憧れのパネトーネ、イタリアのお友達に送って頂きました☆
(Aさん、ありがとうございました!)
素敵な青い箱のパネトーネは、TIRI。
dissaporeのサイトのランキングで、上位(5位以内)入賞の常連店です。
|
12月4日に発送して頂き、手元に届いたのは27日。 いま荷物が大変混雑しているとのことですが、所要日数20日間程度というのは、船便にしては早いかな?航空便だったのでしょうか。 (ちなみに日本発イタリア行きは、いまなんと、船便しか受け付けていないのだそう)
|
|
箱は、写真だとうまく写っていませんが、立方体ではなく角錐台形。紙はかなりぶ厚いです。 中には、わりとゆとりをもって、パネトーネが入っています。
|
|
袋をあけた瞬間、とてもいい香りが漂います。 何の香り、と特定はできないのですが(例えばオレンジとか)、とてもさわやかないい香り。 発酵の香りと、あとフルーツの混じった感じなのかな。
上のドームはぷっくりふくらんで、さほど潰れていません。 (やっぱり箱入りはいいな) 周囲は、心なしか、四角い箱にあわせた四角っぽい形状。
|
|
ケースとパネトーネは、やや隙間がある感じです。
|
|
カット。 生地は、明るい黄色で、軽やかな色合いです。 レーズンは、薄い色のサルタナかな。 レーズンやオレンジピールの場所などに、ところどころ大きな気泡があります。
|
|
折角なのでもう一枚。
|
|
引き裂いてみると、縦の繊維構造がよく発達しているのがよく分かります。
味は、とってもしっとり、きめ細かくてシルクのよう☆☆ 食べた瞬間に香りが口に広がります。
実家の朝食で頂いたのですが、母が、 「今年これまで食べたパネトーネとは全然違う!」 と。 (実家で食べたのは確か、イータリーのボニファンティとカルディのコルシーニ) ボニファンティはパサパサで論外として、コルシーニは結構しっとりだったようには思いますが、アルティジャナーレ(職人製。大量生産の工場製と違うという意味)のものは、何というか、フレッシュさ、そして造りの丁寧さのようなものが違う気がします。
今年、試食会にも行って何種類も食べて思ったのですが、「おお、これは」と思うのはやはりアルティジャナーレのもの。 工場製のものでも、パネトーネとして美味しくいただけるのですが、アルティジャナーレのものは、作った人の目指す方向性がなんとなく伝わる気がします。(未熟な味覚ではありますが) きめ細かくしたいのか、むしろ気泡大き目でぼわぼわにしたいのか、コシを出したいのか・・。
TIRIは、しっとり繊細きめ細やか系。 そしてこれは、確実に日本人に受けそうだと思いました。
昨年頂いたベススキオは、パンの気配がしっかりする、コシのあるタイプのパネトーネで、これはこれで美味でしたが、 高級「”生”食パン」とか柔らかくなくな系が好きな日本人にはこちらが受けそう。 (私自身は”生”食パンは、一度だけ食べて、苦手と思いましたが。)
|
|
原材料: 小麦粉、バター、レーズン20%、砂糖、放し飼い鶏・カテゴリーA・低温殺菌の生卵黄11%、オレンジの皮砂糖漬け15%(オレンジ皮、グルコースシロップ、砂糖)、天然母酵母(小麦粉)、オレンジペースト、蜂蜜、塩、天然マダガスカルバニラ香料
こちらのものは、チェドロは使っていないようです。 あと、記載が細かいので、卵にこだわっているようですね。 確かに卵の味って、お菓子に結構影響します。 いい卵を使うと、焼いたときの香りがとてもいいと思います。
|
今シーズンの〆を飾る、スペシャルなパネトーネでした。
・・・・・
と思いきや。
年明け、ふと検索していたら、輸入がクリスマスに間に合わなかったと思われるパネトーネを発見。
名残にぽちっとしてしまいました。
(おばか)
もうひとつ、記事にします。