「熟議」という言葉が教育のキーワードになりそうな気がする

先日参加した自尊感情に関する研究発表会で文部科学省の先生が講演をした。その話の中で文科省鈴木副大臣の発言が紹介された。それによると、「学校教育の現場にも“熟議文化”を定着していくことはできないのか」ということを言っていたそうだ。この指示によって、調査官の皆さんは寝ずの資料作成をして方策をまとめるらしい。ご本人が公言していたのだから間違いない。

この情報から判断すると、もしかしたら今後、学校現場には「熟議」という言葉が流行するかもしれない。

では「熟議」とは何か?

このサイトをぜひ見てほしい。

文科省制作創造エンジン「熟議カケアイ」

このサイトによると「熟議」とは概略、下記のような意味合いで使われている。


「熟議」とは、多くの当事者による「熟慮」と「討議」を重ねながら政策を形成していくことです。具体的には、政策を形成する際の、下記のようなプロセスのことを言います。

1.多くの当事者(保護者、教員、地域住民等)が集まって、

2.課題について学習・熟慮し、討議をすることにより、

3.互いの立場や果たすべき役割への理解が深まるとともに、

4.解決策が洗練され、

5.個々人が納得して自分の役割を果たすようになる、

教育を取り巻く様々な状況の変化を踏まえつつ、課題に立ち向かい、乗り越えるための知恵と実行力を生み出していくためには、教育現場に関わる様々な立場の方による「熟議」に基づく教育政策形成を促進することが求められています。


実はこの熟議には「マインドマップ」も使われているのです。フェローやインストラクターの皆様はご存じだったでしょうか?



鈴木副大臣は学校現場にも教師として立っている、私と同世代の方です。
おそらく聞く耳も持っていることでしょう。


この数年間、セレンディピティーで私のところに入ってきた情報は、時代を動かすような内容が多かった。たぶん「熟議」という言葉は、今後の教育界で重要なキーワードになると思います。

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