![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/3a/55ef402de067483c6da50a4f557495aa.jpg)
イギリスに永く住んでいて、結構、紅茶に入れ込んで嗜んできたのだが、最近は殆ど縁がない。
ところが、友に、何故イギリスに比べて日本で飲む紅茶は不味いのかと聞かれて、はたと、考えた。
友からのメールは、
かってロンドンで(貴兄の在任中だと思いますが) 宿泊したホテル(名前は出てきませんが市内の割と由緒あると思われる)で朝食を摂ったとき 紅茶がべらぼうに美味くて感激したことがあります
紅茶がこんなに美味いものであったかと驚き また味わいたいと東京に戻りデパートを巡り それらしい葉っぱを手に入れて試してみましたが全く不味くて 何が違うのか しばらく頑張ってみたものの どうしようもありませんでした
葉はおそらくそれほどの違いはないのでしょうが 淹れ方が違うのか 水が合わないのか 要は全くダメでした
多分 硬度の差が大きいのではないかと思われます
硬度の違う日本の水でも美味く淹れる術をご承知なら 是非ご教示ください
話が前後しましたが 本を片手にお飲みになっているのはコーヒ-それともテイ-ですか 私は専らグリーンテイ一本です
私も良く分からないのだが、次の駄文を返した。
ところで、イギリスの紅茶ですが、やはり、感激するほど美味しい言った経験を何度かしています。
強烈に覚えているのは、日本から着いて、その直後にロンドンの郊外の英人知人宅で頂いた紅茶が美味しくて、一気に何杯も飲んだのを覚えています。
飛行機で脱水症状であったのかも知れませんが、特に変った特別な茶葉ではなく、日常の紅茶だと言っていました。
一般的には、イギリスの硬水がテイーに合うのだと言われていますが、ロンドンは、中硬水で、これが、紅茶の美味しさや香りの良さを抽出するのかも知れません。
日本は軟水ですが、水質の違いが影響するのかも知れません。しかし、硬水か軟水かは、定説があるのかないのか、判然としておりません。
純水やエビアンなどミネラル不足の水は論外で、適度な硬水が手に入れば、と思っています。ティーバッグに100度の熱湯を注いで数分蒸らして、茶葉を残さずに、一気に引き上げるのがコツだとも聴いています。
日本茶と違って、英国紅茶の価格差はそれ程大きくないので、ロンドンに居た時には、確か3~4倍くらい高いフォトナムメイソンのダージリンのファーストフラッシュを使っていました。違いは分かりません。
一時、ロンドンから輸入していましたが、三越の特約となり、異常に高くなったので止めました。
最近は、専らコーヒーで、UCCをメリタのコーヒーメーカーで煎れるというなまくら作業で、紅茶もコーヒーも、良さを楽しむという趣向は失っています。
そう言えば、ロンドンに居た時にも、帰国してからもしばらく、かなり多くの紅茶やコーヒーの専門書やガイドブックなどを読んで勉強し、これだと思われるレシペに忠実に従って煎れ続けたことがあるのだが、納得できた試しはなかった。
結局、紅茶やコーヒーを嗜む時の雰囲気や体調や心の反応などのシチュエーションが一番影響しているのではないかと言う気もし始めている。
女王陛下は、ストレートだと言われていたが、イギリスのミルクや米国起源のレモンティーやインドのチャイなど、ところ変れば品変るで、それぞれの風土や食事によって、ティーと言っても千差万別である。
あっちこっち外国を歩いていて、色々なティーを味わってきたが、それぞれ、それなりに満足してきたと思っている。
ティーも、酒と同じで、長い歴史と伝統に育まれたその土地の食文化の反映であって、簡単に移植できるわけがない。
極論すれば、全く風土も食文化も違う日本で、イングリッシュティーを、イギリス並みに美味しく味わおうと思うこと自体が無理ではないかと言うことである。
昔、インドの富豪の令嬢がロンドンに輿入れしたときに、インドの食品の苗木を移植したが悉く失敗したと聴いたことがある。
