柔らかくて施工しやすい
・床下で多少の加工(カット)はできる
・余ったりした際、廃棄が楽(グラスウールの廃棄は地域にもよるがものすごく大変)
 (座布団などへの流用も可能)
という意味で、断然おすすめです。

2月にに実家に行って電気代の変化を聞いてきたところ、施工後の2022年1月とその1年前を比較したところ、電気代の値上げがあったにも関わらず、電気代は同じ程度だった、とのこと。
お正月や2月に実家に行っても、暖房の効きが前よりいい、という実感はあります。
ホットカーペットを敷いていても、ホットカーペット以外のところの床(および床上10cmくらい)は、以前は凍るような冷たさだったのが、施工後はスリッパなしでも耐えられるようになりました。

見積もりを頼んだけれど結局もう少し節約したくて依頼はしなかった(株)キャッツは、まるまる作業をお願い出来て70万円弱でした。
結構断熱効果がある気がするので、DIYできない場合はこの金額でこちらに頼むのもありかなーとも思いました。(で、やっぱ家が寒くて困っている、というダンナサマの知人に紹介してみました)

さて、作業の記録です。

■根太間

床下断熱リフォーム

根太間にはこんな感じのしっかりした素材を使います(写真はサンプル品)。
根太の中心から中心が303㎜、高さ40㎜だったので、使ったサイズは
40mm×263mm×910mm
細長い形状のスポンジです。

床下断熱リフォーム

床下はもともとはこうなっていました。
このグラスウールを剥がし、グラスウール固定用の薄板は残してありました。
この薄板がお役立ちで、ここにくぐらせるように、細長いものを固定していきます。

ただし、床下って、何だか釘がいっぱい出ています。
フローリングを施工(母が40代?のころ、母がほぼひとりで頑張った大規模DIYプロジェクト)した際の細い釘や、家を建てたときからと思われる太い釘。
これらの釘があると断熱材を滑らせることが出来ず不便なのです。

床下断熱リフォーム

で、愛用のこのツールを使って床下に出ている釘を全部切っていきました。
ハンマーで叩いて釘を曲げる、という手もあるのですが、床下に寝転がって仰向けでハンマーを叩くのはスペースも狭くやりにくいです。あと、板の影とか、絶対にハンマーが届かない場所もあります。
この電動工具だと、持ち上げて支えて刃先をあてておけば釘がカットできるので、時間はかかりますが楽は楽です。
結局釘カットは、キッチン、リビング、ダイニング全域やりました。シロアリ業者さんは、釘を叩く(切る)作業までやらないだろうし、だとするとその分施工がザツになりそうなので。
(この工具はだいぶ前アメリカアマゾンで買ったのですが、今はマキタとかのメーカーもあって国内で買えるみたいです)

床下断熱リフォーム

根太間断熱材施工後。これはリビングの下で、私が作業したところ。
大引の陰など、実はあちこち障害物があり、その分短くしたり切り欠いたり微調整をして割と綺麗にできています。

写真右のほうにうつっていますが、この素材は、表裏の質感が違うものが多いです。
フワフワの方を床側、するっと固く滑らかな方を地面側に使うように、予めすべてに「天」「地」と書き込んでおきました。

床下断熱リフォーム

こちらは業者さんによる根太間の施工後。
私がやったような微調整はせず、素材のままの長さを無理やり押し込んでいます。
この上からもう一枚、大引間に施工して見えなくなってしまうし、断熱効果の点でも変わりはないとは思いますが、私の施工の方が丁寧ですよね・・・。


■大引間(分厚い素材)

床下断熱リフォーム

根太間に断熱材を敷き詰めたら、それに重ねるようにして大引間に断熱材を入れていきます。
大引間に使う素材としておすすめはこちら。
丁度大引間(材の中心から中心で半間:90cm)におさまる幅・厚さです。
パーフェクトバリア ネダレスボード(床用) 20k
90mm×820mm×910mm

さきほどのものとは質感が違って、綿を積み重ねたような組織感があって、フワフワです。これをひざの上とかに乗せると、途端にポカポカしてきます。

短所としては、とてもカットがしにくいということ。
よく切れるカッター(オルファ黒刃)か、いいハサミでちまちまと切るのですが、厚いこともあり結構時間がかかり、床下で加工するのはつらいかなーという感じ。

あと、90cm角くらいのサイズなのですが、床下で運ぶためには、基礎コンクリート部分の通用口が狭いため、二つ折りにして袋詰めして運搬する必要があります。よくある45リットルゴミ袋だと深さがやや足りず、露出した部分が床下の土で汚れてしまいます。
今回は丁度いい袋がなく、汚れたらなるべく土を払うように業者さんが作業してくれました。
あらかじめ二つ折りにして、ゆったり深さもおさまるビニール袋を用意しておくとよかったかなと思います。
でもって、床下に一定数持ち込んでおいてあげると業者さんは楽だったかも。

床下断熱リフォーム
床下断熱リフォーム

この素材、ためしに1パック買ってキッチン下に試験施工してみました。
根太間とは違って幅が広く、厚みもあって重たいので、PPバンドでタッカー留めするのでは、垂れさがってきます。
なので一枚(90cm角エリア)あたり2か所ほど、板で支える必要がありそうです。

床下断熱リフォーム

板は、こんな感じのものを買って施主支給で使ってもらうことにしました。
写真は杉で長さ1820(2分割すると910弱)ですが、大引の中心中心で900、大引間は820、両端の留め代が40だともし板が割れた場合困るかな、と、べつのホームセンターに行って長さ200のヒノキ野地板をみつけ、それを2分割して持ち込みました。

床下断熱リフォーム

大引間に、分厚い断熱材を施工したあと。
うーん、断熱材1枚あたり、板は1本かしら? 2本あるかなあ。
(後日もぐって確認してみないといけないかなあ・・・)

業者さんによると、グラスウールはぴらぴらした耳がついたものが多く、それだとタッカーで仮固定しやすいとのこと。今回の素材はその耳がなく、仮固定がしにくいのが短所とのことでした。


■大引間(455mm幅2列)
大引間用に、もう1タイプの断熱材も買ったのでした。
分厚い方の切りにくさがとても大変だと思ったので、複雑な形状の場所などには、切りやすい素材がいいかなと思って。
大きさは
415mm×910mm 厚さ60㎜
(同じ大きさで厚さはいろいろあります(ただしこのサイズで大引にピッタリの90㎜厚の商品はない)。実家の場所の気温帯だと、断熱材の厚さは計80㎜、つまり大引間に厚さ40㎜が基準値らしいのですが、少し奮発して60にしてみました。)

分量は、ものすごく迷ったのですが、分厚いのとこれ、ほぼ半々。

結論からいうと、これはおすすめしません。

床下断熱リフォーム

施工方法のモデルはこんな感じ。
両端のラップが大引。床下を見上げた様子になります。
このサイズ(415㎜幅)だと、820㎜幅の大引間に、2列に配置することになります。
2列のスポンジを、両端を大引、間を一点、スポンジの向こうにある根太にPPバンドとタッカーで固定する必要があります。
(黒マジックの位置にタッカー留め)

床下断熱リフォーム

これは、キャッツの営業の方に頂いた施工例。
先ほどの模型のようにPPバンドで両端と中央、固定してあります。

床下断熱リフォーム

で、自分でもやってみました。
415㎜幅2列だと830㎜。この断熱材はさほど縮まない素材なので、820㎜幅のところに押し込もうとすると、端部が折れ曲がることになります。(写真の右側に折れ曲がりが写っています) 10mmくらいなら切らずにいけるかと思いましたが、切らないとダメです。

あと、タッカー留めも、ものすごく大変!

