れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

紅葉とツルウメモドキ(蔓梅擬)とヨコズナサシガメ

2021-11-20 05:45:57 | 野の花と昆虫

紅葉
ちょうど、河口湖は「紅葉祭り」で賑わっていた。
通りの両側の紅葉は本当に綺麗だったし、人もたくさん出ていた。
こういう場所は苦手で・・さっさと退散する。
河口に降りて、雑草をかき分けて歩くのが好き。


なぜ紅葉するのかと言えば・
秋になって気温が下がり、光合成が弱まると(葉緑素ができにくくなる)
葉の付け根に離層ができる。
アントシアニンの紅色が葉を赤く染め、葉を落とす役目をします。
そのことで、本来ある樹木を弱らせないための行為です。




下はツルウメモドキ

ツルウメモドキ(蔓梅擬)
<ニシキギ科ツルウメモドキ属>
山野に生える落葉つる性。
つるを伸ばして他のものに絡みつく。
雌雄異株。


蒴果は直径7~8ミリの球形で、秋に黄色に熟し3つに割れ、
黄赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。


クリスマスリースや生け花などによく使われる。

            休憩

左上に富士山が見えます。
天下茶屋のそばで、右の山に登っていく途中に
太宰治の「富士には月見草がよく似合う」の句碑があります。





★昆虫コーナーなので要注意!


トウカエデにいた、ヨコズナサシガメの幼虫


さすが、ヨコヅナサシガメ、白いまわしをしています。
カメムシ目サシガメ科
刺されると痛いらしいので、要注意。

     俳句は季語秋深し
  秋深む・深秋・秋闌く(あきたく)などと使う。

   海二日見て三日目の秋深し  長谷川 双魚

   海を静かに眺めていた。あぁ2日も過ぎたか・
   秋が深くなったことだなぁ・・ただそれだけの句かなぁ。

コメント (4)
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カタバミ(傍食)とヤマウルシ(山漆)とヒメウラナミシジミ

2021-11-19 05:47:03 | 野の花と昆虫

カタバミ(傍食)
<カタバミ科カタバミ属>
ワンコや主人のこともあり、今回は近場の2泊3の河口湖畔
だった。それでも、2日目には太宰の碑の裏山(御坂山)に
紅葉を踏み分けて
登った。
始めに、降りたサービスエリアの裏側に、

可憐に咲いていたのがこの黄色いカタバミだった。
勿論、たくさんシジミチョウは飛んでいたのに・・

カメラを向けると被写体にはなってくれなかったのだ。


道端の植物だが、夕方には葉を閉じる。
閉じている状態の葉を、「片(傍)方を食(は)む」として、
傍食(カタバミ)と名付けられた。


葉はハート形の小葉が3枚組み合わさる。
5弁の黄色い花咲黄、細長い果実が結実すると、
熟して乾燥し、5つに裂け、種子が弾ける。
他に、赤カタバミやオッタチカタバミなどがある。

下はヤマウルシ

ヤマウルシ(山漆)
<ウルシ科ウルシ属>
落葉小高木。
山地に生え、葉は秋には美しく紅葉するが、画像のはもう
乾いた葉になって落ちるのを待つばかりの葉だったが、
なかなか漆の木には、会えずじまいでまし手や紅葉も
ここ、ずっと見ていなかったので、湖畔の小島だったが、
出会えて懐かしかった。

葉は羽状複葉で互生する。小葉は6~8対あり、
卵形、または卵状長楕円形で有毛。
若木の葉には荒い鋸歯がある。

春に黄緑色の小さな花を多数開く。雌雄異株。
核果は直径5~6センチの扁平球形で帯黄色の短剛毛がある。
かぶれるので要注意。


              休憩

紅葉は湖畔では、少し進みすぎていた。


    ツタ(蔦)の紅葉がきれいでした。

★昆虫コーナーはヒメウラナミジャノメ♂です。

どちらかと言うと、低いところをジグザギに飛ぶ。


チジミザサなどが幼虫の食草。



      俳句は季語冬の蝶
      冬蝶(冬蝶)・凍蝶(いて蝶)とも使う。

     凍蝶に海の音する木末かな  佐藤惣之助

   佐藤惣之助は、詩人であり作詞家でもある。
    朔太郎の義弟でもある。著書はたくさんあり、
  赤城の子守歌や、阪神タイガースの作詞もしています。

   海の音と樹に吹いてくる音との対比がある。

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カラタチ(枳殻・唐橘)、ムベ(郁子)アケビ(木通)の実とクマバチ(熊蜂)

