採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ゆうぞら

2006-09-07 | +フルーツ
前回のあかつきに続いて、今度は「ゆうぞら」という桃を買ってみました。
暁と夕空だなんて、なかなか風流ですよね。
どっちが古くからある(最初に名前をつけた)のかな。
ほんのりとした朝焼けの方が桃の雰囲気に近いからあかつきを最初、誰かが名前をつけて、そのあと別の人が悩んで、「夕焼け」かなあ、いや「ゆうぞら」にしよう。とか。


2006/9/02 ほんのり朝焼け色のゆうぞら
かわいい~




2006/9/02 黄色とピンクの混ざり合った色



早速1個頂きましょう。
すっぱり。

おお!


2006/9/02 切ってびっくり



果肉は白く、種の周りは真っ赤。
美しい・・・・。

もしかして、この白地に赤い色合いが夕空なのかな。



こんなに違うとは思わなかったので、あかつきの切ったところの写真は撮っていなかった。返す返すも残念。
あかつきは果皮ももっと濃いむらのない赤色で、果肉も種の周りは特に濃いものの全体的に赤く、固めだったのです。
コンポートにあうなあ、と思いつつ、何故か全部食べ終わってしまいました。

ゆうぞらはやわらかく瑞々しい。
いかにも桃らしい桃でした。

おいしかった~。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョコビスコッティ

2006-09-06 | +お菓子(西洋)
毎度毎度のビスコッティ。
冷凍庫にカカオマスがあったのでそれを早く使ってしまおう。
(それで、また新しいチョコレートを買うんだ☆)
あと、ハルワ(シャミヤとも)も発見したのでこれも使おう。

ハルワは、米原万里氏のエッセイ(『旅行者たちの朝食』だったか)にも出てくる。中近東あたりでよく食べられている、練りゴマで出来たお菓子。
和菓子のねりきりをゴマで作ったような、といったら近いかしら。

そのまま食べてもよいのだけれど、かなり甘い。
ローマジパンのかわりに焼き菓子に使うといい感じです。


(今回の材料)
小麦粉、BP、BS、スパイス、みりんかす、卵、牛乳、お砂糖のかわりに甘酒、ハルワ少々、カカオマス、苦労して割った国産くるみ、干し柿。



2006/9/02 チョコレート風味ビスコッティ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いちじくコンポート

2006-09-05 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
全国的には知られていないけれど、つくば市はブルーベリーといちじくの栽培に力を入れているようだ。
9/1、つくば市桜の直売所に行ったら、5~6個入りで400円だった。
ものすごく安い訳ではないけれど、新鮮そうだったので3パック買ってみた。
生食にしては多すぎ、ジャムにするにはちょっと少ない、中途半端な量。

家に帰ってみたらあいはら果樹園さんから桃(ゆうぞら)が届いていて、生で食べるなら桃が優先になってしまった。

ダンナサマに聞いたらジャムよりコンポートがいいとのことなので、土曜日の夕食後、ダンナサマがTVを見ている間に作業(余談だがこの日の映画「9デイズ」はひどかった。アンソニー・ホプキンスが出てるし期待してたのに。あんな年の行った現場のCIA捜査官なんているのかなあ。あと追われて逃げて車に乗り込もうというときに、アタシェケースをしまうために後部ドアを開けるのかな。急いでいたら運転席にすぐ乗り込んで荷物は助手席に乗せないか?)。

この日、あさから掃除などして深層心理下でいちじくを避けていた理由が分かった。
皮むきがつらいのだ。

手湿疹というのかな、指の爪のある側がカサカサしているのだけれど、そこにいちじくの汁がしみて痛いのなんのって。
いちじくにはタンパク質分解酵素があるのだ。
だから大量に剥くと指の指紋が溶けて、皮膚がうす~くなって痛いそうだ。
結局ビニール袋を左手にかぶせてむきました。

