採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

船舶灯修理

2020-10-19 | +実家・那須

那須の家で、バールはないかしら、と階段下収納エリアをあさっていたら、照明器具を発見しました。
父の古いお友達から頂いたという、船舶用照明です。
(マリンランプ、アンカーランプ、シップランタンなどとも)

電線をつける必要があり、作業しないまま、ずっとおいてあったもの。
(父によると「やれば出来るけど、どこに使うか思い当たらなかったし」とのこと)
でも、那須の家は、(欧米風で)やや薄暗いので、照明器具が増やせるならば増やしたいところ。

持って帰って直してみることにしました。


こちらがその船舶灯。

ship-lamp
ship-lamp

これ、ずっしりした金属製で、ものすごく重たいです。

ship-lamp

銘板がついていました。何とか読み取ってみると、次の通り。

停泊灯
NLAX1-3F M 40 -15  NDSXXF 8405C
運輸省種別 甲種白燈第2種
形式 防水型A  電球 KN115-40
HI  2A   7.2 kg
製造番号 110   1965年8月製
日本船燈株式会社 

おー、7.2kgか! どうりで重たい訳です。
製造は、1965年製。骨董品というほどでもないかもしれませんが、55年も前のものです。
日本船燈という会社は、(海のない!)埼玉県の企業。
まだ存在していて、一般向けにはニッセンブランドの石油ストーブを販売しています。
(船舶用オイルランプの技術が生かされているのでしょうか)


とりあえず、掃除をしてみます。
激落ちスポンジと濡れ雑巾などで、地道に拭いてみたところ・・・

ship-lamp
ship-lamp

わーお、なんか、白くて綺麗になりました。

拭いていると、かなりしっかり、海の匂いがしてきます。特に内側。
ほんとに船舶で使われていたんですね~。


次は電気工事。
現状は、何の電線もついていない状態。

ship-lamp

手掛かりは、これ。
私にはさっぱりなのですが、ダンナサマが、「なんだ、簡単だよ」と。
それならば、ということで、電気関係は、ダンナサマにお願いしてしまうことにしました。
ダンナサマ、頼りになるにゃあ☆


ship-lamp

買い物から作業から、全部ダンナサマにお任せ。
ダンナサマがひとりでホームセンターに行くなんて、珍しいことですよ。
私は、滅多に電設コーナーには行かないので、何と何を買ってきて組み合わせたのかすら、さっぱり。

ship-lamp

コンセントを抜き差しすればオンオフできるとはいえ、電灯にはやはりスイッチが必要。
ケーブルの中ほどを切断して、このスイッチをつけてくれました。

ship-lamp

電球も、60W相当のLEDのこちらを買ってきてくれました。


ship-lamp

完成!  スイッチオン!

ship-lamp
ship-lamp

ぺかー☆
おー、明るい~。
電灯は、やっぱ光るといいものですね~。

あかりをつけてみて分かったのですが、さすが船舶灯、分厚いガラスがレンズのようになっていて、灯台みたいに、幅の狭い光線が真横に伸びて、遠くまで届くようになっています。
直接ガラスの中央部が目に入ると眩しく感じるほどなので、目線よりだいぶ低め、もしくはだいぶ高めに設置するとよさそうです。


ship-lamp

底の、塗装が剥がれているところを見てみると、この重たい金属は、真鍮のようです。
(試しに磁石をくっつけてみると、くっつきませんでした)
で、錆止めのオレンジ色の塗料が塗ってあって、オリジナルの明るい白の塗料、そしてその上から乳白色でぽってり再塗装してあります。

ということは、塗装を全部剥がすと、ぴかぴかゴールドの真鍮が出てくるのかしら????

金ぴかにしたら、豪華かも~、と私は思って、塗装剥がしの方法も妄想しはじめてしまいました。
薬品がいいか、そうでなければ(サンドブラストよりも粒子が細かい)ウォーターブラストという手もあるようで・・・。

でもダンナサマは、「いや、この古い塗装のままの方が、味があっていいんじゃない?」と。
うーん、まあそうかな・・・。
(「真鍮 研磨」 で検索したサイトの研磨手順の2番目くらいに、「その真鍮製品は本当に磨く必要がありますか」と書いてありました・・・。(一番目は、「その製品は本当に真鍮ですか?」)
不用意に磨くと価値を減じてしまうことがあるとのこと。そうだよなー、うん・・・)


ship-lamp

フタを密閉するためのネジがついていたのですが、これが、4本中1本しかありませんでした。
このネジだけでも、3本、ぴかぴかの真鍮で新調してみようかしらん(ネジをオーダーで作ってくれるところがあるそうなのです)。

ガラスをもうちょい磨いて、あとネジが買えるようなら買って、那須にまた持っていく予定。



業務連絡:お父さんへ
頂きもののランプ、つくようになりましたよ。
で、金ぴかにしてみたくはないかな?

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実家の壁塗装

2020-05-22 | +実家・那須

だいぶ前、コロナの緊急事態宣言などは出る前、実家の壁の塗装をやってきました。
鳥取の洗面所リフォームは終わってはいないものの一段落した頃のことでした。

壁の塗装で一番大変なのは、置いてあるものをどけること。
住んでいる家で、壁際のものをどけるというのは容易なことではありません。
塗装するのはリビング・ダイニングなのですが、そのうち半分、ダイニング側だけやることにしました。

壁にかかっている飾りをどけたり、壁を拭いたりなどは母がコツコツ進めていてくれました。
大きなテーブルはそのまま残し、ペンキよけにシートをかぶせます。
それ以外の家具はリビング側に移動。
いったんリビングがごちゃごちゃになります。

ペンキを塗る場所と水場(洗面所やトイレ)の間の通路となる場所には、あらかじめ段ボールを敷いておくのがいいです。
靴下経由でペンキがあちこちにつかないように。

写真は、母の希望によりごちゃごちゃエリアはなくて、差し支えないエリアのみ。
ちょっと面白くないですがご容赦を。

実家の壁塗装

養生が終わったところ。
今回は、洗面所のときは忘れていたコーキング剤を買ってきて、マスキングテープの上からなぞるように塗って、境目がくっきりするようにしました。
朝から片付けなどの作業を開始してマスキングが終わった写真の段階で、10時半。

塗装は養生が半分、と言ったりします。
一番面倒な作業と言うひともいますが、幸い私は養生は割と苦にならないです。
子供の頃、塗り絵で、広い面積を塗る前に、輪郭線に沿って細い幅で塗っておくのも好きでした。

壁紙は、1983年頃のこの家購入時には布タイプが張ってありました。
その後、壁に関しては1回(2回?)貼り替えたことがあり、今は通常の紙タイプのものが貼ってあります。
天井は家の購入時のままの布壁紙。
土台がベニヤのため、木のヤニも染みてきて、黄色く変色しています。

