国語の授業でかいていったマインドマップです。
私が本格的にマインドマップを学び始めてすぐに取り組んだ授業でした。
「わらぐつの中の神様」
きれいな雪げたがほしくてほしくてならなかった「おみつさん」が、そのためのお金をかせぐために、心をこめてわらぐつを編む。しかし不慣れなため不格好なものしかできない。それを見て、「わらまんじゅうだ。」と笑う人までいるくらい。
そんな中で、若い大工さんが毎日毎日わらぐつを買っていってくれる。
「心をこめて作ったものには神様がやどっているんだ。」
大工さんは言う。そして大工さんはおみつさんに「お嫁にきてくんねえか」とプロポーズする。
昔話のラブロマンスストーリー。
5年生の子ども達は心をときめかせながら読んだわけです。
この大きなマインドマップがしばらくの間、教室の後ろにかざられていたので、きっと子ども達の心には“強いイメージ”として「おみつさん」と「大工さん」のことが残っていくことでしょう。
今日は24年という伝統のある「大島地区春季大会」にご招待していただき、辰巳ジャンプVCも参加した。
2年前には辰巳男子が優勝、辰巳女子が準優勝して、大いに盛り上がったものだが、なんだかはるか遠い昔のことのように思える。
今回の大会では、女子優勝がジュニアファイターズさん。(初優勝)
男子の優勝が大島中央デビルスさんであった。
実は、どちらの優勝も感慨深いものがある。
まずは、男子のデビルスさんだが、2年前の辰巳男子優勝時のメンバーが二人、デビルスさんにお世話になっている。キャプテンとセッターという重要なポジションで頑張っている二人を見て、デビルスさんに行かせて本当に良かったと、ニコニコ笑顔で決勝戦を見ている私がいた。
辰巳男子というチームを存続させてあげられなかった分、彼らはそれ以上の貴重な経験を積んで成長することができた。
優勝、おめでとう!!!
次に、女子のジュニアファイターズさんの優勝には、これまでのS監督の並々ならぬ苦労を私たち監督仲間はよく知っているだけに、その苦労が報われた姿を見て心から拍手を送った。
一時期はチームの存続も危うい年もあった。
それでもS監督は、めげずに地道に指導を重ね、今のチームを作り上げてきた。
そうした苦しい時代を経験している方なので、他のチームが練習会場がなくて困っていると、「いいよ、いいよ。いつでもうちに練習しにきなよ。」と声をかけてくれる。そんな優しさのある監督なのだ。
実際、辰巳ジャンプは体育館工事で練習ができなくなったこの半年間、何度お邪魔したことかしれない。大きな恩のあるチームが優勝したことで、我がことのように嬉しく感じた。
きっと同じ思いを感じた監督は、私だけではないだろう。
S監督は教員ではなく、普通の社員である。
それでも子ども達のために、夕方の4時頃には体育館に足を運んで練習の相手をしている。実はその練習の後に、また別の仕事に行って働いていた時期もあったのだ。ほとんど寝ていないような時期がけっこう長くあった。
そこまで子ども達のためにしてくれる人が、はたして学校教育現場にどのくらいの割合でいるだろうか?
私はなぜバレーボールの監督をしているのかと質問されたら、こう答えるだろう。
S監督をはじめ、どのチームの監督さんも皆、子ども達のために自分の時間や生活を割いてまで、一生懸命頑張っている。その「努力の人たち」の中にいることが自分を高めてくれるからである。
ジュニアファイターズさん、本当におめでとうございます。