さて、先日の記事で、畑の持ち主からラッキョウと説明を受けていたものが、実はノビル(野蒜)だったことが分かりました(教えて下さったみなさんありがとうございました!)。
(そして、下記の記事中でワケギと書いているのは間違いで、実はアサツキだったともわかりました。こちらもお礼申し上げます。あとでワケギをアサツキに直しますね~。)
つまり、My畑(1年だけ預かっているだけなのだけれど)には、ワケギアサツキ、エシャロット(大きく育てればラッキョウだな)、野蒜の3種が生えていることになります。
どれがどれか、私にはイマイチ区別がつきません。
掘ってみないと分からない、というのは不便ですよね?あちこち少しずつ掘って確かめてみようかな?
という訳で、掘り上げて、並べてみると・・・。
2009/4/21 左から ワケギアサツキ、エシャロット、ノビル
あらま。あちこちに点々と生えているときは区別がつかなかったけれど、全然見た目も違うではありませんか。
まず葉っぱ。色が違いますよね。
左から ワケギアサツキ、エシャロット、ノビル
そして(玉の下部から生えている)根っこも全然違う!
左:ワケギアサツキ
ネギのように中空の葉っぱがぴんと伸びている。
つけ根部分はきゅっと細くなっておりうす紫色で、葉っぱの色は鮮やかな緑色。
写真にはないけれど、4月下旬時点で薄紫のネギボウズがぴんと立っている。
玉(正式名称は何?鱗茎?)の形は、エシャロットに似ている気がする。
根は一番細く、もしゃもしゃしている。
なお、ワケギは、つけね部分が細くなっておらず、ネギのように寸胴のようです。そして地下にはたまねぎのような玉がついているようです。
中:エシャロット(もうちょっと太らせればらっきょう)
葉っぱは、くしゃくしゃと倒れかかったような様子で、色はビリジアングリーンというのかな、深緑色。
つけ根部分は薄紫色でワケギとよく似ている。
玉の形は、ワケギに似ている気がする。
根はワケギとは全然違って太くて丈夫で長い。
右:ノビル
葉っぱは、一番細く、くしゃくしゃと絡まったような様子で、色は一番明るい黄緑色。
つけ根部分は白い。。
玉は明らかに他2つとは違って、まん丸い。分球した小さな玉はぽろぽろ外れやすく、掘っている最中もこぼれおちる。これが自然にまた生えてくるのだろうか。
根は3つの中で一番太くて立派!やはり野生に一番近いからだろうか?
(っていうか、ノビルって栽培することもあるなんて知りませんでした)
太いくて途中で千切れないせいだと思うけれど、長さも長く見える。
それぞれ生でかじってみると味も違うと思うけれど、味見はまだです。
何とまあ、見かけだけでもこんなに違うものだったとは!
特に根っこの違い(ノビルの根っこの立派さ)にはとてもビックリ。
掘ってみてよかったわ~。
葉っぱもよく見ると違うし、これからは掘り上げてみないでも区別がつきそうです。
いろいろ試してみるもんだなー。うむうむ。