採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

那須の工具類片付け

2016-07-11 | +実家・那須

週末は那須に涼みに行ってきました。
(夜は布団が2枚必要なほどの寒さ!)
あと、梅雨時期にぴったりの、室内作業もちょっと。
父所蔵の工具類の整理です。

父は片付けや掃除は得意で、那須のログハウスはかなり綺麗に片付いて見えます。
でも、実は引き出しの中はいろいろなものがミックス。
どこに何を入れたか記憶にあるうちはいいのですが、忘れてしまうと、分類されていない状態では捜しにくいです。
父も最近ちょっと困ることがあった模様。

引き出しの中の整頓は実は母の得意分野。でも今回は来てくれませんでした。

私自身はといえば、部屋のあちこちにいろいろなものが散乱しがち、かつ引き出しの中もごっちゃり、という、家族で一番の散らかし屋です。(ブログの端々から片付けに苦闘している様子がお分かりかと・・・)
この私が片付けだなんて、全くのミスキャストって感じですが、他人のものなら、少しは手伝えるかも。


金曜日の午後遅めに出発し、7時頃に到着。
(この時期明るくて助かります)
片付けの計画を練ろうかなーと思ったら、目下の問題はトイレの水漏れとのこと。 なぬ?それは大変。
トイレに行ってみると、床にかなり水が漏れた痕跡が。
(給水コックを閉めておけば一応は止まる)
父が既にあれこれ取り組んで、問題はウォシュレットにありそう、というところまで絞り込んでいました。
それまでは、タンクを外したり、タンク内にある手洗いに水を流したり止めたりするメカ(ボールタップというそう)も交換したりしたそうです。

ウォシュレットを取り外し、外部にある水抜き栓と給水フィルター栓の二つを一旦外し、掃除してから締め直してみました。
これで様子を見てみると、トイレ外への水漏れは収まった模様でした。
ウォシュレットからトイレの中に、ぽたぽたと水は漏れたままなのですが、シャワーノズル部分はそう簡単に分解出来ないし、当面使用に差し支えはないので当面はこれでよしとしました。
(修理に出すか悩むところです)

工具の片づけは、土曜日朝から。 

工具片付け



まずは家中の引き出しを集合(衣類以外)。
工具、金物、文具などです。
この他に大物の電動工具(丸ノコ、電動カンナ、電動ドリル、チェーンソー等)の収まったスチールラックがあります。
何しろこの家中の家具をDIYで作ったので、木工関連の道具はとても多いです。 

工具片付け



スチールラックの写真は撮りそびれました。
中にはこんな道具も。
踏み石を設置する際、巨大なコンクリートブロックを移動させるために買ってみたものの、ほとんど使わなかったのだとか。ヤフオクに出したいくらいですが、名前が分かりません。
(どなたかご存知の方、教えて下さい。というか、欲しい方いらっしゃいませんか?) 

工具片付け



あらあら分類し、再び引き出しを戻してみました。
(この家具も父のDIY作品)
慣れないうちはしばらくは探し物をするかもしれないので(私を含む)、大きな文字でラベルをはりつけ。
お父さんへ:お客さんが来るようであれば、剥がしてしまっていいですよ。

工具片付け

こちらはネジ、釘等の関連品。
(これも父の作品。隙間の幅がちがうのは戻すときに順番が乱れたせいかも) 

工具片付け

一番上は、電動ドリルのビット、及び手動のねじ回しセット。
ナットを回すためのものもひとまずここに入れました。
(ナットは釘コーナーに移すべきかな)
トリマービットも1個ありますが、後日トリマーと一緒にしておく予定。 

本当は薄い段ボールで仕切りを作りたかったのですが、今回は時間切れ・・。 

工具片付け

ビス類。
お店屋さんが開けそうなくらいあります。
(ここは前とほぼ変化なし。しばらく前にビスだけはひとまとめにしたのでした) 

工具片付け

次はコーススレッド、フック、その他ネジ。
あ、電球がこんなところに・・・。 

工具片付け



最後は釘っぽいもの。
釘は電動ドリルではなく金槌で留めるので、ネジとは別の段にしてみました。
あちこちにあった釘を一箇所にまとめました。 


この他、電動工具のスチールラックも最上段の棚板位置を低くして、置いてあるものを見えるようにしました。
(必要ならもう一段棚板を追加するといいかも?でも目線より上は使わないかな・・・)

更に、日常的に非常によく使う位置の4段カラーボックスの中央2段に最近はほとんど読まない本が沢山あったため、一段と半分の本を本棚に移動。カラーボックスの棚が1段まるまる空きました。

隅っこにしまってあった燃えるゴミ(空き段ボールや空き袋、古いカレンダー等)や燃えないゴミもちょこちょこ処分。ゴミの量はそこそこの量になりました。

で、すごく片付いた!と言いたいところですが、外見上はもともと、とても片付いていたので、ぱっと見はほとんど変わりません・・・。

父にとって使いやすくなったかどうかはよく分かりませんが、整理した私は、いろいろな道具のありかが把握出来たので、借り物をする時には便利になった気がします。

 

コメント (8)
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自家製生ハム:骨を外す

2016-07-07 | +肉・魚系保存食

自家製生ハム、冬から食べ始め、大体今頃の時期までに半分くらい消費することになります。
真夏はやっぱり冷蔵庫に入れたい。
という訳で、昨年同様、骨から外します。 

昨年は、ノコギリやニッパーなど沢山の道具を使って、えらく大変でした。
一度経験したからかどうか、今年は割とうまくいきましたよ。 

生ハム骨外し



ホルダーから外し、新聞紙の上で作業します。
膝関節~大腿骨~骨盤(寛骨)とその周囲の肉から構成されている訳なので、膝周辺をまず骨から外し、順繰りに骨に沿ってナイフを入れていきます。
そして大腿骨の末端で、関節を切り離します。

 

生ハム骨外し

(作業中は両手を使うので写真なし)
無事に脚の骨がとれました。
上端は大腿骨骨頭です。

生ハム骨外し



骨から外した肉は、2等分。
というのも大きなままだとスライサーにかからないためです。
大きい方の塊にはまだ骨盤の骨がついています。 

生ハム骨外し



小さい方の塊には、膝のお皿が。
これも包丁でえぐり出します。 

生ハム骨外し



大きい方は、こんな感じに骨盤がくっついているので、出っ張った部分を持ち手にして、骨を探りながら、骨に沿うようにしてナイフを入れます。

生ハム骨外し



切り離すとこんな感じ。
骨に覆われていた部分は、随分と生っぽい感じです。
食品用アルコールを吹きかけ、オーブンペーパーに包んで冷蔵庫へ。
冷蔵庫で次第に乾燥していきます。 

生ハム骨外し



骨再現。
右の方が骨盤。手で支えているのが膝のお皿。
これは、右脚・・・?

ふくらはぎ部分も食べられそうな部分については出来るだけ肉をこそげましたが、ちょっとザツだったかな。昨年の方が綺麗にこそげていました。 


冬越ししたルッコラがトウ立ちして種をばらまき、畑の一角にミニ・ルッコラ草原が出来ています。
生ハムを機械でスライスして、ルッコラと一緒に食べよう。 

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ニンニク2016:三つ編み

2016-07-06 | +三つ編みニンニクgarlic braid

ニンニク、編んでます。
品種ごとに片付けているのですが、あと少しで福地以外が終わるところ。
(全体の半分くらい)
なかなか進みません。
 

garlic/braid



これは前にも載せましたが、畑友から頂いたものの初収穫。
今年の秋植えるタネにします。
6月9日頃、練習がてら編みました。 

garlic/braid



右3つは、南方系のもの。台湾、沖縄のミックスです。
混ぜてしまったのでもうタネにはしないつもり。

左ふたつはmiyakoさんから頂いた岐阜のニンニク。
福地に似た、白くて粒数が少ないニンニクですが、皮がピロピロと薄い気がします。 

garlic/braid



一番右は無臭ニンニク。種用。
それ以外は、シチリア・ヌビアの品種。小さめです・・。 

garlic/braid



こちらはアブルッツォの品種。
調子がいいものは、とても大きくなります。
ソフトネック系なのかな、大きくなると首のところがあまり安定しない気がします。

garlic/braid



右3つはシチリア。一番右はタネ用です。
一番左は山形(タネ用)。
あまり生育がよくないなあ、と思っていましたが、皮を剥いてみたら何だかとても別嬪。
こういうのは編んでいて嬉しくなります。

garlic/braid



別嬪ニンニクは、編むのも自然と丁寧になります。
囲みハートはかなり手間がかかりますが、可愛いので頑張れます。 
来年は山形をもっと沢山植えたいかも。 

garlic/braid



スペインのアホ・サント(アホ・モラード)。
ニンニク自体の生育は不良気味なのですが、葉っぱが長くて綺麗なので、編み甲斐があります。
右二つは長さを生かしてぐねぐねさせてみました(今年初)。
どうでしょうか。 

garlic/braid



編み込むのに使っている赤いヒモはペーパーラフィアというもの。
右が国産で、いつも使っているもの。これが通常店頭にないのです。
うっかり切らしてしまったときに左の中国産を買ってみました。
色は好きじゃないし(中国好みの朱赤ですね)、半分くらいの薄さで水で濡れると千切れます。
品質は全然ダメ。お話になりません。
数日で取り寄せてもらえましたが、次からはなくなる前に電話で注文するようにしよう・・・。 

 

