採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

イエローストロベリーグアバ

2020-12-01 | +フルーツ

お友達から、伊豆のフルーツをいくつも頂きました。
(楽子さん、ありがとうございました!)

中に、ちんまりかわいいコロコロしたものが。

イエローストロベリーグアバき

ピンポン玉くらいのサイズの黄色い実です。
名札がついていて、「イエローストロベリーグアバ」だそうです。

イエローストロベリーグアバき

切ってみるとこんな感じ。 左側が横切り、右側が縦切り。
名前にストロベリーが含まれているので、中が赤いのかな?と思いましたが特にそういうことはないです。
ごく薄い外皮があり(皮ごと食べられます)、その内側に種を包む層の部分、中心は、種とゼリー状の果肉になっています。
このグアバは、種エリアが大き目に見えます。

全体的にとろりと柔らかな果実です。
そのなかで、タネは、ゴツゴツと大き目なものが含まれていて、虫歯の穴に詰まりそうなサイズ。
(果実がふにゃっとしているので油断して噛むと、ガギっと種にあたる感じ)

食べてみると、丁度いい甘酸っぱさ。
えも言われぬいい香りもします。(香りの強さは個体差があります)
ストロベリーかどうかは・・・・?
甘酸っぱさを表現するのに、ストロベリーという名前をつけたのかな。
でも、いちごの面影を探そうとするあまり、せっかくのトロピカルな特徴あるグアバの味と香りを見失ってしまう気もするので、特に名前にストロベリーとはつけなくてもよかった気もします。


このグアバは、以前愛媛のかずさんから頂いたものによく似ています。
黄色い果実で、サイズは小さく、とろりとしたタネエリアが大きく、甘酸っぱい、というもの。
あのグアバも美味しかったなあ☆


■これまで食べたグアバ
・伊豆のグアバ(楽子さんから頂いたもの。この記事)2020.11
宇和島のグアバ(かずさんから頂いたもの)2008.10
鹿児島で購入の「ばんじろう」2009.10
ハワイのフルーツツアーで食べたグアバ(白・ピンク)2019.10
台湾のグアバ2015.2の女子会のときのもの(あまりいい写真がありませんが) 

このなかでは、台湾のグアバが異質な感じかな。
かなり若い状態で収穫し、タネエリアを取り除き、皮に近いカリカリの部分のみを食べるのです(皮ごと)。
りんごとナシを足して酸味をゼロにし、水分と甘みを半分以下まで抜いたような、大根から水分を抜いてをちょっとフルーツぽくしたような、モソモソしたうるおいのない果物です。
台湾女子会でも、ポメマルさんは、本来食べるカリカリ部分は食べず、種周辺の少し柔らかい部分のみ召し上がっていました。
(確かにそっちの方が美味しいかも)

ダンナサマも私も、あのフルーツ天国の台湾で、なぜこれが売れてるのかわかんないよねー、と意見が一致。
台湾の人の中には、カリカリした果物じゃなきゃいや、という好みの人もいるようで、そういう人は、マンゴーは嫌いでグアバなら食べるのだそう。(そういう好みの人には、日本のおいしいりんごも食べてみてほしいな・・)
もしかして、グアバを食べると消化の助けになる、とかそういう効能もあるのかな?


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八ヶ岳福祉農園のほおずき(2020)

2020-11-16 | +フルーツ

今年、食用ほおずきの種を蒔いて、そこそこ株は大きくなったものの、実をつけるほどにはうまく育たなかったとブログに書きました。
今年は長野でほおずきを買う機会もなかったので、来年は種を買わなくては・・・と思っていたのですが、よく考えたら、ほおずきのフルーツを買えばいいんじゃん!

ちょっと前、TVで見た高萩のほおずきは、販売終了でした。(あと、高かった・・)

だいぶ前(2009年)、ほおずきをどっさり取り寄せた、八ヶ岳福祉農園というところがありました。
その後、また買おうと検索しても、サイトがみつからなくなってしまっいました。
販売をやめてしまったのかなあ、それともサイトリニューアル中・・・と思いつつ忘れていたのですが、今回また検索してみると、発見! 販売していました!
これは嬉しい。

早速取り寄せ。

食用ほおずき

一梱包のマックス(4キロ)買おうかとも思いましたが、ちょっと控えめに、3キロ。
平たい箱で届きました。
(それぞれ新聞紙で包まれていました)

食用ほおずき

ほおずきは、しっかりした酸味とさわやかな風味が美味しいです。
サラダに散らすと、逆に甘みが際立って、「なんか美味しいものが入って!」と感激します。

小鉢に入れてテーブルに置いておくと、いつの間にか減っています。
(ヘタのところはちょっと渋いので食べないようにしています)

ぽぽぽっと何個も食べた後、そうだ、種を取るんだ、と思い出しました。
ナイフで切り目を入れ、表層を剥ぐと、種がいっぱい見えてきます。
これをこそげて、種を確保。

こんな小さい種からあんな大きな植物が育つのだからすごいよなあ。。。
(来年も実がなるとはあんまり期待してないけど)

(種の写真あとで)


■参考情報
八ヶ岳福祉農園SHOPページ

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道の駅の農産物直売所で見かけたもの(フルーツ)

2020-10-14 | +フルーツ

マイタケ観察のため那須に通ったとき、あちこちの道の駅に寄りました。
「まあ、これは☆」
と思っても、全部買う訳にはなかなかいきません。
無念さが募る場合は写真を撮ることにして、取材、なんとか気を紛らわせました。

いくつか写真をご紹介します。

道の駅の農産物

もうりんごのシーズン。
中生種が出回ってきていますが、この時期、梨が家にあることが多いので、りんごを買うことは少ないです。
なのでこの時期のりんごの品種は、どれも目新しいです。

初秋(はつあき)は、調べてみると、紅玉(種子)とゴールデンデリシャス(花粉)の交配だそう。
「酸味が若干強い」のだそうです。買えばよかった! 5個で480円はお手頃価格でした。
(私がりんごに求めるものは、ひとまず酸味)

道の駅の農産物

スイートメロディ。
最近よくみるトキのような黄色~ところによりピンクの、きれいなりんごです。
「肉質はつがるより硬く、歯ざわり良く、多汁で、酸味は適度」だそうです。


道の駅の農産物

紅いわて。
真っ赤かのとってもきれいなりんご。
買おうかと手にとりましたが、そばのチラシに「酸味はほとんどなく」という説明があり、やめました。


道の駅の農産物

あずさ。
早生ふじとも。
これは買ってみました。
ふじのように、サクサクした歯ごたえがあり、酸味もありました。少し柔らかめになっていましたが、美味しいりんごでした。


道の駅の農産物

まだ桃が!
さくら という品種。
この時期の桃は、どうなのでしょう。
しばらく前に黄桃を買ったのですが、甘くも酸っぱくもなくて、苦かった・・・。

道の駅の農産物

こちらも桃。「まるみ白桃」
2個で1080円!
本当に桃の味がするのでしょうか。
このお値段は、試しに買ってみるような価格ではないですよね・・・。

道の駅の農産物

ネクタリンの「エンパイヤ」。
赤くなくて、緑色です。
見るからに疑問が湧いてきますが、でも売っているということは、それなりにちゃんとしている、ということでしょうか・・・。


道の駅の農産物

梨の「新星」。
王林のようにすそつぼまりの縦長形状の梨だそうです。
2個で1400円。
これは、この時期の桃やネクタリンとは違ってほぼ確実に美味しいとは思われますが、高級・・・。

道の駅の農産物

ぶどうもそろそろシーズン終わりですね。
高級箱入りぶどうの「バイオレットキング」、5400円。
このちょっと後に見たら、もう棚から消えていました。どなたかがお買い上げになった模様・・。
名前にバイオレットがついているけど緑色のぶどうなんだなー、と思いましたが、検索すると薄い紫のぶどうが出てきます。
こちらのものは、最後まで遮光の袋を掛けたまま、緑に仕上げているのかもしれません。

 

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梨3種(豊水、恵水、秋月)

2020-09-29 | +フルーツ

いまうちには贅沢にも、和梨が3種類もあります。
(ミヤジマさん、お父さん、ありがとうございました☆)

収穫時期の順に、豊水、恵水、秋月、の3種です。
豊水と秋月は埼玉の梨、恵水は茨城のものです。

豊水は好みの品種で、毎年買うものですが、恵水と秋月は(多分)見るのも食べるのも初めて。
折角なので食べ比べてみることにしました。

梨3種(豊水、恵水、秋月)

