笑いと感動こそ、指導のポイント

クラスの子どもたちは、朝、家庭での生活を背中に抱えて登校してきます。
中には朝、家庭でトラブルがあって、神妙な顔で遅刻してくる子もいます。
イノッチ学級の朝は、このような子どもが抱えてくる世情の流れを断ち切るところから始まります。
教室に入った瞬間が勝負。
教室の雰囲気を一瞬で察知できるように集中。
クラス全員の表情を数秒で読み取る。
その雰囲気に応じて、徹底的にくだらない冗談で笑わせ、子どもたちの心をはずませていったり、感動的な本をオーバーとも思えるくらいに表現しながら心を打ち振るわせていったり。
家庭でのモヤモヤを断ち切れるようにすること。これが1日の学習を能率的にする体制作りです。教室が一番安心できる場所にしてあげたいのです。
きっと多くの子は、「早く起きなさい」「早く学校行きなさい」「早くご飯を食べなさい」「早く、早く、早く!」な~んて言われているでしょうからネ!
何をやるにも「心こそ大切」ですね。
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