コメント (4)
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ニンニク2016:スペインニンニク

2016-07-05 | +ニンニク

今日はとっても涼しいです。
2週間くらい前から蒸し暑くなってきて、
「ああ、もう屋外に出て、暑くもなく寒くもない、丁度いい季候の日というのは、あと4ヶ月近くないのか・・・」
と憂鬱になりつつも、覚悟を決めていました。
でも、不意にこんな涼しい日が来ると、逆にどうしていいのか分かりません。
涼しさを生かして有意義に活動すべきなのかもしれないけれど、何だか眠くなってしまったり・・・。
暑いくらいの方が、
「ええ、くそ、もう!こんな暑い中草むしりなんて!だー!!」
と作業がはかどったりします。

明日はもう、普通に蒸し暑い日に戻っちゃうんだろうなあ。
今日はほんとに、サプライズプレゼントみたいな日です。

=====

ニンニク、すっかり乾いたので、三つ編みをし始めています。
泥のついた皮を剥いてみると、出来・不出来の具合が明らかになります。 

アホ・サント



数年前、スペインの品種を買って植えてみました。
その後、収穫したものを種にして毎年植えているのですが、今年は近来まれに見る不出来。
全体的に小玉で生育不良。そしてこんな分球不全の玉とか。 

昨年は春先の長雨で病気が多発しましたが、その時より調子悪いみたい。
昨冬の暖冬の影響で、鱗片の分化が遅れ、そのせいで鱗片の肥大期間が足りなかったのではないかと思っています。
(ほかにも問題は色々あるでしょうけれど) 

アホ・サント



あまりに出来が悪いので、一部は、葉っぱがすっかり枯れてもしばらく、畑に置いておいてみました。
葉っぱは枯れても、根っこから多少栄養を吸って太ってくれないかなあ、と。
どちらがそうか、分かりますか?
 

アホ・サント



左が早めに収穫したもの。
そして右が遅めに収穫したもの。
左の方は、皮が未熟なうちに無理矢理乾かされてしまったような感じですが、右の方は皮がそれなりに成熟したようで、パリパリに薄くなっています。
(玉のサイズはほとんど変わりなし・・・) 

アホ・サント



長くおいておくと、葉っぱが汚くなるのがちょっと問題です。
写真下側が長くおいておいた方で、黒ずんでいます。
手前は早め収穫。こちらの葉っぱは比較的綺麗です。


小玉で悲しいけれど、編んでしまおう。
飾り用としては、玉もひび割れていないし、割と綺麗に編めるはず。 

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あんず ニコニコット

2016-07-04 | +フルーツ

 

あんずニコニコット



JA系の大きな産直で、あんずを見かけました。
新品種のニコニコットというもの。
以前あんずについて調べたときに名前を知って、食べてみたいなあ、と思っていたものでした。

あんずニコニコット



右側は信州大実。
それに比べると小さめですが、やや濃い色です。


あんずって、生で食べるとあんまり味がしないなあ、というのが私の印象。
煮ると途端に酸っぱくなって煮崩れ易いのに、生のときはもふもふした食感で、うっすら甘いだけで酸味はあまりなくて「もどかしい味」。
(種からぱかっと外れるし、ジューシーすぎなくて口の周りが汚れないのは便利)
で、お腹に入ると、胃の中でしんしんと酸っぱくなってきます。
生でも好きですが、加工した方が断然パンチが効いてきます。

このニコニコットはどうでしょう?
 (従来品種)平和:酸味多い
 (新品種)ニコニコット:酸味少なく甘み多い
 (新品種)サニーコット:甘み多く、酸味もあり爽やか。サイズ大きめ。
という特徴だそう。
売り場にも「酸味少ない」とありました。

私としては、酸っぱいのは好きなので、単に甘いだけだったら残念だけど、でもせっかくの新品種だし、と買ってみました。

あんずニコニコット

切ってみると、心なしか瑞々しいような?


かじってみると、おお!味がする! 

酸味は、ちゃんとあります。
甘さも酸味もちゃんとあって、ジューシー感もあります。
これは・・・、ネクタリンに似てるかも。
かなり美味しいと思いました。
胃に入ってからのしんしんとした酸っぱさはあまりなく、口の中で美味しい酸味があります。

「あんずはあんまり・・・」というダンナサマも、「これは比較的美味しいね」と言っていました。
(でも、皮は酸っぱいから剥いて、という希望のよう。あんずは皮が美味しいんじゃんよぅ)

ナイフがいらなくて片手でかじれるのもとても便利。
また買いたいです。


次は、サニーコットを食べてみたいなあ。
ニコニコットより酸味があるということは・・・?結構酸っぱいのかな?


■参考情報
農研機構フルーツセミナー資料 あんず新品種ニコニコット、サニーコットについて (PDF)

コメント (6)
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