マイケル・チャンの名言

テニスの錦織圭選手が全仏オープン優勝を目の前の目標にしてがんばっているが、それを支えているマイケル・チャンコーチの名言がバレーボールにも役に立つ。

「自分を信じること」

「努力し達成すること」

「学んだことすべてを試せ」

「ショット以上に大切なこと、それは勝つ方法を見い出すこと」

「長所や短所は誰にでもある、だからこそ自分の長所を活かした戦いをすればいい」

「試合で楽をしたければ練習の鬼になれ」

この中で、とくに私が言いたいのは、「学んだことすべてを試せ」です。この言葉を目にした時、バレーボールやスポーツのことだけではないなと即座に思いました。毎日の学校の授業に当てはまります。学校では4年生以上は毎週28時間も勉強をしています。1年間にすると約1000時間となります。これだけの時間を意味のあるものにするためには、学習へのモチベーションをしっかり持っていることが大切になります。受身の学習では習得率がグンと下がります。学習者が「学んだことすべてを試そう」という積極的な価値観を持っていれば、自分でも思いもよらない成果が上がります。学習していることと自分の生活が結びついて、もともと高かったモチベーションがもっともっと上がることは間違いありません。小学生にこうした考え方を身に付けさせるためには、指導する者が自ら実践をし、模範を示す必要があります。なぜなら、小学生はこのようなことを1度教えても、すぐに忘れてしまうことがほとんどで、ほっておくと楽な方へと流されるからです。ですから指導する者が常に意識して、「学んだことすべてを試せ」という考え方を何度でも腑に落とさせ、根付かせることが必要になります。

6月の辰巳ジャンプの練習は「努力し達成すること」「試合で楽をしたければ練習の鬼になれ」を大切にし、7月のアンダー10大会に向けて「学んだことすべてを試せ」「長所や短所は誰にでもある、だからこそ自分の長所を活かした戦いをすればいい」という指導をしていこうと思います。


さて、チーム保護者の皆様が自発的に「部員増加の流れ」を作ってくださった影響か、今日は偶然通りかかった子も含めて3名の3年生が体育館に足を運んでくれました。この調子でたくさんの新人選手が入部してくれることを期待します。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )