採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

八珍柿干しあがり

2022-12-12 | +干し柿・干し芋・栗

12月初旬に、柿が全部干しあがり、発送やら冷凍やらして、ベランダから片付きました。

今年は佐渡の柿が豊作で、結構いっぱい買わせて頂いたつもりですが、なんか終わっちゃうとあっけないなー。
名残惜しい・・・。もっとずーっと見ていたい・・・。

さて、今年特別に分けて頂けたグラマラス大玉ちゃん、干しあがるといつものとどう違うのか見比べてみました。

八珍柿

パック詰め。
大玉は、丁度みっちり6個入る感じです。
いつもの小玉は、8個入れると中央に隙間が空くので、そこにスライス干し柿を並べます。
もっと吊るしておくと更に小さくなって、このパックにみちみち12個になることもあります。

八珍柿

大玉の場所に小玉を入れると、スカスカですね。




八珍柿
八珍柿

大小並べて。
(下の写真、手袋してでも手にのせればよかったか・・・)
生の時:小玉約150g、大玉約300g。
干柿時:小玉約50g、大玉約95g。


どちらも乾くと3分の1になっていて、やっぱ大きい方は、2倍くらいの重さなんだ・・・。
(なんとなく、差が減ってるような気がしてました)

八珍柿

豪華大玉セット。
てぷてぷのグラマラス軍団です。
縦方向にも大きいので、みっちり箱詰めしたときの、重さがなんかいつもと違います。
かわゆい・・・・。

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ラズベリー苗さらに追加2種

2022-12-09 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

10月下旬に、一季なり(初夏収穫)のラズベリー用の、垣根みたいな支柱(+ヒモ)を作って、グレンアンプルとグレンモイを4本ずつ植えました

 

ジップ袋

両端から4本ずつ植えて、真ん中あたりにまだスペースが残っています。
来年にはシュートが出るだろうから、それを増殖させるつもりでわざとあけておいたのですが、ナーセリー(苗木屋さん)のサイトを見ていたらまたちょっと欲しくなってしまって、「このスペースに植えればいいし」とまた買ってしまいました。


ジップ袋

2種類の苗です。
左の2本は、一季なり品種、キャンバイ。
右の1本は、二季なり品種、コカニ―ホームガーデン。

前回届いた一季なりのグレンモイやグレンアンプルは、ツタかと思うような長い茎が伸びて、来年にはきっと花枝が出るだろうと思われるものでしたが、今回のキャンバイは小さいです。(確か2年製苗? 値段も安かった)
実がみられるのはいつでしょうか・・・。

ジップ袋

キャンバイ(Canby)
こちらのサイトによると、
果実は中型からで、淡い赤色の果実。
果実は硬く甘みがあり、生食や冷凍保存に適している。
生育は旺盛で、適度な冬の耐寒性を持つが、涼しい夏を好む(わあ、日本は大変かも)
ウイルスとアブラムシの両方に対して高い免疫力を持っている。

こちらのサイトによると、
起源: オレゴン州(アメリカ合衆国農務省) 1953年 (Viking x Lloyd George)
収穫期:6月下~7月中(オレゴン州にて)、1季成り
大きさ:中~大
果実:明るい赤色、いくらか柔らかい
味と香り:風味が非常に素晴らしい
---------------------------------------------------
1933年交配、1937年選抜、1953年に発表された。
現地で充分に普及しきった後で、公式に命名された珍しい品種である。
機械収穫ができず、収量性が悪いため、現在では家庭用の品種としてみなされている。
ただし、木が丈夫で風味が優れているというのは、家庭用として大きな長所である。
そのためか、1953年発表という古い品種にも関わらず、未だに苗木の販売が続いている。
日本では、大関ナーサリー社が別名で苗木の取り扱いを開始した。



今考えると、これはツタみたいに長くなる品種ではなくて、木立タイプなのかも。
とすると、一季なりだからと垣根の場所に植えてしまいましたが、二季なりの方に植える方がよかったのかな・・?
真冬、再度植え替えしてみようか・・・。

