熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

ハルドゥンキング咲く・・・優雅なヴェトナム・ツバキ

2006年02月11日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   12月24日にこのブログで書いたヴェトナム・ツバキのハルドゥンキングが優雅な花を開いた。
   9日の夜、少し、蕾が膨らみかけて、楽しみにしていたら、翌朝、少し口が開いて黄色い蘂が見えていた。

   10日は、風があったが日の照る良い天気だったので、窓辺のこのツバキは、日の光を浴びて少しづつ開き始めて夕方には、この口絵のように優雅な姿をあらわした。
   花弁は、厚くてしっかりとした少し赤みがかったピンク色で中輪、開くのか開かないのか、微妙なところで止まっていて、今朝見ても殆ど変わっていなかった。

   ツバキを栽培する時に、一番楽しいのは、ほんの一輪か二輪蕾がついた小さな苗木を買って来て、花が咲き始めるのを待つ時であろうか。
そのようにして育ててきた多くのツバキが、今庭木として可なり大きくなって、時には絢爛豪華に花を咲かせてくれるが、最初の時のような時めきはもうない。

   今年は、寒さの所為でツバキの開花は異常に遅い。
   今、庭木も鉢植もツバキの木は、沢山の蕾をつけて、春の到来を待っているが、今年は、雪国や北の寒い国のように、桜や菜の花やチューリップや皐月などが一緒に咲いてくれるのかも知れない。

   ヨーロッパの歳時記は、春まで何日と言った具合に春を照準に作られていると言うが、暗くて寒いオランダでの生活を思い出した。
   もう、クロッカス・ホリディの頃であろうか。
   道路の路肩や公園に一斉にクロッカスが咲き乱れて春の到来を告げる。
   新しく生まれた子羊が牧場を歩き始めると、田んぼの小さな水路に白鳥が醜いアヒルの子を従えて歩き始める。
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