今回は、これらの上から天井も壁も、同じ色で塗ります。
塗料は数年前の鳥取で使って、実家の洗面所も塗ってまだ余っている、ベンジャミン・ムーアのSeashell。
今回はさすがに余り分では足りないので、1缶追加で購入しました。


実家の壁塗装

エアコンも養生。
エアコン付け替えの際にサイズがかわったようで、壁紙が貼られていない場所があります。
ここはこのまま塗ってしまいます。
同じ色になれば目立たなくなるはず。


実家の壁塗装

養生がむずかしかったのが、このカーテンボックス。
ボックスの奥は塗りたいので、養生のビニールがあまりたるまないようにしました。


実家の壁塗装

これで、1回塗りの後かな。13時18分。
塗ってみた感じでは、洗面所よりシンプルな平面が多くて塗りやすいです。
洗面所は、狭くて入り組んだ場所が多く、きもちよくじゃんじゃん塗れる平面は少なめでした。

実家の壁塗装

これも1回塗りのあと、13時18分。
天井の黄色さはなかなか隠れません。

照明器具を外した方が塗るのには便利なのですが、この日、天気もいまひとつだったので明るさが足りず、電気は残しておきました。
特に白い壁に白いペンキを塗る場合、しっかり明るい方がどこまで塗ったか見やすいです。

刷毛やローラー、2セットあったので、母と手分けして塗りました。

実家の壁塗装

似たような写真ですみません。これも1回塗りのあと。
出窓のトースターやパン焼き器は置いたまま養生してしまって問題ありませんでした。

壁際には養生ビニールの上から新聞紙を敷いておきましたが、新聞紙だとずれ動いてしまったりするので、丈夫な段ボールをガムテで固定するともっとよかったです。

実家の壁塗装

14時48分。多分これは2回塗りが終わったところ。
ブラインドを開ければ明るくなると気づいて、開けてあります。
(1回塗りのときは、古い壁紙と新しい塗装で明らかに色が違うのでどこまで塗ったかよく分かるのですが、1回塗りと2回塗りのときは色の差も微妙で、明るさが本当に重要。)
壁は2回塗りで綺麗になりましたが、天井がまだムラ感が・・。
なので天井だけ3回塗りました。

布壁紙なので、ペンキの吸い込みも激しく、塗料を沢山使いました。
こういう場合、本来はプライマー(下塗り剤)を塗るのでしょうが、ローラーを使い分けたりするのも面倒なので、贅沢に、本塗り用ペンキをたっぷり使いました。

実家の壁塗装

リビングとダイニングの境目。
壁に関しては、角を境目にして塗り分けましたが、天井はそうも行かずまあこんな感じで適当に・・。


実家の壁塗装

塗り上がって、養生もとりましたよ!!
養生をとるのは、とっても楽しいです。
工事現場っぽい様子から、一気に部屋に戻る感じです。

一番上の写真とほぼ同じアングルです。
見比べてみると、天井がだいぶ白っぽくなった気がします。
壁は、写真ではそれほど、ですが、実物はだいぶ白くなっています。


実家の壁塗装

エアコンまわりやカーテンボックス部分も、綺麗に塗り上がりました。


実家の壁塗装

何故かわかりませんが、天井と壁の境目が、ちょっとくぼんでいる構造です。
(板がある場合は廻り縁とかいいますが、くぼみの場合はなんと呼ぶのでしょうか)
なのでくぼみ部分は刷毛で塗り、ほかはローラーで塗りました。
くぼみがない家(鳥取とか)だともっと簡単です。

部屋もそこそこ明るくなり、古いペンキもようやく使い終わり、めでたいです。



●おまけ
父の誕生日が近かったので、スポンジを焼いて持って行って、夜ケーキを作りました。(食べたのは翌日)
81歳、だったかな。
ロウソク用意しておけばよかったかな。

実家の壁塗装

いちごの丸いケーキ。

実家の壁塗装

縦縞タイプです☆
こうすると、スポンジは薄めでクリームが沢山なので、しっとり柔らか、イチゴ感もたっぷりのケーキになります。

業務連絡:
お父さんへ
体調いまいちだし、病院には行かなきゃいけない割には、コロナでお出かけはしにくくて大変ですが、何か面白いことをみつけて楽しんで下さいね。
今度は地元企業応援のためにも、坂を下ったところのケーキ屋さんに行ってみましょうか。

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実家の洗面水栓交換

2020-03-02 | +実家・那須

実家の洗面所の水栓の調子が悪いようなので、2/23、交換に行ってきました。


お正月には不調を私も認識していました。
お湯の方の栓が、パッキンがダメになっているのか、渾身の力を込めて締めないとぽたぽたと漏るような状態。
(締める際の摩擦力をあげるため、輪ゴムが巻いてあります。)

実家の洗面水栓交換

そうだよねえ。古いものねえ。
1983年頃に新築の建売住宅だったときからついている水栓です。
そろそろ寿命ですよね。

パッキンを替えればあるいは?
一瞬思いましたが、やはり全部交換した方がいいでしょう。

この古い型番ってわかるのかしら、と思いましたが、検索してみると、
TOTOの型番検索データベースがありました。
TOTO水栓金具品番特定システム見つかるちゃん

2ハンドルで透明な円筒形の止水栓、というのが11件。
その中に、ありましたよ!
これ、似てる! 
実家の洗面水栓交換

この写真はTGL300S。
微妙なサイズ違いで、 TGL300 型・TGL500 型・TGL600 型とあるようです(類似品リスト)。
一般地用で製造年が一番古めのTGL600ALでも、製造年は1989-2000。あれ、1983年にはまだ作られてない?
製造年が「~1990」というのが、もっと古いやつかな。
とすると、TGL300MAA、TGL500MAA、TGL600MAAあたりでしょうか。
データベースに載っていないものの可能性も・・?

でもまあ、厳密に分からなくても大丈夫。
後継機種が分かればいいです。
(排水栓の開閉機構のパーツの都合で、同メーカーのものに付け替える必要があります)

後継の機種はこちら。TOTO TLHG31AEFR
ほかにも、先端が引き出せるタイプがありましたが、普通のものでいいとのこと。

実家の洗面水栓交換
シンプルなタイプですが、楽天だと1万円以上します(定価は3万円越え)。
メルカリで探して、ちょっと古いTLHG31Aを7000円でゲットしました。
あと、ネジを締めるための専用工具や、穴をふさぐパーツも手配。
年明けに資材をそろえておきました。


さて工事。
実家の洗面水栓交換

洗面台下はこんな感じ。
止水栓を閉じて、あちこち外しにかかります。
この小さなスペースに頭を突っ込んで、仰向けに寝転ぶ姿勢で作業します。なので背中の下に座布団を敷くと快適。

長年の間に固着して外せないのではないかと心配でしたが、クレ556を吹き付け、スパナで手あたり回してみて、思ったよりスムースに取り外すことができました。
(一度、顔に少量の水を浴びましたが・・)


外したパーツ。

実家の洗面水栓交換
ふうむ、こうなっていたのですね。


水栓のノズル部分は、だいぶ汚れてはいますが、ものすごくずっしりと重たい金属なので、磨けば使えそう。
ハンドル部の透明な樹脂も、古臭いを通り越してレトロ可愛いような気もします。
でも、パッキンやらそういうパーツが古くて、交換しどきだったかなあと思いました。
実家の洗面水栓交換
長年おつかれさまでした。


さて、新しい水栓を真ん中の穴に差し込んでみました。
実家の洗面水栓交換
うお、問題発生!
真ん中あたりに見えている細い金属のパイプが水栓側の給水管なのですが、接続箇所よりも長すぎます!