床下断熱リフォーム

うちにあったタッカーというのはこれ。
斜め45度に伸びているレバーを押し下げることで、ホッチキスみたいな金具が出て固定できるというものです。
これは、平らな台の上で体重をかけてレバーを押すのはまだいいのですが、腕も伸ばせないような狭い床下に仰向けに寝転んで、上向きや横向きに力をかけるのは、ものすごく大変。
一か所留めるのに何度も打ちそこない、時間もかかります。
あと、業者さんによると、タッカーの針のような細い針(金属)でたった数か所留めるだけでは、床下で針が腐食して切れ、将来的に落ちてくるおそれもあるとか。

床下断熱リフォーム

とはいえ、半分はこの使いにくい素材を買ってしまったので使うしかありません。
(6:4くらいにしておけばよかった・・)
幅が広いという問題があったので、予め、約半分を1cmほど幅狭くなるようカットしておきました。
(実家にて、母、ダンナサマ、私の3人がかりでカット大会)

業者さんのいいタッカーだったらマシかなと試してもらいましたが、やはり評判が悪かったです。
基本的にDIYで私が作業するキッチン分を全部こちらにすることにして、業者さんには使いやすい、分厚い方から使ってもらうことにしたのですが、ところによってはこの2列方法になってしまいました。
それが上の写真です。


施工になれたキャッツの技術者ならばタッカー固定もアリかもしれませんが、私には無理。
ということで、残った素材を使って施工したキッチン下は、次のようにすることにしました。

床下断熱リフォーム

(作業現場では撮影の余裕が全くなく、模型にて失礼)
大引間に2列にきっちり並べます。そしてその上に、余っている根太間用の細長い素材(910×263、40厚)を、820長さに切ってあてがい(模型ではちょっと短めですが)、その上から板で固定。
2列の方の素材は60㎜厚、あてがった方は40㎜厚、計100㎜。大引の高さは90㎜なので、少しムギュっとなりますが、2列もの1セットあたりを2本使えばしっかり固定できます。
キッチン下は、狭くて入り組んでいて、ゆったり普通の大引間でない場所が多いので、結果的に、切ってサイズ調節しやすいこちらでよかったかもしれません。


この記事を読む方で、DIYで床下断熱しようという方はあまりいないかもしれませんが、分かりにくいところがありましたらご指摘下さいませ。
今回やってみて思いましたが、装備(ツナギ、防塵マスク)があれば、やってやれないことはないし、やる価値はあると思います。
居住中の家であれば、休みの日などを利用して、少しずつコツコツ作業するのもいいかなと。
床下からの作業なので、生活にあまり影響を与えないのもいいところです。

キャッツに頼んで施工してもらう場合、関東以南だと根太間40㎜厚+大引間40㎜厚(タッカー留め)をおすすめされるかと思います。
でも、折角やるならば寒冷地基準にしてもらって、大引間に90㎜の分厚いものを入れて、板固定にしてもらうのがいいのではないかなーと思います。
でもそうすると100万円くらいになっちゃうかしらん。
個人商店のシロアリ業者さんで、いろいろ相談しながら作業を進められるような誠実な方を探すのがいいかな、やっぱり・・・。


●施工に関する反省・メモ
・素材を試しに1パックで発注して、自分でテスト施工をしてみたのはとてもよかった。
・テスト施工は、業者さんの見積もり前にしておくともっとよい。
・そして、業者さんにもテスト施工してもらって、使いやすい素材を聞いてから本格発注するのがよい。
・あと、素材屋さんの配達が遅れることもあるので、発注は早めに。納品遅れなどのメール返信等もよくチェックしておくこと。


■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

床下断熱リフオーム(4):グラスウールはがし

2022-01-12 | +実家・那須

年末帰省して、「実家って寒いよなあ」と思った方、いらっしゃるでしょうか。
うちも去年までそうでした。
築37年の一戸建て、関東だけれど、めちゃ寒い!

でも。
昨秋に断熱リフォームをして、少なくとも、暖房をつけたらつけた分だけあたたまるようになりました☆
それまでは、一日中エアコンであたためていても足下は常にきゅーんと冷えていて、顔あたりはポッポするのに膝から下が冷える、という、いかにも体に厳しい環境でした。
年末帰省の際は毎年、冬の山小屋に行く覚悟。
でもって、若い我々は集合住宅住まいで、冬、寒いってことはほとんどないのに、高齢の親がこんなに厳しい環境で気の毒に・・、と思っていました。

断熱リフォーム後は、スリッパなしで過ごしても、ほとんどつらくないです。
(両親はスリッパ派なので効果を感じにくいかもしれないけれど・・)
日中晴れていれば、暖房を切っても大丈夫なくらい。

リフォーム前は、秋の時点でも足下が冷たくて、断熱リフォームをするのと同時に、フローリングの上からコルクマットを敷こうかと計画していました。安いし簡単だし、すぐにでも、と思っていたくらいです。
リフォーム後は(ホットカーペットをほぼ全域に敷いているせいもありますが)、コルクマットはなくてもいいかな?と思えるほど。

床下断熱リフォーム、寒いおうちにお住まいの方にはかなりおすすめなので、最後まで記事にしていきたいと思います。
(DIYでやろうという方はあまりいないかもしれませんが・・・)

まずは床下の構造の復習。

床下断熱リフォーム

床下は、こんな感じで細い木(根太)と太い木(大引)が縦横に組んであります。
この図では同じくらいの間隔に見えますが、根太の方が間隔が狭く、大引きは間隔が広いです。

床下断熱リフォーム

床下からの見た目はこんな感じ。(写真借り物です)
束柱には、根がらみという薄板がうちつけてあります。

この根がらみ、家をたてるときに、束柱を仮固定するために役立つもののよう。
家が建ってしまえば、上からの重さもあり、この根がらみは必要なし。
「多少耐震が期待できる」、という説もありますが「屁のつっぱりにもならない」という説も。
(確かに、ペラペラの薄い板を釘数本で打ち付けてあるだけのものが、耐震効果があるとは思えない・・)
床下の通風の観点からはよくない、とも。

