練習たった2回だったのによく頑張った子供たち(大田区春季大会 混合の部)

大田区は学校体育館の貸し出しを4月25日まで停止していたこともあり、今日はやっと大田区春季大会の開催にこぎつけました。
矢口タートルズVCは、混合の部に出場しました。
5年生が中心のチームなので、今回は「12名全員出場」「経験を積む」という2点を指導ポイントとして取り組みました。
ということは勝敗度外視ということです。
そもそもリバウンド防止期間の影響で、練習が約3か月止まりました。
今日の試合に向けての練習も、校長権限で無理やりやった2回しかできませんでした。
それなのに、私たちの子供たちは、見ていて楽しくなる、のびのびバレーをしてくれました。
全敗ではありましたが、(もしかしたら勝てるか!)というセットもあり、応援のしがいがありました。

矢口0{6-21、20-22}2馬込
矢口0{17-21、15-21}2徳持

今日の試合で、最も評価できることは、接戦のセットを経験できたことで、チームとしてのまとまりが自然に生まれたことです。「勝ちたい!」という気持ちが子供たちに生まれ、自然にチームワークが良くなっていきました。ナイスプレーをした仲間にも、ミスしてしまった仲間にも、周りの子供たちが声をかけて、「矢口タートルズ」として試合をしていたことが素晴らしかったのです。
指導する私も、大いに可能性を感じさせてもらいました。
大人が真剣に指導を続ければ、このチームは来年度、すごいチームになります。
面白いですね。日に日にどんどん伸びていく小学生バレーボーラーを指導するのは。

今日の試合ぶりを見て、これはどんどん対外試合を経験させることが大事だと、強く感じました。

【今日の個人成績 第5位まで 背番号で書きます】
(サーブ成功率)
1位 5番、10番 100%
3位 1番 87.5%
4位 7番 83.3%
5位 4番 81.8%

(サービスエース率)
1位 8番 50%
2位 3番 33%
3位 1番 25%
4位 4番 18.2%
5位 7番 16.7%

(サーブ得点率)
1位 8番 66.7%
2位 1番 62.5%
3位 4番 54.5%
4位 7番、9番、11番 50%
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公式戦初出場 「大田区教育大会 混合の部」

いよいよ公式戦デビューを飾りました。
結果は残念ながら最下位。
勝敗よりも、12人全員を試合に出せるかどうかを、ずっと考えながらベンチワークしていました。
2試合で12名を試合に出すというのは、けっこう難しいのですよ。サーブも打たせたいし、できるだけ長い間、コートに立たせてあげたいし。
しかも、勝ちたいし。
さすがにそれを全部叶えるのは、私でも無理でした。
勝つことだけを考えれば、メンバーチェンジをしないで、第1セットの先発メンバーでずっと試合すれば、たぶん勝てました。
しかし、12名全員出場は果たせましたので、応援の皆さんは、それで納得していただきたいとお願いします。

2試合してみて、初出場のチームは、これほど指導が大変だったのかと、あらためて分かりました。
しかも3,4年生が中心の下級生チームです。まだまだ判断力も育ってはいません。
試合前のキャプテンのサイン。公式練習も初体験。チームの整列、挨拶から、サーブオーダーの確認のための整列。メンバーチェンジのための動きなどなど、ずべてが初めての子供たち。どう動いてよいのか、分かっている子が一人もいないということが、監督にとって、これほどまでにハードなことだったのだと、28年ぶりに感じました。正直なところ、こうした動きを指導するだけで、疲れ切っていました。


試合結果
矢口 0{16-21、13-21}2 TMチーム
矢口 0{10-21、5-21}2 MGチーム

個人成績(背番号で表記します)
【サーブ成功率】チーム71.1%・・・合格は90%で、かなりマイナス
1位 7番、10番、6番 100%・・・合格
4位 2番、3番、5番 66.7%
7位 8番、11番 50%

【サービスエース率】チーム20%・・・合格は30%
1位 5番 41.7%・・・合格
2位 2番、3番 22.2%

【スパイク成功率】チーム42.9%・・・合格は80%で、課題が大きい
1位 3番 60%
あとのアタッカーはミスのみ。

この数字が示す通り、初の公式戦の洗礼を受けるかのように、子供たちの力は60%程度しか出すことができなかったと言えるでしょう。予想通りといえばそうなのですが、もう少し図太い神経をしていると思っていた私の認識不足でした。やはり、たった数回の対外練習試合を経験しているだけの我がチームは、本番でものすごい緊張状態。本来の力は出ませんでした。しかし、それもまた、とても良い経験になったとは思います。

成果もあったのですが、ここでは課題だけを書いておきます。

・すべての技術で基本がまったくできていないため、思うようにボールが動かない。
・体力トレーニングをしていないため、体(特に足)が動かない。
・きびしい練習をあえてしないで、楽しい練習をしてきたため、戦う心が育っていない。
・レギュラーを決めていないため、ポジションに応じた動きができない。
・チーム作りの練習をほとんどしていないため、バレーボールらしい、つながりのある動きができない。
・そもそも一人アンダーすら、1000回できる子がいない。(そこまで頑張りぬく子が、いまだに現れない)