ここの洗面台は、高さ70cm。
今時の洗面台は高さ85cmくらいあるので、かなり低いです。
なので現代の水栓は長すぎるみたい・・・。


さてどうしたものか。
給水管を切るか? と考えましたが、ちょっと気持ちを落ち着けるため、お茶などのみつつ検索タイム。


ひとしきり検索したら、分かりやすい、いいサイトをみつけました。
ほかにこの手の情報がある場所は見つからなかったので、画像をお借りして掲載しておきます。
実家の洗面水栓交換
「フレキシブル管」を継ぎ足して、ぐる~りと回すようにするのだそうです。
よし、ホームセンターへGO!

このとき、つなぐ相手などの実物を持っていくのがコツ。
ネジのサイズなど、実物を見ながらチェックできます。

で、買ってきたのがこちら。
実家の洗面水栓交換
ベンリーフレキという柔らかいホース状のもの(500mm)と、接続金具。
接続金具は、いろいろなネジ径のものが売っていて、現物を持って行ってほんとによかった。


それを使って、ぐねりん、とカーブさせてつないだ状態がこちら。
実家の洗面水栓交換
にょろっとしてます。
フレキ管がもうちょっと長いとよかったのですが、500mmのものしかなかったのでこうなりました。
(金属管製ならもっと長いのもあったけれど、柔らかいタイプはこれだけ。父がこちらを希望したので)

実家の洗面水栓交換
接続部はなるべくまっすぐ、カーブはなるべくゆるやかに、というルールだそうですが、こんな感じで大丈夫かな?
(お手本の絵だと、給水管はまっすぐのままですが、そうもいかずに曲げてしまいました・・・)


実家の洗面水栓交換
左右のハンドル部分がとりつけられていた場所には、ぽっかり穴があいています。
そこにはこういう構造の穴ふさぎパーツをつけます。


実家の洗面水栓交換
ちょっと大きすぎたかな?
今回はネットで、工具と一緒に買いましたが、もし交換したければホームセンターで取り寄せることもできるのではないかな。
(ネットで買うとパーツ代と同じくらい送料が・・)

実家の洗面水栓交換
穴ふさぎパーツもとりつけて、施工完了!


実家の洗面水栓交換
新しいものと古いものを比べると、新しい方はやや大きくなって、以前より出っ張っていることが分かります。
ここの洗面ボウルは小さめなので、出っ張りがやや気になります。


実家の洗面水栓交換
という訳で、母としては、水栓を中央でなく、やや左に寄せたらどうかな?と。
こうすると、顔を洗うとき、右側で洗えばスペースが広めです。
ポアロならば左右非対称は許せないでしょうが、まあ、使う人が使いやすいようにしてもらえれば。

私としては穴ふさぎパーツが大きすぎた気がするけど、母はさほど気にならないとのことでした。

排水栓の開閉に関しては、棒などは再利用。
(口では説明できない機構で、説明書を読んでもよく分からずうまくとりつけできるか不安でしたが、実物を見るとなんとなくわかりました)
水栓の形状やとりつけ角度も変わったし、長年の間に棒もやや変形してまっすぐでなくなっているのか、動作はするものの、これまでよりやや固めになってしまいました。
しょっちゅう使う訳でもないので、ひとまずこのまま使ってもらうことに。

母の希望は、水流がアワアワぽくなるような水はねしにくい泡沫水栓だといいなあ、ということでしたが、この機種は、それほど泡沫になる訳でもないかも?
とはいえ、これまでは、水を使うとき、必ずハンドルのそばが水浸しになったけれど、1ハンドルのこのタイプだと水がほとんど洗面台に垂れないとのことで、割と好評です。


給水管の接続の締め付けは、いちおうぎゅっと締めたつもりでしたが、洗面器とタッパーを下において、一晩チェックしておきました。
そうしたら、お湯の側に水が溜まってた!
翌朝は私がまだいたので再度締め直し、もう一晩チェックしてみてもらいました。
今度は大丈夫だったとのこと。


さて、ここで練習したことなので、いずれは自宅の洗面水栓も。
(シャンプー水栓なのですが、シャワーの穴が詰まっていて、だいぶ劣化しているのです)



■参考情報
洗面水栓交換
基礎的な情報があります。

洗面水栓交換
こちらも基礎的な情報があり参考になります。

うちのとほぼ同じ水栓のTGL300交換
水道屋さんのブログ。若い職人さんなのか、この形、見たことがなかったそうです。

2ハンドル混合水栓のパーツ交換による修理

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実家の洗面所、壁塗装

2020-01-15 | +実家・那須

鳥取の壁塗装に使った白のペンキが、大きな缶ひとつ、まるまる残っていました。
塗料の必要量、面積から計算して買ったのですが、広い範囲を一気に塗ったためか、ずいぶん少なくて済んだのでした。
(塗料は、刷毛やローラー、容器に付着する分がかなりあるので、同じ面積でも、何度かに分けるほど消費が多くなるし、一度で塗ってしまえば節約できる気がします)

余っているペンキがずっと気になっていました。
放っておくと固くなってしまいますよね。そこそこ高価な塗料(ベンジャミン・ムーア)なので、それは勿体ない・・。
大型連休に自宅のどこかを塗ろうかと思ったりもしましたが、ものをどけたりするのが億劫でそのまま・・。
塗装って、機能に影響しないから、モチベーションが上がりにくいんですよね・・。

で、自宅は棚上げして、ずいぶん前から折に触れ、実家に声をかけてあったのでした。
毎回、返事らしい返事もないままでしたが、このお正月、母が、
「洗面所がずいぶん黄ばんでるわよね」
と。
「塗ってもいいかなー」
という意向。
これはいいこと聞いた。
気が変わらないうちにと早速アポをとり、1週間後の1/10-12にかけて、ペンキ塗りに行ってきました。