床下断熱リフォーム

実家の床下の根がらみは、こんな風になっていました。
赤い四角形が束柱、赤線が根がらみです。
あと、黄色い線は、コンクリートの基礎で、ごく小さい間口(60cmくらい?)から行き来できるようになっています。

いろいろ説のある根がらみですが、床下で作業する場合は、当然ながらとっても邪魔。
頼んだ業者さんは、最低限の取り外しで済ませ、再度取り付けてくれたようですが、私が自分でやったキッチン床下については、根がらみはすべて外してしまいました。

もし完全にDIYで作業するつもりならば、根がらみはすべて撤去した方がだいぶ楽だと思います。


床下断熱リフォーム

さて、これが実際の実家の床下。
大引と大引の間に1枚、薄板が打ち付けてあります。グラスウールを固定するための板のようです。
今回グラスウールを剥がすにあたって、一番懸念していたのがこの板でした。

・グラスウールを剥がすのはともかく、板もとらないといけないよね?
・狭い床下で板を剥がすのはめちゃ大変なのでは??
・あと、グラスウールって、微細なカケラが襟元などでチクチクするというし・・・。

と心配して、リビング・ダイニングについては、グラスウールはがしは今回は業者さんにお願いしてしまいました。
で、そのあと自分でキッチン床下を剥がして、あと断熱材を施工してみて分かったのですが、

・グラスウールを剥がすのは結構簡単
・グラスウール押さえ板は、つけたままでいいし、あった方が断熱材の固定にも便利
・確かにグラスウールを扱うと結構チクチクする。即座に風呂に直行できるよう、お風呂を沸かしてから作業開始するといいかも。

ということでした。
自分でやってやれないこともなかったなー。そうしたらもうちょい節約できたかも、と思いました。
(実際業者さんは、板にはノータッチで剥がすのだけ、ささっと2-3時間で済ませてしまったとのこと。
え?板はつけたまま?と電話して確認したら、板は撤去する必要がある場合はあとでとります、と言っていました)
依頼する前に、すべての作業をひととおり自分でやってみて、大変さなどを検討してからすればよかったかな、というのが反省点です。



床下断熱リフォーム

これが、グラスウールを剥がしたあと。
この状態で、リビング・ダイニングについては防カビ処理をしてもらいました。

キッチンについては、自分ではがしたので、防カビ処理はなし。
(目立つカビはなかったです)

床下断熱リフォーム

こちらはキッチンのグラスウールはがし中の私の勇姿(?)。
キッチンは、点検口も大きく、むしったものを地上で受け取ってもらうことが出来ました。
このとき、キッチン換気扇はつけないでおき、開口部には透明ビニールをかけておく方がいいです。
上から排気することで、床下のホコリが吸い上げられて部屋中に降り積もることになります。

奥まったところを自分でやる場合は、ゴミ袋に詰めながら作業し、ほどほどの大きさで口をしばる、ということになると思います。
特に基礎コンクリートの部分の開口部が信じられないくらい小さいので、大きな袋パンパンにしてしまうとそこの通過に手間取ります。

床下断熱リフォーム

こちらは業者さんにとってもらった断熱材。
全部で22袋くらいだったと思います。

グラスウールの処理は、自治体ごとに違うようで、事前に調べておきました。

実家の方は、少量ずつならば燃えるゴミで出してもよいとのこと(便利!)
私のところは、民間の処理施設に自分で持ち込むことが出来、1立米数百円程度。なので大半はここに持ち込みました。
シロアリの業者さんに頼むとなると産廃業者に外注することになり、1立米あたり2万5千円くらい。これは論外です。
グラスウールを自分で剥がす場合は、処分が出来るかをあらかじめ考えておく必要があります。


■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実家の床下断熱リフォーム(3):装備・道具

2021-12-17 | +実家・那須

床下に潜ってみよう、という場合は、装備も結構重要です。


私の場合は、次のような準備をしました。

つなぎ

外側に着るものは、やっぱりツナギ。
ワークマンで買ってきました。
今回買ったのは木綿素材のものですが、もし床下がとてもジメジメしている場合は、水を通さない素材がいいかもしれません。もしくは、ツナギの内側に、胴体だけでもビニールを着るとか。

ツナギの内側には、フードのついたパーカー。
フードの内側には、少し厚みのあるキャップがあるといいです。
写真には入れそびれましたが、首には手ぬぐいをきっちり巻いておくといいです。
上を向いての作業で、何かが首元に落ちてくる可能性もあるので、首はふさいでおいたほうが。

あとは、ペンキ塗り用のポロシャツとズボンを履いておきました。

1回着て使った場合は、ものすごくホコリや匂いがつきます。
特に匂いは、内側の服や自分自身にもつくので、その日のお風呂は必須です。


あと、絶対必要なのが防塵マスク。
今回、メルカリで買いました。

防塵マスク

結構いいお値段で(5000円くらい)迷ったのですが、買って本当によかったです。
というか、これがない場合は健康被害の可能性もあるので、床下に潜るのはおすすめできないくらい。
口元だけ、という防塵マスクもありますが、このように目もカバーしているものが絶対にいいです。
(床下では、仰向けになって、顔の上あたりで作業して、ゴミや異物がいっぱい顔に落ちてくるため)

アクリル板の向こう側にちょっと写っていますが、マスクの内側で鼻と口元をぴったり覆うようになっていて、呼吸でアクリル板が曇ることがありません。
(プロ用の道具はすごい!)
密閉性がいい代わり、眼鏡をかけて装着することはできません。
ボンヤリした視界のままで作業しましたが、幸か不幸か床下はとても狭く(高さが低く)、近視の私でも作業エリアはなんとか見ることができました。


両脇の白いケースにフィルターを入れるようになっていてこちらが吸気。
中央の黒いもの排気専用のノズル。

吸気用のフィルターは交換式で、ついてこなかったので、自分で買う必要がありました。
そのためにマスクの型番を調べてみたところ、重松製作所の「防じんマスク DR165U2W」(CS面体)のようでした。
新品で買おうとすると、なんと3万円!5000円で買えたのはいい買い物でした。

対応するフィルターは、防じんマスク用フィルタU2W(重松製作所)
ネットだと5000円以上するので(1セット売り・10個入り)ちょっと高すぎ。
ホームセンターに、このマスクを持参で行って、ハマりそうなものを2個買い、その場で開封・確認してぴったりはまったものをもう一個買う、という方法で何とかゲットしました。
(1個無駄に捨てることにはなりましたが)

このマスク、ほんとに高機能!
ぴったりはめると、最初の一瞬、息を吐くのが苦しかったのですが、中が正圧になるせいかすぐに呼吸しやすくなります。
そして床下に入っても、何の匂いもしません。
玄関の外で、埃だらけのツナギをほうきではたいてもらった後にマスクを外したら、自分自身から猛烈なカビ臭が漂ってきて驚きました。
マスクの中には全く匂いが入ってこなかったのです。


機能はとてもいいマスクですが、その分重さもかなりあります。
床下での移動は、基本的にはうつ伏せの匍匐前進なのだそうです(業者さんに聞いた)。
でも、うつ伏せになって、相当な重量の頭を斜めに支える、というのはかなりキビシイ。
(5秒くらいで、あ、これは首がムリ、とあきらめました)
で、基本からは外れますが、結局仰向けで、ずりずり背中とか頭をつける感じで移動したのでした。




次、道具について。
床下にもぐるときは、地上との往復は最低限にした方がいいです。
(移動時間のロスだし、ホコリだらけの状態なので部屋を汚染してします)

必要な道具を全部持っていくため、こんな感じのトレイがとても便利でした。

トレイと道具

フチがちょっと高くなっているのがミソです。

トレイと道具

あってよかったと思ったのが、こちらのソニックツール。
床下って、実はあちこちに釘が突き出ています。
特に、リビングとダイニングは、だいぶ前、母がフローリングを施工したのですが、フローリングの固定に沢山釘をつかっています。
釘があると、するっと断熱材を嵌めることができないため、この道具で切り取りました。

プロに頼むと、もしかして業者によってはそのまま施工するかもしれませんが、釘があると雑な施工や断熱材の隙間の原因にもなります。
今回は、業者に頼むエリアも、全部の釘を予め除去しておきました。

なお、釘カットをすると、摩擦熱で熱々になった釘の先端が上から顔めがけて落ちてくることになります。防塵マスクが大きいので顔はおおむね無事なのですが、首元も手ぬぐいなどでしっかりガードしておくのがよいです。(首のガードがあまかったとき、入り込んでちょっと火傷した)


床下作業用道具類
・照明(ヘッドライト、もしくはランタン)
・ゴミ袋(グラスウールを剥がす場合、それを入れるため)
・ハサミ、カッター(断熱材をカットして微調整するため)
・電動ドリル(板を打ち付けるため)
・釘を切るためのソニックツール、または打ち付けて折り曲げるための金槌
・長~い延長コード(つなぐ場合は、途中で抜けないように一時的にビニールテープなどで固定。途中で抜けて泣きました・・)
・メモ用紙(吹き飛ばないように何かにくくりつける)
・えんぴつ(断熱材をカットするサイズなどをメモしたい)
・地上との通信用品
(地上スタッフ(夫)がなんか不親切で、ちょくちょく呼びたいことがあったけれど、なかなか来てくれなくて困りました。ホコリだらけの床下には電話等持っていくのが不安で持ち込めず(ビニールに入れればよかったかな)。大声で呼ぶけれど、あの防塵マスクごしだと、うまく伝わらず・・・。金槌で3回、とか合図を決めるといいかも。)


■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実家の床下断熱リフォーム:(2)業者探し

2021-12-06 | +実家・那須

床下断熱工事の業者探しについて書いてみます。
これを読んでいる方で、床下断熱、やりたいと思っているような方いらっしゃるでしょうか。
何かの参考になれば・・・。

(今回写真ありません・・・)

普段からおつきあいのある工務店があると相談できるのでしょうが、実家の場合はそのような業者はなし。
なので、探すのに一苦労しました。

まずは、新聞折り込みチラシに入っていた「リフォーム相談フェア」のようなところに行ってみました。
(母がチラシをとっておいてくれました)
対応してくれたのは、工務店?ハウスメーカー?の若い営業さんなのかな、その人には特に知識等はなく、名前と希望条件などを書いてきた程度。
で、こちらは、リビング+ダイニングだけの範囲だけの工事にしたくて、ウレタン吹きつけはあまり考えていない、と話したのに、最終的にあがってきた見積もりが、一階フロア全体のウレタン吹きつけ。
お話になりませんでした。

やはり自分で探さねば、ということで、最初に調べたのが、「フクフォームeco」の素材を調べていたときにみつけた、アリダン施工協会というところ。シロアリ対策および断熱工事の両方をやる業者さんの協議会のようなものらしいのです。床下作業のプロ(シロアリ業者)が、床下断熱もやりましょう、というスタンス。
ですが、この協会は有名無実の組織のようで、問い合わせフォームに入力しても返事は返ってきません。
ここに書いてあった神奈川県担当の業者(2社)に連絡しても、片方(アジア(株))は「うちは断熱はやりません」。(だったらアリダン施工協会に入れとかないでほしいなあ)
もう片方(CIC住環)は、(忘れてしまいましたが確か)いまは新規の依頼はうけられない状況、とのこと。

そしたらメーカーは、ということで、「フクフォームeco」のメーカーフクビに、どこか業者を紹介してくれないかと電話で聞いてみたところ、「施工してくれる業者がありそうか、調べて連絡します」という回答のあとは、連絡なし。
要するに、あてがないってことかな?
せっかくだから製品の特徴などを聞いてみたのですが、自社製品のアピールにさえ、あまりやる気のなさそうな会社でした。

シロアリ業者が床下断熱をやってくれる可能性は高そうなので、自分で業者を探してみることにしました。
たまたまみつけたのが関東しろあり対策協会のサイト。
この協会がどんな組織なのかよく分かりませんが、悪徳業者はあまり紛れ込んでいないはず。
実家近くの川崎市、横浜市あたりの業者で、ホームページがあるところに絞り、電話をかけて問い合わせてみました。
シロアリ業者さんは、小さめの会社も多いようです。
電話対応してくれる人が、作業経験もあって、知っていることはだいたい答えてくれる場合があります。
(大きい会社だと、電話係と作業担当は全然別で、詳しい話は聞けない)
小さめで、断熱をやってくれそうで、話が通じる会社が2社ありました。

A社:
・断熱の施工経験あり。事務所の床下にスタイロのいいやつをしいた(が、あまり効果なかった)
・床下作業は、思っているよりも単価が高いですよ、と忠告。
・本当にあったかくしたいなら、床暖房がおすすめ。最近は電気の薄いシートのようなものがある。
・廃材処理は、DIYでも可。

B社:
・断熱の施工経験はないが、アクリア(グラスウール)の講習に行ったことがあるので、やってもよい。
・使う素材は、応相談。
・廃材処理は、DIYでも可。

このあたりで、ポリエステルフォームの素材、パーフェクトバリアがいいかも、と思うようになりました。
メーカーのエンデバーハウスに問い合わせたところ、サンプルをすぐ送って頂けて、しかも営業の方(?)から
直に電話・メールも頂けました(フクビとは大違い)。その後何度も、施工方法等についても質問させて頂き、大変助かりました。(黒崎さん、ありがとうございました)
そして、施工業者も一社紹介頂けることに。