もっともっとありますが、このくらいにしておきます。
もともとのチームのモチベーションが、「バレーボール教室」ということもありますので、これを辰巳ジャンプ流に練習し始めると、部員が半数に減るだろうと感じています。そのバランスが難しいです。新しい自分の指導方法を作り出すためには、様々なモチベーションの部員がいたとしても、全員参加、全員バレーをすることができるようなチーム作りをしていかなくてはならない。そうしないと、指導者としての自分自身の成長がないと感じています。


感染症が急拡大しています。
小学生バレーボールの試合では、集団感染が出たことはありませんが、今の感染拡大はこれまでとも違う状況です。くれぐれも無理をしないで練習に参加させてください。少しでも体調不良の様子が見られた場合は、遠慮なく休ませてください。
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私の目標は達成しているが、子供たちの目標はもっと高い

今日の試合をもって、第34回ミカサ杯教育大会東京第3支部予選が終わりました。辰巳ジャンプは支部16位という結果になりました。都大会に出られる7位までは、あと10チームを超えていかなくてはならない2016年となります。子供たちの目標は「都大会出場」です。そのためには今後、きびしい練習を積まなくてはなりません。

今大会をスタートするにあたり、監督である私の最低目標は、支部大会に出られるかどうかでした。身長も低く、練習量も少ない、腕力もなく、技術的にもおとる我がチームが、都大会に出るというところまではこの教育大会では難しいこと、目に見えて明らかでした。そこで今後のためにも、最低でも必要だったことは、都大会出場権を争う支部決勝大会に出て、きびしい試合を経験するかどうかでした。その最低限の目標は達成することができました。

この目標達成のために、チームの調子のピークを江東中央地区予選の2日目、江東中央地区4~6位に勝ち残って、支部決勝大会の出場権を得ることにもっていきました。子どもたちは確かに頑張ってくれて、2日目の試合でフルセットの大接戦を征し、江東中央地区第6位となってくれました。ただし、この試合が最高地点だったために、その後の試合はしりつぼみ。不思議なことにどんどん調子を落とし、決まっていたサーブやスパイクが、まったく決まらなくなり、悲しそうな表情をベンチに向けるしぐさが増えていったのです。バレーボールの調子が下がり傾向だったことに加えて、ここ2週間は体調不良が重なり、6人中3人は2週間ぶりにバレーボールをするような状態。さすがに東京都内で最高レベルの第3支部ですから、練習もしていないチームが勝てるほど甘くはありません。

最高潮だった3週間前の成績と、今日の成績をくらべれば、いかに不調だったかは一目瞭然です。

チーム成績

【1/17】サービスエース率21%  サーブ成功率90%  サーブ効果率110%  スパイク成功率49%

【2/ 7】サービスエース率13%  サーブ成功率83%  サーブ効果率97%   スパイク成功率46%

相手チームのサーブがレベルアップしていることに反して、辰巳ジャンプのサーブは後退してしまった。スパイクも同じようにパーセント以上にミスが続いた。練習をしていないチームのマイナス面が全部出てしまいました。反対の意味での「練習はウソをつかない」です。


さて、今回の結果をふまえて今年の目標を立て直すとすれば、次のファミリーマートカップでは、支部第9~12位リーグに行けるかどうかとなります。今年は支部内全チームの実力が拮抗しているため、油断をすれば支部大会にも残ることができないことだってありえます。ファミリーマートカップは5月から始まりますので、時間は3ヶ月しかない。しかも3~4月には体育館を使えないこともある。そういう意味では時間はありません。1回1回の練習で、確実に成長していくことが求められます。
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ミカサ杯教育大会・・・試合をするごとに成長していく子どもたち

ミカサ杯教育大会の予選が始まりました。今年の江東中央ブロックは、1チームが飛び抜けていることを除いて、過去にないほどの大混戦状態です。予選初日、2日目を戦った時点で、試合をしてみないとどこが勝つのかまったく分からない。全チームの力がこれほど拮抗している年は、私が江東区に来てから初めてなのではないかと思えるほどです。全チームが一生懸命練習に励み、高い目標をもって活動している証拠だと思います。また、チームの枠をこえて、指導者同士が仲良く支え合い、指導方法の研究を深めているからこそ、このような小学生バレーボール環境を生み出せているのだと思います。都大会初出場のチャンスを迎えているチームもあります。ぜひ勝ち抜いて都大会に出てほしい。心から応援をしています。そして、辰巳ジャンプにも都大会出場のチャンスがあります。最上級生のいない今のチームで都大会に出ることができれば、辰巳ジャンプ史上初の快挙となります。この目標に向かって、目の前の試合ですべて勝利を目指してコツコツ努力を重ねていきましょう。

昨日、今日の2日間で5試合を戦いました。そのうち4試合でフルセットのゲームをしました。このフルセット4試合の勝敗が3勝1敗。セットポイントを取られてからの逆転は2回。ねばりにねばる子どもたちのプレーぶりに、応援する保護者の皆さんは胸を躍らせたのではないでしょうか。

