ドリフターズ 再来

先週、TBSの番組でドリフターズの特集が放送された。

生放送の緊迫感というかライブ感というか、今の編集されたテレビ番組には感じられない楽しさがある。私の過去の記憶が一気に蘇る。私の子ども時代はまさにドリフターズの「8時だよ!全員集合!」の影響を強く受けている。

教室では友達みんながカトチャンやシムラのギャグをマネしていた。

「東村山音頭」を踊るのがものすごくうまくて、みんなを大笑いの渦に巻き込んでいた「オッキャン」という私の友達は、今では千葉県の博物館で研究員として活躍している。

あの頃のクラスのお楽しみ会といえば、だれかが必ず「ヒゲダンス」や「ちょっとだけよ~」というギャグを披露したものだ。

日本の時代は戦後の復興を完全に果たし、「もはや戦後ではない」などという言葉も飛び出していた。また、急激な産業化社会の影で、公害問題や受験の激化などが大きな問題となっていた。私の少年時代の日記にも、「大学受験を支えるために苦労している両親を楽にしたいために、歯科大合格当日に自殺した高校生」のことを書いた新聞記事がスクラップされており、「お金は人の命までうばってしまう凶器の一種だということがつくづく分かった」という私の感想が書かれている。

急激な進歩はどこかに歪みを生み出していた感が否めない。

そんな雰囲気の中で、ドリフのお笑いは私たち子どもの心に完全にヒットしていた。




時代は30年以上も過ぎ、なんと今、私の教室では子ども達がドリフのお笑いのマネをし始めている。先週の「全員集合」の番組を録画して家族で視たらしいのだ。
「あのチンパンジーの社長さんが面白かったよね!」
「早口言葉、やってみようよ!」
などとおしゃべりしながら、ドリフの話題で大笑いしている。

それを見ていると、なんだか不思議な気持ちがしてくる。

時代が変わっても、共通する「笑い」ってあるんだなぁと思う。


ところで先週、お隣のクラス担任であるモジャ先生に、「お笑いのある学級は絶対に崩壊しない」「お笑いの人たちは、笑わせることで人に幸せな気持ちを作ろうとして努力しているから学ぶ点が多い」という持論を紹介した。

モジャ先生が書いた記事はこちら→「アンテナをはるということ

今日も明日も明後日も、授業にお笑いを取り入れていこうとねらっている私である。
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東京モノレール開通45周年

このブログにはり付けてあるブログパーツの中に「45年前カレンダー」がありますが、実は毎日楽しみに見ている井上です。

今日の話題は「東京モノレール開通45周年」のこと。

私はモノレール通勤をしているので、大変関心を持ちました。そして朝、上空(モノレール)から見える東京の景色を写真に撮ってみました。それを紹介します。


天王洲運河です。
左側に見える船は、海洋大学の練習船です。天王洲の海岸縁も開発がかなり進みました。夜風に吹かれて散歩するには最適の場所ですよ。


レインボーブリッジです。
写真で見ると小さくなってしまいますが、生で見ると気分の良い景色です。
私、たま~にレインボーブリッジ風景を独占できる、誰も来ない秘密の場所で、のんびり本を読んでいる時があります。


浜崎橋ジャンクションです。
渋滞で有名な浜崎橋も、上から見ればなかなかの景色。この高さで走っているモノレールに乗っていると、ヘリコプターに乗っているのに似た感覚を味わえます。


芝浦再開発地域。
都内にもまだまだこんなに広い敷地があるんですね。いったいどんな町がここにできるのでしょうか?