C社:
・新築以外のリフォーム・リノベ全般お任せ、という、比較的大きな会社。


結局、A社は、いろいろ教えて頂いたし、担当者もいい方ではあったのですが、床下断熱にあまり乗り気ではなさそう(効果に懐疑的みたい。むしろ床暖房をおすすめされた)。
なので、今回は、B社、C社に見積もりに来て頂くことにしました。

見積もり時は、どちらも一階の床下全部を観察してくれて、
B社は後日報告書に、C社はその場でデジカメをTVにつないで解説して頂けました。

見積もり内容は

B社
グラスウールはがし(リビング、ダイニング、和室)
グラスウールをはがしたところについて防カビ処理
断熱材施工(使う資材は応相談)
材料費施主支給
廃材処理DIY(もしこの業者に頼むと一立米あたり2万5千円! 自分で持って行くとつくばの処理場で1kg300円)

C社
グラスウールはがし(リビング、ダイニング、和室)
グラスウールをはがしたところについて防カビ処理
断熱材施工(リビング、ダイニング、おまけで和室)
材料費込み(計8cm厚さ)
廃材処理込み


B社の見積額に素材費用、廃材処理費を足しても、C社の方が2倍くらいの金額でした。
C社に頼めば、お任せでこちらは何もしなくても安心な感じではありましたが、
多少のDIYをやりたいし、安いし、あとこちらのリクエストをいくらかは聞いてもらえそうなB社に依頼することにしました。


B社は、個人企業なのか、作業の際は可愛い奥様を連れて二人で作業していました。
誠実に作業してくれたと思います。


特に個人企業の場合は、見積もりのとき、何時間の作業量を見込んでいるのかは聞いておいた方がいいと思います。
あと、特別な資材を使う場合は、業者さんに一度試験施工してもらった方がいい気がします。
今回、断熱材施工は、ずいぶん短めの施工時間を見積もっていたようで、実家の作業後、2件も客先の予定を入れていたとのことで、ええ?と思ってしまいました。


B社:富士ライフ
C社:キャッツ

 

■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実家の床下断熱リフォーム:(1)ポリエステル系断熱材 パーフェクトバリア

2021-11-29 | +実家・那須

この秋は、実家の床下断熱リフォームプロジェクトをいろいろと頑張りました。
半分以上は業者さんに依頼したのですが、業者探し、そして資材選定だけでもえらいこと大変でした。
(床下にもぐる作業も、結構やりましたよ!)

今回のプロジェクトの流れは次のような感じでした。

リフォーム業者に相談(こちらはウレタン吹き付けは考えていないと言ったのにそれのみ見積ってきて、論外でした)

床下断熱について、ネットで勉強、業者探し(白アリ防除の会社に電話かけまくり)

ポリエステル系断熱材のメーカーからサンプル取り寄せ、工事業者を1社紹介してもらう

業者2社を呼んで見積もり。(メーカー紹介の会社、自分で探した会社)

費用の点から、自分で探した会社に決定。施主支給のため材料を発注(1回目)。

業者による、既存断熱材(グラスウール)剥がし工事(廃棄は自分たちで)

届いた材料を使って、キッチン床下で、断熱材とりつけテスト(DIY)。

テスト結果をふまえ、材料発注(2回目)。
厚い素材はPPバンドではうまく固定できないことが分かったので、固定用木材も購入。

依頼した範囲について、1/3くらい、根太間の断熱材を自分で設置。(木材での固定は想定外だったため増額を避けるため)
床下にとびだしている釘(フローリング工事のときのもの)を、全域カット。 

カットしておく必要のある断熱材をカット。
業者による断熱材施工

余った資材で、キッチン床下の断熱材設置(DIY)の続き。ほぼ完了。


業者探しと同時進行で迷ったり悩んだりもあったのですが、資材選定のことから記事にしてみます。


まずは床下の構造の勉強から。

床下断熱リフォーム

今なら、この図を見ると、ふうむ、と理解できるのですが、最初は、角材が交互に組み合わさってるだけで、何が何だか分かりませんでした。

簡単に説明すると、床板に近い側にある細い角材が、根太。大体4cm角くらいの角材です。
根太と根太の間隔は、(従来工法の実家の場合だと)畳の短辺(約90cm)を3等分したくらい(30cmくらい)。
畳の部屋を透視してみると、短辺の両端と、その間に2本、根太が入ることになります。

根太に直交する向きにある太い角材が、大引き。
これは9cm角くらいの太い角材です。
大引きの間隔は、(実家の場合)畳の短辺(約90cm)くらいです。
畳の部屋を透視してみると、短辺の両端の位置(長辺にあたる位置)に大引きが並んでいます。


床下断熱リフォーム

でもって、それを床下から見るとこんな感じになっています。(写真は借り物です・・)


床下断熱リフォームは、大きく分けると

(a)ウレタン吹き付け
(b)何らかの資材を床下から貼り付ける

に分けられます。

リフォーム業者に吹き付けを見積もってもらったところ、希望のリビング・ダイニングだけという訳にはいかず、一階の床下丸ごとでしか出来ないとか。(そして高い)
吹き付けをしてしまうと、配管や配線が全て埋もれてしまうことになります。
それに、吹き付けたウレタンの向こう側で白アリが悪さをしても、分からないです。
何だか気分がよくないし、値段も高い、

吹き付けはナシです。
いっそ床暖房をつけたほうが?などと心は揺れまくりましたが、ひとまず、
(b)何らかの資材を床下から貼り付ける 
という方向で考えていきます。

このご時世、全てのレポートがネットやYoutubeにあると期待して事例など検索してみましたが、床を剥がして断熱からやりなおす事例は多いですが、「床下から」という例がとても少ないです。
何とか調べることが出来たのが、

(b)-1 グラスウール(ふわふわと柔らかい素材)
(b)-2 フクフォームeco(フクビ製)(やや固い素材)(栃木の業者さんユーチューブ動画)(フクビ公式動画
(b)-3 スタイロフォーム(固い素材)
(b)-4 ポリエステル系(柔らかい素材) 

(b)-1 グラスウール(ふわふわと柔らかい素材)
(b)-2 フクフォームeco(フクビ製)(やや固い素材)
は、調べてみると、どうやら大引き間のみに施工するスタイルのようです。
床と断熱材の間には、根太分の高さの空間があいている状態。
ええ、断熱には隙間が大敵、とか読んだけど、それでいいのかしらん。
DIYで、スタイロフォームを大引き間のみに施工した方も、効果イマイチ、と報告していました。