さて、チームとしては、この大会に向けての練習試合をほとんどせず、地道に基礎練習を続けてきました。その甲斐あってか、先日練習に来てくれた先輩からも、「ここ数年の中で一番レシーブがうまいチームだと思いました。」という評価がありました。チしかし、チームフォーメーションを整えることが間に合わなかったので、大会の試合を通して学ばせることにしました。そのため、昨日の試合中には、「ブロックに出ろ!」「ディグポジションはもっとライン寄り!」「チャンスボールが来たらこう動くんだ!」等々、非常に細かい指示をし続けました。今日になって、昨日教えた動きが身についてきたため、つまらないミスが減りました。最後の試合で勝ったころには、フォーメーション的なものはだいたいできあがり、接戦を勝たせるためのリズムや、ほどよい緊張とリラックスのバランスがとれるような指示に徹することができました。

来週は江東中央ブロックの順位決定戦です。昨年は支部決勝に1度も残ることができませんでしたが、今回は支部決勝に出ることが決まりました。これで最低目標は達成です。今回の最高目標は「都大会出場」です。最後まで執念をもってチャレンジしていきましょう。


【サーブ効果率】チーム110%
1位 6番 138%
2位 5番 133%
3位 1番 118%
4位 2番 110%
5位 4番  78%
6位 3番  75%

【サービスエース率】チーム21%
1位 5番 42%
2位 6番 38%
3位 1番 18%
4位 3番 13%
5位 2番 10%
6位 4番  0%

【サーブ成功率】チーム90%・・・これまでの試合ではなかった90%が出ました。
1位 1、2、6番 100%
4位 5番 92%
5位 4番 78%
6位 3番 63%

【スパイク決定数】
1位 1番 14本
2位 3番  4本
3位 2番  1本
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姉妹の活躍

東京新聞杯の支部交流大会を3試合戦いました。結果は2勝1敗。6年生を抜いて4年生だけで試合をしたセットもある中での2勝はよく頑張ったと言ってあげてよいでしょう。それではまずはじめに個人成績発表です。

【サーブ効果率(打数)】
1位 1番 117%(24本)
2位 6番 113%(23本)
3位 5番 109%(22本)
4位 4番 88%(17本)
5位 3番 70%(10本)
6位 7番 67%(3本)
7位 2番 58%(12本)

【サービスエース率】
1位 5番 41%
2位 1番 29%
3位 4番 24%
4位 6番 13%
5位 2番 8%

【サーブ成功率】
1位 6番 100%
2位 1番 88%
3位 3番 70%
4位 5番 68%
5位 7番 67%
6位 4番 65%
7位 2番 50%

【スパイクブロック成功率(決定本数)】
1位 1番 88%(21本)
2位 4番 67%(10本)
3位 5番 50%(1本)
4位 6番 33%(2本)


今日も6年生キャプテンが大いに活躍し、スパイクブロック成功率が88%という極めて高い数字をたたき出しました。なにしろ夏休み以降、ほとんどミスをしなくなりました。さらにはスパイクの安定性が増したことで余裕が生まれ、相手のフォーメーションを見て、レシーブがいないところへ打てるようになりました。身長が伸び、手足も長いので、おそらくコートの高いところから全体を俯瞰(ふかん)=バードアイで見られるようになったのでしょう。たらればになってしまいますが、あと1年早く小学生バレーボールを始めていたら、また、同じレベルの同級生があと2人チームにいれば、かなりレベルの高いアタッカーになっていたかもしれません。

6年生キャプテンとしては、大きな大会は今日が最後となりました。それを讃えるかのように、妹の6番さんも今日は大活躍でした。何しろ昨日まで苦労していたフローターサーブを23本ノーミスで打ち続けることができました。実は5月以降の公式戦や練習試合で、サーブ1日ノーミスというのは初めてのことです。誰ひとりやっていなかったことを達成しました。「お姉ちゃんが頑張っているから、私も頑張る!」という気持ちが伝わってくる今日の姿でした。



さて、新チームに切りかわった辰巳ジャンプですが、新キャプテンを誰にしたらいいか、私としてはかなり迷っています。そのため、4年生の「キャプテン当番」を交代で3周し、キャプテンにふさわしい子を見出そうとしています。バレーボールのキャプテンはメンタルが強いことが必要なので、時にはわざと精神的に追い込むこともしています。それをはね返してこれるのか、それとも簡単に心が折れてしまうのか、普段の姿からは判断できない心根を見ようとしているわけです。けっして憎くて追い込んでいるのではなく、わざとやっていることがありますから、保護者の皆様は誤解をしないでくださいね。

これまでの辰巳ジャンプのキャプテンは、やはり精神的に自立している子が多く、たとえば1~3代のキャプテンですが、保育園勤務、小学校勤務、学校の先生目指して教員免許に挑戦中と社会人になっている世代は、人を導く仕事に進んでいます。4代は大学バレーでセッターなので、これ以降のキャプテンは中高大に在学中となります。現在の6年生キャプテンが10代目。新キャプテンになる子は11代目になります。

今日は4年生だけで戦っている試合中に、6年生に「誰をキャプテンにしたらいいと思う?」と聞いてみましたが、答えは返ってきませんでした。ちょっと今回のキャプテン選びはチームの歴史上、一番難しい感じです。もうしばらくいろいろ悩んで、11月中には決めようと思います。それまではキャプテンお当番制を続けます。
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今の中3生が小4の頃とそっくりだと思った今日の大島大会

