もしも小学生バレーボールの監督がマインドマップを使ったら

昨日は全国のマインドマップフェローが東京に集まり懇親会をしました。さらに今日は初めての「フェロー会議」を20名を超える先生方と行いました。その話題の中に、あるマインドマップのインストラクターさんが私のことを取り上げてくださって話をしていたことを聞きました。ベストセラーの「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」に準えて、「もしも小学生バレーボールの監督がマインドマップを使ったら」という物語を創作できるのではないかと言われました。

なるほどと思いましたし、実はほんの少しではありますが、「ゴール(成功)マネージメント」による教師の成功法則を小説化したものを書き始めてもいます。また、半年前に某出版社から私の教育実践について小説化のお話が出て、取材も受けたわけです。しかし、人に書いてもらうよりは自分で書いた方が説得力があるだろうなと思って、人知れず準備をしています。


私がマインドマップを本格的に使い始めたのは2007年10月です。その頃までは井上といえば「学校ホームページ」か「小学生バレーボール監督」という道を突き詰めていましたが、転勤に伴い、どちらの道も封印されてしまった感がありました。さらに追い打ちをかけるようにして、大ファンであったZARDの坂井泉水さんが5月27日に亡くなってしまったという衝撃的な出来事があり、まさにどん底の状態にあったわけです。

そんな中で、当時、愛知県で養護教員をされていた「姫先生」からの情報で、内山雅人先生のマインドマップ基礎講座情報を知り、自分的にこういう上手くいかない時期だからこそ、じっくりマインドマップを学べる時なんだろうと受講をしたわけです。

もがいていた時だっただけに、この情報が入ったことは私にとって「セレンディピティ」だったわけです。



今回、自分でも予想をしていなかった所から、「もしも小学生バレーボールの監督がマインドマップを使ったら」という声かけがあがりました。残念ながら私は小学生バレーボールの監督としては大した成果もあげられていませんので、生意気なことは書けませんが、本職の教師としての「学級経営」を含めて、「チームビルディング」をしていくエッセンスは出せると思っています。


書きたいな・・・・・小説。

書こうかな・・・・・小説。


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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)
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日本点字図書館

次週に予定をしている「点字体験」の授業で使うものを購入するために、「日本点字図書館」に足を運びました。

初めて行った「日本点字図書館」は、紹介して下さった保護者の方から言われていた通り、外壁をクサリで覆った斬新なデザインの建物でした。高田馬場にあるのですが、駅から図書館までは完璧な「点字ブロック」が敷かれており、私もその点字ブロックの上を歩いていけば確実に目的地に着けるだろうと感じました。案の定、そのように点字ブロックを頼りに写真の図書館に到着しました。

個人的には「点字図書館」という存在じたい、初めて知りましたし、紹介して下さったNさんの言葉も強く心に残っています。

「私にとって、この点字図書館があるかないかは死活問題と言えるくらいに大事な施設です。」

「先生が点字図書館に足を運んでくれるのは最高に嬉しいことです。感じたことをぜひ子どもたちに話してあげて下さい。」

こうしたNさんの思いに応えるためにも、日本点字図書館に行きました。

そこには偶然に、利用者の方に連れられて「盲導犬」もいたのですが、とてもかわいいですね、盲導犬。となりに立っている私の革靴のにおいを興味深そうにずっと嗅いでいました。その寄り添ってくれる感覚の心地良さは強く記憶に残るものがありました。


来週、「点字体験」と「アイマスクをつけての折り紙体験」を子どもたちにしてもらいます。子どもたちがどんなことを感じ取ってくれるのかとても楽しみです。


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二分の一成人式に向けて【マインドマップ教育実践】

総合的な学習の時間で取り組んだ「二分の一成人式」は、子どもたちの手でできるだけ運営できるようにしました。

厳粛な空気の中にも温かな空気も流れ、とても良い「儀式」になったと思うのですが、参加して下さった保護者の皆様はどう感じられたでしょうか?

今回の取り組みの大きな目玉は、高学年になる子どもたちに「自治的能力を持たせる」ということにありました。目指すは5年生の7月にある「林間学校」なのでした。約半年後にある林間学校を、子どもたち自身の手で運営できるようにするための試金石。それが「二分の一成人式」でした。

私たち担任二人は「二分の一成人式実行委員会」が8名、「記念DVD作成委員会」が8名。この16名を学年のリーダーとして育成しました。さらに、実行委員にならなかった子どもたちの中にも学年リーダーとして動いてもらった子がいます。子どもたちはみんな、担任二人の気持ちをしっかり組んでくれ、予想以上に責任を果たしてくれました。小学校4年生段階のレベルとしては、かなり高い自治能力を持った子どもたちに育ったと感じています。この流れを次の担任の先生が上手に引き継いでくれれば、小学校生活の集大成に向かう高学年で、大きな花を開いてくれるでしょう。


さて、今回の取り組みの中で、「10年間の人生マインドマップ」というものをかいてもらいました。小学校4年生にしてはかなりレベルの高い内容のマインドマップをかいてくれました。それをすべて掲示してみました。保護者の皆さんに見てもらったわけですが、「へぇ~、うちの子はこんなことを考えていたんですね。」と新しい発見をされている方も何人かおり、掲示して良かったと思っています。

10歳の段階で、自分自身を「メタ認知」する活動を行っておくことは、キャリア教育という視点で見ても大きな影響力のある活動だと感じています。マインドマップではなく、年表とか小冊子、新聞のようなものにまとめる作業もあるでしょうが、記憶の引き出しや作業のスピードから考えて、マインドマップの方が優れていると今回も感じました。

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