いまついているのがグラスウールで、どうも性能に疑念があるので、もしこの二つだったら、グラスウールはなしで、フクフォームかなあ。
フクフォームecoを施工している栃木の業者さんに電話してみて、
「根太間には空間がある状態ですが、効果はぶっちゃけどうなんでしょうか?」
と聞いてみたところ、
「施工後、特に苦情の電話などもないので、ある程度は効果があったということではないでしょうか」
とのこと。なるほど・・・。


(b)-3 スタイロフォーム
これは、DIYで、根太間に接着剤でくっつけている事例がありました。(こちらの動画
全く変形しない固い素材なので、細切れにする必要があり、また根太間隔が微妙に狭い場合など床下で削ったり、とても大変そうでした。
DIYでやるならともかく、業者で、床下からこれをやるような(やってくれる)ところはなさそうです。

(b)-4 ポリエステル系
Youtubeの日本語事例があまりに貧弱なので、英語で「underfloor insulation」と検索してあれこれ眺めてみました。
たまたま探し当てたチャンネル(オーストラリア)推薦していたのがポリエステル素材(ロール状の長いもの)。
やっぱグラスウールじゃないよなー、ポリエステル、よさそう、と洗脳されてしまいました。


でもオーストラリアの素材だから日本には・・・と思いつつ、「ポリエステル 断熱材」で検索したら、ありました。

エンデバーハウスという会社の「パーフェクトバリア」。

早速メーカーサイトからサンプルを取り寄せてみました。

パンフレットの表紙は、この断熱材に包まれる赤ちゃん。
グラスウールは細かい破片が皮膚に触れるとチクチクするので、安全性が高いというイメージでしょうか。

床下断熱リフォーム
床下断熱リフォーム

床下用は基本的にボード状(ロール状ではない)。
厚さ・サイズなど各種あるのですが、こちらが薄いタイプで、根太間にぴったりあうサイズがあります。


床下断熱リフォーム

こちらが、大引き間に丁度はまるサイズの分厚いタイプ(厚さ約90mm)。
サイズは丁度いいのですが、これは、ものすごく切りにくいです。
床下で、配管など障害物があったとき、切り込みを入れたりするのがとてもやりにくそう。


実際に、自分で床下に潜って試しに施工してみても絞り込めず、次の3種類を使うことにしました。
・根太間用  床用ボードタイプ303mm幅用 40mm厚×263mm×910mm
・大引き間用 床用ボードタイプ455mm幅用 60mm厚×415mm×910mm 大引き間に2列に配置し、PPバンドで固定
・大引き間用 ネダレスボード(床用)  90mm厚×820mm×910mm  

神奈川あたりだと、断熱材の厚さは、計80mmで、基準値を満たすのだそう。
なので、メーカー推薦の業者は、根太間に40mmの断熱材を入れ、更に大引き間に40mmのものを重ねるという施工方法。
でも、今回は、固定しやすさの点で、大引きの高さと同じ厚さのもの(根太レスボード90mm)を使います。計130mmとなり、50mmも贅沢な厚み。(板で大引きに固定)
あと、床下で素材を切らないといけないような場所は、床用ボードタイプを使うことにして、厚さは、40mmのところちょっとだけ奮発して(?)60mmにしてみました。
(概ね半々で購入)

また別の記事に改めて書きますが、狭い床下で上を向いての作業はとても大変なので、もしDIYでやるならば、多少オーバースペックかつ材料費が高くても、「固定しやすさ」を最優先にした方がいいような気がします。
もし自分がまた作業するなら、大引きと同じ厚みの素材にすると思います。

買ったお店は、アウンワークス


大引き間に2列に配置するには、455mm幅のものを、幅を狭くするために、1.5cmほど切る必要があります。

床下断熱リフォーム

端部を少しだけ切るので、カッターではうまくいかず、ハサミが必要です。
ハサミも、なんでもいい訳ではなく、いろいろ試してこの3つが比較的よかったです。

床下断熱リフォーム

右から布用裁ちばさみ、キッチンバサミ、クラフト用ハサミ。
60mm厚さを一息には切れないため、薄くすくうようにして切り込みを入れていき、3段階くらいに分けて切っていきました。


床下断熱リフォーム

3つのうち、クラフト用のこちらを、ホームセンターで熟考の末、今回新規購入。
刃の先端に、ぐっと力が入ってきちんと切れるのがいいところです。
刃渡りは短いので、細かくチョキチョキする必要はありますが。


カッターは、オルファ黒刃が必須です。
普通のカッターではぜんぜん切れません。

床下断熱リフォーム

床下全面にそこそこの厚さのものを敷くということは、資材の量も相当なもの。
母がスペースをあけてスタンバっておいてくれました。
使う分の半分くらいで、こんな感じです。


続く・・



■実家の床下断熱リフォームシリーズ
(1)ポリエステル系断熱材パーフェクトバリア
(2)業者探し
(3)装備・道具
(4)グラスウールはがし
(5)断熱材施工

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実家の玄関屋根

2021-10-13 | +実家・那須

実家の玄関屋根のリフォームをしたので、せっかくなので記録しておこうと思います。
今回はDIYではなくプロに依頼し、業者のチョイスややりとりも母でした。
(私は時々話を聞いてただけ・・)

チラシか何かで中規模の工務店をみつけ、そこに依頼したそうなのですが、
元請け工務店の営業?、設計士?、板金屋さん、大工さんなどなどいろいろな人が出入りし、
「なんかもー、すごい大変だった」
とのことでした。

それでは、ビフォーアフターをご紹介します。

実家の玄関屋根ビフォア

こちらがもともとの屋根。
手前側が光を通す構造で、奥の白いところも、家本体からは突き出している屋根です。
手前側、焦げ茶色の構造が2段になっていて、ここは確かトタン。でこれの下面は木材です。
光を通す構造に見えている縦部材も木材。

実家の玄関屋根ビフォア

上をみると、平らな構造。


実家の玄関屋根ビフォア

上からみると、光を通す構造のところには樹脂板が張ってあります。
この部分は、新築当初には、樹脂板はなかったかも。
子供の頃、「せっかく出っ張った屋根があるのに雨が貫通して、意味ないよなー」と思った記憶が。

家に近い側はトタンが張ってあって、雨を下に流すような構造になっています。

こんなもんかなーという構造ですが、このどこかから雨が漏れて伝って落ちていたのだそう。
で、何度かお金をかけて修理を依頼したものの、さほど長くはもたず、最近また雨漏りがしていたのでした。