壁のものを外したり、拭き掃除をしたりは母が作業してくれていました。
一番大変なところは済んでいて、楽しい作業から開始です。

1月10日、朝からスーツケースに塗料と道具を詰めて運び、ついたところで昼食(ちらし寿司)、午後から作業開始しました。 


白っぽい壁の撮影なのできわめて分かりにくいのですが、一応記録写真を載せておきます。

洗面所壁塗装

1/10 13:35頃 塗装前の状態。
結構白っぽく見えますが、全体に黄ばんでおり、ところどころ、薄いグレーがかっていたりします。
壁にさげていた棚の痕跡が見えます。
 

洗面所壁塗装

14:40頃。1時間ほどかけて、養生が終わりました。
マスキングテープを貼り、その上からぴろぴろしたビニールのついたマスカーを。
「こんなに丁寧にやるんだっけ」と母が言っていましたが、やっておいた方があとあと楽です。
(母も一緒にベンジャミンムーアの塗装教室に行ったはずですが、私と覚えているポイントが違いました)

マスキングが終わったところで塗装開始☆ と思ったところ、母に「コーキングは?」と聞かれて、今回コーキング材を持ってきていないことに気づきました。
コーキングという作業自体、忘れてた・・・。だめじゃん・・。
仕方ないので、コーキングはなしで塗ります。何とかなるはず。


ペンキの缶をあけてみると、かなり沈殿していることが分かりました。
あと、かなり濃くなっている気がしたので、適宜水で薄め、撹拌用具でよく練り混ぜます。
(このタイミングで塗装して本当によかったです。もっと置いておいたら固まってたかも)
塗料を買ったばかりのときは、缶を振るだけで均一になり撹拌用具の必要性を感じなかったのですが、今回は、買っておいてよかったと思いました。

塗った瞬間、「おわ、白い!」という感動があったのですが、その時は手もペンキがついてるし、写真を撮りそびれました・・。無念・・・。

塗料がやや濃いめのせいか、壁紙が(古くて風化してて?)多孔質で、しかも凹凸が深いからか、塗料がたっぷり必要な感じでした。
薄べったい刷毛ではすぐにかすれてしまうので、ぽってり厚みのある刷毛が役立ちました。
(鳥取の時は薄い刷毛が使いやすいと思ったのだけれど)

今回は天井も同じ色で塗りました。
通常の壁と天井の境目は単に90度に平面が接しているだけなのですが、ここは、天井側のヘリに小さなくぼみが。
この窪みがなければローラーで角も塗れるのですが、窪みを塗るためには刷毛が必要でした。

狭い洗面所ですが、母と手分けして塗っていきました。
 

洗面所壁塗装

さて、17:18。1回塗りが終わったところです。
肉眼ではすごく色が変わった印象があるのですが、写真だとわかりにくいです・・。
このあと、手で触れてもペンキがつかないくらいまで乾かします。
たっぷりの塗料を使ったせいかなかなか乾かず、結局、温風ヒーターなどもかけつつ、夕食後まで乾かしました。
 

洗面所壁塗装

夕食後、母がお皿を洗ったりしてくれている間、今度はひとりで塗装。
一度目と違って、白on白で、どこまで塗ったかわかりにくくなっているので、1人でやった方が混乱がないです。
この写真は21:40で、2度塗りが終わってしばらくしたところだったかな。

一度塗りの後では不均一な色合いだったものが、完全に均一な色になりました。
部屋がまばゆく明るく感じるほどの白さ!

またしばらく乾かして、今度は半乾き状態で養生を外します。

 

洗面所壁塗装

22:15。養生を外したところ。
黄ばみや色むらは全くなくなりました!

 

洗面所壁塗装

22:15。
このあたりの棚の痕跡も、見えなくなりました。
鏡の左右と上に細~いスキマがあるのですが、ここも養生して塗ってあります。
 

洗面所壁塗装

22:15。
コーキング材でマスキングテープを補助しなかったので、ちょっと塗料がにじんだところも・・・。
戸枠が木製でしかも古いものなので、表面が平滑でなかったのですね。
これくらいはほとんど気にならないと思うんだけど・・・。


一晩よく乾かして、翌日はタオル掛けなどの再とりつけ。
これが意外と手間取りました。
ネジ穴がガバガバで、また同じところにねじ止めすればいい訳ではないのでした。
穴を補修できる「どこでも下地」というもの、自宅にはあったのですが、ネジ穴問題のことを知らず、持ってきていませんでした・・・。

あれをずらせばこっちも、という調整が必要。
そして、せっかくきれいになったので、置くものも再検討しようか、ということになりました。

もとは、
・つくりつけの棚がひとつ
・壁にとりつける棚2つ
・カウンターに置くカゴが2つ(父用、母用各ひとつ)
ありましたが、つくりつけの棚の中身を見直して、「誰のものでもない謎のもの」は撤去。
ミニタオルの置き場所をちょっと変えたりして、
・つくりつけの棚がひとつ
・壁にとりつける棚2つ

になりました。
カウンター置きのカゴが2つもなくなったことで、結構すっきり。
父のものは、これまでカゴに入っていましたが、つくりつけの棚2段におさまるようになりました。
 

洗面所壁塗装

1/11、14:15。
洗面台の左側。
白いスチール製の棚は再び取り付けました。
メッシュ状で軽い感じの棚です。
ティッシュは今回、この棚の下部にむすびつけることになりました。
 

洗面所壁塗装

14:15。
洗面台右側。タオルかけは、下が父用、上が母用。

この木製棚は母が以前作ったもの。壁と同じ塗料で白く塗ると、雰囲気が変わりそうです。
重たいものを置く訳ではないので、手前の柱を撤去するという手もありそうです。
白い紐は、今回仮につけたこぼれ止め。柱がなくなったら、そのあたりも調整しないと・・・。
この棚は、ひとまず仮置きで、使い勝手によってはこちらをやめてカウンターに置いていたカゴを復活させるかも、とのことでした。

そうだ、下段のタオル掛けをもっと短いものに交換して、この棚をもっと下げたら使いやすくなるかな・・・。
(建築当初からのタオル掛けで、留めてあるのがマイナスネジなんですよ!レトロ!)