ジップ袋

コカニ―(Kokanee)
大粒 甘く優れた風味 たいへん硬い 鮮やかな明赤色 平均糖度11.6%

これは、暑い国でも育てられる、画期的な新品種だそうです。

◆特長
世界初、低温要求量の必要ないラズベリー誕生
温帯から亜熱帯、熱帯地域でのラズベリー栽培が可能

(当社での観察)
一般的にラズベリーは夏の暑さに弱く、果実が柔らかくなる傾向があります。
しかし、この「コカニー」は全く違います。
当社、雨よけハウス内コンテナ栽培において、ハウス内の最高温度40~45℃にもかかわらず、たいへん硬く、美しい高品質の果実を収穫することができました。
赤く熟した果実が簡単に摘み穫れます。
収穫後は冷蔵庫内で保管して、4~5日以上品質のよい果実を楽しむことができました。
今までのラズベリーの中で最高の品種の1つと言えるでしょう。

なのだそうです。
更に、権利保障もなんかすごくて、
・苗木を増殖しない
・苗木を売ったり譲ったりしない
だけではなく、
・収穫果実も自家消費専用で、他人に売ったりタダで譲ったりしてもだめ
・果実加工品(ジャムなど)も他人に売ったりタダで譲ったりしてもだめ
なのですって。けーちー。

じょうぶそうな苗木ではありましたが、ほんとに美味しい実が出来るんだろうか・・・。
植えたのが、一番北側、日当たりが悪くて雑草と闘うような場所だったのだけど、一等地を譲るべきだっただろうか・・・。
(南側は、今植わっているインディアンサマーの茎が太くて、来年の夏果が勿体なくて抜けなかった・・・)

 

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パネトーネ2022:パレスホテル東京

2022-12-07 | +パネットーネ・コロンバ

12月に入って急激に寒くなりましたよね。
ハイカロリーのものを食べても、多少は許される・・・かな?

今年もパネトーネに凝って、あちこち買い集めています。
まずは日本で買えるところを重点的に。
今年は、日本のベーカリーのものもひとつ買ってみました。
それがこちら、「パレスホテル東京」。


ネットでパネトーネを検索していたら、たまたま「パレスホテル東京」のパネットーネ予約販売の広告をみつけたのです。
丁度東京に出る予定の日にあわせて受け取りに行ってきました。

パレスホテル東京のパネトーネ
パレスホテル東京のパネトーネ

東京駅、丸の内側の北の方の立派なビル。
うっかり手前に入ってしまいましたが、奥のビルがパレスホテルでした。
居心地が悪くなるような高級ホテルでした。
地下一階にベーカリーがあり、パネットーネも飾ってありました。

パレスホテル東京のパネトーネ

外箱。
おしゃれですが、山積みにして売るのには不適な箱ですね。
(高級ホテルなのでそのようなことはしない)

パレスホテル東京のパネトーネ

中身。直径18cm、重さを測ってみたところ、約700gでした。
(ちなみにお値段は3300円)
日本で販売されているものの中では、大き目じゃないかな?
表面にはあられ糖が散らしてあります。

パレスホテル東京のパネトーネ

断面。美味しそうな黄色です。
大小の丸い気泡。レーズンとオレンジピールが見えます。

パレスホテル東京のパネトーネ

気泡アップ(色がちょっと白くうつってますが・・・)。
気泡には、縦方向の伸び構造のようなものはあまりみられません。

パレスホテル東京のパネトーネ

むしってみると、縦に裂けるような「引き」はなく、スポンジケーキのようなぼわっとした感じ。
一切れ全部食べてみたところ、赤丸で囲った「皮」の部分は、ちょっとパネトーネらしい食感がありました。

味は、とても甘め。
かなり甘いので、表面のあられ糖はむしり落として食べたのですが、それでも甘めでした。(あられ糖は完全に不要だと思いました)
特定の強い香り(発酵の香り、バニラ、オレンジ)や酸味的なものはあまり感じませんでした。バターの香りは少ししたかな。
美味しいけど、ちょっと甘すぎかなー。


パネットーネらしさを味わうならば、昨年買ったカルディのコルシーニの方が断然おすすめです。(昨年は1kgで2600円くらい)
自分がプレゼント用で選ぶならば、美味しいものが好きな人ならば、この二つだったらコルシーニを選びます。
(目上の、あまり親しくない人ならばネームバリューでホテルのにするかも。ていうか、シュトレンにするかも。食べてないけど)

ただ、日本のベーカリーのパネトーネは、年々変化する可能性が高いです。
パレスホテル東京が好きな方は、追いかけてみるのもいいかもしれません。

パレスホテル東京のパネトーネ

原材料は、
小麦粉、オレンジ果皮、サルタナレーズン、バター、砂糖、卵黄、蜂蜜、パン酵母、塩、オレンジピール、カカオバター、バニラペースト、発酵種粉末(小麦)





