採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

柑橘 たまみ

2016-03-08 | +フルーツ

2月中旬、我が家にいろいろな柑橘が揃っていました。
 

柑橘

一番巨大なものから時計回りに、晩白柚、ポンデローサレモン、甘夏、甘平、八朔、じゃばら、たまみ、麗紅、天香(あまか)、媛小春。
真ん中は金柑。
(かずさん、miyakoさん、ありがとうございました!) 

ミカンサイズでオレンジ色のものが、どうも覚えられません。
昔食べて好きになったのは、せとか、だったか、何だったか・・・。前の記事で「あまか」をご紹介しました。これひとまずは頭に入ったはず。 

柑橘たまみ



つぎはこちら、 たまみ です。
「か」で終わるものが多めですが、これは「み」終わり。割と覚えやすいです。うむ。

ヘタ付近が少しシワシワっとつぼんでいる形状です。
 

柑橘たまみ



皮は薄く、手で剥きやすいです。

じょうのうは食べてしまえるミカンタイプ。
味は、伊予柑に似て濃い甘みと適度な酸味。
そして何やら洋風な、いい香りが立ち上ります。 
わっ!?何の香り?と思うほど。 

よし、たまみは、伊予柑の年の離れた小さな妹で、お母さんが外国人と再婚して生まれたハーフの女の子、
ってことにしよう。
(すごく強引な例えですが、こうでもしないと覚えられない・・・)

なお、本当の交配親は、「清見」と「ウイルキング」です。
剥皮しにくくて食べにくい「清見」を種子親に、香りと甘味が強く剥皮が容易であるが果実が小さい「ウイルキング」を花粉親にして育成されたそうです。


・果実は平均 150g位
・果形は扁球形で果形指数 130位
・果頂部はやや凹んでいるが、果梗部は平ら
・果皮は橙色で、果面はやや滑らか
・果皮の着色開始は11月上旬で、完全着色は12 月上旬
・果皮の厚さは2mm内外で、薄く柔らかいので剥皮は容易
・浮き皮はほとんど発生せず、発生しても軽度
・果肉は橙色で柔らかく、 果汁量は多い
・じょうのう膜は薄く柔らかいので食べやすい
・す上がりの発生はほとんどない
・果汁の糖度は12%内外で高く、酸含量は1月中旬には 1.0%程度
オレンジ様の強い香気があり食味は良好


という特徴。


かずさんによると、このたまみは今のところ愛媛県では上島町(かみじまちょう 瀬戸内海に浮かぶ18の島からなるまち。レモンで有名な岩城島もこの町に含まれます)だけで育てられているそうです。
(上島町で栽培推奨品種として認定)
もしみつけたら、買い!ですよ☆



■参考情報
農研機構 品種紹介  たまみ 
たまみ リーフレット (PDF) 

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柑橘 天香(あまか)

2016-02-29 | +フルーツ

2月中旬、我が家にいろいろな柑橘が揃っていました。
 

柑橘

一番巨大なものから時計回りに、晩白柚、ポンデローサレモン、甘夏、甘平、八朔、じゃばら、たまみ、麗紅、天香(あまか)、媛小春。
真ん中は金柑。
(かずさん、miyakoさん、ありがとうございました!) 

柑橘は新品種が氾濫状態で、最早覚えきれません。
店頭で見かけても、
「これは食べたことがあったような、なかったような・・・。好みだったっけ?」と悩んで、そのままひきさがることが多いです。 

好みの品種は、ある程度は覚えています。
文旦、甘平、春峰、媛マドンナ。
(基本的にはパリパリした食感で酸味があるものが好み)
ミカンサイズでオレンジ色のものが、どうも覚えられません。
昔食べて好きになったのは、せとか、だったか、何だったか・・・。 

柑橘あまか



こちらの天香(あまか) は初めての品種。
覚えるのが苦手なミカンサイズ系。
心して試食します。 

外見は・・・えーと、私的にはみかんぽく見えます。
皮が少しふわふわして触ると柔らかい系。 

柑橘あまか

皮は剥きやすいです。

中味はみかん色。
果肉はとっても柔らかくてジューシー。
じょうのうは果肉が柔らかいので、少し固く感じます。
味はとっても甘く、酸味はあまりなし。
みかんから酸味を取り除いて、更にジューシーにしたような感じです。 
種は、1個につき数粒あり、種無しは少ないようでした。 

よし、あまかは、立春よりも後に出てくるあまいみん、ってことね。覚えた!
とほぼ納得したのですが、品種の説明を調べてみると、私の印象とは何だか違うような?

年内に収穫されるカンキツはウンシュウミカンがほとんどであり,品種構成に片寄りがある。そのため,ウンシュウミカンと異なる高品質な早生カンキツとして開発された。
「清見」に「アンコール」を交雑して育成した品種。
果面は滑らかで、アンコール香を主体にオレンジ香に似た芳香がある。
・果肉は橙色で、じょうのう膜が非常に薄く,肉質が極めて柔軟多汁。
・無核果がほとんどで、有核果でも種子数は少ない。

ですって。
ミカンとは違う、オレンジっぽさが特徴のように書いてありますが、そういう芳香は今回は感じませんでした。
あと、じょうのう膜はあまり薄くなくて、しごいて食べようかな、とも思ったほど。
種も、種無しのものはあまりなかったかなあ。
資料には12月下旬~1月上旬が熟期とありましたが、2月上旬に出回っていたというのは少々遅いような?
(完熟を目指して長めにおいた、という可能性もあり)

新品種が開発されたばかりで、形質が安定していないのかもしれません。
引き続き(個人的に)調査しなくてはいけない柑橘です。

今のところとても珍しい柑橘なので、普通に手に入れるのは難しいです。
数年後には、関東にまで出回るかな?それを楽しみにしておこう。
その時まで忘れないように覚えておかなくては!
(ああ・・、忘れそう)


■参考情報
農研機構 品種紹介  あまか 

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台湾2015:白柚、麻豆文旦

2015-12-10 | +フルーツ

10月下旬に台湾に行った際は、白柚(パイユゥ というような発音)のシーズンでした。
 

白柚
台南郊外の道ばたには、直売所が林立しています。
この季節に行くことはあまりないので、こんな光景は見たことがないです。
白柚は、生のものを食べたことがなく、このチャンスに是非味見してみたいもの。
友人におでかけに連れていって頂いた際に、1個プレゼントして頂きました。(Thank you, Ruby!) 
白柚

ナイフは持参していたので、ホテルにて味見。
 

白柚の特徴は・・・

・皮はいい匂い。白いところを舐めてみたが、あまり苦味はなさそう。ピールにもよさそう。
 (ピールにする際は、表面のツルツルした部分は剥いた方がよさそう)
・砂じょう(小さなツブツブ)がぽろぽろとくずれやすく、また比較的皮が薄い。
 そのため、袋から取り出そうとすると、バラバラに崩れて汁で手が汚れる感じ。
 (文旦はツブツブが固めでみっしり密着しており、手が汚れない)
・味は、酸味は予想外に少ない。日本の晩白柚はもっと酸っぱかったような・・。
 ツブツブが柔らかでみずみずしいので、食感としてはグレープフルーツのよう。
 グレープフルーツから酸味とほろ苦さを抜いて、やや水っぽくしたような感じかな・・。
 ジュースにすると、このみずみずしさとさっぱり感は丁度よさそうです。
 (以前ジュースは飲んだことがあり、美味しかったのです。)

ベストの白柚がどんな味かは分かりませんが、今回食べてみた白柚は、黄色い柑橘の中ではインパクト弱めの味でした。
でも、もし機会があったら、また買って皮をピールにしてみたいです。
皮の白いところの味も、日本の晩白柚とは随分違って、くせが弱めの印象でした。
ピールは作りやすいかもしれません。


台湾の文旦 こちらは台湾の文旦(麻豆文旦 マドゥブンタン)。
てっぺんがむっくり尖っているのが特徴です。
(日本のはここまでは尖っていないですよね)
なんと、10月下旬はもう文旦シーズンは終わりなのだそうです。
前に調べたときの情報だと、成熟期は9月上旬!)
店頭にはほとんどなくて、お友達が家に買い置きしてあったものを分けて下さいました。(Thank you, Ruby!) 

日本だと文旦のシーズンは2月頃。
10月末で、もうシーズンが終わっているなんて、季節感が全然違います。
冬の寒さでおいしく熟すのかなー、なんて思っていましたが、文旦の木にとって寒さはむしろ迷惑で、あったかければむしろその方がよく育つのかも・・。

麻豆文旦は、白柚とは違ってツブツブがシッカリしてパリッとした食感。ここは日本の文旦とほとんど同じです。
でも味が微妙に違います。 
ほとんど酸っぱくない・・・。とっても甘いです。
収穫後、一ヶ月半ほど経っているとはいえ、日本のものよりも酸味がない気がします。
(やっぱり日本は寒さも厳しいし、酸っぱくなるのかしら??)
そしてほろ苦さの感じもちょっと違いました。 

でもとっても好みの味。 
余りに美味しくて、皮を剥いて、果肉の様子を写真に撮るのを忘れてしまいました。
(白柚より文旦が好み!)


台湾には「西施柚」や「樟柚」、「斗柚」など、まだまだ、知らないざぼん類が沢山あります。
(以前まとめたのでよかったらこちらをどうぞ) 
いつかこれらも食べてみなくては・・。 



■参考情報
台湾のざぼん類まとめ (当ブログ) 
中国語サイトを日本語訳してみました。
実際の大きさにあうように写真を拡大・縮小してレイアウトしてあります。PCならそれなりに表示できると思います。

台灣柚類品種果實特性介紹

阿州水果行(果物屋さん) の 文旦のページ  

台湾農業委員会 柑橘館  

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富山旅行:見かけたもの(柿関係)

2015-11-30 | +フルーツ

11月下旬の連休に、の富山・岐阜方面に旅行に行ってきました。
(メインイベントはなめこ狩り)

大量の干し柿をベランダに干した状態で、心配しつつ出かけたため、柿関係のものが目に入ってきます。
 

紋平柿

石川県産紋平柿ですって。
初めて聞く品種です。
調べてみると、これは石川県独自の柿(渋柿)で、石川県全体で生産する柿のうち、約1/4がこの紋平柿なのだそうです。

昔は地元でしか消費されなかったが、気化アルコールでの脱渋方法が開発され(色がきれいなまま脱渋出来るようになり)、流通に乗るようになってきたとか。(富山のスーパーで撮影) 

紋平柿

果頂部が盛り上がる形状の、大型の柿です。
もともとやわらかな質感の柿で、軟化もしやすいので、他の柿に比べて日保ちしにくいのだとか。
(なので関東では見たことがありません)

ほほーう、と思って写真だけは撮りましたが、とってもお安いし、1個買ってみればよかったなあ。 

柿チップ

柿チップス。
エルハート城端という福祉作業所の商品です。
渋抜きした柿(確か平核無と言っていたような)を皮付きのままスライスし、食品乾燥機で乾かしたもの。
新潟産の同様のものを見たことがありますが、皮付きというのは初めてみました。
皮は食べてもほとんど違和感はなく、形状を保つ効果もあり、目からウロコの商品です。 

柿の奈良漬け

柿の奈良漬け!
皮を剥いた甘柿を漬け込んであります。
検索すると奈良県産のものが沢山ヒットしますが、これは富山のメーカーでした。

生の柿なら一度に2個食べられるけれど、柿の奈良漬けはおそらく(味が濃いので)二切れ程度。
大量消費するための手段ではなく、手間暇かけて珍味に仕立てあげる、というものですね。 

柿のヘタ

これはびっくり、柿のヘタ!
「越中反魂丹」の池田屋安兵衛商店でみつけました。
(クリックすると拡大します)
しゃっくり止めの漢方薬なのだそうです(柿蔕シテイ)。
「20個ほどを200ccの水で、100ccになるまで煮詰め、それを2回に分けて服用」
ですって。
即効性はないが、3~4日の継続服用で効果が出た」、という情報も。ううむ・・。

うちにあるヘタで実験してみたいものですが、しゃっくりが毎日出るような病状ではないし、よっしゃ、と煮詰めている間にしゃっくりが止まってしまいそう。 

 

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ぶどう品種 ウィンク

2015-10-06 | +フルーツ

9月下旬、ダンナサマと大型産直まで行ってみました。
この産直は、JA直営で、季節ごとのフルーツの品揃えがすごいです。

9月はぶどう。
沢山品種がありますが、それぞれ出回る期間が思ったより短いので、新しい出会いがあったり、または好きな品種でも買いそびれたままシーズンが終わってしまうこともあります。


ウィンクぶどう

今回初めて見かけたのは、『ウィンク』。

ウィンクぶどう

むちむちとした先太りの形状。先端は桃みたいにくびれがあります。まるでプルーンが密集しているかのよう?


食べてみると、ものすごく固く締まってサクサクした食感。
甘いことは甘いですが、複雑な香りなどはないです。巨峰などのジューシーで濃厚なぶどうの味とは異なる系統でした。 
皮ごと食べられる、とありましたが、軽く数回噛むくらいならいいですが、念入りに咀嚼しようとすると、ちょっと渋いかな・・。 

ウィンクぶどう

ザクロ果汁、いちじくを一緒に、フルーツポンチにしました。
ザクロ果汁がとても酸っぱいので、甘いぶどうがよく合います。

コアントローを垂らしたら、大人の味になって美味しかったです。 


■参考情報
旬の食材百科 ぶどう品種 ウィンク 

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ミニマンゴー(ダンナサマの沖縄みやげ)

2015-09-02 | +フルーツ

8月のダンナサマは、月の半分くらい出張でした。
余りにも出張が多いので、家の敷居が高くなってきたのでしょうか。
先日の沖縄出張の折りには、大層なおみやげを担いで来てくれました。

沖縄みやげ

どし!
なんとパイナップル2個。
私でも買うのをためらったであろう程の重さでした(蜂蜜みたいに甘くて美味しかった)。
更にこの産直の名物で遠くから買いにくる人もいるというサーターアンダギー。この時期貴重なフレッシュな酸味のシークワーサー、そしてミニマンゴーです。
ミニマンゴーは、随分前(ブログをはじめる前)に沖縄旅行で買ったことがあり、 「ものすごくお得!!」と感動した記憶があります。 

ミニマンゴー

どんなものだったかすっかり記憶が薄れているので、再びめぐりあえてものすごく嬉しいです。
ダンナサマ、ありがとう!

ミニマンゴー

そうそう、これ!
この極薄なのがミニマンゴーの種。
ペラペラの薄さ!
ミニマンゴーは、サイズは小さいですが、殆どが可食部で、感動的なのです☆
(ビワにも見習ってほしいところです)

普通のマンゴーは、「三枚おろし」みたいにしますが、ミニマンゴーの場合は種が薄すぎて3枚におろしにくいです。
2枚におろして、片方は種付きのままかぶりつくのが贅沢!
味は勿論、普通のマンゴーと変わらない(むしろ濃厚な)美味しさです。 


いい機会なので、ミニマンゴーについて調べてみました。
ある種の柿(例えば太秋)みたいに、雌花につくのが立派なマンゴーで、両性花につくのがミニマンゴーかな?と思っていましたが、違いました。
受粉有無の違いなのだそうです。
3月頃の開花期に気温が20度を下回るような低温が続くと、受粉がうまく行われずにミニマンゴーになってしまう確率が高まるのだとか。
(ちゃんと受粉していないから種が小さいのですね)

マンゴーの花は、大きな花穂に、1000以上もの花(雄花、雌花、両生花)がつき、雌花と両生花がちゃんと受粉すると大きなマンゴーになります。
受粉はハウス内にミツバチを放すことで行うそうですが、気温が低いと、昆虫の活動が低下して受粉しにくくなるのかもしれません。
これを防ぐために受粉時期に、ハウスを加温することもあるのだとか。

受粉後は摘果は必須で、ひとつの花穂から、マンゴーになれるのは1個!ミニマンゴーでも4,5個に留めておく方が樹勢の維持のためにはいいのだとか。

ミニマンゴーだと、全体の収量は、ちゃんとしたマンゴーより少なくなり、正規品より値段もつかず(最近は値段が上がっている気もしますが)、生産者にとっては損なのだそう。
なので受粉が不成功の場合は花穂(幼果)を全部落としてしまったりするそう。
2月に花穂を落としてしまえば、翌月に再び花をつけ、それが受粉に成功して、一ヶ月遅れながらちゃんとしたマンゴーが生産出来る、ということもあるそうです。 

ミニマンゴー

実はこの頃、我が家には宮崎産マンゴーも。
(イトウさま、ありがとうございます!)

それはそれは立派。
完熟状態で冷蔵便で届くのですよ。 

ミニマンゴー

勿論、とろける美味しさ。

沖縄と宮崎のマンゴー三昧という贅沢な夏でした。 

 

 イトウさま、ダンナサマ、ごちそうさまでした☆ 


■参考情報
マンゴー栽培方法(写真多数)
フサフサのマンゴーの花の写真があります。
全ての軸をハウスの天井からヒモで吊ったり、袋かけをしたり、マンゴー栽培って大変!

ミニマンゴーになる理由

ミニマンゴーを狙って作るには 

ミニマンゴーは実は損
 

 

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バナップル

2015-05-20 | +フルーツ

(バカップルじゃありませんよ)
 

バナップル

スーパーで新顔のバナナを見付けたので買ってみました。

バナップル という名前。
「りんごのような爽やかな甘さと香り」ですって。
それぞれ、うやうやしくパッケージに入っています。
しかもバナナなのに、冷蔵保存推奨。ふーむ。
 

バナップル

見かけは、台湾の「芭蕉」に似ています。
やや小ぶりでぷっくり太く、うすく粉を吹いたような表面。
熟すと黒く、皮がうすーくなるタイプです。
このバナナも、「皮が黒くても大丈夫です」と注釈がついています(スイートスポットは出来ないタイプ)。 

バナップル

断面はこんな感じ。
普通のバナナより、くりんくりんと渦を巻いているような気がします。
(普通のバナナを今度買ってきて確認します)


味は、台湾の芭蕉バーチャオ に近いかな、と予想していました。
もっちもちで甘さはほどほど、やや酸味がある感じ。

ところが。
さすが新品種。
甘さも芭蕉よりずっと強く、また酸味もしっかりあって、ほんと、りんごのよう。
というか、りんごのようにシャキシャキはしていないから、煮リンゴのよう・・?
これもバナナか!と目からウロコの味。

昔から、やや青めの酸っぱいバナナが好きでした。
なのでこのバナップルは好みどんぴしゃ。
コレはコレは☆ と写真を撮る間もなくあっという間に食べてしまいました(なので上↑の写真は2度目に買ったもの)

パッションフルーツピュレ、日向夏と和えてフルーツポンチにしたものも絶品でした。
バナナケーキにしても美味しそうです。


調べてみると、株式会社スミフル(住友商事系)の商品。
甘熟王バナナもこちらの会社のものです。
甘熟王、グレイシオ、甘熟王ゴールドプレミアム、島の恵み、など沢山のブランドバナナがありますが、
おそらくこれらはジャイアント・キャベンディッシュ系。(微妙に品種が違うのかもしれないですが)
このバナップルは、見かけも全く異なるので、キャベンディッシュとは別の品種ではないかと思います。

そういえばラカタン、というやはり酸味のあるバナナもありました。
あれとこのバナップルを食べ比べてみたいなあ、とも思いますが、ラカタンはあまり見かけなくて残念。 

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初夏の柑橘 南津海なつみ

2015-05-14 | +フルーツ

JA系の大きなお店で、また新しい柑橘を見付けました。
 

なつみ南津海

その名も 「南津海 なつみ」。

また女の子の名前ですが、初夏に出回るのでなつみ、と考えると比較的覚えやすいです。

親は吉浦ポンカンとカラマンダリン。
きっと新品種なのだわ、と思って調べてみると、実は1978年から育成されているもののよう。意外と古顔です。
 

なつみ南津海

山口県の柑橘農園で生まれたそうですが、こちらの商品がどこ産かはよく見ませんでした。
8個ほど、結構たっぷり入って500円。
割とお手頃価格です。 

なつみ南津海

大きさは温州みかんと同じくらいです。

なつみ南津海

ポンカンが親なので、皮がぱりっと簡単に剥けます。 

なつみ南津海

さっさか剥けて、スジもさほど残らないです。

味は、とても濃厚な甘酸っぱさ。オレンジ系の濃くて甘~い味です。
ぽそっとしたじょうのうに見えますが、中味はとってもジューシー。果汁が口の中に広がります。
種が、2房に1粒くらいの割りで入っています。 

なつみ南津海

あえて難をいえば、じょうのうの中心よりの部分がやや固めです。
なのでそこをこんな感じで削ぐようにするといいかも? 

なつみ南津海

種はポンカンに似て、先端が尖った勾玉型でした。

なつみ南津海

もっと美味しい食べ方は、皮ごと、中心を避けるように切り離すことかもしれません。
(試食のカット方法が、実は一番美味しい食べ方だった)
こうすると固い芯は避けられ、またカット面が直接口にふれるため、口に入れた瞬間から甘くてジューシーな果肉が楽しめます。
(皮は食べるとき簡単に剥けてしまいます)

濃厚でジューシーなオレンジ系の柑橘がお好きな方は、南津海、おすすめです。


(私の個人的な好みだと、じょうのうが極薄で砂嚢がパリパリの「甘平 かんぺい」の方が好きかな~。
あと、この時期だと黄色のニューサマーオレンジ/小夏/日向夏の方がさっぱり感があって美味しいです。
5キロ買うなら日向夏☆) 


■参考情報
南津海について  
開発した山本弘三さんの談話があります。カラスに食べられてしまったことで、食べ頃時期が分かったのだとか。

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インドネシアの謎のフルーツ

2015-04-27 | +フルーツ

ダンナサマがインドネシアに出張に行って、珍しいフルーツを食べたよ、と写真を撮ってきてくれました。
 
正体不明なものなので、もし何かご存知の方がいらっしゃいましたら、是非情報お願いします!
 

duku

ピンポン球よりやや小さいサイズ。
丸くて肌色のものはドゥク。
私も以前食べたことがあります。

緑色で細長い方は、名前不明。
初めてみました。 

duku

上がドゥク。
ライチよりもなめらかな薄い皮を向くと、ライチやランブータンのようなゼリー状の果肉が現れます。
果肉はマンゴスチンのように5,6房に分かれています。
ぷにぷにして柔らかいグミのようで、果汁は滴らないです。
味は、カルピスウォーターのような、ハイチュウヨーグルト味をごくごく薄めたような、というか。うっすらした甘酸っぱさです。

緑の方。
ヘタの方から殻を剥くと、ちょっと空洞になっていてその向こうに種の一部が見えます。
全部皮を剥くと、つるん、と一体化した果肉が現れます。
表面はぬるぬるというかつるつるというか、指が濡れる感じ。
(ドゥクの方はそんなことがない) 

duku

上がドゥク。
中心部に綿状のものがあります。
種は、それぞれの房に一つずつあり、大半がシイナですが、1個くらい大きめの種があります。
種は噛むと苦いので、周りのゼリー部分のみ、軽く噛んで食べる必要があります。

緑の方は、真ん中に大きな種。(ドゥクよりはライチに似ているともいえる)
果実の大きさは似通っていますが、可食部はドゥクよりだいぶ少ないです。 
で、これの味ですが、「マーガリンみたい」ですって。
さほど甘くも酸っぱくもなくて、微妙に脂っぽいような味がする、とのこと。ううむ。ナニモノ。
(脂っぽいということは、アブラヤシの実かしら?と思って検索してみましたが違いました) 

duku

緑の方の、中心の種。
枇杷の種くらいのサイズです。
インドネシア人によると、この種も食べられるのだそうです。
「どうお?」と数個持って帰ってくれたのですが・・・・。
茹でたらいいのか、煎ったらいいのか・・・???


そうだ、播いてみたら正体が分かるかしら?
(とりだしてしばらく経っているので発芽能力はもうなさそう)


業務連絡:
ダンナサマへ
このページをインドネシアの人にメールで知らせて、この緑の実の名前を教えてもらってちょ。 
さほど美味しくないとはいえ、気になります。 


===========

■参考情報

ドゥク Dhuku Wikipediaジャワ語 

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台湾のざぼん各種

2015-02-23 | +フルーツ

台湾旅行で、「西施柑」というざぼんの仲間の柑橘をみかけました。
初めて見たものです。
これまで台湾で見たことがあったのは、文旦(麻豆文旦)と、白柚。
文旦は、日本の文旦と似たサイズではありますが、形状は異なり、てっぺんがかなりとんがっています。
白柚は、日本の晩白柚を超えるくらいの巨大な物体。
店頭に並んでいると、ものすごいインパクトです。
どちらもタイミングを逸して、一度も生を買って食べたことはありませんでした。
(白柚はジュースを試したことはあります。美味しかった~☆)

柑橘大好き、特に文旦マニアの私にとっては大変くやしい状態。
更に、未知の柑橘「西施柑」なんてものもあるなんて。
そんな。

渇望に駆られて台湾の文旦類について調べてみると、3種類どころではなく、もっと沢山の種類があることが分かりました。
 

台湾文旦

こんなに!!!!
真ん中の琯溪蜜柚なんて、晩白柚より白柚より更に大きいです。
どうなっちゃってるの。


各品種を解説したページがありましたので、分かる部分のみ訳してみました。
(間違いにお気づきの場合は教えてください
サイズが小さい順に並べてあります。
(大きさ比べができるように写真のサイズを変えてみました)


収穫期は品種により9月~12月。
10月、11月が比較的複数の品種が出揃うようです。
いつか文旦三昧の旅を・・・。

ていうか、まずは日本の文旦を取り寄せてしまおう。ぶんたん~。

 

白金柚

白金柚 オロブランコ スウィーティー
沿革:アメリカから導入。英名Oroblanco。カリフォルニア州立大学のR.K. Soost と J.W. Cameron博士が、無酸文旦とグレープフルーツを交雑して育成。台湾では今のところ嘉義県竹崎鄉、台南県白河鎮などの地域で栽培。

品種特性:樹高は中程度、樹勢は強く枝葉は比較的潰瘍病にかかりやすい。
果形は扁球形。果實は小さめで、直径7.8~12.cm、果高9.6~14.0cm、果重370~790g前後。
開花期3~4月,成熟期11~12月。皮はやや厚く、果色は黃色、果肉は白色で柔軟、果汁率はやや低い。糖度8~10度、酸度0.8~0.9%。種なし。

麻豆文旦

麻豆文旦
沿革:1701年、福建漳州から導入。1717年『諸羅縣誌』に文旦の記載がある。,1788年頃には台南県安定鄉で栽培。1850年頃に台南県麻豆鎮に苗が持ち込まれ、その後麻豆の名産となり、「麻豆文旦」の名で知られるようになった。

品種特性:果形は円錐形あるいは洋梨形。直径は10.0~12.8cm、果高は11.0~13.8㎝、果重400~900g前後。
果皮は淡黃色。アルベド層は白色ないし淡いピンク。果肉は柔軟多汁、淡黃白色または淡いピンク。
花期3~4月、成熟期9月上旬。種子は無い、或いは少ない。
平均糖度(可溶解固形物)11度(°Brix),酸度0.45%。
底部が広がって上が尖った形状のものが品質がよい。

蜜柚

蜜柚
沿革:中國の華南地域から導入され、1931年雲林県西螺鎮に樹齢100年の母樹が確認されている。現在は台南県東山鄉(現台南市東山区)及び、南投県水里鄉などで栽培されている。 

品種特性:果実は短球形あるいは卵球形。直径11.8~13.8cm、果高は11.8~13.6cm、果重490~1,040g前後。
開花期3~4月、成熟期9月。果面は光滑、淡黃色から黃色になる。
アルベドはピンクで、果皮近くはより淡い色となる。果肉は紅く、果肉中心部は比較的色が薄い。
種子数は40~170粒前後に達する。
果汁糖度9~11度,酸度0.4~0.5%。風味がよい。

紅文旦

紅文旦
沿革:台南県麻豆鎮安業庄が原産。果皮の油胞は細かい。1938年には日本語で「赤文旦」、1951年には「紅文旦」と。樹齢100年を超す老樹が1本あり、栽培者は「紅文旦」と呼んでいる。。

品種特性:果実は短洋梨形。果頂はやや平たく、果梗部はすぼまる。
直径10.0~15.7cm、果高10.6~16.4cm、果重400~1,360g前後。
果皮は比較的薄く、0.8~1.8㎝。
花期3月。幼果が1~3cmの時、陽光面は暗紫色になるが成長で色は消え、色になる。成熟期は10月。成熟時の果皮は光滑で黃色あるいは淡黃色。果皮の油胞は細かく密である。果肉は鮮紅色で柔軟多汁。砂囊は全体が紅色。
果汁糖度8~10度,酸度0.38~0.55%,風味よい。
種子数は90粒程度。種なしの果実もある。

麻豆紅柚

麻豆紅柚
沿革:台南県麻豆鎮安業庄が原産。果皮の油胞が粗い。「麻豆紅柚」あるいは「紅文旦」と呼ばれた。油胞が細かい「紅文旦」と呼称が混乱していることがある。麻豆鎮安業庄に樹齢41年の老樹が2本ある。
 
品種特性:果実は洋梨形で果頂部がやや出っ張っている。果肩は大きく,果梗部の果皮が隆起する。
直径11.8~15.1cm,果高12.6~20.0cm,果重800~1,320g前後。油胞が顯著に隆起し、ザラザラしている。
花期3~4月、果實成熟期10~11月。成熟果皮は黃から淡黃色に至る。貯藏後は濃黃色となる。アルベドはピンク色で、果肉は鮮紅色、柔軟多汁。砂囊の紅色は先端部がやや淡い色となる。
果汁糖度8~11度、酸度0.39~0.61%。酸味やや高く甘味も強い。
貯藏後の品質は(酸がぬけて)さらによくなる。結果性は良好で豐產。
種子数は135粒に達する。種なしの果実もある。

盤谷文旦

盤谷文旦 バンコク文旦
沿革:1926年、農業試驗所嘉義分所に原産地であるタイのバンコクから導入されたという。また台北帝國大學の田中博士,高雄農業試驗場の鳥居技師等に導入されたという説もある。現在は彰化県田中鎮および南投県水里鄉で栽培されている。

品種特性:果実は扁球形あるいは短球形。直径13.5~15.0cm、果高12.0~13.5cm、果重980~1,230g前後。
開花期3~4月,成熟期10~11月。果皮は淡黃色で光滑、油胞は無色。
果肉は淡灰白黃色,砂囊は細長く,角柱狀、揃った配置で、囊皮は厚く、白色半透明。
原產のタイでは種なし。台湾での栽培では通常100粒以上。
果汁糖度9~10度,酸度0.4~0.5%,風味優良。

樟柚

樟柚
沿革:1927年、日本人の島田彌市技師が「樟柚は台灣の交雑実生品種ではないか」と記載している。現在では麻豆鎮安業庄で栽培されている。
 
品種特性:樹勢は中程度。果形は長球形或いは卵球形。果頂は丸い。
直径15.0~16.8cm、果高16.0~17.8cm、果重1,140~1,570g前後。
開花期3~4月,成熟期10~11月。果皮は黃色、アルベドはピンク色で果肉は紅色。柔らかく品質がよい。
種子数は80~110粒前後に達する。
果汁糖度9~10度,酸度0.4~0.5%。

西施柚

西施柚
沿革:1985年頃にタイから導入。台湾南部の平地での栽培に適し、高雄県燕巢鄉(現高雄市燕巣区)で栽培されている。 (西施というのは中国四大美人の一人なのでそれにちなんで名付けられているのだと思います)

品種特性:果実は扁球形。直径は14.6~17.5cm、果高12.2~15.9cm、果重800~1,200g前後。
開花期2~3月、成熟期10~11月。
果面は光滑、淡黃色。アルベド層はピンク色。果肉も淡いピンク~ピンク色。
じょうのうは14~19房、砂囊の表面は光沢がある。
種子數90~150粒前後。
果汁糖度10~15度、酸度0.4~0.6%。甘味強。

泰國蜜柚

泰國蜜柚
沿革:1985年頃にタイから導入。台湾南部の平地での栽培に適し、高雄県燕巢鄉(現高雄市燕巣区)で栽培されている。
 
品種特性:果実は短球形或いは球形。直径15.2~17.5cm、果高は14.3~15.4cm、果重1,330~1,940g前後。
開花期2~3月,成熟期10~11月。
果面は光滑、淡黃色。アルベド層は白色。果肉も果肉白色。
じょうのうは14~18房。砂囊の表面には光沢がある。
種子数60~110粒前後に達する。
果汁糖度9~12度,酸度0.4~0.5%,甘味強。