2021-11-16 06:09:31 | 野の花と昆虫

カラタチ(枳殻・唐橘)
<ミカン科カラタチ属>
落葉低木。

古い時代に渡来し、
昔は生け垣によく植えられていたものだったが、この頃は見無くなつた。

白秋作詞、山田耕作曲の「からたちの花」

からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ

からたちの刺は痛いよ
青い青い針の刺だよ

からたちも秋は実るよ
まろいまろい金のたまだよ

からたちのそばで泣いたよ
みんなみんなやさしかったよ


枝は稜があり、扁平で鋭い刺が互生する。
葉は3出複葉で、葉柄に狭い翼がある。

4~5月、葉より早く白い花が咲く。
果実は直径3センチの球形で黄色に熟す。

下はムベ(郁子)の実

ムベ(郁子)

<アケビ科ムベ属>
常緑つる性。雌雄同株。
果実は長さ5~8センチで暗紫色に熟すが、
アケビのように割れない。
果肉は甘い。

庭木などによく植えられている。


4~5月、
葉のわきから短い総状花序をだし、
花弁は無く6個の萼片の内側は、暗紅紫色。

            休憩

紫色に熟して割れてないのが残念だ。
まだ青いアケビでした。

★ここから昆虫コーナーです。
今日はクマバチ



我が家のまだ咲いているメドセージに来てくれたクマバチ
私の年代では、クマンバチと呼んで親しんでいた。
ミツバチ科クマバチ属
大型のハナバチ

       俳句は季語枳殻(からたち)の実

     枳殻の実に歪などゆるされず  藤田 沈流

         その通りで言うことなしね・・。
   自身の生き方を背景に歌っているのでしょうね。

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トダシバ(戸田芝)とムラサキシキブ(紫式部)シロスジショウジョウグモ

2021-11-15 03:26:33 | 野の花と昆虫


トダシバ(戸田芝)
<イネ科トダシバ属>
普通なら目にも止まらない雑草なのだが、
あぁ・・こんな日当たりの良いところに生えてるんだ
と思ったら、取り上げなかったことに少し痛みを覚えた。
あんたと私・同じように名もない雑草だねって💛

名前の由来は東京付近の戸田原に多かったので、
この名がある。他にバレンシバとも言い、
馬簾芝はまといに下げた細紐に花穂が似てることから。

茎は高さ30~120センチ、根茎は時に横に這う。


花序は円錐状につき、長さ8~30センチ、
始めは緑色または紫褐色を帯び、節々からでる枝に小穂を
密につける。


毛や色など変化が多い。

下はムラサキシキブ(紫式部)の実

今年は、実のなっているはずの木に、
殆ど実が見られないものが多くあった。季節の温度のせいだろうか?


ムラサキシキブ(紫式部)の実
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
山野に生える落葉低木。
若枝は星状毛がある。葉は対生する。

今年は本当に実は少なく、なってないものも見た。
来年はたくさんなってくれるとよいが・・。

下はヤブムラサキ(藪紫)の花と実

ヤブムラサキ(藪紫)
<クマツズラ科ムラサキシキブ属>
落葉低木。茎や葉、花序に星状毛が多いので、
区別がつきやすい。

画像が見ずらいが、毛がびつしり生えて、萼が残る事が特徴。


ウキぺデアでは、シソ科になっている。
     
          休憩

   今年は、ダンギクの不作の年でした。

★ここからは昆虫コーナーです。

多分、シロスジショウジョウグモの♀だと思います。
なかなか、正面を見せてくれなかった。

雌は黒点型で、雄がシロスジ型なので名前も♂♀見分けるのが
ややこしい。腹部の1対の黒点が特徴的。雌の方が解りやすい。

       俳句は季語
  虫の声・虫の音(ね)・虫すだく・虫時雨・昼の虫
  残る虫・すがれ虫・虫売・虫籠などと使う。

      虫時雨銀河いよいよ撓んだり  松本 たかし

   足元の?虫時雨がいい・・大空の銀河も景が大きくていい・・
   撓むがよく解らない。
  
   銀河も耳を澄していると言う事を撓む”と表現したのだろうか・?