おまけ。

パレスホテル東京のパネトーネ

食器・雑貨屋さんショーウィンドウ。
来年はうさぎ年みたいです。
ショーウィンドウが可愛くなりそうでいいですね。


■参考情報
パレスホテル東京のクリスマスお菓子
パレスホテル東京のシュトーレンとパネットーネ

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那須の屋根工事:無事終了

2022-12-06 | +実家・那須

那須の屋根工事、さすがプロに任せると、こちらが何もしない間に仕事が進み、無事終了しました。
まず既存の屋根を洗浄、そしてねばねばした防水シートを貼って、その上から屋根材を固定していくところまではこちらの記事で紹介したので、その続き、そして完成図をご紹介します。

(今回の写真は業者さんに頂きました。アールグレイパートナーズの佐藤さん、ありがとうございました。)

那須の屋根工事

屋根材をつけ終わったあとは、屋根の稜線にあたる部分に、補強の木材と板金を。
写真の下側はパイプと丁度重なってしまっているので上側を見て下さい。
右半分は木材のみ施工されているところで、左側は、その上から板金がかぶせてあるところ。

那須の屋根工事

稜線部分の施工がほぼ終わった状態。
この稜線の板金の色、すごく迷ったのでした。
基本破風板と同じにするようなのですが、破風板は濃いめをおすすめされました。
でも、稜線にも濃い色のアクセントが・・?
想像があまりつかなくて、あと、電車の窓からよそのおうちの屋根をみてもあまり例がなく、大変不安でしたが、出来上がってしまうと、まず、この場所は、地面からはほぼ見えない。
でもって、こうやって見ても、色はそんなにおかしくないですよね?
(ダンナサマは最初からこの配色に乗り気だったので、いいじゃんやっぱ、と得意げです。)

奥に緑色の屋根が見えていますが、これはお隣の家。
足場を組んでもらって、DIYで塗装して、この色になりました。
(もとはうちと同じ赤っぽい色)
このおうちは、うちよりもだいぶ年下なので、塗装で十分だったのかもしれません。
うちは破風などの木部も傷んでいたしね・・・。

那須の屋根工事

破風板というのはこの幅広い、垂直部分。

那須の屋根工事

この写真で赤丸の部分ですが、ここは工事前は木材でした。
二十数年経過して、部分的に傷んでいるところもあるため、板金でくるむようなかたちになりました。


那須の屋根工事

こんな感じですね。

那須の屋根工事

この部分の破風板は、痛みが一番ひどい場所でした。
ここは木材をカットして、新しい木材を嵌め込み、その上から板金で巻くことになりました。

那須の屋根工事

角度が違いますが、施工後はこちら。
前は穴から動物が入ってきそうでしたが、安心になりました。

那須の屋根工事

こちらも破風板。
これまでは、塗装をする際は破風板も塗るようにしていましたが、今後はむしろ、ペンキの雫をつけないようにしないといけません。

那須の屋根工事

これは、軒下にあった出窓の屋根。
雨風があたらないところなので雨漏りの恐れはほぼなく、工事の必要はないのかもしれませんが、折角ほかが綺麗になるし、屋根材の色も異なるので、ここも工事してもらうことにしました。
ここは足場撤去後、脚立で作業してくれたそうです。

那須の屋根工事

施工後。
防水は特に気にしないでもいいかも、と提案したのですが、保証をつけるルールもあって、通常の屋根と同じ施工方法です。



それでは施工後、晴れ姿☆

那須の屋根工事

こざっぱりしたのでは☆
左奥の面と、正面三角形の上の方以外はDIYで塗装もしてあります。
放射状の梁も足場を利用して塗りました(怖かった!)。

那須の屋根工事

もとは、TVアンテナを固定している破風板が、めくれかけている状態でしたが、それも直して頂いてよかったです。
あともともと塗装の際に、放射状の梁の集合点の黒い金具にペンキが垂れている状態でしたが、今回黒のスプレーペイントで周囲をマスキングして塗りなおしました。
(丁度足場の金具の陰で、うまく吹き付けるのが難しく、実は吹き付けすぎてダマダマなんだけど)
黒いところがきちんと黒いと、ぱりっと見えますよね。

