れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カラマツソウ(唐松草)

2017-08-11 08:13:56 | 野の花日記

カラマツソウ(唐松草)
<キンポウゲ科カラマツソウ属>
山地帯~高山帯の草地に生える
高さ0,2~1,
2メートルの多年草。


花は径1センチで複散房状に多数つくが、
高山のものは花数が少ない。



根生葉と下部の茎葉は2~4回3出複葉で
葉柄は長さ5~15センチ。
小葉の裏面は白っぽい。

花弁は無く、4~5個の萼片は白色または帯紫色で
早く落ちる。


花糸の上部が広がっているので、
ミヤマカラマツかもしれません。






 

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ミズチドリ(水千鳥)

2017-08-10 06:21:59 | 野の花日記

ミズチドリ(水千鳥)
<ラン科ツレサギソウ属>

山地や低地の湿地に生える多年草。
葉の先に多数の白花を穂状につける。
よい香りがあるのでジャコウチドリの名がある。
匂いを嗅いでみなかったことが心残りだ。


唇弁は長楕円形の舌状で、
距は細く垂れさがる。

 葉は下部の数枚が大きく、
線状披針形で基部は鞘となって茎を抱く。
上部の葉はしだいに細く小さくなる。

花言葉は高潔だそうだ。



 

 

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クルマバナ(車花)

2017-08-09 07:00:55 | 野の花日記

クルマバナ(車花)
<シソ科クルマバナ属>
山の道端に咲く小さな車状の花。


花が茎の周りにぐるりと咲き、
車輪のように見える。



花は上下二つに分かれ、
下唇は3つに分かれる。
紅紫の斑点模様があり、萼もたくさんある。



茎は四角く直立する。



枝先の花は淡紅色で、紫色を帯びた萼があり、
花は小さい筒状で、段状にまとまってついている。




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シオデ(牛尾菜)の花

2017-08-08 04:00:02 | 野の花日記

シオデ(牛尾菜)の花
<サルトリイバラ科サルトリイバラ属>
春の新芽は山菜として有名だが、
新芽の時に見分けがつかぬので、
残念ながら、食べたことが無い。
アスパラガスのような風味があるんだそうだ。



山野に生えるつる草で、
巻きひげを出して他のものに絡みついて伸びる。



葉は丸い感じで、5~7本の脈がある。

 花は玉のような形になり、雌雄異株。



雄花の花被片は細長く、雌花の花被片は小さい楕円形。
これは雄花なのだろうか?



花は淡黄色で小さく球状になる。



果実は径1センチほどで、黒色に熟し球状になる。

名前の由来はアイヌ語の「シュウオンテ」が
転じたものだそうだ。




 

 

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アクシバ(灰汁柴)

2017-08-07 05:15:50 | 木の花

アクシバ(灰汁柴)
<ツツジ科アクシバ属>
花がクルリと巻きこんで反り返る。
この花の名を知ることができた。


植物図鑑で調べても出てこなかったのだが、
高山植物には載っていた。



私が見つけたのは、始めは白色の花だったが、
図鑑ではくるりと外側に巻き込んだ花弁が淡紅色でした。


次に見つけたものは、↑淡紅色で
図鑑と同じ淡い紅色の花冠が深く4裂していた。



山地帯~亜高山帯の林下にはえる落葉低木。

葉は互生し、卵形で先が尖り、基部は丸い。
質は薄く、縁に鋸歯がある。

和名のアクシバ(灰汁柴)は
枝が緑色をして木丈が低く弱弱しいことから
青木柴(アオキシバ)と呼ばれていたことから、
転訛してアクシバになったと言う説と、
アクシバの木を燃やした灰で灰汁(アク)を作っていたから
との説もあるようだ。

 



 






 

 

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フシグロセンノウ(節黒仙翁)

2017-08-06 06:42:14 | 野の花日記

フシグロセンノウ(節黒仙翁)
<ナデシコ科マンテマ属>
山地の林下や薄暗い林の縁などに生える多年草。
ひっそりと咲いていても、
目立つ花です。



茎の節の部分が少し太くなり、
黒紫色を帯びることからこの名があるのだが・
いつも、花ばかりに目が行ってしまう・。


京都の嵯峨の仙翁寺に近縁種の
センノウが植えられていたことから、
節黒仙翁の名がある。



茎は円柱形で直立し、
高さは50~80センチ。
茎の先や枝先に朱赤色の花をつける。
花は径5センチほどで5枚の花弁が平らに開く。



今度、見つけたら根元の茎の部分を
よく見て確かめてみようと思う。


薄暗い林の中で華やいで咲いていました。



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ツノハシバミ(角榛)の実

2017-08-05 07:45:10 | 木の実

ツノハシバミ(角榛)の実
<カバノキ科ハシバミ属>
山地に生える落葉低木。
以前から興味があって、
いつか出会いたいものだと思っていた。

葉は互生し、長さ5~11センチの卵形または
広倒卵形で基部は紫斑がでることがある。



開花時には赤い花柱が芽鱗からのぞく。



本当に変わった形の実です。

堅果は先が嘴状の筒になり、
刺毛の密集した総苞に包まれている。



山の緑の中はフイトンチッドがいっぱい。




 

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シャクジョウソウ(錫杖草)

2017-08-04 09:11:50 | 野の花日記

シャクジョウソウ(錫杖草)
<ツツジ科シャクジョウソウ属>

瀧の近くを散策していた時、
キノコ類がはえだしていたので、
ギンリョウソウが、生えていそうな気がした途端、
見つけた!「やっぱりね♪」と思ったが・・
はて、なんか雰囲気が違うと、
思ってスマホで似ているものを調べたら、
シャクジョウソウと言うのにヒットした。



植物全体が、淡黄色とあるが、
ほとんど白っぽい。



まだ生えだしたばかりかな・。
茎の先に総状花序をつけ、花は下向き。
長さ1~1.2センチになる長楕円形で先端に
不規則な歯牙がある。
葉緑素を欠く腐生植物だ。



花は最初は下向きにつくが、
次第に上向きになる。


和名のシャクジョウソウ(錫杖草)に納得した。



この画像は近くだが違った場所にあった。
他に似ているものに、
ギンリョウソウとギンリョウソウモドキがあるが、
同定は難しいので間違えた画像があったら、
お教えください。



後から、目玉のような画像が出てきて、
何かと思ったら・シャクジョウソウの実でした。



まるで目玉。



 

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