熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

季節外れのモンキチョウ

2007年11月06日 | 政治・経済・社会
   庭のつわぶきの花に、蜂や蝶が入れ替わり立ち代わり飛び交っている。
   春の菜の花に群れていたモンキチョウが、もう晩秋だと言うのに、まだ飛んできて蜜を吸っている。
   本来、南日本にいる蝶や虫が、東北辺りにも飛んで来ているというから、やはり、温暖化が進んでいると言うことであろうか。
   そう言えば、先日も、庭で薮蚊に刺されてしまったのだが、蚊なども一年中いる感じである。

   ところで、何処かの団体で、親方が全く今まで言ったことと違う和解話を敵将と交わして帰って来て、仲間に認めろと迫ったが認められなかったので、自分が選んだ役員達に裏切られたと言って辞めると息巻いた。
   困った子分たちは、組が潰れてしまうので、辞めないでくれと恥も外聞もなく拝み倒していると言う。
   武士に二言はないと言うサムライ魂が、その国の最大の美徳とされていたらしいが、頭領としての誇りも器量も全く欠いたリーダーシップ欠如の親分がそんなに言うならと言って返り咲くと言う茶番劇が起ころうとしている。
   覆水盆に返らずと言うのが、昔からの常識で、もう誰も信用しなくなる。こんなことさえ、この国の人は忘れてしまったようで切なくて悲しい。

   マッカーサーが、この国の民主主義は12歳のガキと同じだとか何とか言ったと言われたのがもう二昔も前のことだが、地球温暖化で、この地球がもう持たなくなって、人類の未来は先がないとも言われている時代に、実に悲しくも滑稽な三文芝居が演じられている。

   日本で最も素晴らしい建築会社だといわれている会社が、45階建てのマンション工事で鉄筋を128本も抜いたと言う。
   寄ってたかって、美しい国を叩き壊そうとしているのであろうか。
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