まずは外観から。

豊水:いわゆる梨の色合いだけれど、形はちょっとごつごつとした感じ。
恵水:明らかにオレンジ色が強め。照り輝くように見えます。これは、何故かとてもずっしり重たいです。
秋月:色合いは豊水に似ているけれど、つるりとまんまるで、お月さまのよう。

梨の外見なんて見ても区別つかないかも、と思っていましたが、見比べると結構違うのですね。


梨3種(豊水、恵水、秋月)

こうやって並べてみると、恵水のオレンジ色がはっきりわかります。
この恵水は、とっても新しい品種で、茨城の選果場につとめている方でも、昨年までは口に入る機会がなかったのだそうです。

梨3種(豊水、恵水、秋月)

切ってみました。
恵水は、心なしか白濁している感じ。
豊水と秋月は似ているけれど、強いて言えば秋月は透明感があって、皮のそばは緑色が透けているようにも見えます。

梨3種(豊水、恵水、秋月)

皮を剥くと、かなり見た目が似通ってきます。
恵水は、芯の色がややオレンジ色かも。


食べてみると、おお、全然違う!
味わい分けられるか自信がありませんでしたが、違うことだけはよくわかります。


まずは食感。
豊水を基準にして、つぶつぶ感とシャキシャキ感の2軸で表現すると、下図のような印象です。

梨3種(豊水、恵水、秋月)

恵水:豊水に比べ、シャキシャキ感は少な目で、果肉はどちらかというと洋梨に近いようなふわっとした柔らかい感じ。
   クリームのような、とまではいきませんが、洋梨にかなーり近づいているような気がします。   
   ただし、ツブツブは豊水より(洋梨より)強く感じます。多いのか大きいのかよく分かりませんが、大きいのかも?
   この3種の梨、どれもみずみずしさは同程度だけれど、恵水は持つととても重たいのは、このツブの多さゆえでしょうか?

豊水:これを基準にしています。
   シーズン初めの幸水よりややツブツブが小さくて、よりみずみずしいですよね。

秋月:豊水よりツブツブが少なくて、よりシャリシャリ。
   みずみずしくて、なめらかで、でもシャリシャリ感もあります。
   皮を剥くとき、包丁にあたるツブ感がどれよりも少なくて、水分もあるのでするすると刃が走る感じでした。
   ダンナサマは「みずみずしい大根的な?」と言っていました(梨を大根に例えるのはなんか梨に失礼なような・・)。
   りんごより断然みずみずしいし、うーむ、例えるならば(固めの)スイカ?
   文学的?比喩でいうと、雲母のような歯ざわり・・・と思いました。
   

味の構成をうまく表現するのは難しいけれど、濃い味(複雑さ)とさっぱり、を軸にしてみるとこんな感じでしょうか。

梨3種(豊水、恵水、秋月)

豊水:秋月、恵水と違って酸味のあるタイプ(なので大好きな品種です)。
   酸味がある分、複雑な味に感じます。
   少数派かもしれませんが、豊水はタネの部分が小さいので、ごく小さくタネだけとって、芯の部分を一緒に食べるのが好きです。
    少し強めの酸味があって、味のアクセントになります。(幸水の芯はそれほど好みではない) 

恵水:これは酸味はないタイプで、甘さが強くてとっても濃厚!
   糖度が高いだけでなく、なんとも表現しにくい、複雑な香りがあります。
   柔らかめの果肉とこの香りもあいまって、洋梨にぐぐっと近づいている気がします。
   芯は、ごりごりとやや固めですが、酸味や渋みはなくて甘いので、私としては食べてもいいかな、と思います。

秋月:これも酸味はないタイプ。
   すっきりした甘さの、とてもさっぱりした梨らしい味わい。
   秋月は、変わった風味はないものの、きわめてみずみずしくてシャリシャリした繊細な触感もあり、そこが魅力だと思います。
   芯は、酸味や渋みは強くないものの、甘みも薄め。
   秋月のシャリシャリした繊細な触感を邪魔する気もするので、とったほうがいいかな?
   (ダンナサマは、どの芯も、全部取り除いて食べたいみたいだけど)


どれも個性があって、美味しい梨です。
もうしばらく梨三昧が楽しめます。
(ミヤジマさん、お父さん、ご馳走様です!)