実家の玄関屋根ビフォア

トタンの継ぎ目のどこか。
この写真は業者さんが撮ったものなのですが、右下側、ヒビがあるみたいですね・・。


実家の玄関屋根ビフォア

これは、手前に出っ張っている光を通す部分の右手前角。
この部分は木製で、長年の水漏れで腐食していました。
で、こんなに穴をあけたのは私。
腐食部分をとりあえず除去して、中に入った雨がなるべくすぐ落ちるようにしてみたのでした。

このとき、上から少量の水を垂らしてどこからどう漏るのか確かめてみようとしたのですが、入れた水がすぐに落ちてくるような単純な雨漏りではなく、じんわり染みこんでゆっくり伝って落ちてくるような感じで、うまく確認できませんでした。

DIYするとしたら波形ポリカを全面にかぶせるくらいでしたが、やはりそれなりに見栄えも・・・ということでプロに依頼。



で、業者さんの出してきた図面はこちら。

実家の玄関屋根ビフォア

この図面は、工事がすっかり終わってから見せてもらいました。
すっごく調子のいいトークの担当者(営業?設計士?)だったそうですが、図面はちょっとお粗末のような・・。
(サイズもいれなきゃねえ。)


施工は、板金屋さんや大工さん、いろいろな人が出入りして、(↑この図面は参考にせずに?)それなりのものを作ってくれました。

アフターはこちら。

実家の玄関屋根

こざっぱりできあがりました(図面とはちょっと違いますが)。
焦げ茶の部材が2段に見えている構造は前と似ていますが、新しいトタンですっかり囲ってあるような状態です。
周囲に白い雨樋がついています。

この写真ではよく見えないかもしれませんが、焦げ茶のトタンの上側・右角(一番目立つところ)に、折り曲げるときの不具合なのかベッコリへこみがあったそうなのです。
で、母はそれを気にして元請け担当者に伝えたけれどイマイチ反応がなかったけれど、現場責任者的な人に言ったら理解して対応してくれたのだとか。
(角に「継ぎ」をあててへこみを隠してあります)

実家の玄関屋根

上から見ると、全体を新しい屋根で覆っています(一枚ものではなく、5枚が重なっている)。

実家の玄関屋根

ちょっとアップ。
屋根らしい構造です。
全体的に勾配をつけて雨水を雨樋に流すようになっています。

実家の玄関屋根

この屋根の雨樋は、既存の雨樋と合流させて下まで。


実家の玄関屋根

下側から見るとこんな感じ。
この部分は(ぱっと見)全然屋外用素材ではないように見えますが、水は基本的にはあたらない場所だし、大丈夫なのかな。
(こう見えて屋外用素材なのかもしれないし)

もとの屋根は完全に包み込まれてしまいました。
光を透過する部分も包み込まれたので、日よけ効果は増したかも。
(玄関ドアが木製なので、日よけになる方がありがたい)

思ったよりお高い工事で、しかもいろいろな人が入れ替わり立ち替わりしてくたびれたようですが、
こざっぱり仕上がったのではないでしょうか。
(お母さん、おつかれさまでした。)


ただ、元請け工務店の担当者は、ちょっとお粗末。
口先だけはペラペラと調子いい人だったとのことですが、あの図面は手抜きよねえ。
パーツを作る人はあれを見て作っていないはずだし、
だったらパーツを作るときに使う図面を(板金屋さんに提出させるなりして)こちらに見せて欲しいものです。
(あと、廃材のひとつも置きっぱなし)


実家では、もうひとつプロジェクトが進行中(まだ見積もり段階だけど)。
こんどは、できればちょびっとDIYも混ぜて、(プロにも頼んで)もうちょい安い経費でなんとか。
終わったらまた記事にしますので、読んで下さいませ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須の階段修理と止水栓

2021-09-30 | +実家・那須

那須の家の階段は、こんな風になっています。

那須の階段修理

2013年頃かな、父がひとりでもともとあった幅が狭くて急勾配の階段を、幅広でゆるやか、手すりもついたこのスタイルに改修しました。
その後、2019年6月に、向かって右側の支える部分と、踏み板の腐食を修理しました。
(おおむね父の作業で、我々もちょっと手伝った)

弟から、夏時点の情報で、中央の支える板に問題ありとのこと。
のぞき込んで確認してみると、こんな風になっていました。

那須の階段修理

赤い矢印部分、本来はぴったりくっついていなければいけないところが、割れて隙間があいてしまっています。
踏み板は、中央では支えられておらず両端のみでつっぱっていて、フワフワとしなるような状態。


全取っ替えがいいのかもしれませんが、なるべく手早く修理したいです。
という訳で。

那須の階段修理

割れてぶらんぶらんしてしまっているパーツを、下にいろいろなものを噛ませることで引き寄せます。
で、もとの形状になってきたところで、割れているあっちとこっちを、板を使って両側からつなぎます。
丁度、デッキの修理で余った、塗装済みの短い板がありました。
それを2分割して使うことにします。

那須の階段修理

中央に見える横長の板が、ツギハギした板。
手前側と反対側、板2枚を使ってビス(コーススレッド)と釘で固定してあります。

那須の階段修理

板が5枚見えますが、両端の2枚が今回とりつけたもの。
左側は、分割した切れ目をうっかり見える側にもってきてしまいました。
今度塗らないと。

ていうか、浮いてる方が問題か?
つなぐパーツのあっちとこっちの板の厚さが異なっていて、どうしてもこちら側は隙間があいてしまったのです・・・。

ひとまずグラつきはなくなったので、先のことはまた後で考えることにします・・・。




自分でやった修理ではないのですが、面白いものを目撃したのでそのレポートも。

お隣の敷地の駐車場エリアあたりから、とくとくと水が湧き出ていました。
ダンナサマと散歩しているときにこれを見つけて、
「小川のそばだし、こういうところからも水が湧くんだね~」と言ったら
「いや、湧き水じゃないって。ありえないよそれは」
と。

駐車マット的なものをめくって確認してみると、そこには止水栓がありました。
穴からとぷとぷと清らかな水が湧いている状態。
これは大変、と水道局に連絡。
(修理は翌々日とのこと)

で、翌日には水量は更に勢いを増して!