この日は重曹であちこちこすっていたせいもあるかもしれない。肉眼で分かるほどの手荒れはないのだけれど、唐辛子を刻んだら通常より指にしみて痛かったので。


むいてしまえばあとは簡単。
ロゼワイン、水、ビートグラニュー糖、レモン汁を煮立たせてシロップを作り、いちじくと合わせて煮て、瓶詰めして煮沸してできあがり。

(写真はあとで)
2006/9/2作成 つくば市産いちじくのコンポート
(ロゼワイン、水、ビートグラニュー糖、レモン汁)
ひとびんに6個も入ってます。つまり1パック。


後から考えたのだけれど、桃も一緒のシロップでコンポートにしてもよかったのでは?
瓶詰めは別にするにしても、互いの風味がシロップに出て、それはそれでおいしいのでは。

●ジャム・保存食の目次へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ココナツミルクのテリーヌとガトーショコラ

2006-09-04 | +お菓子(西洋)
実家に行くとごはんのおかずは母が主導権をもっていろいろ作ってくれるので、私は普段よりもひまになる。

で、いつもお菓子を作るのだが今回(8/19、20)はガトーショコラ。
それから母の念願(というほどでもないけど)のココナツミルクのテリーヌ。

ガトーショコラは、何十とレシピをもっているのに(図書館で借りた本のものなど)、どれひとつとして持って行かず、結局インターネットで調べました。

粉、バター、卵、チョコレート、砂糖だけでできるレシピもあるはずだけれど見つからず、やむなく生クリーム50ccが入るレシピを使用。
考えてみたら生クリームは乳脂肪+水分なので、バター+牛乳で代用できたのでは?
中途半端に残った生クリームは困るけれど、ケーキに添えることにしよう。

型はヨックモックの四角い缶を使用。
表面に何か塗って(貼って)あって、熱すると有害かとも思ったが、紙を敷くし、それほど高温にならないはずだし多分大丈夫。
お砂糖の一部に黒糖を使って焼き上げました。




ココナツミルクのテリーヌは母が雑誌か何かで見てレシピをメモしてあったもの。

「今まで2回ためして」「おいしかった訳ね?」「いや両方失敗したから」もう一度作ってみたいとのこと。

①ココナッツミルクパウダー 60g---湯大さじ2にとかす
②無縁バター60g
③グラニュー糖30グラム
④生クリーム100ml
⑤ゼラチン6g---水でふやかす
⑥ラズベリーなど適量とレモン汁(今回は桑ジャムの桑を拾い上げて使いました)
⑦(食べるとき)ベリーソース(桑ジャムを使用)

1)バターと砂糖をすりまぜる
2)これにココナツミルクを少しづつまぜる
3)生クリーム分量のうち30mlを鍋であたため、これに⑤を入れ溶かす。
4)残りの生クリームを固く泡立てる(角が立つくらい)
5)(1)バター+ココナツミルク、(4)泡立て生クリーム、(3)ゼラチン類をまぜる
6)型に半量流し込み、点々とラズベリー、レモン汁など散らし、残りの半量を流す。
7)冷蔵庫で冷やし固める。切り分けて盛りつけ、ベリーソースなどを添える。
(これの2倍で作成し、流し缶ひとつ分できました)

これまで泡立て器がなくて作っていたらしい。
今回は電動泡立て器を私が持って行きました。
機械の力を借りて成功。

疑問なのはゼラチン液を混ぜる順番。
今回うっかり何も考えず、バター類に混ぜて、そこに泡立て生クリームを加えたのだけれど、一般にババロアなどはゼラチンは最後ですよね?

温かいままのゼラチン液を加えてバター生地がとけかけて、あわてて氷水にあてたら、今度はゼラチンが固まってきてしまいました。
かたまりかけたものにぴんと角がたつほどの生クリームは混ぜにくかった・・。

バターとさましたゼラチン液を混ぜ、そこに(柔らかめに?)泡立てた生クリームを加えるか、または、バターと泡立て生クリームをよく混ぜ、そこにさましたゼラチン液を加えるか、の方がよいのでは。


2006/8/20 デザートプレート
(ガトーショコラとココナツミルクのテリーヌ桑の実ソース添え)
テリーヌの上にあるのは冷凍ブルーベリー。
ガトーショコラの何が好きってあのしっとりみっちりした断面なのに、あっち向いてる…。