モノレールはこんなに高いところを走っています。
窓の下に線路がないので、見晴らしの良いところが好きです。


終点・浜松町駅の近くには「浜離宮庭園」があります。気候の良い日には、ぶらり途中下車をして、のんびり休憩しても良いでしょう。


この高いところから東京を眺めていると、けっこういろんなアイデアが湧くものです。たまに羽田空港まで足を伸ばしても楽しいですし、ついでにどこかへ飛行機で飛んでいくパターンもありかな?(笑)

ちなみに2~3月にマインドマップ体験会の実践報告者として、北海道・金沢・福岡に行かせていただいた時は、自宅からモノレール経由でそれぞれの地へ飛び立ったわけです。
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私は怪談話の語りべ

「怪談話をしてほしい」と言われれば、自費でも日帰りでも宿泊行事会場に足を運び、きもだめしを恐怖のどん底に落としてきた井上です。

ちょっと前に、「そろそろ怖い話をしましょうか?」と子ども達に言っていたこともあり、今日は小手調べ程度の怖い話をしてみました。

駅で母を待つ子どもの話、洪水で亡くなっていった方々が霊となって現れる話、亀の主の話、ベッドの下にいる人の話と、教室は恐怖空間となりました。

たまにはこんな時間があることが学校生活のメリハリだと思いますが、いかがでしょうか。
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「あなたは天才ですね!」って言われちゃった(笑)

運動会に向けて、校庭での練習が始まった途端に、紫外線で目をやられてしまった井上です。アイシング(冷やす)で上手にケアしていかねば!

さて、先ほど帰りの山手線の中で、ブザン式の速読法でこんな本を読んでいました。
世界の調律 サウンドスケープとはなにか (平凡社ライブラリー)
R.マリー・シェーファー
平凡社

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電車の降り際の出来事です。
隣に座っていた男性からこんなふうに話しかけられました。

「すみません。今やっていた方法で本当に読めているんですか???」
「はぁい、ちゃんと読めていますよ。」
「信じられない・・・・・あなたは天才ですね!!!」
「いいえ、けっこういろんな人もやっている読書術ですよ。それでは失礼します。」

驚くのも当然だと思います。何しろ1分間に10ページくらい読んでいるのですから。そしてお隣の方がその速度にどうして気づいたのかというと、ブザン式の速読術にある奥の手、「ガイド」を使って猛スピードで読んでいたからです。

「ガイド」に使っていたのはボールペン。これを文字上で高速度で動かしながら、目から情報を通して脳で処理していく。そのボールペンの動くスピードが、お隣の方には異様に見えたのですね(笑)

しかも、この時に井上は秋葉原で山手線に乗る時には、完璧に「フロー状態」を作りあげ、速読モードに入っていたので、周囲に与える影響は並ではなかったかもしれません。

ホメオスタシスの同調っていうやつでしょうかね。お隣の方は完全にイノッチワールドに取り込まれていたのかもしれませんね(笑)


何にしてもですね、見ず知らずの方から「あなたは天才ですか?」なんて言われるのは悪い気がしませんね。電車内でマインドマップを描いていてもチラ見されますが、今度はブザン式速読術で車内世界を作ってみましょうね! ハイッ!

学年の子ども達にも、やり方を教えてあげようかな・・・・・難しいかな???

マインドマップ読書術
トニー・ブザン
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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考える力がつくフォトリーディング
山口 佐貴子 照井 留美子
PHP研究所

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ツツジの生命力

3月の卒業シーズン以来、自宅の玄関にいつも花を飾るようにしている井上です。元々は花にはまったく関心がなく、知識も無かった私が、意識して飾るようになったことで新しい発見をしています。


今の季節、町中にはツツジの花がたくさん咲いています。そこで、ちょっといけない考えが(笑)、
「こんなにたくさん咲いているんだから、2~3本摘んでも良いだろう。」
長持ちさせるために、蕾がたくさんある枝をポキッといただいてきました。

毎日、水の入れかえをし、「ホ・オポノポノ(自然の潜在意識に働きかけるハワイの手法)」の言葉である「ありがとう」や「感謝します」などの言葉かけをしながら育ててみました。


1週間以上たって、ツツジは摘んできたときには無かった蕾までが次々に姿を顕して、見事に満開状態になりました。最初は7~8ほどの花と、同じくらいの蕾だけだったのに、その倍以上の花を咲かせてくれました。この生命力にかなり驚いている私です。


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インカンテーション

つぶやきます。

「インカンテーション」についてご存知の方、私に教えてくれませんかm(_ _)m

マインドマップフェロー仲間の先生から情報を得ましたので、皆さんでシェアできればと思い、問いかけのつぶやきをしてみました。
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ニクーリンサーカス

今日の夜は、東京ドームシティにあるJCBホールで開催中の「ニクーリンサーカス」を見に行きました。

なんとなんと職場の先輩が当てた「招待券」を譲ってくれたのです。
そしてなんとなんと、恥ずかしながら私、サーカスの観覧は人生初の体験であります!

いやぁ、サーカスは素晴らしかったです。

まずはテンポが良い。シリアスな演技をしたと思えば、直後にピエロが登場して会場の空気を変える。そしてまた重い演技をする。このくり返しで120分間のサーカス演技はまったく飽きることなく進行しました。


私の心をガッチリキャッチしたのは、何といっても「ピエロ」の演技です。お客さんをサーカスに集中させるには、あのピエロの演技がなくてはならないものだと強く感じました。そしてピエロ演技のいくつかを自分の教育現場での指導に活用しようと思いました。

たくさんの演技の中で、最高潮に盛り上がったのは、やはり「空中ブランコ」でした。この演技は、演技者自身のイメージが演技に大きく影響している。今回は3回転ジャンプがうまくできず、やりなおしをしていましたが、飛んでいる高さと言ったら、よく怖くないなと思えるほどです。

「できるかできないか?」ギリギリのの高い目標を立てていれば、ひとつの失敗も大きな財産となります。そういうことを感じさせてくれた演技でした。

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【おすすめの本】
できる子はノートがちがう!―親子ではじめるマインドマップ

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サーカス物語
ミヒャエル・エンデ
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鳥のように空高く!

この冬休み、自己紹介のマインドマップをしめくくりに描こうと、自分自身を追い込んでいた。

マインドマップのルールには「楽しむ」というものもあるが、それは「ネガティブ思考」におちいらないブレーキのためであり、自己をとことん追い込んで、心理の深い部分を引っ張り出すためには「楽しむ」というルールを外さなくてはならないと個人的には感じている。
いや、楽しんではいるのだろうが、楽しみ方がストイックな感じ。アスリートが自分自身を痛めつけて向上することに「楽しみ」を感じるのと同じように、マインドマップのスペシャリストになるためには、思考や創造の「苦しみ」を乗り越えることに楽しみを感じるような経験も必要だと思う。6年生の子どもに描かせている「アファメーションマインドマップ」はまさにそれである。

それはそれとして、自分を追い込んで描いているマインドマップのセントラルイメージには、七色の波の中から飛び立つ鳥のイメージが浮かんできたので、ものすごく時間をかけてそれを描き出した。それが昨日である。

今日はある方と池袋のサンシャインで2時間ほど語り合った後、帰宅して自宅周辺を散歩した。いつもだったら通らない道を歩いた。すると、目の前に現れたのが写真のカモメだった。
(お~! 鳥だ! カモメだ!)
と、不思議な意味を感じた。
なぜなら、カモメはマイキャラクター「たもちゃん」の基礎モデルであり、昨日、自分の心と格闘しながら描き出したイメージが「鳥」だったからである。


なぜこのタイミングでカモメが自分の間近に来たんだろう???
何でもポジティブシンキングな井上は、
「これは2009年の吉兆だ!!!」
と、勝手に感じてしまったわけであるな。

皆さんも、すべてをポジティブに考えて、良いお年をお迎え下さい。

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アラフォーに対抗して「ミッジョイ」ってどう?

40代周辺のキャリアを積んだ女性を「アラフォー」というのは誰でも知っている。自分の実力を高めながら生きてきた女性は、みんなみんな素敵で輝いて見える。なんというか、余裕の笑顔からにじみ出てくる魅力がある。ずいぶん前から言われているが、21世紀は「女性の時代」でもある。女性の活躍の場はどんどん増えていくだろうし、女性的感覚が人間社会の諸問題を解決していくパワーを持っていることは間違いないと私は思っている。


私の職場のアラフォーの女性方々も、とっても魅力的で、何とも言えない安心感がある。だから私が好き勝手に動ける。私がいろいろ考えて、こどもたちに突拍子もない指導をパッと入れていくと、すぐに言葉を返してくれる。
「先生、今日の朝礼の話はとっても良かったですね。」
「せんせっ、こどもたちを手伝いに寄こしてくれて、涙が出ちゃいましたよ。ありがとう。」
「先生が低学年の子たちに声をかけてくれるのを、みんな楽しみにしていますよ。」
アラフォーの皆さんに気分良く乗せられて、もっと頑張っちゃおうかなと素直に思ってしまう。私がそう思うのだから、こどもたちも同じように感じているにちがいない。


さてさて、女性の時代なので、造語も女性用を作るとブームになるのだろうが、男性用のイメージワードもあっていいんじゃないかな。「アラフォー」という言葉で女性が活性化しているのだから、いつも閉塞感で苦しんでいる現代の男性(笑)にもイメージセンテンスがあった方が絶対良いよ!

そこでひとつ提案します!

ミドル世代をエンジョイしている男性を称して、「ミッジョイ」っていうのはどうですか?
「ミッド+ジョイ=ミッジョイ」です。


「ミッジョイ世代」・・・なんかちょっと格好良くないですか?

世の中に流れるミドル世代のイメージって、なんだか冴えないものが多いですよね。それじゃダメですよ。20代の青年が「ああいう大人になりたい」と感じられるような「ミドルエイジ」をイメージ化する必要があると思いますよ。

たぶんこのイメージ作りをするだけで、日本は活性化するんじゃないですかねぇ?

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新しい歌へのチャレンジ

子ども達が歌っている「旅立ちの日に」を聞きながら、ふと思い浮かんだことがある。

これは都内の校長先生が作詞した歌だ。
素晴らしい歌にちがいないし、それを歌うのも思い出深いだろう・・・・・でもでも、自分の教え子の卒業式に自分が作った曲をプレゼントしても良いのではないか?

でも、そんなことできるのか?
自分?

やってみる価値はあるかな。
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UFO発見! 【少年時代の日記】

10月6日(月)晴れ

今日、2時間目のあとの休み時間の終わりごろ、ひろたちが、
「えんばんだ!」
とさけんだ。ぼくは(まさか?)と思って、指さしているところを見た。オレンジ色のものが三個とんでいた。ほくは最初は、(あれはえんばんじゃないよ。)と思っていたが、あとになって、あんな形の空をとぶものがあったかな?と思って、
「あれはえんばんだ!」
と思い始めた。
これは大発見や!

***********************

少年時代のワクワクした体験は、大人になってからも「遊び心」を忘れさせないでくれます。厳しい仕事の中にも「遊び心」という余裕があると、いろんなアイデアも湧きやすいと思っています。

今の時代は大人から「与えられた遊び」「売られた遊び」がとても多くて、子ども達自身が考え出した遊びをしている場面を見るのが少ないように感じています。そういう意味では、今教えている6年生が考え出した「○丁目おにごっこ」(○丁目全部を使ってのおにごっこ・・・車には気をつけてね)なんかはアイデアを出してルールを作って遊んでいるのですから、とっても良いですね。

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辰巳小学校 開校40周年記念式典



今日は前任校である辰巳小学校の「開校40周年記念式典」に参加しました。
(私は辰巳小学校の31周年から38周年まで勤務し、35周年の時には周年行事を仕切っていました。)


私がいたころからそうでしたが、入学式や卒業式のような儀式的行事の時の辰巳小学校の子ども達の態度は本当に立派です。どこへ出しても恥ずかしくない。今日も呼びかけや歌、来賓の話を聞く姿勢、どれを取ってもトップレベルにあると感じました。
小規模校ならでは、教職員の手がしっかり入っていることがよく分かります。

式典に向けてたくさん練習をしたのでしょうが、大変だけどそれで良いと思います。ひとつの節目に向けて、子ども達の力を精一杯引き出してあげようとする姿勢が良いと思います。「子どもの負担が大きい」などと言って、安易なレベルで妥協したらダメです。節度ある態度を育ててあげることが生きる力につながるはずです。


