アクシバ(灰汁柴)
<ツツジ科アクシバ属>
花がクルリと巻きこんで反り返る。
この花の名を知ることができた。
植物図鑑で調べても出てこなかったのだが、
高山植物には載っていた。
私が見つけたのは、始めは白色の花だったが、
図鑑ではくるりと外側に巻き込んだ花弁が淡紅色でした。
次に見つけたものは、↑淡紅色で
図鑑と同じ淡い紅色の花冠が深く4裂していた。
山地帯~亜高山帯の林下にはえる落葉低木。
葉は互生し、卵形で先が尖り、基部は丸い。
質は薄く、縁に鋸歯がある。
和名のアクシバ(灰汁柴)は
枝が緑色をして木丈が低く弱弱しいことから
青木柴(アオキシバ)と呼ばれていたことから、
転訛してアクシバになったと言う説と、
アクシバの木を燃やした灰で灰汁(アク)を作っていたから
との説もあるようだ。