シルバーウィーク最終日の今日、第31回大島大会にご招待いただき、新チームで出場しました。意図的に6年生キャプテンをはずしたのではなく、連戦を一人エースとして戦いとても疲れたのでしょう。体調を崩してお休みでした。そのため、期せずして新チームのスタート大会になったのです。全員4年生のチームですから、都大会に出場している6年生がいるチームに太刀打ちできるわけがありません。試合前に、はたして1点取れるのだろうかと心配しました。子どもたちが頑張ってくれて、なんとか0点試合にはならずにすみました。しかも何本かスパイクも決めることができました。今日時点ではこのくらいできていれば、辰巳ジャンプとしては及第点としておきましょう。

題名に中3生が小4の頃とそっくりだと書いた訳は、強いサーブを打たれたら、身体が小さいので、はじき飛ばされてしまう場面がたくさんあったからです。今はそんな状態でも、1年半後、6年生になる頃には今日の相手をしてくれたチームと同じくらいになるのですから、小学生の成長はものすごいものがあります。1日も早くそういう日が来るように指導をしていきます。

さて、今日の大会では各チーム1名に「優秀選手賞」のメダルを贈ってくださいました。これは監督である私が誰にするか選びました。
スパイクを決めた子にしようか?
いや、走り回ってトスをあげたセッターかな?
いろいろ悩みましたが、最終的には6年生キャプテンが急に休んでしまった穴を、責任をもってしっかりうめた今日のキャプテン当番の3番さんを優秀賞に選びました。閉会式では12チーム12人の優秀賞の子が名前を呼ばれて紹介されましたが、3番さんの「ハイッ!!」という返事が全チームの中で、飛び抜けて元気がありました。やっぱり選んで正解だったなと納得できる、気持ちの良い返事でした。うちのチームはいつもこうでなくてはなりません。11月22日の江東区秋季大会でも優秀賞があります。今度はだれが受賞することになるでしょうね。


あ、そうそう、大会後、明日からの仕事での来客接待用お菓子を買うために、東京駅大丸にお買い物に行きました。
今、私が愛用している美味しいお菓子をご紹介しておきましょう。

麻生かりんと「焦がし黒蜜 かりんとまん」「かりんと50選

上野風月堂「東京カラメリゼシューケット

東京ばな奈「バウムブリュレ

みんなとっても美味しいですよ。
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本当のエースに育った6年生

今年の辰巳ジャンプの都大会を目指した戦いが終わりました。チームを支えてくださった保護者の皆様方に感謝申し上げます。

昨日、今日の2日間の予選で敗退はしましたが、5月のファミリーマートカップの時の負けとは内容が全然ちがいます。相当に実力差があって、ほとんど歯が立たなかった8位以上のチームに、今回は「あと2点」が取れずに負けました。本当に惜しい試合でした。その2点差負けは、サーブミスによる自滅が原因でした。これは仕方ないことなのです。夏から強いサーブを打てるように、本当に一生懸命取り組んできましたが、安定して打てるようになるまでには時間が足りませんでした。練習の姿がそのまま出たといえる負けでした。


しかし、そんな中にあって、6年生キャプテンの頑張りには心から拍手を贈ります。その頑張りは次の数字に表れています。

【キャプテンの成績】
サービスエース 23点
サービスエース率 37% 
スパイク・ブロックポイント 64点
スパイク・ブロック成功率 82.1%
総得点 87点

4年生の全員の成績を合計したものと比べれば、そのすごさが分かります。

【4年生全員を合計した成績】
サービスエース 33点
サービスエース率 18.5%
スパイク・ブロックポイント 19点
スパイク・ブロック成功率 59%
総得点 52点


特に支部大会の出場権をかけた今日の成績が素晴らしく、なんとスパイク・ブロック成功率が88%という数字。ここまで高いとミスはほとんどしないというレベルになります。実際に9セットの試合をして、キャプテンの攻撃ミスはたった5本だけ。よくぞここまで成長してくれました。本人にしっかり心に残しておいてほしいことは、小学生バレーボーラーとしての最後の都大会チャレンジはかなわなかったけれども、あの歴史的に暑かった夏休みに一生懸命練習したからこそ、この秋の試合で力を発揮できたこと。まさに「練習はウソをつかない」「努力は必ずむくわれる」ということを証明できたことです。この貴重な経験を大きな自信として、今後の人生に役立ててくれたら、指導者としてこれほど嬉しいことはありません。


さて、今日の個人成績です。

【サーブ成功率】
1位 7番 100%
2位 4番 93%
3位 1番、3番 90%
5位 6番 85%
6位 2番 74%
7位 5番 59%

【サービスエース率】
1位 1番 38%
2位 5番 29%
3位 2番 21%
4位 4番、6番 20%
6位 3番 14%

【サーブ効果率】
1位 1番 128%
2位 4番 113%
3位 3番、6番 105%
5位 7番 100%
6位 2番 95%
7位 5番 88%

【スパイクブロック成功率】
1位 1番 88%
2位 6番 67%
3位 4番 54%


今日をもって、辰巳ジャンプは新チームを中心とする練習に切りかえます。
これから2年間かけて、これまでの辰巳ジャンプにはない個性のチームを作り上げます。特にセッター中心の味のあるバレーをするチームを目指します。まだ一人もネットの上にブロックの手が出ない状態からスタートしますが、1年後の東京新聞杯では都大会に出場できるように目標を立てて進みます。保護者の皆様の変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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ファミリーマートカップ支部交流大会