止水栓

誰がみても気づく感じで、ぴゅーっと吹き上げています。
何かにこの水を使えないかしら???
お風呂に水をためる? 洗車しちゃう? つい考えてしまうくらいでした。

こんな状態なので、通りがかる人が皆、玄関をノックして、「水道が漏れてるみたいですよ」と教えてくれたほどでした。


翌日早朝、修理隊が到着。
面白いので見学させて頂きました。

止水栓

道具にて止水栓を止めたあと、コンクリートの周りを掘り返します。
(うちの水道はとまらなかったので、お隣用の止水栓なのかな)

止水栓

ちょっと掘ると、水道管がすぐに見えてきます。

止水栓

地表に見えているコンクリート部分は、実は単なる目印的なもので、こんな風に簡単に取り外すことができます。

止水栓

露出した水道管からは、放射状に水が勢いよく噴き出しているのが見えました。
(矢印の先、白く見えるのが水流)


このあと出かけてしまったので修理の様子は、見逃してしまいましたが、帰ってきたときにはすっかり埋め戻されて終わっていました。

幸い、うちやお隣の水道料金には関わらないとのことでした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須の草刈り

2021-06-30 | +実家・那須

6月19-20日と、那須に行ってきました。
目的としては、道中の真岡市の和菓子屋さんの和菓子を買うこと、水道の開栓(冬、水抜きしてあった)、プロパンガスの法定定期点検、そして草刈り。

往路で和菓子は無事ゲット。
水道栓もあけ、水漏れもない模様です。
ガスの点検にも来てもらいました。
でも、19日は一日中雨・・・。
草刈りは全く手がつきません。

仕方がないので、ふたりしてのんびり・・・。


「翌日も雨だといいなあ」とダンナサマは思っていたと思うのですが、あいにくと朝からすっかり止んでしまいました。
カーテンが遮光のせいで、二人ともえらいこと寝坊してしまいましたが、遅まきながら作業スタート。

私は手刈り隊、ダンナサマは刈り払い機隊。
私は早速作業開始ですが、ダンナサマはまずはマニュアルを読むところからです。

ダンナサマはマニュアルをしっかり読み、それに従うタイプ。
私は、ちょろっと読んで、とりあえず実物をいじってやってみるタイプ。
こういう危険な機械はダンナサマタイプの方がいいとは思いますが、それでも、実働が始まったのが11時頃!
私がもう汗びっしょりになって、一休みしようか、という時でした。
後からよく考えたら、前日の雨のタイミングで、ダンナサマにマニュアルを渡しておけばよかったんだなーー。私の作戦ミスでした・・・。


ふたりしてしゃかりきで頑張って、夕方前には結構成果が目に見えてきました。
ビフォア・アフター写真でご紹介しますね。

■正面、道路から見たようす

那須草刈り
那須草刈り

ちょっとカメラの位置が違いますが、通路のふぁさふぁさ感がなくなっています。


■道路側からななめ方向

那須草刈り
那須草刈り

地肌がくっきり見えてきましたよね!
アフター写真の手前は、刈った草の山。


■家のポーチから道路を見る方向

那須草刈り
那須草刈り

ふぁっさふぁさの緑色が茶色になりました。
手前側に生えていたイネ科的なものは、芝の一種。以前父が種をばらまいたものが拡張してきています。
で、この植物は、短く刈れば芝だと思うのだけれど、伸びっぱなし状態だと、ツヤサラロングヘアみたいな感じで、地面の上をのた打っています。
地面にくったり倒れている長い植物を、刈り払い機で刈るのはとっても大変!
さらさらロングヘアを、頭頂部から安全カミソリで刈るような雰囲気。
めっちゃ刈りにくいです。
熊手で掻き上げて根本あたりを刈りはらったり、などいろいろ工夫しました。

たまたまご挨拶できたお向かいの方が芝刈り機を持っているらしいので、今度借りたいな・・・。



■家のポーチからななめ方向

那須草刈り
那須草刈り

手前がロングヘア芝、奥がフキ、右が背の高いヨモギ(だったかな?)だったのが、全体に刈り上げられて茶色になりました。
ユリは、1本だけダンナサマが切断してしまいましたが、あとは残しておきました。
(でもなんか、昔より減った気がする・・・)


業務連絡:お父さんへ
草刈、こんな感じでよろしいでしょうか。
お向かいは、前の方が売ったようで、埼玉のほうの方が買われたようですよ。



●おまけ

紅谷三宅の練り切り

目的のひとつ、真岡市の和菓子屋さん「紅谷三宅」の練り切り。
これは、「白クマ」だそうです。普通の、季節の花などの形状のものもあります。
可愛いいだけでなく、とっても美味しいので、これを買うためにわざわざ出かけたくなるほどです。
(ちょっと値上がりしたかもだけど)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那須のデッキ修繕

2020-12-11 | +実家・那須

那須のウッドデッキが、部分的に腐食してきました。
木製だし、よく雨のあたる位置だとやはり避けられないですよね。
誰かが踏み抜いてしまう前に、修理することにしました。

那須デッキ修理

もともとはかなり長~い部材(2×6材)なのですが、腐食のひどいところだけ、切り取るようにして取り外しました。

那須デッキ修理

このあたりも一か所。
長さを測って帰りました。

那須デッキ修理

出来る作業はなるべく家で。
防腐加工のしてある材木を買って、ホームセンターにて切ってもらいました。
(自分でも切れないこともないですが、各段に楽だし、何より正確なので・・)

で、その板を塗装。3回塗りました。この作業は9月下旬。
一回目は分かりやすいのですが、2回目以降、どの面を塗ったのか分からなくなりがち。
何かいい方法はないものか・・。

那須デッキ修理

で、先日、水道の水抜きに行ったときに、工事。
だいぶ穴が埋まってきたでしょ?

マイタケのために何度も通うから、その時に工事が進むなーという予定だったのですが、なんと、秋に通ったときは、ほぼ毎回雨。
12月になってようやく工事が進みましたが、まだ完成ではないです。
よくチェックしてみたら、腐食がひどくて、追加で剥がした部分があったのでした。
ここのパーツはまた今度。
1803mmの板がもう一枚必要。

那須デッキ修理

支え部材がないところは既存の梁に1枚短い板を固定し、それで支えるようにしました。
それの固定はビス(垂直面に釘を打つのは、やってみたけれど難しかった・・・)

デッキの板の固定は、また交換する可能性もあるし、次に剥がすときに剥がしやすいように、釘でがんばってみました。
まず4か所ビスでネジ止めし、一か所ずつ外しては釘打ち。
ビス穴が下穴にもなったし、垂直方向の釘打ちなので、なんとか打てました。
釘を打つときって、どうやら力いっぱいトンカチをふるってはダメみたいですね。
特に最初。トンカチの重さだけを利用して軽ーく打っていかないと、釘が曲がってしまいます。

那須デッキ修理

手すりに近いこちらのデッキは、綺麗になおりました。

那須デッキ修理

手すりの下部パーツも交換します。
板を途中で継ぐ必要があり、こんな風に加工してみました。
この部分は、削ったところに塗装してきたので、次に行ったときに固定します。


デッキは、家本体の構造とは関係ないので割と気楽。
家の本体側にも、ちょっと傷んだところがあります。
そこもなんとか直してみたいものですが、家の外壁を(浅い部分とはいえ)いじるのは緊張してしまいます。



業務連絡:
お父さんとお母さんへ
またそのうち一緒に那須にどうですか。
オーナーがいないところで外壁を削るのは、ちょっとドキドキなので。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする