昨秋、イタリアの赤ニンニクを2種類植えてみました。
(Aさん、その節はありがとうございました~)
その後の様子を記事にしておきます。
(様子、というよりは惨状、という感じなのだけど)
まずはアブルッツォ、スルモナのニンニクの方です。
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左のアブルッツォ州スルモナのニンニクは、鱗片数がとても多く、20辺前後あります。
順調に芽が出て、冬も元気に生き延びてくれました。 アブルッツォの方は茎のつけ根や葉の先端あたりがほんのり赤く、遠くから見ても違う種類だということが分かりました。
そして試練の春。(長雨と日照不足) いくつかは腐り、なんとか生き延びたものはどうなったかというと・・・
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ひゃん。 ようやく晴れてきたと思ったら、目を覆わんばかりのさび病被害。 (このオレンジ色のぽつぽつは、”夏胞子堆”というそうです) ひどい・・。 とはいえ、根っこは辛うじて生きているようです。
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育ちがいいものからは抽苔してきました。
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育ちがよくないものは、あれ?ぐにょっとなっています。 これはもしや。。。
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タマネギは収穫期を迎えるとこんな風に葉っぱがぐにゃっと倒れてしまいます。 休眠を迎える準備が出来たという状態(だと思う)。
(日本の)ニンニクは固い花茎が抽苔してくるため倒伏しないのが普通ですが、外国産品種では倒伏するものがあると読んだことがあります。 アブルッツォニンニクもそのタイプかも?
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ぐったりしたものを掘ってみると、一応小さなニンニクが出来ていました。 (休眠を迎えるべく成熟したというより、具合が悪くて力尽きちゃったのかも・・・?) 小さくて悲しいけど、植えておいたとしても、おそらくこれ以上は育たないのではないかな・・。
小さいけれどいっちょまえに粒数は多いので、ガーリックプレスで薄皮ごと潰して使おうかと思います。
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抽苔した方は、もう少し大きな玉になっていることを期待していますが、どうだろうか。
大きな玉を種にして来年もう一度植えてみる予定ですが、なんか、日本の気候には合わないような気が、うっすら。
冬の寒さ、日長、温度、水はけ・・・全部イタリアと違う気がします。
スクスク育てるにはどうしたらいいかは、よく分かりません。