そして2年前にいろんな障害を乗り越えて頑張って発足させたPTA組織がとても雰囲気良く運営されていました。江東区のPTA連合会の中でも一つのポジションを得ていることが嬉しかった。私の友人でもある力あるK会長の手腕によるところ大であると感じます。

辰巳小PTAは「5つの目標」と「1つの方程式」と指針を掲げていて、それが何とも素晴らしい。

『5つの目標』
一、にこにこ元気にやりぬく大人!!
一、地域のよきパイプ役たれ!!
一、先生のよきサポーターたれ!!
一、親はよき理解者たれ!!
一、育児は育自

『1つの方程式』
(地域+先生+見守ってくれている人々+親)×笑顔=こどもたちの笑顔(成長)


これはぜひとも多くの学校のPTAも見習ってほしいと思いました。




さて、ここからは私の自慢話になってしまうので、そんなものは聞きたくもないという方はここまで読んだらおしまいです(笑)

40周年を記念して作成されたものの中に、たくさんの私の仕事が刻まれていました。恥ずかしさもある反面、こんなに取り上げていただけた学校の皆さんに心から感謝したいと思います。


どんなものがあったのか?


ひとつ目は記念品(お土産)の中に、私の仕事が刻まれていました。

35周年を記念して、茨城県の辰巳小学校HP協力者である「タニコーさん」に協力していただき作成したスクールキャラクター「たもちゃん」のイラスト入りグッズがたくさん作られていました。


「たもちゃん入りどら焼き」


「たもちゃん入りチョコレート+マグネット」

この他にも「たもちゃん入りコシヒカリ」や「たもちゃん入り名札」など、あらゆる記念グッズに私の仕事が刻まれていました。



メモリアルルームにもたくさんの足あとを紹介していただきました。


学校のホームページが日本のベスト8に選ばれて、読売新聞の取材を受けた時の記事です。


北海道の峰浜小学校の児童が辰巳小まで来てくれて、合同でサケの放流会を行った時の教育新聞の記事です。


辰巳ジャンプが最強だった時の東京都大会出場記念パネルも飾っていただいていて感激しました。


教職員卓球大会で優勝した時の表彰状も飾っていただきました。念願だった優勝を勝ち取った時の喜びを思い出しました。この年は東京都第3位まで勝ち上がったのです。


メモリアルルームにあったアルバム。めくってみると90%は私が撮影した写真でした。毎日コツコツと積み上げてきたホームページ運営の成果を形にしていただいて嬉しかったです。



40周年にあたって、おそらく私と今日参加したN先生にしか語れない辰巳小学校の教育の素晴らしい面を書き残しておきます。

今、辰巳小学校に残っている重要な教育活動は、ここ10年間で教員の自主的な努力で生み出してきたものばかりです。記憶の限り名前だけあげておきます。、

【S元校長が生み出したもの】
教育目標「にこにこ元気にやりぬく子」

【N先生が生み出したもの】
「多古町田植え・稲刈り体験活動」
「地域の会社との連携学習」
「臨海学校」

【K先生が生み出したもの】
「NHKとの連携」
「エコプロダクツ」
「パナソニック教育支援」

【M先生が生み出したもの】
「357号線に飾られた絵」
「PTA組織化」

【K先生が生み出したもの】
「金管バンド」

【E副校長が生み出したもの】
「東京童話会との連携」
「PTA組織化」

【私が生み出したもの・・・自分のことだから多めに】
「ホームページ」
「スクールキャラクター・たもちゃん」
「辰巳幼稚園との交流活動」
「1年-6年交流活動」
「スマイルチーム活動」
「塩浜福祉園との交流活動」
「辰巳ジャンプVC」


辰巳小関係者に読んでいただくために、これは何を意味しているのかを説明します。

私たち現場の教員が「子ども達の成長につながるにちがいない」と創意工夫して考え出した特色ある教育活動を、歴代の校長先生が「それは良いのではないか。どんどんやってみてください。」と寛大な姿勢で何でもやらせてくださったのです。教員が楽しみながら生み出したカリキュラムなのですから、子ども達が楽しくないわけがありません。