私は、コカコーラはアメリカでは美味しいと思ったが日本では飲まないし、ブラジルの国民的飲料ガラナーは、日本では不味くて飲めないという。
阪神巨人戦は、甲子園か後楽園で観戦すべきと言うことかも知れない。
ところが、友に、何故イギリスに比べて日本で飲む紅茶は不味いのかと聞かれて、はたと、考えた。
友からのメールは、
かってロンドンで(貴兄の在任中だと思いますが) 宿泊したホテル(名前は出てきませんが市内の割と由緒あると思われる)で朝食を摂ったとき 紅茶がべらぼうに美味くて感激したことがあります
紅茶がこんなに美味いものであったかと驚き また味わいたいと東京に戻りデパートを巡り それらしい葉っぱを手に入れて試してみましたが全く不味くて 何が違うのか しばらく頑張ってみたものの どうしようもありませんでした
葉はおそらくそれほどの違いはないのでしょうが 淹れ方が違うのか 水が合わないのか 要は全くダメでした
多分 硬度の差が大きいのではないかと思われます
硬度の違う日本の水でも美味く淹れる術をご承知なら 是非ご教示ください
話が前後しましたが 本を片手にお飲みになっているのはコーヒ-それともテイ-ですか 私は専らグリーンテイ一本です
私も良く分からないのだが、次の駄文を返した。
ところで、イギリスの紅茶ですが、やはり、感激するほど美味しい言った経験を何度かしています。
強烈に覚えているのは、日本から着いて、その直後にロンドンの郊外の英人知人宅で頂いた紅茶が美味しくて、一気に何杯も飲んだのを覚えています。
飛行機で脱水症状であったのかも知れませんが、特に変った特別な茶葉ではなく、日常の紅茶だと言っていました。
一般的には、イギリスの硬水がテイーに合うのだと言われていますが、ロンドンは、中硬水で、これが、紅茶の美味しさや香りの良さを抽出するのかも知れません。
日本は軟水ですが、水質の違いが影響するのかも知れません。しかし、硬水か軟水かは、定説があるのかないのか、判然としておりません。
純水やエビアンなどミネラル不足の水は論外で、適度な硬水が手に入れば、と思っています。ティーバッグに100度の熱湯を注いで数分蒸らして、茶葉を残さずに、一気に引き上げるのがコツだとも聴いています。
日本茶と違って、英国紅茶の価格差はそれ程大きくないので、ロンドンに居た時には、確か3~4倍くらい高いフォトナムメイソンのダージリンのファーストフラッシュを使っていました。違いは分かりません。
一時、ロンドンから輸入していましたが、三越の特約となり、異常に高くなったので止めました。
最近は、専らコーヒーで、UCCをメリタのコーヒーメーカーで煎れるというなまくら作業で、紅茶もコーヒーも、良さを楽しむという趣向は失っています。
そう言えば、ロンドンに居た時にも、帰国してからもしばらく、かなり多くの紅茶やコーヒーの専門書やガイドブックなどを読んで勉強し、これだと思われるレシペに忠実に従って煎れ続けたことがあるのだが、納得できた試しはなかった。
結局、紅茶やコーヒーを嗜む時の雰囲気や体調や心の反応などのシチュエーションが一番影響しているのではないかと言う気もし始めている。
女王陛下は、ストレートだと言われていたが、イギリスのミルクや米国起源のレモンティーやインドのチャイなど、ところ変れば品変るで、それぞれの風土や食事によって、ティーと言っても千差万別である。
あっちこっち外国を歩いていて、色々なティーを味わってきたが、それぞれ、それなりに満足してきたと思っている。
ティーも、酒と同じで、長い歴史と伝統に育まれたその土地の食文化の反映であって、簡単に移植できるわけがない。
極論すれば、全く風土も食文化も違う日本で、イングリッシュティーを、イギリス並みに美味しく味わおうと思うこと自体が無理ではないかと言うことである。
昔、インドの富豪の令嬢がロンドンに輿入れしたときに、インドの食品の苗木を移植したが悉く失敗したと聴いたことがある。
私は、コカコーラはアメリカでは美味しいと思ったが日本では飲まないし、ブラジルの国民的飲料ガラナーは、日本では不味くて飲めないという。
阪神巨人戦は、甲子園か後楽園で観戦すべきと言うことかも知れない。