辰已ジャンプのミカサ杯教育大会の成績は支部22位でした。今日の試合の結果、ファミマ杯支部予選の成績は支部19位となりました。少しだけ順位を上げました。だから少しだけ良い評価をしてあげましょう。

6年生がたくさんいるチームと当たると、4年生ばかりの辰已ジャンプはまだまだ能力不足で、ボールがコートの外に出ていってしまいます。でも、少しだけ良い評価をするとしたら、自分のコート内にはあまり落とさなくなったこととサーブカットが安定していたことです。また、6年生のクイック攻撃がけっこう決まったことです。今年のチームの形はほぼできあがりましたから、あとは秋に向けて日に日に精度をあげ、決定力を伸ばしていきます。

さて、今日は最後の試合で「スーパー珍プレー大賞」が生まれました。セットオール11-12から、6年生エースのサーブで14-12となり、相手チームのタイムアウト。ここで子どもたちへの私の指示は、
「相手のスパイクを前に落としてはいけない。前の3人は前に落とされないことだけを考えて拾うこと・・・・・ただし、エースがサーブを決めて試合を終わらせればその方がいい。サービスエースをねらって思い切り打つように。」
30秒のタイムが終わり、あと1本を6年生のサーブにかける。主審からのサーブ許可のホイッスルが「ピーッ」となる。エースはサーブのトスをあげる。ナイストス!みんなが「打てっ!」と思ったその瞬間、エースの指先をかすったボールは本人の足元に落ちました。何が起こったのかを試合後に確かめたところ、「サーブのバックスイングをした時に、自分の髪の毛の間に指が入ってしまい、腕をふることができなかった。」という、聞いたこともない珍プレーでサーブミスをしたらしいです。
思いもよらないハプニングだったためか、精神的には影響がなかったらしく、次のラリーではエースとしてきちんとスパイクを決めて、チームに勝利をもたらしました。

(今日の個人成績)
【サーブ効果率】チーム112%
1位 3番 128%
2位 1番 120%
3位 6番 113%
4位 2番 7番 100%
6位 5番 92%
7位 4番 85%

【サービスエース率】チーム25%
1位 3番 1番 28%
3位 6番 25%
4位 4番 23%
5位 2番 21%
6位 5番 15%
7位 7番 0%

【サーブ成功率】チーム87%
1位 3番 7番 100%
3位 1番 92%
4位 6番 88%
5位 2番 79%
6位 5番 77%
7位 4番 62%

【スパイク・ブロック成功率】チーム66%
1位 4番 90%
2位 1番 66%
3位 6番 50%

(通算個人成績)
【サーブ効果率】チーム108%
1位 3番 116%
2位 2番 112%
3位 1番 110%
4位 5番 108%
5位 4番 102%
6位 7番 6番 96%
8位 8番 86%

【サービスエース率】チーム24%
1位 2番 28%
2位 5番 7番 25%
4位 1番 5番 8番 24%
7位 3番 23%
8位 6番 16%

【サービスエース数】
1位 2番 107本
2位 3番 73本
3位 1番 69本
4位 5番 60本
5位 5番 57本
6位 6番 26本
7位 7番 20本
8位 8番 10本

【サーブ成功率】チーム83%
1位 3番 93%
2位 1番 86%
3位 2番 84%
4位 5番 82%
5位 6番 80%
6位 4番 78%
7位 7番 72%
8位 8番 62%

【サーブ打数】
1位 2番 378本
2位 3番 316本
3位 1番 283本
4位 4番 237本
5位 5番 236本
6位 6番 165本
7位 7番 81本
8位 8番 42本

【スパイク・ブロック成功率】チーム52%
1位 1番 59%
2位 6番 52%
3位 4番 47%
4位 5番 31%

個人成績はファミマ杯予選でいったんリセットし、秋に向けて全員0から再スタートします。



ところで、ファミマ杯の支部代表チーム数について、代表決定戦を前にした昨日、比例代表枠が7チームから8チームに増えたと連絡が入りました。これで5~8位チームはすべてのチームが都大会に出場できるので、支部的には本当にありがたいことです。出場チームの健闘を祈ります。ただ、昨年もまったく同じように、決定戦の前日に7チームから8チームへと出場チーム数が変わったことが発表されました。この発表は遅すぎやしないでしょうか。第三支部は2年続けて出場チーム増になったので問題を感じるよりも、落とされるはずの1チームが救われてホッとした感がありますが、もしもこれが反対に1減だったら大問題になっていたのではないでしょうか。
本来、予選が始まる前に代表チーム数が分かっており、その代表権をかけて競技方法が決められるのが筋というもの。最近は、学校行事の関係から、5月中旬には都大会代表チームが決まることが多くの支部に当てはまるので、この比例代表枠に関して提言を書いておきたいと思います。

(1)4月末日時点で都大会の比例代表枠を支部に伝える。
(2)そのためにMRSチーム登録の締切期日を4月30日から半月早めて4月15日とする。登録手続きの開始を3月1日から始める。
(3)比例代表枠は小数点以下の基準によって1チームの増減が決まるので、その基準を都小連サイト上で全チームに公表する。
(4)4月15日現在の登録チーム数、または登録チーム名を都小連サイトに公開する。