麻豆白柚

麻豆白柚
沿革:1826年,台南県麻豆鎮麻口里,陳丁通氏が偶発実生変異の白柚の苗を植え、1904年にこの苗を(接ぎ木で?)分け、その後麻豆の名產となった。1927年から「麻豆白柚」と呼ばれる。

品種特性:果形は扁球形或いは短球形。果頂は平ら、果基は丸い。
直径14.0~19.6cm、果高12.7~16.3cm、果重1,000~2,400g。
皮は淡黃色。貯藏後は濃黃色。皮は平滑。果肉は白色で柔軟多汁。
果汁糖度9~13度,酸度0.5~0.7%。風味佳。
種子数は13~147粒、時に種なしのものもある。
花期3~4月,成熟期10下旬至11月。

斗柚

斗柚
沿革:中國の華南より導入された。1924年の記載には、主要產地として西螺、新埔、竹東とある。現在は新竹県新埔鎮でもっとも多く栽培されている。

品種特性:斗柚は別名烏葉柚ともいう(葉っぱが黒い?)。果実は卵球形或いは長球形。直径16.8~18.6cm、果高為17.0~18.6cm、果重1,720~2,200g前後。
花期3~4月,成熟期11~12月。
果皮はやや粗く、黃色。アルベド層はピンク色。果肉は濃い紅色。
果汁はやや少。果汁糖度9~10度,酸度0.3~0.5%。
種子數77~125粒前後。甘味強。
適期に収穫し貯蔵後、風味がよくなる。

汶萊紅柚

汶萊紅柚 ブルネイ紅柚
沿革:1990年にブルネイより導入された。果肉が紅いので「ブルネイ紅柚」と名付けられた。現在は雲林県林內鄉で栽培されている。 (ブルネイはボルネオ島北岸にありマレーシアに囲まれた小さな国)

品種特性:樹勢は強健、豐產で果実は大きくなる。果形は倒卵形、果頂は平ら。
直径15.5~20.0cm、果高16.0~19.8cm、果重1,500~2,400g前後。
開花期3~4月、成熟期10~11月。
果皮黃色、皮厚1.3~2.0cm、アルベド層はピンク色、果肉は紅色で柔軟多汁。
種子数は80~110粒前後に達する。
果汁糖度9~10度,酸度0.4~0.5%。

晚白柚
晚白柚
沿革:1920年、士林園藝試驗分所の島田彌市技師がマレー半島のシンガポールより導入。果肉は白柚に似るがより晚生で、1926年に「晚白柚」と命名された。現在は台南県新化鎮(現台南市新化区)で栽培されている。
 
品種特性:晚白柚の果実は麻豆白柚より大きく、更に晚生である。果形は球形或いは短球形、果頂は豐円。
直径は17.5~20.5cm、果高15.5~18.5cm、果重1,560~2,480g前後。
開花期3~4月、成熟期12~1月。果皮は平滑、淡黃色、皮厚2~3cm。
アルベド層は白色。果肉は白色でやや青みを帯びる。
果肉は柔軟多汁で香気があり、甘酸適和で風味が強い。
種子数83~100粒前後に達する。
果汁糖度9~11度,酸度0.5~0.6%。
(日本だと2月中旬の今頃、店頭でみかけます) 
琯溪蜜柚

琯溪蜜柚
沿革:原産は福建省平和県。1974年に東南アジアから導入された。彰化県永靖鄉や嘉義県竹崎鄉で栽培されている。
 
品種特性:樹性は強健、葉は大きく厚く披針形(細長くやや先細り)。果実は最大で、短球形或いは円錐形、果頂は平たい。大果であり直径は22.0~24.0cm、果高20.0~22.0cm、果重3~4Kg。
開花期3~4月,成熟期10~11月。皮厚2~3cm。
果皮は淡黃色、油胞の香気濃厚。果肉は黃白色、砂曩の基部はうっすら赤みがかる。
果肉は柔らかくみずみずしく多汁、甘く芳香がある。
種子はない、或いは少ない。
果汁糖度9~12度,酸度0.4~0.5%。

参考リンク 琯溪蜜柚試食ブログ(『北京おいしい生活』) 


●収穫期

水果 / 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
蜜柚                  ○      
文旦柚
(Shaddock、Pomelos)
                 ○      
紅文旦                    ○    
琯溪蜜柚
泰國蜜柚
                   ○  ○  
盤谷文旦
樟柚、西施柚
紅柚、汶萊紅柚
                   ○  ○  
白金柚(Oroblanco)
斗柚(Citrus-Tou Pomelos)
                     ○  ○
晚白柚  ○                    

  ○



■参考サイト
台灣柚類品種果實特性介紹

阿州水果行(果物屋さん) の 文旦のページ  

台湾農業委員会 柑橘館 

コメント
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