こうした自由な発想を大切にしてくれた校長がいたからこそ、30周年から40周年の10年間にたくさんの学校の教育財産が生まれたのです。人間はしめつけても何も出てきません。上からやらされているのではなく、自由にやらせてくれるからこそ他校にはない先駆的な授業ができたのです。

私は貴重な教員生活中盤戦を思う存分やらせてくださった歴代校長に心から感謝しています。

学校は、ぜひこうした歴史を大切にしていってほしいと念願しています。

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大田生活実習所の「萩中祭」に参加

私は大学を卒業してすぐに「東京都立城南養護学校」に赴任し、高等部の担任となった。1年目は高等部3年生クラス。2年目から4年目までは高等部1~3年まで持ち上がる。その後、大田区立徳持小学校に異動した。


今日は大田区にある障害者福祉施設「大田生活実習所」の『萩中祭』に参加した。
18年前に私が城南養護で担任していた卒業生がここに通所している。その卒業生から熱いメッセージが届き、これは何とかして時間を作って行かないならないと、たった30~40分くらいだったがお邪魔してきた。

懐かしい方と何人もお会いすることができ、元気に暮らしていらっしゃることを確認して安心した。


教え子本人との再会は当然嬉しい。
彼女は実習所の中心人物となって、今回の文化祭の実行委員として頑張っていた。
障害が重く、生活していくのはけっして楽なものではないと思うが、いろんな方に支えられながら自分の人生を楽しく送っていることが分かった。

「進路は生きるみちすじ」である。自分自身を見失って悶々としている健常者が少なくない時代である。彼女は障害が重くて仕事に就くどころか、介助がなければ自分一人だけで生きていくことすら難しい。そんな中で、自分のやりたいことや楽しみを見つけて生き生きと暮らしていけることは素晴らしいと思う。


さて、この萩中祭では「ソーラン節を踊るからぜひ見てください!」と頼まれていたので楽しみにしていた。代表の何人かで踊るんだろうなぁと思っていたら、イベントの最後に全員が踊ってくれた。そうか!このノリノリの「南中ソーラン」をいつもみんなで踊って楽しんでいるんですね。楽しいもんね、ソーラン節!



また、教え子との再会も大事だったが、ママさんとの再会も私にとっては大切にしたかったことなのだ。
なぜなら、私はこのママさんに育てられたといってもおかしくないからだ。
無鉄砲な若手教員であった私は、たびたびお宅に呼んでいただき、また自分からもお邪魔し、夕食をいただくことしばしば。
「みっちゃん先生(このころはそう呼ばれていた)、今日は松茸ご飯を作ったから召し上がってね。」
まるで弟のように温かく育てていただいた。


私はつくづく恵まれた新人教師時代を過ごせたと思う。ご家族の中にドップリつからせていただきながら、同じ方向を向いて子どものために行動する。こういう姿勢は養護学校にいたから経験できたんだと思う。

18年の時がたって、お互いに年を取った感は否めないが、気持ちは18年前と同じ。まるで昨日も会っていたかのような気がした。それだけの強い心のパイプが通っていることをしみじみと感じた。

「いつも思うんだけど、すごく若いですよね。その若さを保つ秘訣は何なのですか?」
と聞いたら、
「そんなことないわ、もう5年前くらいからダメなのよ。」
と言っていた。いえいえ、お年から考えて全然若いです!
この秘訣を教えてもらいに、またお邪魔するしかないですな(笑)


この頃の記事はすでにブログ内に書いてあるのでリンクしておきます。

半分教師 第2回 「目を開かれた新任時代」

半分教師 第3話 「平均年齢20代」

半分教師 第5話 「障害者スポーツ大会」

半分教師 第6話 「進路は生きるみちすじ」

半分教師 第7話 「学年主任と進路対策委員長」

半分教師 第8話 「くまさんマン」

半分教師 第9話 「教職員集団作りマニュアル」

半分教師 第10話 「あなたが一番わかっていない」

第10話までリンクしました。しかし第20話までは城南養護学校のことを書いてあります。あとはさがしてみてください。カテゴリー「半分教師」の中にあります。



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毎日が刺激的!!!

休みの時こそ、教員として貴重な経験ができる。
旅行に行くも良し、映画を見るも良し、ジョギングをして体を鍛えたり、楽器の演奏をしたり、読書をしたりと、仕事のことなど考えずに楽しんでいる教師。きっとこういう人が良い授業を思いつくんですよ!なぜなら、授業方法の『気づき』というのは、机上で沈思黙考しても出てこないからですね。いろんな刺激を受けている最中に、突然「あ~!そうだ!」という『気づき=ひらめき』が起こることが多いはずです。



私、昨日は朝早くから町田総合体育館に行き、東京都大会の役員を務めました。そして試合を見ている中で、再び、三たび、四たび、都大会出場チームの監督となりたいと心に刻みました。


今日はなかなか刺激的でした。

午前中、「ニューイノッチ車」を引き取りにディーラーさんのところへ行く。車は高い買い物ですが、辰巳ジャンプにはどうしても1台車が必要なので買い換えました。

その車を運転して職場へ。
NHK「ニュースウォッチ9」のディレテクターさんと私の教室で打ち合わせ。ブザン教育協会の内山先生や広報を担当している(株)コミュニケーションデザインの福井さんも同席。『新ノート術』というテーマでニュースにするらしい。

【皆さん!29日(水)の『NHKニュースウォッチ9』をみてください!】 私のクラスが「マインドマップ」に取り組んでいることを放送していただけることになりました!



打ち合わせ後、急いで辰巳小へ移動して辰巳ジャンプの練習。
12月の東京都交流大会での優勝を目標に、あきらめずに拾い続けるレシーブを徹底的に練習する。昨日の都大会で強く感じたことは、
『レシーブが攻撃への第一歩』ということだった。


練習後、東大島文化センターへ移動して「江東区民大会監督会議」の座長を務める。試合方法や審判体制など、細かいところまでしっかり話し合えた。


会議終了後、すぐに帰って休めばいいのに、新しい車のハンドルカバーと大型バックミラーが欲しかったので、東雲のスーパーオートバックスに寄り道。

いやいや自分にとってはとても刺激的な1日でした。

本当は学校の子ども達が出場しているスーパードッヂボール大会の応援にも行かなくてはならなかったのですが、まったく空き時間がなく行けませんでした。試合の結果はどうだったんでしょう?

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「かにであそんだこと」 【小5時代の日記】

5月16日(金)
今日は、雨ふりなので、F橋君とT田君といっしょに、かにであそんだ。
ぼくたちのかには、7ひきがたまごをうんでいた。だが、そのうち2ひきがしんだので、たまごふぁけとって、たまごのへやにいれてやった。はやくたまごから元気よくかえるのが見たいな。

************
どうやら生き物好きは子どものころから同じだったようですね。


************

「ほらあなへ行ったこと」 6月5日(木)雨
きのう、O島君たちとほらあなへ行った。
はじめに、ぼくとT田君が入った。中にはこわれたストーブなどが入っていた。
それから十数分たって、O島君たちが来た。3組のO橋君のあにきが来て、
「ここ、そこのうちのものおきだよ。」
と言ったので、みんな「な~んだ。」と思った。ぼくも「な~んだ。」と思った。

************
こういうなぞめいた場所を見つけては、もぐりこんでいた井上少年でした。


************

「弟のいたずら」 6月11日(水)曇りのち雨
今日、弟のまさおが、コーヒーを洗いおけの中に入れてあそんでいたところ、お母さんに見つかってしかられた。ぼくはおかしくなってしまった。それはお母さんが、「ごめんなさいと言いなさい。」と言っているのに、変な顔をしているからだ。はやくあやまればよかったのにな。

************
7つ年の離れた弟です。足の病気や指の怪我など、入院することが多かった。
父親も肺結核や胃潰瘍で入院していたこともあり、妹も乳児期に生死の境をさまよいました。
今でこそ我が母は、「よくノイローゼにならなかったと思うわよ。」と笑って言いますが、苦労を乗り越えてこそ「心の財」が輝くことを家族で学ばせていただきました。

妹も弟も、立派な母親、父親になっています。

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