熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

初春の上海・江南紀行(4)無錫:南禅寺

2017年01月18日 | 初春の上海・江南紀行
   無錫市の市街にある南禅寺を訪れた。
   上海ナビによると、”無錫市街地の南に位置する古刹。創建は547年で、現在の建物は1980年に修復されたもの。境内には大雄宝殿、観音殿、地蔵殿、43.3mの塔などがある。この塔は、運河の水害を鎮めるために建てられたもの”と言うことである。
   6世紀創建の古刹と言うことだが、建物が新しく、仏像なども金ぴかなので、まったく歴史を感じさせない。
   それに、境内もそれほど広くない。
   訪れている地元の人は少なくて、閑散としていた。
   もうすぐ、中国の正月なので、境内でも飾り付けを始めていた。
   
   
   
   
   
   

   本殿に安置されている仏像は、釈迦三尊像であろうか。
   雰囲気は日本の仏像と大分違うのだが、逆に、寺院そのものが、日本の寺院と殆ど違いがないようにも思えて、親しみを感じた。
   3人の信者が、仏前に跪いて熱心に礼拝していた。
   また、道内に、僧侶が2人いて、信者たちの話を聞いたり世話をしていた。
   
   
   
   
   
   
   

   ところで、この寺院は、交通の激しい大通りの交差点に面していて、寺院の前から、門前町が広がっている。
   この街区の中央に地下鉄駅があるので、非常に便利な所為か、街全体が、全く新興の商店街兼娯楽センターのような雰囲気で、店舗の殆どは、土産物店や食事処や娯楽場で、訪れている人の大半は観光客である。
   客の呼び込みもたたき売りもあり、マクドナルドもあれば、ケンタッキーチキンの店もあり、ドラえもんの人形を売るおもちゃ屋もあったりして、若者でにぎわっている。
   日本の門前町とは全く違った不思議な街の雰囲気が興味深い。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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