熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・紅梅:紅千鳥咲く

2021年02月13日 | わが庭の歳時記
   わが庭には、梅の木は3本しか植わっていないのだが、最も小さくて遅咲きの紅千鳥が、鮮やかな濃い紅色の花を咲かせ始めた。
   一重の典型的な花姿が好ましくて、緋色に魅せられて庭植えにしたのである。
   
   
   
   
   
   
   

   わが庭の白梅と鹿児島紅梅は、ほぼ、満開である。
   大船フラワーセンターの梅林も梅が咲き乱れているであろうが、コロナで一寸行くのを遠慮している。
   
   

   遅れていた残りの寒肥を、椿やブルーベリーなど、気になる花木に施した。
   大きくなった梅や夏みかんやユズなどと言った果実樹は、殆ど施すことはないし、庭木の殆ども、樹勢が強いので、申し訳程度の施肥にとどめている。
   本格的な日本庭園なら植栽が整理されているので施肥も秩序だってやれるのだが、元々植木職人がまともに整備した庭に、空いた空間にこれ幸いと好き勝手に花木を加えて、草花の球根をねじ込んで変形した庭なので、四季の花の彩りや移ろいの妙を楽しめても、手入れは大変である。

   しかし、欧米人を相手に切った張った激務に明け暮れていた時に、オランダのリセの極彩色に咲き乱れていたチューリップ畑や、キューガーデンに咲いていた巨大なオオオニバスなど異国情緒タップリの花々や、ヨーロッパの田舎を歩きながらふと感慨を覚えたひっそりと咲く路傍の花々などに触発されて、少しずつ育まれてきた花への愛おしさを大切にしたいと思っている。
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