この洗面所は、水栓がとっても古いタイプ(建築当初からずっと、だから35年くらい?)。
で、お湯の栓がやや漏るような状態です。今度はここも交換したいものです。
検索すると、水栓の交換は結構やっている人が多くて、真似して出来るんじゃないかと思うんですよね・・・。
外すことさえできれば・・・。


塗装は機能には関係ないと思っていましたが、
「折角塗ってきれいになったのだから」
と、置いてあるものを再検討する機会になり、結果、使い勝手にも影響することが分かりました。

父も、寝ている部屋(もとは私の部屋だったところ)を塗装しようかな、とやや乗り気になってきました。


やっぱ自分ちもどこか塗装してみるかなー。ん~~~。

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那須のソファのルンバ対応

2019-09-25 | +実家・那須

9/13-16と那須に行ったとき、きのこも全然出ていないので、家具のルンバ対応をしました。

ログハウスを購入後、父が大工仕事に燃えてほぼ全ての家具を作っていったのですが、そのうちソファ(2台)の高さがやや低いのです。 
ルンバ君がおそうじの際、行きはよいよい、で、下にもぐり込むことは出来るのですが、奥で何かにひっかかってしまい、戻って来られない状態。
ほんの1㎝でもいいので高くすると、無事にルンバが通行できるはず。


那須のソファ

ベンチソファはこんな感じです。これが2台あります。
座面の下が収納になっていて、とてもよく練られた椅子なのです。

 

那須のソファ

高さ追加後はこんな感じ。
こちらは前足。
板厚は18mmくらいかな。こんなに厚くなくてもいいのですが、小さな木切れがこれしかなかったので。

 

那須のソファ

こちらは後ろ足。



 

那須のソファ

とりつけ方法はこんな感じ(こちらは後ろ足)。
ボンドはなしで、木ネジで止めました。ネジの頭が出ないように、大きな穴をあけてくぼませてあります。
このあとここにフェルトをはりつけました。


 


念入りに設計して、絶妙な高さに作ってあったソファなので、2cm高くなると、
「おっ、ちょっと高いかな?」
という気もします。
父に聞いてみたら「問題ない」とは言っていましたが。
しばらく使ってみて問題があるようならば、1cm厚程度の部材に変更してもいいかも。
その場合は、固定はビスではなくて、両面テープでもいいかもなー。


=============


追記
2階にふとん類を置くための木製カートがありました(勿論これも父作)。
こちらも、わずかに高さが低く、下にルンバが入れない状況でした。

那須のふとん用カート

で、我々がいない間に、父がこんな風に改修。
それぞれの脚の下に、小さな木片をとりつけてあります。
小さな木片を作るのって結構大変です。
これを8個、80歳の父ですが、庭の草刈の合間にがんばったようです。

これで掃除機かけは、1階も2階も、ルンバ君に全てお任せできるようになりました。
ホームベースはいまのところ1個だけなので、もうひとつ持って行って、1階用と2階用、それぞれ用意しておきたいと思います。

 

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那須の階段修理

2019-06-12 | +実家・那須

 5/24-25、6/8-9と、ダンナサマと一緒に那須に行って、階段の修理を手伝ってきました。

修理前はこんな感じ。

那須の階段

特に下から2段目がひび割れているのがよく分かります。

もともとここには、もっと幅が狭くて蹴込みも浅い、急な階段がついていたのです。
それを、何年も前、父がひとりで改造。
幅広(踏板の幅210cm!)で、ゆるやかな傾斜、そして手すりのあるこの階段をつくりました。
階段改修後は、「すごく使いやすくなったね!」と感動していました。

今思うと、あのとき改修しておいて本当によかったと思います(やったのは父だけど)。
急こう配で手すりもなかったら、今の父(80歳)にはだいぶ危険です。

 

那須の階段

この下から2段目だけでなく、段を支える板全体(いま見えている右側)が、腐食が進んで、そこに蟻が巣を作っていました。
白アリ?と心配しましたが、普通のアリでした。
腐食部分を土と判断して、そこに巣作りをしてしまった模様。

 


1回目に行ったときは、主に解体。
全体をバラすことなく、右側の支え板だけを取り外したいのですが、いったいどうやって???
やってみるまでは想像もつきませんでしたが、見えているビスや釘を少しずつ外していくと、なんとなく解体できます。
幸い、固定に使ってあったのは大半が釘だったため、バールを使うと外すのが楽です。
ビスの場合は、電動ドライバーをじっくり回すようにして、なんとか取り外しました。

階段を解体してしまうと、出入りはどうやって?というのも不安でしたが、左右だけでなく中央でも支えているので、右側の支えをとってしまっても、(下からみて)左側半分だけ使うことができました。

腐食しており要交換のパーツは、2m10cmくらい×2枚。
そのパーツを見本として車に積み、ホームセンターへ。
近所の店は、材木の品ぞろえは少な目なので、ちょっと離れた大型店まで行きます。
4メートルの板を買って、持って行ったパーツをあてて、型どり。
(パーツの長さは実は2m10cmくらいなのだけれど、端部が斜めになっており、それを対称に配置して4mの板から2つとれました)
店の工作室を借りてカットして持って帰ってきました。

2枚のうち1枚は、階段を支えるために段々にカットする必要があります。
なので、もともとのパーツを計測して、同じ感じに線をひきました。
(型紙のようにあてるには、腐食がすすみすぎていた)
ここで一旦終了。(このときは、写真全然撮れませんでした・・)
また次回ここから、と思っていましたが、父がだいぶ作業を進めていて、板のカット、塗装、そして組み立てまでやってくれていました。
踏板用の板の買い物も。

2回目は、比較的細かい作業。
・2段目の踏板づくり(カット、塗装)
・その他腐食した細い板のカット、塗装
・中央の支え部分に補強用の板を追加(カット、塗装、ビスで固定)
・全体の組み立て
・手すりの再固定

ごく細かい簡単な作業ばかりに思えますが、結構手間と時間がかかりました。
で、作業中は写真を撮っている余裕なし・・。 

完成写真のみですが・・。

那須の階段

ひとまずしっかりした階段が出来上がりました。
見た目はほとんど変化ありませんが、向かって右側の、階段を支える斜めのパーツは全部交換してあります。
 

那須の階段

階段の2段目の踏板は、2x4材と2x6材の組み合わせになりました。

 

那須の階段

2段目、アップ。
手前が2x6材で、奥が2x4材。ややスカスカな気もしますが、2x4材があったのでこれを利用。
いずれ2x6材を2つ組みあわせるようにしてもいいかも。

 

那須の階段

ポーチと階段のとりつけ部分。
このあたりは、父がひとりで作業しました。



 

那須の階段

手すりはもともとついていたものを再利用。


 

那須の階段

この部分は、もともとはてっぺんの板の下で、ななめにビス止めしてありました。
むりやりビスを折り取って分解したので、再固定をどうやるかが問題です。
いまついている板を外す手間を省き、木製パーツを後付けする感じで固定することにしました。
ここは、あまり目につかない場所だし、同じ色のペンキで塗れば、ほら、ほとんど目立たない・・よね。


 

那須の階段

階段中央の部分は、以前は板1枚だけのところもありましたが、左右から補強用の端材をくっつけて、しっかり支えられるようにしました。
こうしておくと、105cm長さの板×2という組み合わせでも安心です。