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ぶどう「涼玉」(りょうぎょく)

2020-08-07 | +フルーツ

先日、農産物直売所で変わったぶどうが売っていたので買ってみました。
確か、山梨のものだったような・・・。


名前は「涼玉」(りょうぎょく)。

ぶどう「涼玉」

グリーンのさわやかな色でこの時期にふさわしい素敵な名前。

形がとても特徴的だと思いました。
根本が寸詰まりで、先端側が細く尖った、砲弾型・・?

皮は柔らかく、皮ごと食べられます。
果肉はやや柔らかめ。 固めの果肉のぶどうは、サクッとした歯ごたえで、噛み切っても果汁が垂れない感じですが、これはジューシーで齧ると果汁が垂れるタイプ。(巨峰よりはやや固めかな)

味は、なんと、すっぱい!
勿論酸っぱいだけではなく甘酸っぱいのですが、酸味がくっきり。
甘さはシャインマスカットのようなさわやかな甘さ(濃厚系ではない)なので、酸味が際立ちます。
私はすっぱい味がとても好みなので、これはすごく好きかも。
皮は、渋くない、と書いてあるサイトもありますが、今回のものはちょっと渋かったです。
剥こうかどうしようか考えるほど。皮は、ぺろーっと薄く剥けますが、全部綺麗に剥くのはちょっと面倒かな。

香りは弱め。特に印象的な香りはありませんでした。
同じ「玉」のつくぶどうに「黄玉」(おうぎょく)というものがあります。
これは、とっても甘く、そして何だか濃厚な香りがします。
香りが印象的なぶどうって、とっても好みですが、あんまりないですよね・・?


この涼玉、より完熟すると、色は黄色っぽくなり、味も甘くなって酸味は薄れるようです。
でも、暑いこの時期、さっぱり酸っぱいぶどうはとてもいいなーと思いました。

品種情報によると、品種登録は1989年だそうです。
かなり古い品種ですが、売られているのを見たのは初めて。栽培が手間がかかるなのかな?



■参考情報

苗木販売会社植原葡萄研究所に、次のような品種説明がありました。

涼 玉 (りょうぎょく )
(S9110×ネオマス)(欧州系雑種)
Ryogyoku  Seibel 9110×Neo Muscat)

1977年、岡山の花澤茂先生作出の新品種。
1989年に品種登録された。
開花終了直後から5日目に25~50ppmのジベ処理をし、落花10日~15日後ジベ15ppmにフルメット3ppmを加え、処理するとピッテロ形、美しい先尖長卵形無核(5~6g)になる。整房して円筒形3~400gの房にする。処理による硬化はない。密着するので摘粒が必要。有核粒は尖卵形6g。
黄緑色、糖度は18~19度。肉質はやや軟。多汁。わずかにマスカット香。
食味はさわやかで上品。皮離れよく酸味少なく食べやすい。熟期は8月上~中旬の早熟種。
果 芯が弱く衝撃による脱粒に注意。自然脱粒はない。
裂果なく日持ちは中~良。樹勢は旺盛で耐病性も強く、豊産で栽培容易である。

 

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柑橘 はるひ

2020-04-15 | +フルーツ

柑橘類、大好きなのですが、最近は種類が多すぎて、もう何がなにやら・・。
必ず買うのは、文旦、日向夏(小夏)。甘平も好きだけれど、まだちょっと高級・・。
今年初めて、不知火(デコポン)にはまっています。
比較的お手頃価格で出回っていて、試しに買ってみたらしっかり酸味がありとっても好みの味でした。
(いつもこんな遅めに出てましたっけ?)


