そんな軽い命なら私にください 【マインドマップ】

昨日の夕方、本屋で見つけて購入。一気に読み終えた本です。
その後、一晩の睡眠を間に入れて脳内で熟成させ、一気に書き上げたマインドマップがこの写真です。


ガンで余命“0日”という渡部成俊さんが、命の続く限り学校を回って講演をした。
余命0日の渡部さんが言いたかったことは何なのか?
たくさんのことを言い残し、こどもたちの心にしっかり刻み込んでおきたかったことでしょう。


マインドマップでまとめてみると、「幸せは感じるもの」という言葉が何度も出てくることが分かります。渡部さんは、命がけで講演活動を行い、たくさんの人たちに役に立っていることを感じ、人生の最終章での燃えるような幸福感を得ていたのではないでしょうか。

この本には講演を録音したCDも付録でついてきます。
そのお声を聞くと、とても“余命0日”の方とは思えません。できれば生で講演を聴きたかった。渡部さんの生命力を肌で感じる機会に出くわしたかった。

聴く人の心を打つこの講演は、今すぐにでも道徳の教材化をしたいところです。
何時間かかけて、この1冊で授業を行っても良い。なぜなら、この本の中に道徳の指導項目がたくさん含まれているからです。

たぶん来年度、この本、使います。

そんな軽い命なら私にください―余命ゼロいのちのメッセージ
渡部 成俊
大和書房

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「ダーウィン展」を見ながら 【マインドマップ】

昨日の午前中に時間があったので、上野の国立科学博物館で開催中の「ダーウィン展」に行き、鑑賞するだけでなく、会場の空気を味わうことを目的にしてみました。

実は、こういう展示会場内で自分のマインドマップに何が起こるのかを試してみたかったんですね。

展示会が始まって2日目で人が多く、並んで歩かなくてはならないため、マインドマップをかきながらというのは難しいと思っていました。しかし会場に入ってすぐに刺激的な空気を感じ、
(これはかいてみたい!)
という思いがムクムクと湧いてきました。

そこで「速射法」で素早くザーッとかきながら展示物を見てまわり(そんなことをしているのは私だけ…周りの人が不思議そうに覗く…苦笑)、外へ出て上野公園のベンチに座り、温かな日ざしの中で展示を思い浮かべながらマインドマップにしていきました。

印象に残っていることとして、ダーウィンの「考察ノート」にかかれている「Tree Of Life(生命の樹)」という1枚は、どう見てもマインドマップに見える。これは『ザ・マインドマップ』(ダイヤモンド社)という本のP299にも紹介されています。

さらに進化は環境の変化に順応することによって起こるということから考えると、今の情報革命の時代に順応し、脳の進化を促すことが大事である。そのためには、これまでの学習方法では膨大な情報量に対処していけないのではないか。自分を高めてくれる本当に必要な情報を、いかに自分自身の網の中に引っかけていけるかという方法を持たなくてはならないのだろう。そんな思いにもなりました。


科学博物館の次は、東京国立博物館へ。
これまたたくさんの国宝に接しながら歩いている中で、ガンダーラ美術の仏像の前に立った瞬間に、脳の中で何かスイッチが入った感覚があった。全生命をかけて石を彫っていく彫刻家の姿が次々と心に浮かんだ。真剣に仏教の生命観・宇宙観を心に問いかけながら、深くイメージしながら仏像に表現していく姿が刺激的な印象として私の心に残りました。

次は美術館を歩きながら受けた刺激をマップ化することを計画しています。
う~ん、何でもありになってきたなぁ。
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