卒業式・・・それは

辰巳ジャンプ6年生のいる学年が、今日、卒業していきました。

卒業式の様子は、ホームページボタンにリンクしておきました。
ぜひ見てあげてください。

子どもたちは凛々しい姿で小学校を巣立っていきました。
整然とした中、立派な式典をやりとげ、最後の授業としての卒業式を最高の態度でやりきったと言っていいでしょう。
もう一度、6年生には「卒業おめでとう」と書き残しておきます。


さて、これから書く内容は、掲示板での公表をすべきではないものなのですが、この掲示板を見て下さっている方々は、常識豊かな方々ばかりなので、あえて書いておきます。
辰巳関係者が見ていましたら、式に出た多くの人がこういうことを考えているのだと今後の「辰巳」の反省材料にしてほしいと思って書きます。(他人のふり見て我がふり直せ・・・です)

今日の素晴らしい卒業式。辰巳小では6年生の子どもたちが舞台上で証書を受け取る前に、将来の抱負をほんのひと言話すようになっています。たとえば、
「私は中学校で英語をしっかり勉強したいです。」
「僕は将来、プロ野球の選手になりたいです。」
そのひと言ひと言は、2週間もの間、担任と子どもたちでいろいろと相談して真剣に考えた貴いひと言なのです。

ところが、あろうことか、この抱負の時に、一部の親が立ち上がり、舞台上の子どもたちに向かって笑わせようとしている姿がありました。悪気があってやったわけでもなく、緊張している表情をやわらかにしようというねらいは分からないわけではないのですが、それにしても厳粛な卒業式という場で、大人がそういう行動に出ることが正しいとは思えません。
来賓・教職員をはじめ、その姿を目撃した方々は、口々に「見苦しかった!」「非常識だ!」「何を考えているんだ!」「あきれてものも言えない!」と怒りを顕わにしていました。
ぶちこわしです。悲しい一幕でした。
子ども達の態度が立派だっただけに、余計に目立ってしまった。
なんでもかんでも“もりあがれば良い”というものではないのです。
式典という場には、場に相応しい態度で親も臨んでもらいたい。
それができるから「大人」なのではないか。

私はそう思います。

ここに書いた内容が、辰巳の地域に伝わってもよいし、問題があれば、この掲示板は学校とはなんの関係もない、私個人の掲示板です。私が責任を取ります。
だれかがどこかで言わなくてはならないと思っています。
だからここに書いたのです。

よく考えてほしい。
そういうものを生み出してしまう空気があるのだということを。
そういう空気の中からは人材は育っていかないことを。
地域の歴史は地域の人が変えていかなくてはならないことを。


どうか辰巳ジャンプの関係者からはこうしたことが起こらないように、心からお願いしておきます。


読んでくださっている皆さん。癒しの掲示板を目指しているのに、今日はこうした内容で申し訳ありませんでした。
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