▲コゴメイヌフグリ(小米犬陰嚢)
<オオバコ科クワガタソウ属>
小石川植物園では、そこかしこに咲いていた。
それもそのはず、1960年この小石川植物園で栽培されたものが逸出し、
都内で野生化している越年草だ。
ヨーロッパ原産で茎はまばらに長毛が生え分岐して斜上、
長さ10~20センチになる。
葉は下部で対生し、上部で互生する。
葉柄は卵円系で先は丸く先端はややとがり、
縁に1~4個の大きな鋸葉があり両面に毛が生える。
直径5ミリほどの白色の花を1こずつつける。
花は合弁花で5深裂する。
こんなに群生している。
オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)とコゴメイヌフグリ(小米陰嚢)
▲フラサバソウ
<オオバコ科クワガタソウ属>
越年草。まばらに長毛が生える。
葉は下部の少数の者は対生し他は互生、葉身は長さ7~10ミリ、
やや肉厚でつやがあり、広円形で1~2対の大きな鋸葉があり、
長毛が生える。
葉腋ごとに一つの花を咲かす。
縁には長い白毛が生える。
花色は淡青紫色。
フラサバソウの名前は発見した二人のフランス人の名前をとってつけた。
梅に鶯ならぬメジロ🐤
<日記>
免許返納したので、電車に乗って茗荷谷まで、
小石川植物園に久しぶりに出かけた。
わんこは、充分にお散歩してから
置いていく。
いつもおにぎり持参なのだが、
今回は、Sデパ地下でお弁当を買って
持参する。
ここは、もう~結婚する前に(大昔だぁ)
来ている懐かしい場所だ。
その頃は、もっと二人ともスマートだったよね・・・
駅から播磨坂の桜並木のグリーンベルトを行った。
入口にマンサクや、タチツボスミレなど、
すぐ見つけたし、コゴメイヌフグリがどこでも咲いていた。
もう、オオイヌノフグリより、群生している。
ここは、小花より大木が充実している。
どの木も年数を経て立派だ。
名札がついているので、木の名前を学ぶにはいい。
薬用植物園は、ほとんど芽が出ていなかったけれど、
葉が赤くなってもう種もできていた
セリバオウレンが咲いていた。
※昆虫は、春一番に飛んでくれるキタテハに出会えた。
キタテハ
キタテハ(黄立羽)
<チョウ目タテハチョウ科>
地上に静止することが多いので、写真を撮りやすい。
幼虫の食草はカナムグラなど。
《俳句鑑賞は春の季語土筆(つくし)》
つくづくし・つくしんぼ・筆の花(ふでのはな)
土筆野(つくしの)・土筆摘む・などと使う。
ま々事の飯もおさいも土筆かな 星野 立子
「今年まだ、オオイヌノフグリを観てません。」なんて言っても信じてもらえないかもしれませんね...
...ですが、本当のことです。
緑の減少とともに一気に虫の姿が無くなってしまいました。
ここ2,3日快晴なので近所の公園なり、山側散策に出掛けたいのですが、なかなかままなりません。
やっと、ウメの花が咲き始めたので、さぞ多様な送粉者が訪れてくれるだろうとカメラ握りしめ待ってはいるのですが、周りにウメ満開の箇所は多く、我家にはなかなかですね😢
...などと、朝から-事項ばかり口にしててはいけませんね。
この後また庭に佇み、生き物の飛来を待つことと致しましょう...(*^^)v
今日はいい天気です。
確かに、蜂がよく飛んてで、
蜜を集めているようです。
動きがおっとりして、写真が撮れそうで、結構難しいのね。
土筆に会いたいのだけれど、
私が知るところは、すべて住宅化されて、土がありません。
桜の下で土筆やスミレを摘んだのが
つい先ほどの事のように思い出されます。この頃、さっきまで覚えていた花の名が出てきません。検索したりして手間かかりますね。そんな歳になってきました。自分は年取らないと思ってても、そんなことあるはずないのね。
朝起きて、あ、生きてる!って思う年になりました。今日子ちゃんの庭に虫が訪れますように祈っています。
れんげ