基本的には黄色系が好き。
黄色の新品種があれば、一度は買ってみることにしています。

今回みつけたのは「はるひ」。
こちらです。

柑橘はるひ

テニスボールくらいのサイズでしょうか。
同じくらいの大きさで、やはり黄色の「はるか」というものがあります。
はるかは、明るめのレモン色で、おしり(花落ち)側に輪っか状の窪みがあるのが特徴的です。
(レモン色で酸っぱそうですが酸味はほとんどないので、好みとは違うのであまり買いません)

こちら、はるひは、はるかよりはオレンジ色がかった黄色。マイヤーレモンに近い色です。
アニメ?の主人公に涼宮ハルヒというキャラがいますが、それと関連づけると覚えやすいかも。



柑橘はるひ

形はほぼまんまる。

皮は、手で剥けます。
剥いた瞬間、いい香りが漂います。
皮を噛んでみましたが、渋みなどは少ない気がしました。
(ママレードが作れそう)

柑橘はるひ

中はこんな感じ。
表面に、割と沢山、白く点々と皮が残っていて、ちょっと気になります(食べてしまえば気にならないけれど)。
スジの方は、とりたくなるほどのものはなし。
甘平やデコポンは、つるっと綺麗に剥けますし、ふつうのミカンも、スジは残るけれど、点々としたカスはなくて、スジをとればつるりとなります。
剥いていてうれしいのは、やっぱ綺麗に剥ける方かな・・。

味は、あー、うー、今回のものは、なんだか薄甘くて水っぽい感じでした。
酸味がなんか足りない気がします。収穫時期や保存期間によるかもしれませんが。
いわゆる黄色い柑橘の味ではなく、オレンジっぽさが混ざっている気がしました。

それより気になったのは、果肉が柔らかめで水分が多いのに比べ、じょうのうが固いこと。
中がふんにゃり汁っぽいのに、じょうのうは硬くて、その硬さが目立ってしまいます。

ちょっと、中途半端な印象でした。


農研機構の品種開発情報を見てみました。
・食味が優れる「カンキツ興津46号」と香りのさわやかな「阿波オレンジ」を交雑して育成した中生カンキツの新品種(うん、香りはなんかいい香りを感じた)
・2月頃に成熟(私が買ったのは時期が遅すぎたかも)
・柔軟多汁(うん、そう。ジューシー系。私はパリパリ系の方が好み・・)
・ヒュウガナツに似たさわやかな風味を呈し、食味が良い。(私は日向夏の方がずっと好きかなあ・・・)

品種説明には、じょうのうの固さには言及はありませんでした。

開発時、日向夏ファンに試食してもらったのだろうか。
日向夏と違って手で剥けるけれど、いいところは、あまり受け継がれていない感じだと思いました。
日向夏は、みかんのようには皮が剥けなくても、りんごみたいにナイフで剥いて、芯を避けてカットするあの方法で、特に困ってないしなあ。

 

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縦長りんご スリムレッド

2020-01-30 | +フルーツ

11月下旬、お友達からりんごを何種類か頂きました。
(Miyakoさん、ありがとうございます!)


その中に、小さくてやせ細って、成長不良で美味しさが期待できなさそうな品種がひとつ。

スリムレッド

こちら、「スリムレッド」です。
細長くてなんか妙でしょう?
大きさも小さいのです。
まるまるしていたり、更に横に太っちゃって扁平になったりんごが、栄養たっぷりで美味しそうに見えるのとは大違い。
ウラナリ?というような見た目。

ところが。
食べてみると、とっても美味しいのです。
ふじに似た、しゃきしゃきの歯ごたえ、しっかりした甘さ、そしてふじにはちょっと足りないと(個人的に)思っている酸味と香りがあります。
私の理想のりんごかも! 
(グラニースミスも酸っぱくて好きなのですが、ダンナサマはここまで酸っぱいとイヤみたい・・・)


ネットで探してみると、売っているところはごく少ないです。

・こんなの堂というサイトの千野果樹園
ナカムラフルーツ農園(こちらがmiyakoさん購入の場所)

最初にみつけて問い合わせたのが千野果樹園で、ご丁寧にお電話まで頂いてしまったので、こちらから6キロほど買ってみました。
(最近なるべく大量買いはしないように我慢していましたが、りんごはもつし、いいよね)