ここまでやってくれれば、全支部で代表枠を把握することは可能となり、支部代表決定戦の前日に代表枠が初めて明らかになるような、おかしな競技状況にはならないはずです。

第3支部の方々に誤解されないように、くりかえし主張しますが、2年連続1チーム増になっているからこそ、この代表枠問題が流されているわけで、もし決定戦前日に「1減」(7チーム枠と想定していて、6チーム枠となる場合だってあり得る)となったならば、極めて大きな問題になるということを理解しておく必要があるということです。今年、辰巳ジャンプはファミマ杯で都大会出場をねらえるチーム状況ではありませんので、損得に関わりのない客観的な立場で、あえてこの代表枠発表時期の問題を取りあげました。来年度に向けて検討課題にしていただけるとありがたいです。
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ファミリーマートカップ江東中央地区予選 1日目個人成績

(サーブ効果率)
1位 1番 115%
2位 6番 110%
3位 3番、7番 100%

(サービスエース率)
1位 5番 33%
2位 1番 31%
3位 6番 30%

(サーブ成功率)
1位 3番、7番 100%
3位 1番 85%

(スパイク成功率)
1位 1番 64%
2位 4番 20%
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3年間もバレーを楽しめる喜び

辰巳ジャンプは監督である私の仕事上の立場が変わるに従って、チーム方針を変えてきました。辰巳小学校の教員であった時代(1999~2006年)は毎年都大会出場を目標に、あわよくば全国出場も視野に入れて活動していました。2007年に勤務校が変わったことを機に、チームが解散の危機になったわけですが、その当時のチーム保護者の皆さんが全力で支えてくださり、2009年から公式戦に復活しました。

過去の記事にリンク 「半年ぶりの公式戦! 東京新聞杯」2009-09-20

この頃のチーム状況が今の辰巳ジャンプとそっくりです。新チームの保護者の皆さんはお時間がある時に、2009年9月以降の過去記事を読んでみてください。


今日はミカサ杯教育大会の江東中央ブロック予選で、支部大会に進めるかどうかの勝負でしたが、1勝足りず、残念ながら予選敗退しました。しかし、他チームの監督さんたちからたくさん高評価されました。

「3年生ばかりなのに、今の時点でこれだけ戦える。また2年後にすごいチームになりますね。」

日本の教育界で最も多忙と言われる学校管理職にある私です。この職についてからは、1年間でチームを作り上げることをやめました。少なくとも2年間をかけてチームを作ることにしました。今日の題名に「3年間もバレーを楽しめる喜び」と書いたのは、頑張って試合をしている今のチームが1年後、2年後、さらに3年後までバレーボールの試合にAチームとして出られるのです。すごく楽しみです。この子たちがコートせましと走り回って、試合の相手が目が回るくらいにスピードのあるバレーをすることを目指そうと思っています。

スポーツは「経験値」がかなりものを言います。辰巳ジャンプの長期ビジョンをもって、心身共に強い子どもたちにしていきます。
ひとつの目標としては、保護者の皆さんが応援にくるだけでなく、祖父母の皆さんや親戚の皆さんまでが熱狂して応援にかけつけるくらいの、魅力ある少女たちに育てるつもりです。

(今日の個人成績)

【サービスエース率】30%以上が合格
1位 3番 37%
2位 5番 23%
3位 1番 21%
4位 4番 20%
5位 2番 10%
6位 6番  0%

【サーブ効果率】120%以上が合格
1位 3番 126%
2位 5番 115%
3位 1番 113%
4位 4番 110%
5位 6番 100%
6位 2番  90%
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第33回ミカサ杯教育大会予選開始

いよいよ新チームの大会である「ミカサ杯教育大会」が始まりました。辰巳ジャンプの新チームは5年生1人+3年生5人の今年の「アンダー10」にも出られるメンバー構成のチーム。そんな若い時代からAチームとして試合経験を積んでいけることは、かなり幸せなことだと思います。3年生はレギュラーとして3年間もバレーボールを楽しめるのです。今回の教育大会だって、今年・来年・再来年と3回も出場できる。かなりお得じゃないですか。よかったですね。

今日の試合は「一生懸命がんばる」ということを目標にしました。
バックの3人の課題は「声を出しまくる。走りまくる。」
アタッカーの2人の課題は「打ちまくる。」
セッターは「あげまくる。」
まだまだ目標達成には遠い状態です。明日また頑張って支部大会出場を勝ち取りましょう。

サーブの個人成績(効果率とエース率)は残しておきます。

【サーブ効果率】120%以上が合格
1位 6番 133%
2位 3番 120%
3位 4番 117%
4位 1番 100%
5位 5番  83%
6位 2番  79%

【サービスエース率】
1位 4、6番 33%
3位 3番 20%
4位 1、2番 14%
6位 5番 0%

ちなみに江東中央ブロック予選2日目の組み合わせは以下のとおりです。

1~3位リーグ(東雲・JF・大島中央)
4~6位リーグ(三大・二砂・三砂)
7~10位リーグ(数矢・中央スポ少・枝川・辰巳)

今回はこれまでの競技方法とはちがう方法で競技していますので、明日の1~3位リーグで1位になったチームと4~6位リーグで6位になったチーム以外は、さらに試合をして順位を決定します。
7~10位リーグでは、7、8位になったチームが支部決勝大会へ、9、10位のチームは支部交流大会へ進みます。
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江東区秋季大会 ABチーム 準優勝

11月23日、江東区秋季大会を開催しました。今回、辰巳ジャンプはAB2チームを出場させました。Aは6年生8人のチーム。Bは5年生1人、3年生5人、2年生2人のチーム。2チーム出場はチームスタッフ的には少々苦しい状況になりましたが、Bチームの保護者の皆さん、ベンチ運営に携わっていただきありがとうございました。おかげさまで、両チームとも準優勝となり、カップをいただくことができました。

6年生は三○ジュニアさんが関東大会出場でいなかったので、子どもたちも優勝をねらっていましたが、決勝で僅差で敗れました。2年前も同じ結果だったので、この壁を破れませんでした。試合後、子どもたちには「また宿題をやり残してしまった。卒業までに1度は優勝しよう。練習するしかないね。」と伝えました。かつての先輩たちは、決勝に進めば必ず優勝していたのですが、ここ2世代は決勝で勝ったことがありません。次はなんとか壁を破って、新しい伝統をつなげてほしいと期待しています。


さて、新チームですが、まさかの準優勝といえましょう。1回勝てれば合格と思っていましたが、決勝戦に進んでくれました。どうやらサーブが走ったようです。この素晴らしい結果は、子どもたちに大きな自信となったようです。勝つ経験が子どもたちをこれほど成長させるのかとあらためて感じさせてくれました。

1日たった今日の練習試合に出かける前の辰巳ロータリー集合時には、全員からいっせいに勝利の報告がありました。

「先生!2位のカップを取ってきました!」

「Kちゃんがたくさんレシーブをあげました!」

「Rちゃんのフローターが入りました!」

「ダイレクトスパイクも決まりました!」

次々と嬉しそうに報告する目がキラキラ輝いていました。私から、「そうすると、君たちは強いのかな?」と問いかけると、真っ直ぐに私の目を見て、「はいっ!!!そうですっ!!!」と全員が答えました。


今日の練習試合は残念ながら全敗でしたが、新チームのカラーを示す子どもたちの姿が随所に見られました。現3年生がチームの中心になる新チーム。この3年生が、かつてないほど真っ直ぐな心の持ち主です。私が指導したことはすべて受け止め、努力する姿が見られます。今の調子で練習や試合を経験していけば、想像を超える成長速度を見せてくれるかもしれません。


もうひとつ、子どもの発達段階を示す面白い話題があります。井上車内の様子です。
6年生を乗せている時、子どもたちはまるで女子会をしているかのように、学校の話題、うわさ話などを多方面からしゃべりながら楽しんでいます。ビデオを流してもあまり観る様子はうかがえません。
新チームは違います。今はドラえもんのビデオを流しながら井上車移動をしているのですが、全員が熱中して静かにドラえもんを観ています。家に着いてもビデオに夢中でなかなか降りません。こんなところでも6年生と3年生では発達段階が全然ちがうんだということが分かります。
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もう一度、6年生10人全員を生かすために

私はバレーボール指導を20年間以上続けて来ましたが、今年ほど壁に当たった年はありませんでした。その壁が何であるかは書くことはできませんが、それは私自身が呼び込んだ壁であると自覚してはいます。どうプラス転換させようかと毎日考えに考え、試合の度に試行錯誤しながら采配しているので、おそらく保護者の皆さんには理解できないことが多いはずです。本音を書けば、6年生10人全員が笑顔で小学生バレーボールをやり通し、貴重な小学生時代にこのチームでプレーできたことを心の財産にしてくれたらよい。そのためにはどうしたら良いのかを悩み、いろいろと試みているのが今の私です。

今いる6年生10人は、チームの「マイナスな動き=壁」に翻弄されながらも、東京新聞杯予選を支部5位で勝ち上がり、都大会出場権を勝ち得ました。これはすごいことだと思います。昨日の支部最終日の3試合、100%の実力は出せませんでしたが、10人全員をたっぷりの時間、試合に出すことができた。勝手ですが、そのことだけで私個人は満足です。保護者の皆さんは、どうぞ試合の結果に様々なマイナスな考えはやめていただいて、4チーム中1位になったことに納得していただきたい。どうかお願いします。

ファミマ杯以降、やめたい子はいつでもやめてもらって結構という冷たい気持ちで指導をしてきました。本当にやる気がある子や保護者の方だけで辰巳ジャンプを続けようと思っていました。練習参加できなかった子や、私の指導を理解できない保護者の方には、厳しすぎるほどの対応をしました。それをカバーするために余計な苦労を強いることになった子どもたちや保護者の方々もいました。チームはいつ空中分解してもおかしくありませんでした。私はいちおう支部の副支部長ですが、辰巳ジャンプは都大会に推薦できるようなチーム状況ではありませんでした。

そんな状況のチームだったのに・・・・・誰一人脱落する子はいませんでした。

「6年生を苦しませてしまった。ごめんね、支部予選を勝ってくれてありがとう。」

都大会に出場することができた今、しみじみと思うことは、いろんなことがあったけど、最後は6年生10人全員が、これからもずっと支え合って生きていってほしいという願いだけです。


昨日の試合の合間に、ユウナ先輩やサリナ先輩の時代の辰巳のパパさんであり、今は東○のコーチであるHさんと10年前の辰巳ジャンプのことを話していました。あの子達は、「男女で都大会出場」という目標に向かって、本当に仲良く練習していたから、今でも1年に何回か集まっているほどだということ。後輩の指導にも来てくれること。懐かしく語り合いました。やっぱりこの年代(現21歳)のチームの状態が辰巳ジャンプの最強チームモデルなのです。この会話の中で、私自身が語ったことを振り返ると、今の自分を反省すべきことがありました。それは今の仕事上の立場として、そこまでやって自分を滅ぼしてはいけないことではあるのですが、その当時の情熱だけは違った方法で再現しなくてはいけないとも思っています。

その語りとは、

「あの男女2チーム指導の時代、私は本当に命がけでやっていたんですよね。試合中に何度も“今、死ぬかもしれない”と感じた症状があったくらいだった。失語症状態になって、言おうとしている言葉が出なくなったことも2回あったし、声が出なくなって筆談で指導したこともあった。試合中にベンチでめまいを起こして倒れそうになったことなど数え切れないくらいあった。」




今いる10人の6年生全員に、私は責任を負っています。
どうか10人全員が、キラキラ輝く姿で小学生最後の都大会を迎えられますように。
どうか10人全員が、辰巳ジャンプの子供らしい、優しい心根をもって、都大会を迎えられますように。
どうか10人全員が、「誰もが応援したくなる子供たち」というチーム目標を実現できますように。
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東京第3支部は戦国時代

今日行われた東京新聞杯東京第3支部予選は、地区順位通りの勝敗になったリーグがひとつもなく、試合をしてみないと結果は分からない戦国第3支部の状況。どのチームも力をつけてきたからこそ戦国時代の状況になるのでしょうから、支部役員の私としては嬉しいことです。今後も新しいチームの底上げに力を注ぎ、もっと戦国状況にすることと、さらに新しいチームが誕生するように普及していきます。

辰巳ジャンプとしては、夏休み前に子供たちに伝えた「6年生の最後の都大会だから技術のレベルがどうのこうのではなく、夏休みに休まずチーム練習に参加する努力をした子を中心に戦う。それが辰巳ジャンプの伝統だ。」という宣言通りに支部大会も試合した。その結果として都大会出場権を獲得したのだから子供たちは頑張ったのだ。私はその日の調子によっては出場権を失う可能性だってないわけではないと想定しながら采配していたので、子供たちに及第点はあげられる。


チーム作りがスタートしている新チーム。勉強のために6年生最後の都大会決め全試合を応援させている。その影響は新チームの子供たちの心に強いモチベーションを与えている。試合の合間に練習しながら質問をしてみた。
「君たち3年生はさ、自分たちが5年生や6年生になった時にどのくらい勝ちたい?」
すると将来チームのスーパーエースになると見ているS.Kさんが、いつものように目をキラキラさせながらこう答えた。
「全部勝ちたいです!1度も負けたくありません!ずっと勝ち続けます!」
頼もしい限り。来週のきゃんでぃりーぐでの活躍が楽しみ。


最近、支部決勝に進むと、すべての試合で主審をしなくてはならないことが多く、今日もそうであり、心身ともに疲れた。23日の休日は練習休みにした。いったい何年ぶりの休日となるのだろう。勤務校では重大な行事が控えているので、仕事をする必要もあるのだが、あえて休んでリフレッシュする必要がある。脳の切り替えをするつもりである。
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東京新聞杯予選・・・・・こんなに早いのは初めてだ

8月中に東京新聞杯予選が始まったのは初めてのことだ。例年なら9月中旬からスタートするが、今年は予選の最終日が10月5日。前倒しで予選を始めているが、運動会やら学校公開やら様々な行事が組まれていて、けっきょく8月から始めないと予選ができなくなった。しかし夏休み中にしっかり練習したので、早めに試合があることはありがたいことだったかもしれない。

まさに練習はウソをつかなかった。ほとんど練習を休まなかった子たちがしっかり点を取った。
それは辰巳ジャンプだけではなく、相手チームの選手たちにも言えた。「ああ8月中にしっかり成長してきたな」と見られる子が、うちのブロックをくぐり抜け、ねらい通りにサーブを打ち、ミスをしないためにかなり点を取られた。こちらのサーブと同じだけの割合でサービスエースを取られた。

それでもなんとか1位抜けできた。地力がついたと見るべきか。先週の遠征の成績から最終的に決めた新メンバーで、これから試合経験を積み上げていく。

14日がブロック1位決定戦。

21日が支部代表決定戦。

いつもだったら予選が始まる時期に支部代表が決まってしまう。本当に早い。



ところで今回の予選は来年の新チーム作りのスタートでもある。そのため、基本的に全員が試合に来るように保護者の皆様にお願いしてある。試合終了後に、来年のエースアタッカーにするつもりの5年生に感想を聞いた。すると目を輝かせて、
「6年生がかっこよかったです。私もあんなふうにスパイクが打てるようになりたい!」
と言うものだから、
「練習がんばれる?」
と投げかけると、即答で、
「はいっ!がんばります!」
と答えた。上級生の真剣勝負を見せる意味がここにある。来年のために、まずは9月の「きゃんでぃりーぐ」で活躍できるように練習してほしい。
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