片づけが苦手な方へ

人生がときめく片づけの魔法
クリエーター情報なし
サンマーク出版


近藤麻理恵★『人生がときめく片づけの魔法』が3分でわかる



ベストセラーの一冊です。

私自身、片付けは苦手です。
でも、「片付け本」なるものは手にしたことなく、今回初めて読みました。
世間の評判は様々あるようですが、この近藤麻理恵さんの考え方に共感することはたくさんありました。

たとえば、片づいた後の部屋の豊かな暮らしをイメージしてみるとか、服をたたむ時に自分の感謝の思いを込めてたたむとか、物を捨てる基準は自分の心がときめくかどうか等々。

近藤さんは「こんまりさん」というニックネームがあるようです。だから以下の文ではそう書かせていただきます。

こんまりさん曰く、片づけは“捨てる”ということと“カテゴライズ”すること。
さらに、片づけで一番大事なことは「正しいマインド」だとも言っています。

納得!

そして日本の家庭科教育の中で、「片づける」という方法を教えてくれることは、まずないということも。
はっきり言って、授業の中では確かに教えていないです。(教えている先生もいますが少数派でしょう。)
こうした「片づけ方」という考え方もまた、「メンタルリテラシー教育」にマッチしたものです。

片づけるという行為をどう考えるのか、劇的に片づけ方が上達するにはどんな思考をすれば良いのか。
完全に「頭の使い方教育(メンタルリテラシー)」と言えます。



読んでさっそく、こんまりさんの言う通り、心がときめかない衣類から捨てました。10分間の作業でごみ袋1つ分出てきました。
(あ~!自分はこれだけの靴下があれば大丈夫だったんだ。)
(なるほど、心を込めて衣類をたたむと収納力が格段とアップするな。)
この調子で「捨てる」作業をしていくと、かなり物を捨てることになりそう=部屋が過ごしやすい空間に変わる。

来週は学校でも同じようにやってみようと思いました。


片づけが苦手な方。ぜひ読んでみて下さい。



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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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「また、必ず会おう」と誰もが言った 【本のお薦め】

「また、必ず会おう」と誰もが言った。
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サンマーク出版


小学校高学年から高校生までの子どもたちが読んだら参考になる本です。
または親学として思春期の子どもを育てるために読むのも良いと思います。


著者の喜多川さんはこの本によって、

「人間は良い出会いによって、それまで持っていた価値観に影響を受け、未来に向けて新しい生きる力を得ることができる」

そういうことを若者に気づいてほしかったのではないだろうかと感じます。



さらに、この本を大人が読むことによって、若い可能性に満ちた青年たちの伸びようとする芽を、

「邪魔することなく陰から見守っていきましょうよ」

と指摘してくれている感じがします。



ある高校生のあまり素直じゃない行動が、自らを苦境に追い込んでしまう内容なのですが、その失敗が「見ず知らずの人たちとの出会い」によってプラスに転じていく。その結果、その高校生はほんの数日間のうちに、まるでサナギがチョウになるかのように成長していく物語です。


喜多川さんは下記の本も著されていますので、合わせて読むことをお薦めします。
教師を職業にしている方には必読書だと言っておきます。

(小学生向き)
賢者の書(新装版)
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ディスカヴァー・トゥエンティワン


(中高大学生向き)
君と会えたから・・・
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ディスカヴァー・トゥエンティワン


(高校生向き)
手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~
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ディスカヴァー・トゥエンティワン


(高校生・大学生向き)
手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~
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ディスカヴァー・トゥエンティワン
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『男子の本懐』・・・関東大震災後の政治状況と東北大震災後の政治状況を比較できる本

男子の本懐 (新潮文庫)
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新潮社


私が大学生時代には先輩から必読書だと言われて学んだ一書です。
東北大震災が起こり、さらに政変が起ころうとしている今だからこそ、再読するために購入しました。

城山三郎氏の本は20代で読んでおくことをお勧めします。男の生き方に大いに刺激を与えてくれる書物が多いのです。

この「男子の本懐」は関東大震災後の政治も経済が混迷している時に、内閣総理大臣になった「浜口雄幸」と、浜口内閣で大蔵大臣を務めた「井上準之助」が主人公の歴史小説です。