このあと階段全体にペンキを塗って仕上げをしたかったのですが、ちょっと時間切れ。
また次回にでも。
 


今後の作業は、ログの腐食部部の補修、あと、2階のケルヒャー&ペンキ塗りかな。
夏かしら。
ダンナサマまたよろしくお願いします。




■メモ
・今回は、大半の固定をビスでやった。釘の方がいいかも、と思いつつも・・・・。
 次、何かあったら、錆びたビスを外すのは結構大変かも・・。釘はかなり錆びてもバールで外せるけど・・・。
・手すりのうち、一番下側にある垂直パーツが、どうもふにょふにょしている。
 早めに交換しておいた方がいいかも。折角の新しいパーツに腐食が移ったら勿体ないし・・。
・丸鋸を使うのは、作業台があると断然楽。私とダンナサマ二人いると出し入れはさほど大変でないので、必ず出す方がいい。
・どちらもダンナサマが一緒に来てくれてとっても助かった。ダンナサマ大感謝。
・移動には高速を使うとだいぶ早くて楽。1泊でも、かなり作業時間がとれる。
・料理している時間はあまりないので、トマト煮込みとサラダ(オニオンスライス)を持参したのが便利だった。

コメント (4)
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那須ペンキ塗り2019

2019-05-27 | +実家・那須

ゴールデンウィーク後半、5/3-6の、3泊4日で那須に行き、ペンキ塗りをしてきました。
今回は、母とダンナサマも参加して、総勢4人。
これまでは父と二人のパターンが多かったですが、今回は総力戦です。
忘れないように概容だけでも記録しておきます。


初日、5/3は、我が家では、まずは荷物を車に積み込み。
あらかた摘み終わったところで、母が昼頃にきました。で、うちで軽く昼食を食べてから出発。
道中、いくつか道の駅などに寄りながら向かいました。
この日は移動のみ。

翌日(5/4)はまずは水洗いの日。
ケルヒャーが活躍します。
このケルヒャー、昨年秋、一時不調になってメーカーに修理に出したのですが、
「どこも故障していません」
と返送されてきたもの。送料などもかかりませんでした。

道具立ては次の通り。 

那須ペンキ塗り

延長ホース。
我が家から持参しました。


 

那須ペンキ塗り

ケルヒャー側。
この接続部からじゃんじゃん水漏れしていたようですが、この手前側に見えるノズル(普通のホース接続用のもの)を交換したら直ったとのこと。

 

那須ペンキ塗り

ケルヒャーに接続するのは、以前は専用の黄色いホース(逆止弁みたいなの内臓)だったのですがそれはなぜか見当たらず、今回は普通のオレンジ色のホースになっていました。
オレンジ色のホースと青いホースの接続は、父が接続パーツを買っておいてくれていました。

 

那須ペンキ塗り

水洗いに役立ったのは、前回も活躍したこのブラシ。デッキブラシもあったのですが、毛足がながく、ほどよく柔らかなところがデッキブラシよりも便利です。風化により毛が劣化して、だいぶショートヘアになってきました。
そろそろ買い替えた方がいいかも。

 

 alt=

ブラシでまずざっとこすった後、アクリルたわしをこんな風にかぶせてまたこすると、ブラシだけでは磨けなかったところがこすれてよかったです。

那須ペンキ塗り

意外と役立ったのがこのスポンジ。父がお風呂掃除用に使っていたものです。
こんな華奢なスポンジなんて、外壁をこすったらすぐにボロボロに・・と思いましたが、過去にペンキ塗りがしてあるログハウスは、お風呂よりはザラザラではありますが、スポンジをすぐに摩耗させてしまうほどではないです。
前回のペンキ塗り以来の数年で積もったほこりなどがよく落ちます。
あと、前回ペンキの塗りに使って、一応洗ってあったけれどごわごわになってしまった刷毛も、水洗いの際のブラシとして活用しました。

翌日、5/5はペンキ塗り。
4日のうちに、足りなさそうな塗料を買っておきました。
塗料と刷毛。

那須ペンキ塗り

過去のブログを読むと約7リットルで、家全体を 1回塗りできます。
前回の大きい缶の4分の1残っているので、買ってきたのは3.4リットル入りの小さい缶。
結果的にほぼ丁度使い終わる感じで(少し残った)、十分足りました。


那須ペンキ塗り

ローラーのスポンジ部分は、父がたっぷり買っておいてくれました。
ローラーの柄としてお役立ちだったのが伸縮可能なこちら。
実はお掃除用のコロコロの柄です。コロコロの柄はローラーの柄にも使えるというのは、鳥取の塗装のときに発見したこと。
那須にあったコロコロの柄はこんな伸縮式で、「塗装に最適」とダンナサマの談。

日当たりや、疲労感などなどの要素を考慮し、みんなで議論の末、正面に向かって左側の壁から塗り始めることにしました。
午前中はここが日影になり、作業が楽そうなので。
そのかわり、一番複雑な形状の正面が、最後になります。
最後の面ということで疲れてきて、正面が一番雑になるおそれもあります・・・。

脚立の上の方まで登れるのは私ひとり。なので私が細かいところを脚立に乗って塗り、ダンナサマはローラー担当。
父は塗りやすい正面から、母は低いところを塗って行きました。


細かいところを塗った後からローラー隊(といってもダンナサマひとり)が追いかけてくるのが、作業効率がいいです。
なので細かいところ担当の私は、結構急いで塗っていきました。

那須ペンキ塗り

手塗り隊(Fujika)。
庇の裏や、ログの交差したところ、窓の周囲を塗っていきます。
バケツと刷毛を持って作業しましたが、手持ちローラーも持っておくと早かったかも。


那須ペンキ塗り

ローラー隊(ダンナサマ)。
「ボク脚立登れないかも」と言っていましたが、こうやって体を預けるようにして登れば大丈夫ということが判明。
ダンナサマは、わりとゆっくり作業するタイプですが、仕事が丁寧です。
遠い(高い)ところと近いところがあるため、伸縮可能な柄はとても便利だったようです。


この脚立は脚が伸縮不可のもの。
もうひとつの私が持参した脚立は、脚の先端が4本とも伸縮します。平らでない地面で使うのには脚伸縮式が必須です。

 

那須ペンキ塗り

正面塗り中の父。
母の雄姿は撮りそびれてしまいました。


ものすごく高いところを塗るには、竹竿をガムテープでつなげて使います。

那須ペンキ塗り

竹竿2本、その先にローラーをつなげてあります。
腕をずっと上にかかげて、ぷるぷるしてきます。
この部分はまだ塗りやすい方。


那須ペンキ塗り

時々交代。
今度はダンナサマが竹竿ローラー中。
遠くてよく見えないので、塗料で濡れて光っていれば塗れたことにします。

那須ペンキ塗り

一番難しいのがこの屋根の端の垂直の部分。
長い竹竿の中ほどに、もう一人が短いローラーを使って少し力をかけるようにして、押し付けならが塗りました。

那須ペンキ塗り

ゴールデンウィーク頃は、雑草はまだ茂る前。
草刈の手間はいらなくて助かりましたが、桜が散る時期で、花びらがペンキにくっついてしまいました。

那須ペンキ塗り

夕方、あらかた塗り終わりました。
(2階はとても難しいのでまた後日)
塗り終わった1階と塗っていない2階を比べると、違いは歴然!
色鮮やかに、ぴかぴかになっています。

実は、家の正面の高いところは、屋根の下ということもあって塗っていません。
(母が「大変だし(疲れたし)いらないわよ」と言ったので。私はそんなに疲れてなかったけど)
次、2階を塗る際にでも、ここもやったらどうかな・・・。

今回は4人がかりで作業。
みんな高齢化してきていますが、それでも人数の力はすごいです。
過去、父と二人で塗ったときよりも、格段に体力的に楽だし、丁寧に塗れた気がします。


那須ペンキ塗り

ペンキが乾いてきた夕方、気になる部分のチェックを。
ここは雨の跳ね返りなどがよくあたる部分で、壁の一部がやや傷んできています。

那須ペンキ塗り

とりあえず腐食した部分をなるべく綺麗に取り除いておきました。
このあと、応急処置としてペンキを。
本格的な補修はまた今度。

那須ペンキ塗り

ここも腐食した部分を削りました。

那須ペンキ塗り

こちらはまた別の場所。
洗面所の排水管から水漏れがありました。
ダンナサマが、何かキノコは生えてないかなーと家の周囲をぐるっと回っていたときに水漏れに気づいたのです。
床下に潜って見てみると、なぜかざっくり亀裂が。
(写真撮り忘れましたが、ノコギリで切ったような大きな線状の亀裂でした)
で、パテをはりつけ。

那須ペンキ塗り

そのあとビニールテープを巻いて、ひとまず水漏れはなくなりました。

 

那須ペンキ塗り

上から3枚目の写真にもありますが、屋外の階段。
父がだいぶ前、ひとりで作った(改修した)ものです。
もともとはかなり急な階段で、手すりもなかったものを、緩やかにして使いやすくなりました。
これが、部分的に腐食しはじめています。
近々直す予定とのこと。
 



■那須ログハウスメンテナンス

●2019年5月24日(記事なし)
ダンナサマと二人で、1泊二日で行って、デッキの塗装。
階段の補修もごく一部だけお手伝い。
我々が帰宅後、父が1人で階段補修やりとげた模様です。


●2019/5/5(この記事)
家の一階部分の塗装。


2015年5月24日
屋根に上って2階部分のペンキ塗り
およびデッキも塗りました


●2012年5月26日
ケルヒャーで水洗い
ペンキ塗り 


2008年5月4日
ペンキ塗り、Fujika初参加。
つつじが咲いていました。

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実家の引き出し改良(続)

2016-09-07 | +実家・那須

 

実家の引き出し

7月中旬に実家に行った折り、引き出しの桟のところに敷居スベリテープを貼り付けてみました(母の案)。これで随分と軽く引き出せるようになりました。


実家の引き出し

でも、この衣類用引き出しは、取っ手が2箇所あって、バランスの関係で、絶対に片手では引き出せません。
(しかも掴みにくいのです) 

ヒモの取っ手を仮にとりつけてみると、この方が全然マシ。 

この時はここまでで終わっていましたが、8月に再度行く機会があり、バージョンアップさせることにしました。 

実家の引き出し

使いにくいツマミは撤去!

こうやって見ると、くびれている部分の長さが短く、親指はおろか、人差し指すらきちんと引っかからない状態です。こんなの全然ダメ!

実家の引き出し

で、タオル掛け方式の取っ手をとりつけました。
ステンレス棒はうちにあったもの。両端のブラケットのみ買いました。
(見かけは木目調にマッチしてませんが・・・)

こうすると、大体まんなかあたりを掴んで引けば、片手であけられます。
畳んだ洗濯物をしまうにしても、中から何か取りだして閉めるにしても、この方が便利じゃないかな? 


父に聞いてみたところ、「まあまあかな」とのこと。
(画期的!という程でもないようです・・)


取り外したツマミ、何かに使えないかな?
ネックレス掛けにも、くびれ部分の長さがちょっと足りない感じ。
母は、厚手の布にとりつけてそれをソファにかけ、背中ツボ押し用に使えないかしら?と。
何かいいアイデアがありましたら是非教えて下さい。
(え、捨てなさいって?) 

コメント (4)
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実家の引き出し改良

2016-07-21 | +実家・那須

日曜日、母と東京に行ったあと、実家に行って、一泊してきました。
何か手伝おうかと思っていたのですが、薄曇りの日曜とは一転して、月曜日(海の日)は猛暑。
(甲府だったか館山だったかでは37度を記録したとか)
エアコンの効いたリビングから一歩も出られません。
ずっとぐだぐだ過ごしてしまいました。

夕方ごろ、ふと引き出しの話題に。
実家にはいくつか引き出しがあるのですが、どれも伝統的な構造。レールなどは使われていません。
 

引き出しを軽く

こういう引き出し。

引き出しを軽く

箱を取るとこんな感じ。
こういうのを、摺り桟(すりざん)というのだそうです。
作るのに手間がかかり、(箱の側面に窪みをつける「吊り桟」に比べると)比較的すべりがよい方法らしいですが、文明の利器、ボールベアリング入りスライドレールには遠く及びません。
中味が重いと特に。
何とかならないかなあ、と母と話していたところ、「あ、あれ使ってみたら?」と。 

引き出しを軽く

敷居スベリ。
最近引き戸の下に使ったので思い出したようです。
今時見ないシールの値札で、しかもこの近辺にはないホームセンターの名前。かなり年代ものかも(でも同じ商品がamazonにありました)

引き出しを軽く

桟の長さ35cmにカットし、両側に貼り付けます。
薄いので、引き出しの上にあまり隙間がなくても大丈夫。 

引き出しを軽く

で、箱を戻してみると、予想以上に効果あり!
重たい工具が入っていてギコギコとしか動かせなかった引き出しが、するっと出てきます。
感動! 

引き出しを軽く

ついでにもうひとつ。こちらの引き出しにも。(衣類用)
これは横幅が広く、かなりギコギコと動かし難い引き出しなのですが、スルリと動くようになりました。

でも問題は、取っ手が2箇所ということ。
引き出しに何かしまおう、というときは、片手にモノを持っています。
なのにあけるために両手が必要というのは、不親切極まりないです。

引き出しを軽く

という訳で、こんな改造(?)を。

将来的には、タオル掛けみたいなバー状の取っ手をつけ直すつもりですが、まずは予行演習。
こうすると、このヒモの真ん中あたりをつかめば、片手でするっと引き出せます。

この使いにくい引き出しを何とかするには、レールを買ってきて大々的に改造するしかないか、と採寸までしていましたが、敷居スベリテープでこんなに改善するなんて!
(そういえばDIY情報で読んだことがあったかも)
私的にはめでたいですが、使う人たち(両親)の評価はどうかな?
(古い世代の人たちって、不便にものすごく強いですよね・・・。私がヘタレなだけ?)。 

業務連絡:お母さんへ
台所の引き出しにもつけてね。
あと寝室の引き出しにも如何ですか?


ちなみに、我が家には既製品の木製の引き出しはひとつもないです。
引き出しというのがそもそも苦手。私にはうまく仕舞えません。
しばらく前、何で苦手なんだろう、とよくよく考えてみて、次の理由に思い当たりました。

・ピッタリ閉まると中味が見えなくて、壁のようになってしまって、たじろいでしまう。

・掌を上に向けて指で引っ掛けるような引き手や、指先をすぼめて掴むようなツマミはいや。
ああ、あれが欲しい・・と自然に手をのばすその向きのまま、引き出しが引けるとよい。

・両手にそれぞれモノを持った状態で、片手の中指と薬指だけで引き出せるくらい軽くないと、いや。

・中身をこんもり高く入れてしまいがちなのですが、そうすると引いたり押したりする際に、ずりずりと引っかかる。これがいや。

・プラスチック製の柔らかい引き出しが、引いたときに、しにょん、としなるのもちょっといや(無印良品のポリプロピレンの引き出し、収納本では大絶賛で、何個か買ってみましたが、このしにょん、という引き心地が私はあまり好きになれませんでした。まだ使ってますけど)

棚作り これなら私でも使えるかも、という引き出しがこんなタイプ。(イケアのしばらく前のカタログ)
・中味がちょっと見えて手がかりになる
・取っ手をわざわざ握る必要がない
・木製なのでシッカリ固い
・側板の高さを目安に、それより多少高くものを詰め込んでもOK。
・レールつき 
棚作り で、真似して作ってみました
段と段の間をもう少し空ければよかったという反省はありますが、これは成功でした。
90cm幅の木製の結構重たい引き出しですが、指でするりと動きます。
私でも割ともとに仕舞えています。
 
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那須の工具類片付け

2016-07-11 | +実家・那須

週末は那須に涼みに行ってきました。
(夜は布団が2枚必要なほどの寒さ!)
あと、梅雨時期にぴったりの、室内作業もちょっと。
父所蔵の工具類の整理です。

父は片付けや掃除は得意で、那須のログハウスはかなり綺麗に片付いて見えます。
でも、実は引き出しの中はいろいろなものがミックス。
どこに何を入れたか記憶にあるうちはいいのですが、忘れてしまうと、分類されていない状態では捜しにくいです。
父も最近ちょっと困ることがあった模様。

引き出しの中の整頓は実は母の得意分野。でも今回は来てくれませんでした。

私自身はといえば、部屋のあちこちにいろいろなものが散乱しがち、かつ引き出しの中もごっちゃり、という、家族で一番の散らかし屋です。(ブログの端々から片付けに苦闘している様子がお分かりかと・・・)
この私が片付けだなんて、全くのミスキャストって感じですが、他人のものなら、少しは手伝えるかも。


金曜日の午後遅めに出発し、7時頃に到着。
(この時期明るくて助かります)
片付けの計画を練ろうかなーと思ったら、目下の問題はトイレの水漏れとのこと。 なぬ?それは大変。
トイレに行ってみると、床にかなり水が漏れた痕跡が。
(給水コックを閉めておけば一応は止まる)
父が既にあれこれ取り組んで、問題はウォシュレットにありそう、というところまで絞り込んでいました。
それまでは、タンクを外したり、タンク内にある手洗いに水を流したり止めたりするメカ(ボールタップというそう)も交換したりしたそうです。

ウォシュレットを取り外し、外部にある水抜き栓と給水フィルター栓の二つを一旦外し、掃除してから締め直してみました。
これで様子を見てみると、トイレ外への水漏れは収まった模様でした。
ウォシュレットからトイレの中に、ぽたぽたと水は漏れたままなのですが、シャワーノズル部分はそう簡単に分解出来ないし、当面使用に差し支えはないので当面はこれでよしとしました。
(修理に出すか悩むところです)

工具の片づけは、土曜日朝から。 

工具片付け



まずは家中の引き出しを集合(衣類以外)。
工具、金物、文具などです。
この他に大物の電動工具(丸ノコ、電動カンナ、電動ドリル、チェーンソー等)の収まったスチールラックがあります。
何しろこの家中の家具をDIYで作ったので、木工関連の道具はとても多いです。 

工具片付け



スチールラックの写真は撮りそびれました。
中にはこんな道具も。
踏み石を設置する際、巨大なコンクリートブロックを移動させるために買ってみたものの、ほとんど使わなかったのだとか。ヤフオクに出したいくらいですが、名前が分かりません。
(どなたかご存知の方、教えて下さい。というか、欲しい方いらっしゃいませんか?) 

工具片付け



あらあら分類し、再び引き出しを戻してみました。
(この家具も父のDIY作品)
慣れないうちはしばらくは探し物をするかもしれないので(私を含む)、大きな文字でラベルをはりつけ。
お父さんへ:お客さんが来るようであれば、剥がしてしまっていいですよ。

工具片付け

こちらはネジ、釘等の関連品。
(これも父の作品。隙間の幅がちがうのは戻すときに順番が乱れたせいかも) 

工具片付け

一番上は、電動ドリルのビット、及び手動のねじ回しセット。
ナットを回すためのものもひとまずここに入れました。
(ナットは釘コーナーに移すべきかな)
トリマービットも1個ありますが、後日トリマーと一緒にしておく予定。 

本当は薄い段ボールで仕切りを作りたかったのですが、今回は時間切れ・・。 

工具片付け

ビス類。
お店屋さんが開けそうなくらいあります。
(ここは前とほぼ変化なし。しばらく前にビスだけはひとまとめにしたのでした) 

工具片付け

次はコーススレッド、フック、その他ネジ。
あ、電球がこんなところに・・・。 

工具片付け



最後は釘っぽいもの。
釘は電動ドリルではなく金槌で留めるので、ネジとは別の段にしてみました。
あちこちにあった釘を一箇所にまとめました。 


この他、電動工具のスチールラックも最上段の棚板位置を低くして、置いてあるものを見えるようにしました。
(必要ならもう一段棚板を追加するといいかも?でも目線より上は使わないかな・・・)

更に、日常的に非常によく使う位置の4段カラーボックスの中央2段に最近はほとんど読まない本が沢山あったため、一段と半分の本を本棚に移動。カラーボックスの棚が1段まるまる空きました。

隅っこにしまってあった燃えるゴミ(空き段ボールや空き袋、古いカレンダー等)や燃えないゴミもちょこちょこ処分。ゴミの量はそこそこの量になりました。

で、すごく片付いた!と言いたいところですが、外見上はもともと、とても片付いていたので、ぱっと見はほとんど変わりません・・・。

父にとって使いやすくなったかどうかはよく分かりませんが、整理した私は、いろいろな道具のありかが把握出来たので、借り物をする時には便利になった気がします。

 

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