到着が遅くなったのがやや残念だったのですが(台風の影響で作業が押せ押せになってしまったとのこと)、
食べるたび、「あ、なんか美味しい」という感動があります。

筒状なので、沢山剥くときはピーラーで皮を剥けば、皮剥きが高速です。
輪切りの切り方で、アップルパイを作る際も、大きさが揃って便利でした。

来シーズンも、ぜひ新鮮なうちに数キロかっておきたいりんごでした。



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果肉があかいりんご ムーンルージュ、なかのの真紅

2019-12-04 | +フルーツ

果肉が赤いりんごといえば、御所川原りんご。
以前買ったことがあります

このりんごは、とっても小ぶりで酸っぱい味。果肉は柔らかめ。
私は好きですが、加工用を念頭においた品種のようでした。

ほかにもあるなんて、考えてもみませんでしたが、りんご王国長野県では、何種類もの赤肉りんごが開発されているようなのです。
そのうち2種が手許にあったので、レポートしてみます。
 

なかのの真紅

ひとつは「なかの真紅」。(ラベルに「なかのの真紅」と書いてありますが「なかの真紅」のようです)
もうひとつはムーンルージュ。
なかの真紅は上野駅構内の信州物産屋台みたいなところで購入。
ムーンルージュはmiyakoさんから頂きました(miyakoさんありがとうございます!)

なかの真紅は、大きくて赤いりんご。
この写真ではそれほどでもありませんが、表面がてかてか、ベトベトしていました

ムーンルージュは、黄色とピンクがいりまじった、おぼろ月のような色。
ムーンルージュはなるほどという命名です。




 

なかのの真紅

なかの真紅は、まあ比較的普通の形状・色の赤いりんご、でしょうか。

ムーンルージュは、とっても横にふくらんで、しかもごつごつしています。
日本のりんごにしてはちょっと珍しい形状。たまたまでしょうか。

 

なかのの真紅

なかの真紅をカット!
表面の皮のすぐ下は白っぽいですが、内側に、ローズ色のもやもやがあります。む。

 

なかのの真紅

店頭展示では、もっと真っ赤だったのに~・・・。無念。
どういうのを選んだらこんなに真っ赤なんだろうか。
(びっくりするような値段でしょう?)
このくらい赤いのを期待して厳選して1個買ったんですけどね・・・・。


 

なかのの真紅

ムーンルージュは、皮のすぐ下から色がついています。
皮がピンクなのは、中の色が透けているからかも。
芯のあたりは白く、皮に近いほど赤い感じです。
この赤の色は、なかの真紅とは違って、オレンジ色を帯びています。

 

なかのの真紅

ふたつ並べてみると、赤い色合いが違いますよね。
なかの真紅はローズピンクで、ムーンルージュはサーモンピンク系です。

味見。
なかの真紅は、うー、甘さと酸味のバランスはよさそうなのですが、いかんせん、味が薄くてふかふか。
鮮度のせいか、ボケかけのりんごでした。
本来の味はどうなんでしょう。お店の人によれば、みかんみたいな風味がする、とのこと。
みかん?
赤いものって、アントシアニン系のベリー味がしたりすることがありますが、みかん?

ムーンルージュは、個体差がありますが、ベストのものは、果肉がとってもしゃっきり!
甘さと酸味があって、とても美味しいりんごです。
縦切りの写真では分かりませんが、輪切りにするとスポット状の蜜が入ることがあります。
参考サイトの写真を是非見て下さいませ)
そして、ほのかに、にんじんのような、スイカのような風味がふんわりと。
(ベリーではない)
シャキッとしたムーンルージュは、ぜひおすすめしたい美味しさでした。


 

なかのの真紅なかのの真紅

ぼけりんごのなかの真紅、半分は加熱してみることに。
レモン汁と砂糖少々をふりかけてチンして、簡易ジャムに。
煮るとピンク色が全体に沁みわたり、綺麗な色のジャムになります。
味は、りんごジャムの味。みかん風味は特にないです。
果肉は比較的煮とろけやすいタイプのようです。



 

なかののきらめき

店頭にはもうひとつ、なかののきらめき という赤肉りんごが。
このとき、黄色いみかけから、「家にあるのと一緒かも?」と思って買わなかったのでした。
(でも家にあったのはムーンルージュ。記憶力が悪いこと)
お店の人によると、こちらはチェリーのような風味、ですって。
参考サイトによると、一番酸味がある品種がこれ、とか。
うー、買ってみればよかったかも。酸っぱいりんご、好みなのにな・・・。
また来年あたり、もう少しお手頃価格で出会えるといいな・・・。

 


■参考情報
信州産の果肉が赤いりんご なかの真紅、ムーンルージュ、炎舞、いろどり、なかののきらめき
どれも、通常の生食用同様の大きなりんごです。
いつか食べてみたいものです。
開発者吉家さんの談話



御所川原りんご (青い杜の片隅から)
御所川原りんご当ブログ記事
青森県五所川原市特産の品種。個人の育種家の前田さんという方が開発した品種をもとに育成されたそうです。

紅の夢
弘前大学(青森県)で開発された品種。
酸っぱいりんごらしいので、いつか買ってみたいです。

恋栞
長野市の田中農園の田中さんが個人で開発した品種で、ここでしか販売されていないようです。
芯まで濃い赤色で、煮ると赤ワイン煮みたいになるほど。
来年は買ってみたい!

バヤマリザ Baya®Marisa
ドイツバイエルンの民間企業Bayerisches Obstzentrum社が開発した品種。
芯の近くまでかなり濃い赤色です。花は濃いピンクで紅梅みたい。
名前の、Bayaに(R)がついているけれど、Baya-Marisa(R)とかにしなかったのは何故だろうか・・。
(姓名みたいに2単語の名前の品種名って珍しいですよね。バヤ・マリザ(バヤ・マリサ?)と書くべきなのかしら)
このりんごで作られたピンクのシードルが、来春あたり、日本にデビューするようです。

バヤフランコニア Baya®Franconia
バヤ・マリザと同じ、バイエルンの会社の開発した品種。
皮に近いところだけが濃い赤色で、内側は放射状に白く抜けた2色のりんごです。
このギザギザの紅白の模様がフランケン地方(フランコニア)のシンボル(紋章)を思わせるので、バヤ・フランコニアと名付けられたとか。  


イギリスのりんご品種データベース『Orange Pipin』
(イギリスとアメリカのそれぞれ個人サイトを融合してグレードアップしたという経緯があるようです)
欧米圏には数えきれないくらいの品種があるようです。
しかも、まだまだ新品種も作られていて、すごいですよね。
新品種開発の観点のひとつとしてはりんごアレルギー対応。日本ではあまり問題になりませんが、特に生りんごにアレルギーがあるひとがいるようです。

イギリスとアメリカではりんごの好みが違うようです。
生食用に関しては、イギリスでは甘さも重要だけれど複雑な風味が好まれて(味や香りの形容に、梨やパイナップル、マンゴー、アニス、蜂蜜などという言葉が出てきます)、アメリカでは甘いりんごが好まれる模様。
加熱りんごに関しては、イギリスのみ、とろけるタイプが圧倒的に好まれ(ブラムリーが主流)、アメリカやフランスでは形が残るタイプが好まれるようです。
イギリス人にとっては、生食用はコックスオレンジピピンが、「心のりんご」のようです。このりんごの外見は、斑入り。そのせいか、ふじの斑の入った外見を「美しい」とえらく褒めていました。
ピンクレディのようなぺったり均一な色合いのりんごはあまりほめていません。
(私自身は、斑入りより均一カラーの方が綺麗かなーと思っていました・・・)

特にイギリスでは伝統りんご至上の風潮が根強くあるようですが、このサイトでは、ニュージーランドの現代りんごジャズ(品種名Scifreshサイフレッシュ)をとても褒めています。「とても強い甘くシャープな風味とはっきりしたフルーティな梨の香り(pear-drop note)」で、「匹敵する伝統りんごは思いつかない」とまで。
ジャズは最近日本でも買えますよね。この夏買って、パリパリで美味しいなーと思った記憶がありますが、梨の香りだったかどうかは・・・。また来シーズン(夏とか)、買ってみよう☆

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夏のりんご新品種「メルシー」

2019-08-22 | +フルーツ

お盆の頃(8/14)、たまたま行ったスーパーで、青森産のりんごが山積みになって売られていました。
え、まだ真夏だけど!!?  輸入じゃないのね!? 

メルシーりんご

輸入ではなくて青森産。
「メルシー」とありました。

はつみみ。
りんごの場合、基本的には品種名が表示されていて、柑橘みたいに各地のブランド名をつけて売られることは少な目です。
(「ぐんま名月」という品種は信州産の場合「名月」となっていたりしますが)
でも、メルシーというりんご、あったかしら。
 


買わずに写真のみ撮って、帰ってから調べてみました。
りんごといえば、いつも参考にさせて頂いているサイト「青い森の片隅から」ですがここには未掲載。おろ、こんなこともあるのですね。
品種を開発した原田種苗のサイトに説明がありました。

・「シナノレッド」の実生より選抜育成した品種
・果重は300〜330g、果色は明黄色で、果面はサビがなく全面にブルームがあり美しい。
・糖度は13%位で、肉質は歯切れが良くジューシーである。
・貯蔵性は早生としては良い。
・収穫期 青森県では8月上旬〜中旬
・(別のサイトによると)酸味はほぼなし

とのことでした。
確かに、果皮がすべすべで、緑~黄色のとても綺麗なりんごです。

でも、この時期、ライバルが多くて大変そう。
地球の反対側ニュージーランドから、シャキシャキで甘酸っぱいジャズりんごも来ているし、それにまだ桃だって食べておかなきゃいけないし、ぶどうや梨も出始めているし!
私自身は、りんごは酸味が強いものが好みなので、メルシーりんごはいまひとつ食指をそそらないかなー。
この時期は桃やぶどう、梨にしておいて、りんごはもうちょっと待って涼しくなってからでもいいかな、と思ってしまいます。
でもちょっと味は気になる。

業務連絡:りんご好きのお母さんへ もし食べてみたら感想を教えて下さい。

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西友の国産ドライフルーツ

2019-04-25 | +フルーツ

うちの近所の西友、ヨークベニマルが近くに出来たからか、どんどんトーンダウンしていました。
たまに行くと、なんだかこちらの気が重くなるほどの元気のなさ。
で、更に足が遠のいてしまったのですが、先日、久々に行ってみました。

そうしたら、なんか前と違うような??
だいぶ元気が回復しているように見えます。
人も一時より随分多いかも。


ドライフルーツコーナーが、とっても充実していたのにはびっくり。
みんな国産商品です。
この時は、台湾でいろいろ買ってしまった後だったので買いませんでしたが、こんなに充実しているなら、来シーズンのチョコがけの材料はここで買おうかな、と思うほど。
愛媛が特に頑張っている様子だったので、ご紹介します。 

西友のドライフルーツ

愛媛県産キウイフルーツ。
中国産のどぎつい緑色のドライキウイは買う気にはなれませんが、これはとっても美味しそう。
サイズもそろったものばかりで、自分で作るとこうはいきません。

 

西友のドライフルーツ

北海道産りんご。
品種はなんだろう。やはりフジかしら。

 

西友のドライフルーツ

愛媛県産の柿。富士柿だそうです。見た感じでは、ごく薄くて、パリパリしていそうな感じでした。
柿は、うちでいっぱい加工するので買わなくてもいいかな。

 

西友のドライフルーツ

綺麗でびっくりしたのがこちら。シトラスチップス。
色とりどり、サイズもさまざまな柑橘の輪切りが、パリパリの感じに干してあります。
とっても綺麗!! わくわく。

 

西友のドライフルーツ

柑橘天国愛媛県ならではの商品ですよね。

最近、こういう柑橘チップを砕いて、ハーブやスパイスもちょっと混ぜて、Myフレーバーティーを作ったらどうかなーと思っているのです。
愛媛産のこんなカラフルな柑橘チップを使ったら、楽しそう。
 

西友のドライフルーツ

温州みかん、河内晩柑、愛媛果試第28号、はるか、ブラッドオレンジ、伊予柑、レモン。
7種類もの柑橘が☆
愛媛果試第28号は、ブランド名になると、あの高級柑橘「媛まどんな」ですよ!
(やや規格を外れてブランド名をつけてもらえない子たちはこの名前のまま流通しているようです)

 

西友のドライフルーツ

愛媛産伊予柑。
こまかく刻まれた皮、および袋の状態のドライフルーツです。皮は小さいのでチョコがけには難しいかもしれませんが、果肉の方は面白いかも。
あと、ケーキなどに焼き込むには丁度いいです。
(伊予柑ってスイートオレンジのとてもいい香りなので)

 

西友のドライフルーツ

愛媛県産みかんを、房ごと干したもの。これも、チョコがけにもよさそう。

 


時々は買い物に行って、応援しなければ、と思いました。
次の冬まで、これらの品物、取り扱ってもらえますように。

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