「金本位制」こそが長期的に見て日本を向上させていける政策だと信じて、自分の命を内閣総理大臣また大蔵大臣という役目になげうった人生。二人とも反対勢力の凶弾に倒れてしまうという結末を迎えるのですが、一貫して自分の信念に生き切る姿は、平成の世を生きる私たちにも大いに参考になる力強さがあります。

どれだけの批判を受けようが、正しいと確信したことを貫き通すことは青年時代の特権でもあるし、青年だけでなくこの主人公二人のように、60歳を超えた人生総仕上げの時であっても、信念に生きる姿は「青年の息吹」を感じさせるわけです。


下に紹介した本も著名な一書です。あわせてご一読ください。

官僚たちの夏 (新潮文庫)
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新潮社
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「選択の科学」・・・教員必読だと思います!

選択の科学
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文藝春秋


この本、ページをめくるたびに、かなり目から鱗状態になりました。

「選択」ということが、人間だけでなく、あらゆる生命体に与えられた貴重な財産であることがよく分かりました。


たとえばネズミであっても、選択をすることのできる環境にあるネズミは寿命が長く、選択権のない環境の中にいるネズミは「生きる力」を失っていくこと。

たとえば同じ教員であっても、自分の力で仕事を切り開いてきた人のストレスは少ないけれども、他者(管理職や先輩教師)の判断にゆだねて自分で判断(選択)することのできなかった人のストレスは高いということ。

その他、文化圏によっても選択の判断基準が違って、個人主義の選択にストレスを感じない文化圏もあれば、集団の合意による義務感や使命感を背景にした方が楽な生き方ができる文化圏もある。


要するに、「選択」するという判断基準が私たちの生き方に与えている影響がとてつもなく大きいことを知る一冊です。

日本を含めたアジア的な教育と、西欧的な教育では歴史的な背景が全く違うことを知らないで批判をするのが危険なことも教えてくれます。「フィンランドメソッド」とか「デンマークメソッド」というような西洋的な方法を、東アジアでは簡単に導入をすることはできないことを認識させてくれる一書でもあります。


教員は絶対に読んでおいた方が良いと私は思います。

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仕事が速い人の習慣 【本の紹介】

THE 21 (ざ・にじゅういち) 2011年 05月号 [雑誌]
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PHP研究所


雑誌なので表面的なことが書かれていますが、キーワードは満載な一誌でした。

「仕事が速い」という視点から、5つのポイントをあげて特集していますので、そのポイントを紹介しておきます。

「仕事が速い人」は、

(1)疑問を持ち、自分で考える習慣が身についている。
 なんでも鵜呑みにしないで、「本当にそうなのか?」「それはどういう目的の仕事なのか?」と考える習慣がある。


(2)完璧を目指さない。自分の強みをよく分かっている。
 自分の得意分野で勝負している。100%やりきることを考えていない。80%できていれば合格である。

(3)上手に自分をその気にさせている。
 上手にモチベーションをあげる方法を実践できる。モチベーションがあがらない時はすっきりと休む。

(4)周りの人の状態や行動に気を配っている。
 周囲の人の状況を理解しようとしているからこそ、タイミング良く相談でき、仕事を頼んだりすることができる。

(5)緊急でない重要なことに、必ず時間を使っている。
 どんなに忙しくても、自分にとって重要な何かに、あえて時間を使っている。「必要なムダ」を持っている。



この他、様々な仕事加速化の参考記事が掲載されています。550円とお手軽価格なので、仕事のスピードに悩んでいる方は目を通してみて下さい。

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女性教員に大評判の一冊! なのですよ!!!

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 4/5号 [雑誌]
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日経BPマーケティング


雑誌ですが、この一冊は見ているだけで楽しい!
癒されるはずです!
特に女性が!

「ほらほら、この本開いてみて!」と手渡すだけで、女性教員の表情が明るくなります。

ワクワク文房具満載の情報誌です。

ここから情報を得たボールペンの「ジェットストリーム」を買ってみましたが、書きやすいったらありゃしない!

ジェットストリーム(1.0m/m)【黒】 SXN15010.24
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三菱鉛筆


この雑誌、小学校教師や幼保の教師は必見です!!!


ついでに紹介しておきますが、読書術の本も職場の若手に読ませています。

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2010年 9/7号 [雑誌]
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日経BPマーケティング


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最近読んでいる本

年度末でものすごく忙しいのですが、読書は私のエネルギーなので欠かせません。

チャンネル読書(テレビのチャンネルを変えるように、複数冊を代わるがわる読んでいく)が得意な私なので、最近読んでいる本を一気に紹介します。目標にしている「ブログの毎日更新」ができないものですから、紹介だけしておきます。


東洋脳×西洋脳―多極化する世界で生きるヒント (中公新書ラクレ)
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中央公論新社


花の鎖
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文藝春秋


選択の科学
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文藝春秋


錯覚の科学
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文藝春秋


変身・断食芸人 (岩波文庫)
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岩波書店


エースの系譜
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講談社


砂の栄冠(1) (ヤングマガジンコミックス)
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講談社


エチカ―倫理学 (上) (岩波文庫)
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岩波書店


官僚たちの夏 (新潮文庫)
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新潮社
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ベーコンわすれちゃだめよ!

ベーコンわすれちゃだめよ! (ハッチンスの絵本)
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偕成社


今週、保護者ボランティアの方が読み聞かせてくれた本です。
子どもたちの笑いを誘う楽しい本です。
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いのちのあさがお

1月に行った「道徳授業地区公開講座」で学校の若手教員が教材として使用し、子どもたちの涙を誘ったという本です。「すごく良い授業ができました。」と教えてくれましたので、皆さんにも紹介します。

えほん いのちのあさがお
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ハート出版


いのちのあさがお―コウスケくんのおくりもの (綾野まさるのドキュメンタル童話シリーズ)
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ハート出版


命のアサガオ永遠に―子を亡くした母の願いが骨髄バンクに実るまで
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晶文社
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小学生スポーツ指導の考え方を変えなくてはならない

サッカーで子どもがみるみる変わる7つの目標 (edu book)
池上 正
小学館


昨年の11月に発刊されたサッカー指導者向けの本です。しかし、その内容は、どのスポーツにも通じるものがあり、特にバレーボール指導者には必読書だと書かせていただきます。また、小学校の教師も読んでおいた方が良い一書です。

著者の池上 正さんは、ジェフユナイテッド市原の育成普及コーチとして、2002年から2010年1月まで任務につき、述べ10万人の子どもたちを指導してきた方です。前著の『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』も合わせて読むことをお薦めします。

サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法 (edu book)
池上 正
小学館


前著についての記事はこちらです。
サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法 【マインドマップ】
マインドマップを添付している記事です。


さて、『サッカーで子どもがみるみる変わる7つの目標』の中で紹介されているデンマークとスイスのサッカー協会がうったえている小学生指導に関するメッセージは、私たち小学生指導に関わる者が必ず目を通して、自分なりに咀嚼し、指導力向上のための栄養とすべき言葉だと思いましたので、翻訳された言葉そのまま紹介させていただきます。



【デンマークサッカー協会・子どものサッカー10ヶ条】

子どもたちはあなたのものではない
子どもたちはサッカーに夢中だ
子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる
子どもたちから求められることはあっても、あなたが求めてはいけない
あなたの欲望を 子どもたちを介して満たしてはならない
アドバイスはしても、あなたの考えを押し付けてはいけない
子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂にまで踏み込んではいけない
コーチは童心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない
コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ
コーチは子どもを教え、導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ。




【スイスサッカー協会が小学生チームに配布しているカード】
このカードは試合の前に、子どもたちから応援に来ている親に配られます。


大人の方々へ。
ぼくたちの試合を観に来てくださってありがとうございます。
また、いつもぼくたちのスポーツ活動を支援していただいてありがとうございます。
今日という日は、ぼくたちの一日です。ぼくたちはサッカーを思う存分やろうと、喜んでここに来ています。
もちろん、誰だって勝ちたいにきまっています。
でも、一番大切なことは「プレーができる」ということです。
だからどうか、ぼくたちの思うようにプレーさせてください。
ピッチのそばで怒鳴らないで、相手チームのサポーターに対しても、フェアでいてください。
ミスプレーをいちいち、なじらないでください。
ぼくたちはしょんぼりするだけで、何の役にもたたないからです。
以上、よろしくご理解ください。
子ども一同。



人それぞれ価値観がありますので、賛否は分かれることと思います。
ただ、辰巳ジャンプの試合については、ここに紹介したことを重視しています。

また学校のクラス経営に関しても、ここに紹介した価値観を持ちながら指導しているつもりです。


辰巳ジャンプは今週も来週も試合が続きます。
勝ち負けも大事ですが、13人中8人が基礎練習を積まなくてはならない段階のフレッシュなチームです。バレー経験1か月という子が5人もいるチームです。そんなチームが勝てればラッキーですし、負けても元気いっぱいプレーし、応援できていれば、大きく褒めて下さい。


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スポーツ速読というやり方

スポーツ速読完全マスターBOOK (DVD付き)
呉 真由美
扶桑社


様々なテレビ番組で特集をされた速読法だということです。

なんと本を読むだけでなく、速読ができる状態に鍛えた「脳」が、スポーツにも役に立つという考え方です。この方法で目=視神経⇒脳活性化をすると、時速150㎞で飛んでくるバッティングマシーンのボールを、小学生でもミートすることができるほどの状態を作りだすことができるらしいのです。実際に、150㎞の投球を小学生の女の子が打っている映像もあります。

考え方としては、フォトリーディングにもブザン式リーディングにも通じるものです。要するに、脳の状態を速読できる状態に鍛えられるかどうかという問題なのだと把握しました。

失礼ながら、この本は最後の10%を読めば把握できる内容です。それ以外は事例集となっています。その代わり、とても分かりやすいトレーニング用のDVDがついています。このDVDを使って速読のトレーニングをすることができます。

加えて、脳科学の本をたくさん読んで、脳のしくみについて知識を得ていれば、さらにDVDの内容理解が深まるでしょう。

いずれにしても、ひとつの方法に頼らず、様々な方法を知っていることが教員には必要なのではないか、場面に応じて、適切な方法を駆使できる力を身につけていた方が良いのではないか。私はそういう考えです。

この呉さんの速読法も、自分のものにしておくつもりです。


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読書する人は少数派みたいですよ

週刊 東洋経済 2011年 1/22号 [雑誌]
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東洋経済新報社


「読書術」というテーマで東洋経済新報社さんが雑誌を発行しました。今週号の東洋経済です。

私はこのような雑誌を定期購読しているわけではありませんが、ビジネス街の新橋・東京・秋葉原などを通って電車通勤をしているために、教員にもかかわらず、どうしてもこの手の雑誌が目に入って来るのですね。毎週月曜日には、キヨスクに目が行き、今週はどんなテーマで雑誌が発刊されているのかと足を止めてしまいます。

さて、今週号の東洋経済で特集した「読書術」ですが、目を通す価値はあるなと思いました。特に読書をしたいのだけれども、なかなかできないという社会人の方にお薦めします。当然、若手教員にもお薦めしたい雑誌ですね。

今の日本では、1か月に5冊読めば「読書家」と評価されるようですよ。

でもでも、「フォトリーディング」や「ブザン式リーディング」「その他の速読法」といった読書法を身につけた者にとっては、1か月5冊というのはあまりにも少なすぎます。最低でも倍の1カ月10冊は読めないと、21世紀の情報革命の流れにはついていけないのかもしれません。


今週号の東洋経済で特集している「読書術」は、若手の必読書もたくさん紹介されています、そのすべてを手に取ることだけでもしておいた方が良いでしょう。読書とは20代で基本が身につく。読んでみて理解できなくても、とにかく目を通しておくと、40代で花開くはずです。