ババロアと違ってバターが入るのでびっくりのレシピ。
お味の方ですが、濃厚でリッチな味。チーズケーキにちょっと似てるかな?
ちょっぴりで満足できそうなタイプのお菓子です。
ベリーソースとあわせるとココナツミルクの濃さがくどくならずよい感じ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なすのムサカ

2006-09-04 | +お客さんの日
土曜日(9/2)は日中がんばって家を片づけたりみがいたりした。
先日買ってあった掃除用重曹を使ってみようかと思って。
そしたら、ものすごい効くのでびっくり。
特に台所の、油が古くなって黄色くべたついたような汚れに効果覿面(てきめん)。
ステンレス製のフライパンのふたが鏡のようにぴかぴかに!
調子に乗って換気扇カバーも重曹水に漬けおきしてみました。
途中一回水を換えて重曹を足し、翌日こすってみたらまったく油っ気なし!
でも塗装もはげたよ・・・。どうしてくれよう。
まいいけど。
それにしても、換気扇カバーとか、強力な薬品を使いがちなものにそんなヤワな塗装をするとは間違っているよねえ。

がんばったのに、ほとんど片づいたように見えないうちに夕方に。
本日はムサカの予定。

ミートソースは一昨日(木曜)仕込んでおいた。
・タマネギ
・にんにく
・舞茸(フードプロセッサでみじんぎり)
・牛ひき肉
・豚カシラ肉(フードプロセッサで挽肉に)
・ドライトマト(熱湯に20秒漬け、絞らずに刻んでおく)
・ドライパプリカ(熱湯に20秒漬け、絞らずに刻んでおく)
・トマト缶(2つ)
・トマトピューレ缶(1つ)

1)ニンニク、タマネギ、舞茸をしんなりするまで炒め、挽肉を加え炒める。
2)別途トマト缶とトマトピューレを煮詰めておく。
3)トマトと挽肉類を合わせて煮る。
4)途中ドライトマト、ドライパプリカも加える。

ナスは普通のナス2袋用意して全部使ってしまった。
薄切りにして、両端の皮の沢山ついたところ以外を使用(そこは別のものに使った)。

5)濃い塩水を用意して、そこにスライスナスをくぐらせ塩水は捨てる。
6)しばらく置いてざっとゆすぐ。
7)濡れたまま、テフロンのフライパンに油をひかず並べふたをして焼く。
8)しっとりとしたら皿にあげておく。
9)一番下と上がミートソースになるようにナスと重ね、オーブンへ。
10)まずふたをしてぐつぐつしてくるまで焼く。その間にベシャメルソースを作る。

ベシャメルソース、失敗した経験はないけれどなんとなく苦手意識があった。
だからグラタンとかドリアとか、作ったことなかったのだ。
この作り方なら何とかできそうかな。

・小麦粉 大さじ4
・バター 大さじ4
・牛乳 250cc
・塩、白胡椒、ナツメグ 各適宜

11)バターを鍋で溶かす。
12)火を止めて小麦粉を入れて混ぜる。
13)火をつけて小麦粉に火を通す。一度こてっとしてまたさらっとしてくる。
14)牛乳を熱くしておく。
15)熱い牛乳を一度に注いで、よくまぜる。
16)強めの火で煮立つまで煮る。

17)ナスの容器のふたを取り、ベシャメルソースを流し込み、表面に焦げ目がつくまで焼く。
5.5合炊き電気釜の内釜満タン分できました。多分6人前くらい。


2006/9/02 たっぷりムサカ



毎年1回は作るムサカ。
ナスの種類によって歯ごたえなど微妙に違ってくる。
以前長ナスで作ったら、果肉がきめ細かくてとろけるようで、なかなかよかった。
挽肉にきのこ(シメジ、舞茸など。椎茸は合わないかも?)をまぜるのは大変おすすめ。挽肉の歯ごたえに近くてうまみが加わるしカロリーは控えめになる。(挽肉はほんのちょっぴりでもいいくらい)

この日はこれがメインの予定だったのだけれど、ダンナサマが「肉は?」と。挽肉が入っているよ、と言っても納得しない風情なので、豚肉(ロース厚切り)を焼きました。


2006/9/02 よるごはん


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする