11月中旬、足尾方面に一泊旅行に行ってきました。
足尾は私は2回目。
ダンナサマはもっと沢山行っていますが、今回は初めてというEさんをお連れしての小旅行です。
泊まったのは、前と同じ、足尾温泉のかじか荘。
温泉のお湯、およびお風呂がとてもよくて、お料理もとても上質なところです。
以前は外国人だとちょっとぎょっとするような年季の入った建物だったようですが、近年建て替えられて、とてもこざっぱり。
今回はコロナの緊急事態宣言がようやくあけたような時期で、感染防止対策をしつつの営業。
宿のあちこちが念入りに拭き掃除されているのか、なんだかとりわけピカピカに見えました。
感染防止のため、お布団はチェックイン時からチェックアウトまで敷いてある状態で、ホテルみたいでほっこりできました。
(ホテルって、いつでもベッドで休憩出来て好きです。旅館は朝食後にはおふとん片づけられちゃうのが不満)
お料理がとても素敵なので、記録しておきます。
翌日、古河足尾歴史館に行きました。
いろいろな資料がギッシリで、小さいながらもとても見ごたえのある博物館です。
田中正三やその他鉱山に関する書籍もいろいろ揃っていて、何度でも楽しめそうなところ。
でも今回のピカ一は、屋外のトロッコエリア。
3人(というか、ダンナサマとE先生)でトロッコがおいてあるところをウロウロしていたら、トロッコ担当の方の一人が話しかけてくれて、
「とっても変わった構造のトロッコがあるんですけど、見ます?」
というところから始まり、倉庫の中の整備中のものまで見せていろいろと解説して下さいました。
その方は、昭和19年生まれで、もともと車が好きだった上、大学のときに自動車部に出会ってはまり、整備技能コンテストで日本一をとったこともあるのだそうです。
(卒業後のことは聞きませんでしたが、自動車関係のお仕事だったのかな?
今はリタイヤされて、この博物館のトロッコ部門にいらっしゃるのかな、と想像しています。)
で、いま売ってる車はツマラナイ、とのこと。
エンジンやその他機構が自分でいじれるガソリントロッコが断然面白いそうです。
(蒸気機関のトロッコも置いてありましたが、これは心臓となるパーツ(蒸気機関)が「〇億円」レベルでかかるそうで、今のところノータッチだとか)
ヨーロッパ系の設計と、アメリカ系の設計は、思想が全く違うとか。
アメリカ的な設計思想は、ある意味合理的で、それはそれで納得できる、とのことでした。
動かなかったものを修理して動くようにするなんて、「カーSOS」みたい!
(私自身は車のことは全くわからないし、ボンネットも開けてみないくらいですが、この番組は好きなのです。)
以前ミシン屋さんに行った時も思いましたが、メカを直すお仕事は、なんか楽しそう!
「トロッコ乗車体験」が終わった他の整備士の方々も、倉庫に戻ってきて、みんなでいま修理中の機械を嬉しそうにナデナデしているのです。
(なでなで、ではなくて、何らかの作業だとは思いますが)
羨ましいくらいです。
エンジンとかの機械が好きな方は、是非「古河足尾歴史館」へ!
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