   
     

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フジ(藤)の実とアベリアとルリチュウレンジバチ

2021-11-14 05:24:19 | 野の花と昆虫

フジ(藤)の実
<マメ科フジ属>
お散歩に出たら、公園の藤棚に見事に実がなっていた。
この実が弾ける頃、見てみたいものだ。
カラカラに乾燥して、二つに割れ、はじけやすいように

捻じれるなんて、植物って、ほんとうによくできている。
今年は、満開だったのだろう。
花に出会えなかったのが残念だ。
我が家の近くの公園の藤はあまり元気がよくなかったのに・。


山野に自生するが、棚作りすると寿命が長くなると言われる。
つるは右巻き。


葉は奇数羽状複葉で、小葉は5~9対あり、長さ4~10センチの卵形
または卵状長楕円形で質は薄い。
豆果は細毛で覆われ、種子は平たい円形。


春過ぎから、紫色の蝶形の花を多数開く。

下はアベリア
覚え方はマ抜け”のアベマリアでアベリア!(^^)!)

アベリア
<スイカズラ科ツクバネウツギ属>
実は、本来なら園芸種は掲載しない主義なのだが、?
アベリアは、オオスカシバが大好きな花でよく見に来ていたので

もう、花も終わりで使用したこともなかったと、
掲載に至った。この頃、虫に興味が行っている。
花も虫もあまり見られなくなった今日この頃だ。

低木でかなり長期(春から秋)にわたって咲いている。

鐘形の白い小さな花を多数咲かせる。


花の落ちた後。
萼は基部まで2~5裂し、果実は結実しない。
公園などの生け垣によく植えられている。

                休憩

 お散歩のグリーンベルトにて。
     さるすべりまたは百日紅の紅葉
        (実がなってないから解りづらいかも)

     幹は細いが皮がはがれて、ツルツル。(#^.^#)

★虫のコーナーです。
 買い物の帰り、いつも自転車を降りてこの通りに寄り道する。
 もう、梔子の葉が沢山オオスカシバに齧られたあとが
 残っているだけ。あれ!これはよく見るけど・・
 なんていう名前なのだろうとデジカメを出して写す。
 でも、いつもブルーが綺麗だと思ってみていたが、写真に撮ったのは
始めてで、さっそく調べたらルリチュウレンジバチらしい。

幸せを呼ぶルリモンハナバチ↓には及ばないけれどね・・(#^.^#)

上はブルービーと呼ばれるルリモンハナバチ
(小さなハチです。)


ルリチュウレンジバチも幸せを少しおすそ分けしてくれました。
 
          俳句は季語藤の実
       藤の実は俳諧にせん花の後  松尾 芭蕉

 いつもあまり悩まずさっさと選句してしまうのだが・・
今回は実際に藤の実を見ていて、そのはじけ方の愉しさも知っている
私としては‥俳句歳時記・季寄せ数冊調べて気に入ったものが無かった。
仕方ないので・・芭蕉なら文句ないだろうと選んだ。

そういえば‥この頃句会の成績は最低だ。
自分ではそんなにおかしい句を作っているつもりはないのだが・
(おかしいのだろう・・。)
時代に合わなかったり・・好まれない句だったりするのだろう。
★めげないでね(#^.^#)参加することに意味があるよ♪

 

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アシ(葦)とヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)とヒメジュウジナガカメムシ

2021-11-13 06:59:58 | 野の花と昆虫

アシ(葦)
<イネ科ヨシ属>
アシは悪し・になるのでヨシ・良しとも言う。
辞典ではアシ(葦)になっているのに、ヨシ属なのが、
なんか矛盾を感じる。

池沼、川岸などに生える大形の多年草。
地下茎は長く泥中を這い大群落を作る。

葉は長さ20~50センチ、2列に互生し、
しばしば片側により、”片葉の葦”となる。


花序は円錐状につき小穂がつく。

下はヒメツルソバ

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
<タデ科イヌタデ属>
明治時代に渡来した帰化植物。
今は都市部を中心に分布を広げている。

家の庭先や石垣などに生える多年草。
高温、乾燥につよい。
茎は地を這い枝分かれしながら広がる。
葉は小さな楕円形で、中央に暗緑色~暗紫色の逆V字形の模様が目立つ。


茎の先端に、かたまつた花序を1~3個つける。
白~淡紅紫色で球状になる。

              休憩

冬のシジミチョウの翅色は濃い青色だ。
光の加減もあるが、よく見ると不思議なくらい青い・・

オオホシカメムシ
ヒメジュウジナガカメムシでした!
(himeさんに教えて戴きました。いつも、ありがとうございます。)
今回は、異常に多く見つけてしまった!
見る方は要注意かもしれません。


1匹ならまだ愛らしいが、
これだけまとまると迫力がありすぎで、
これでも少なめの画像を選んだ。

なんで集まってるの?
孵化したばかりなの????

        俳句は季語ゐのこづち(牛膝)

     酒くさき男の腰のゐのこずち 西村 富美子

   腰のゐのこずちが、物語っている女性から見た目が
   面白い。

 

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アオツヅラフジ(青葛藤)とオウバイ(黄梅)と蝶たちの抜け殻

2021-11-12 06:32:42 | 野の花と昆虫

アオツヅラフジ(青葛藤)
<ツヅラフジ科アオツヅラフジ属>
今年はなかなか出会えなかった。
里山へ車で出かけることが少なかったからだ。
公園などで探してみると、花は見つかるのだが実がついてない。
普通は山野に生える。
落葉つる性だが都会だと、暖かいせいもあり?

いつまでも葉が緑で残っているのを見る。


花はほとんど落ちているが、未だ実にもなっていない。
黄薄色の小さな花で、花弁と萼片は6個。
雌雄異株。


果実は直径6~7ミリの球形で藍黒色に熟し、白粉をかぶる。


下はオウバイ

オウバイ(黄梅)
<モクセイ科ソケイ属>
落葉半つる性。
よく分岐し、枝は蔓状に伸び垂れ下がり、地に着いたところから
根を出す。


葉は3出複葉で対生する。
小葉は長楕円形で頂小葉はやや大きい。


直径2~2,5センチの黄色の花を開く。
花冠は筒状で先は6裂する。
八重咲のものもある。


            休憩

美味しい柿なのだろう。
鵯が何匹も来ていた。

★お散歩でよく見つけたヌケガラを集めてみました。

アカボシゴマダラの抜け殻だと思われます。


まだ、奇麗な形のアカボシゴマダラの抜け殻で、
幼木の榎が食草だが、そのまま蛹になって飛んで行った後だろう。
今は、木の葉のアブラムシ?が気になるが・・。
(本当にアカボシゴマダラの蛹は美しい。数年前1度だけ育てたが、
来年は又、挑戦してみたいと思う。)


数年前に育てた、アカボシゴマダラの蛹。
アカボシゴマダラの蛹の形は、大好きだ。


夏みかんらしい木に残っていた蛹の抜け殻は、
ナミアゲハの蛹の抜け殻かしら?


しっかり糸で繋げてあります。
勿論、ヌケガラでした。(#^.^#)
      
       俳句は季語熟柿(じゅくし)

      いちまいの皮の包める熟柿かな  野見山 朱鳥

     

 

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ラクウショウ(落羽松)とシオデ(牛尾菜)の実とトホシテントウ虫の幼虫

2021-11-11 05:38:15 | 野の花と昆虫


ラクウショウ(落羽松)
<スギ科ヌマスギ属>
ヌマスギとも言い、沼地に多く近くに気根を出す。
新宿御苑のラクウショウの気根はとても見ごたえがあります。
(この場所は違うところです。)


落葉高木。
沼地や湿地などでは、気根(根っこが盛り上がる。)が発生する。

葉は長さ1~1,7センチほどの線形で、長枝ではらせん状に、
下部の短枝では羽状に互生する。

球果は長さ2~3センチで卵状球形で熟すと暗褐色になる。

下はシオデ(牛尾菜)の実

シオデ(牛尾菜)の実
<ユリ科シオデ属>
茎はよく枝を分け、巻きひげがある。
葉は卵状楕円形で、裏面は淡緑色。

綺麗な球状になるものもあるが今年は、
綺麗な形になるものが少なく、バラバラなものが多い年だった。



雌雄異株で液果は黒く熟す。
春には山菜として野のアスパラガスと言われ、美味しい。

             休憩

ウバユリの実に止まる赤とんぼ
(種類は解らないので・・)

★ここから昆虫コーナー

トホシテントウ虫の幼虫。
これが、テントウムシになるなんてね!

ちょっと見にくいですが・・。(#^.^#)
カラスウリの葉っぱが好みです。

      
       俳句は季語水澄むで、
       川澄む・とも使う。
      これ以上澄みなば水の傷つかむ   上田 五千石

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ハゼ(黄櫨)の実とウバユリ(姥百合)の実とアカサシガメ

2021-11-10 07:11:54 | 野の花と昆虫


ハゼ(黄櫨)の実
<ウルシ科ウルシ属>
所々は紅葉していて綺麗だ。
羽状披針形の葉は緑色と紅色と混じっている。

白い実は少し扁平で愉しい。


山野に生える落葉高木。
葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は4~6対あり、長さ5~10センチの披針形または
卵状披針形で先端は長く尖る。

裏面は白色を帯びる。雌雄異株
春に黄緑色の小さな花を多数開く。
核果は直径1センチの扁平形で白っぽい。果皮からロウをとる。


下はウバユリの実

ウバユリ(姥百合)の実
<ユリ科ユリ属>
花盛りの頃に、根元の葉が枯れることから、
歯無しにかけて、ウバユリの名があるが、
花の時に葉がある時も多くある。


ドライフラワーにしても愉しい。
中に翅のついた種子が折りたたまれてはいっている。

果実は茶色で3つに裂け種子は風に吹かれて飛んでいく。

              休憩

いちょうは、黄葉に・・。

★昆虫コーナー
アカサシガメ

アカサシガメだろうと思います。
身体が朱赤色で黒い紋がある。

小さな昆虫を捕らえて汁を吸う。

横から見ると、結構精悍な感じで刺されたら痛そうな気がしたが、
人を指すことは少ないそうだ。口のあたりの曲がったもので刺して
体液を吸うのかしらと思った。・・
 

      俳句季語櫨の実(はぜのみ)
     はじの実・櫨(はぜ)ちぎりなどとも言う。
     
      櫨紅葉農夫に没日とゞまれる  赤尾 兜子
    

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ハナミョウガ(花茗荷)とキジョラン(鬼女蘭)の実とカラスアゲハの幼虫

2021-11-09 05:23:47 | 風景

ハナミョウガ(花茗荷)
<ミョウガ科ハナミョウガ属>
ハナミョウガはここ目黒の自然園の武蔵野公園で初めて出会った。
赤い実はほとんど倒れていたが、元気にたくさんつけていた。


果実は広楕円形で赤く熟し、細毛がある。


山地の林下に生える。



始めてみた花(呆けていますが5月でした。)


下はものすごく苦労して摂ったキジョランの実

キジョラン(鬼女蘭)
<ガガイモ科キジョラン属>
高尾山にはキジョランがあんなにたくさん生えているのに・・
実を見つけるのは大変だし、いつも、見つからない方が多い
ここ自然園では、なっているのは見られるのだが・・
もう首が痛くなるほど、上を向いて探す。
見つけたとしても・・私のカメラのズームなどそこに合わせるのが
年をとるに従い・・困難。目も悪くなったしなぁ・・。

やっととった1枚でした。
本当は、割れて綿毛が見える風情が見たかったがもう少し、
後でしょうか。


有名なのは、アサギマダラの食草であることだ。
よく、葉裏を探す。
卵を見つけたこともあるし、小さな幼虫に出会ったこともある。
でもその経過を見ることは本当に困難だ。
出会いで幼虫に出会うことがあり、アサギマダラにはよく出会うことがある。

            休憩

カラスノゴマ
の秋の実の姿。

★何と言っても私は、コクサギの葉にカラスアゲハの幼虫
 出会ったことだ。なんて可愛い♪不思議な模様まで映っていた。
 3週間前に違う場所で出会っていて、1週間後に探しに行ったが、
 もう居なかった。すぐそばにいれば・・見ていられるのだけれどね。

ちょっと正面から、撮ってみました!
まぁ・・なんてかっこいい事!愛らしくもあり、きりりとしていて、
魅力的だわ💛


見つからずに、元気に育ってね。

出会えて嬉しかったです。
もう、今年最後かしら??

      俳句は季語灯火親しむ(とうかしたしむ)
      灯火親し・読書の秋とも使う。
     
      隣人の親しむ灯漏れ来る  菅 裸馬

 

 

 

 

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