那須の屋根工事

正面左側。
屋根が割と黄色い色で、壁の色と近いですね。

那須の屋根工事

北側の面。
こちらの壁もDIY塗装済み。
屋根も壁も、こざっぱりしているような☆

屋根工事はお任せしている間にどんどん進んでいったので、屋根の部材の名前を覚える間もないくらいでした。
足場を利用して、あちこち塗装できたのはよかった!
重ね張りしてあるので、将来、いまの屋根材が傷んできたら(あまり傷む前に)、塗装をすればいいのではないかと思います。(その節は、kazuharu君よろしくね)

工事で酷使されて正面階段がやや傷んでいるので、そのうち工事に行こうかと思います。

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星の金貨(りんご)

2022-12-05 | +フルーツ

最近お気に入りのりんご「スリムレッド」を買おうとネット検索していました。
で、スリムレッドを扱っているりんご園さんで、別のりんごを発見。

「星の金貨」ですって。

これは初耳のりんご。
リンゴも最近品種が多くて、全くついて行けません。
りんご品種で頼りにしているのは、「青い森の片隅から」。

青森にお住まいの方だと思うのですが、何十種類ものりんごを実食し、綺麗な写真もとって、データベースにまとめていらっしゃいます。
「星の金貨」もちろん載っていました。
2004(平成16) 年にあおり15として品種登録、2005 (平成17)年2月に、品種愛称を、まばゆい黄色の果実を金貨にたとえて「星の金貨」とされたのだそうです。

種子親がふじ。花粉親が青り3号(その親は東光とリチャードデリシャス)だそうです。
特徴としては、
・食味が良く、貯蔵性が高い晩生品種。収穫期は10月下旬で、貯蔵性は冷蔵で、翌年6月末までと非常に良好。
・肉質は口当たりが良く、粗雑感はない。
・果汁が多く、甘味は強く、糖度16.8%を測定。
・酸味も適当で、香りも良く、洗練された食感のりんご。
・味に深みとさわやかさがあり、誰に試食してもらっても極めて好評で、異口同音に「うまい」「こんなうまいりんごは初めてだ」「どこで売っているの」…という

とのこと。
めちゃ美味しそうじゃない?
リンゴマイスターがベタ褒めしているなんて、すごいです。
その農園ではスリムレッドが販売開始前だったこともあり、星の金貨を注文してしまいました。

星の金貨(りんご)

このヒトが星の金貨。
黄色いりんごで、部分的にピンクに着色しています。(葉っぱの陰?日向?どちらでしょう)
シナノゴールドはあまりこういう着色はないですよね。
ほんのりした色合いでとても綺麗。

星の金貨(りんご)

切ったところ。
果肉はふじくらいの色かな?蜜は入らないタイプ。
芯はふじよりも少し小さ目に思います(ふじって芯が結構でっぱってますよね)。

味わってみると・・・
・ふじのような硬い食感
・洋梨のような?何かりんご的でない香りがする(ものもある)。複雑さを感じる。
・甘さはとても甘い
・酸味はあんまりない
・甘さの種類が普通のりんごと違って、余韻が長い。食べ終わった後味もずっと甘い感じがして、「濃厚」。
 (果糖じゃなくてショ糖とか別の糖なのかな??)
・果汁はあまりなくて、少し時間が経ったのかなと思う感じ。


買ってみて思ったのですが、そういえば私は、一般的に美味しいフルーツと言われるものよりも、だいぶ酸っぱめゾーンが当たりなのでした。
このりんごは、私の好みよりも酸っぱくない・・・。
「味に深みとさわやかさがあり」と評されていますが、今回買ったものは、深みはともかく、さわやかさは私は感じませんでした。
めちゃさわやか寄りが好みの私には、ちょっと違うかなーという味。

土地や育て方によっても違うでしょうけれど、星の金貨は、私の場合は箱買いは避けるべし、というリンゴでした。
(でも、袋売りならまた買ってみたい。「さわやか」な星の金貨に出会いたい・・・)
加熱すると、ふじの子だけあって、果肉のシャキシャキがしっかり残るタイプです。大半をりんごLOVEの実家に置いてきて、もう少しあるので、アップルパイ用か、プレザーブスタイルジャムにしてみようかな。


濃厚でしっかり甘く、シャキシャキ固いりんごが好きな方にはとってもおススメです。
複雑で濃厚で、美味しいりんごだとは思います。


 

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