若い頃に本を読んだか、読んでいないかということは、教師にとってものすごく大きな差となって40代で顕れると書かせていただきましょう。


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保護者の思い・・・読み聞かせ 『サンゴの森』

サンゴの森 ~Jr.Diver RINA~
栗原 里奈,Rina Kurihara
文芸社


今回の読み聞かせは、絵本の作者が小学生という『サンゴの森』でした。
4年生で学習した地球温暖化のことから物語を作り、出版までしてしまった栗原里奈さんの絵本を紹介して下さいました。

栗原さんは、現在小学校6年生。ブログでの情報発信にも挑戦している子です。

それがこちら!

サンゴの森 栗原里奈のブログ


平成23年度から完全実施になる新学習指導要領は、PISAテストの影響を強く受けていることは周知の事実ですね。PISA読解力とは何なのかといえば、情報の「解釈」「熟考」「評価」「発信」というステップを踏んでいくことですね。

この栗原里奈さんは、それをやっているわけです。

まず、4年生の時に学んだ地球温暖化を自分なりに「解釈」した。

次に、自分はこの問題解決に向けて何ができるのか「熟考」した。

その結果、できることは物語を創作することだと「評価」した。

そして、絵本にすることや、ブログで自分の思いを表現することで「発信」をした。

その発信によって、心を動かされた人がたくさんいて、各地で動きが起こっている。



まさに新しい時代の、新しい問題解決力を投げかけている小学生だと思います。


そして、このような情報をつかんで、4年生の子どもたちに紹介して下さった「読書ボランティア」のママさんにも、賞賛の拍手を送りたいと思いました。


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『脳単マッピング』・・・・・まさにマインドマップ的手法です

脳単マッピング~英語は逆から学べ!英単語編~【通勤・通学で聴くだけで単語が増えていくCD付】
苫米地英人
フォレスト出版


苫米地英人先生の最新刊です。
ビジネス街の書店では平積みされています。

英単語を学ぶための本で、車内や歩きながらのフィールドラーニングのためのCD付きです。(こちらのCDがポイントなのかも・・・)

本の中にはひとつの単語からブランチを伸ばして、基本的には4つのイメージを写真で確認するという内容になっています。文字情報で書かれた英単語を文字だけで記憶するのではなく、イメージを使って永久記憶に残りやすいエピソード記憶に落としていくのです。この方法は、昨年4月に私が作った「M-MOST活用 井上式マインドマップ漢字ドリル」の考え方とまったく同じで、その英単語バージョンと言えます。

日本で最も流行りの脳科学者がこうした考え方を本にしたということは、はやり「イメージの力」を活用した学習方法は、今後の教育界には切っても切れないものなのだと感じます。

長年の教員経験からも感じることなのですが、学習したことを絵や図で表せる子こそ、本当に理解している子なのです。文字という思考媒介は知識量でいくらでもごまかせますが、本当に役立つ「智慧=知識と知識の連携状態」になったものでなければイメージ化することができないようなのです。
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若手教師からの推薦マンガ 「GIANT KILLING」

GIANT KILLING(1) (モーニングKC)
ツジトモ
講談社


職場の若手から、「井上先生!ぜひ読んでほしいマンガがあるんです!」と教えてもらったのが、この「GIANT KILLING(ジャイアント キリング)」です。頼りにしている若手教員が「読め」と言うならば、読まないわけにはいきません。全巻、大人買いして読んでみました。

サッカー監督が主人公のマンガなのですが、学級担任としてもバレーボール監督としても参考になる点がありました。その中から3点、書きとめておきます。

(1)ワクワクするような未来ビジョンを語りかけることによって、目の前の試合に対するモチベーションを高める。

(2)綿密なスカウティングによって試合の相手が何をしてくるのかを先取りし、自チームの選手のやるべきこと(課題)をはっきりさせる。

(3)明確なチームビルディングイメージを持っている。すべての行動がそのイメージから発している。

マンガですから、ちょっとした時間に気軽に読むことができます。スポーツ指導者の皆さんに特にお薦めしたい一書です。
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