経験値を高めた今日の練習試合の成果

今日はレギュラーの二人がいない中での練習試合でした。新人選手3人が入ることもあり、レシーブがセッターに入らず、「カバーッ!!」という叫び声がたくさん聞こえてくる中で、合計10セットを経験したことが最大の成果です。入部1~3ヶ月のメンバーが、この段階でこれだけたくさんの試合に出られることが珍しい。普通にバレーボールができなくて当たり前です。

それでもダメなことはダメなので、厳しく指導もしました。加えて、夏休みを前に、そろそろ「このチームで都大会に出て戦う」という意識をもってもらうために、イメージ作りもしてみました。

ダメなことの中で、最高にダメだったのが、点を取った時の喜び方です。ダラダラとした動きと声、ガッツポーズを取るでもなく、走り回るでもなく、自分の立っている場所の近くを歩きながら、手はまるで幽霊のようにダラ~っとたらしながら「よ~~~し・・・」とつぶやいている。おいおい、生きているのか? 本当に小学生なのか? そんな生気のない雰囲気に、怒らずにはいられませんでした。
「こんな幽霊みたいな喜び方をしているチームなんか、都大会の試合で見たことがない。支部大会でも見たことがない。こんなことをしていたら、永久に支部16位以下で終わる。都大会に出て勝てるチームは、それだけの雰囲気をもっている。幽霊のようなチームが都大会に出るわけがないじゃないか。」
これで少しは自分たちのしていることに気づいたようで、ほんの少しだけ盛り上げ方が変わりました。でも、まだまだまだまだです。

今一度、チーム練習訓も確認していく必要がありそうです。

【チーム練習訓】
一、人に言われず進んで行動、全力プレーを心がけること
一、練習の時には常に集中し、心でバレーをやること
一、いつも明るく元気に声を出し、笑顔で練習すること

私に言われずに進んで行動しているでしょうか?  いいえ、まだまだです。

全力プレーをしているでしょうか?  いいえ、試合中にも歩いていたり、立っているだけの子がほとんどです。

コート内で常に集中しているでしょうか?  相手のプレーも見ずに、スタートの一歩目が遅れてばかりです。

心でバレーをしているでしょうか?   これは少しはしていますね。

いつも明るく元気に声を出しているでしょうか?   「声を出せ!」と言われることが多すぎます。

笑顔で練習しているでしょうか?   真剣な笑顔、仲間を励ます笑顔を出せる子はまだ一人もいません。


現在の先輩後輩がいない5年生単独学年のチーム状況と、ほとんどが末っ子・一人っ子というメンバー構成から、今の辰巳ジャンプの子供たちは非常に幼い感じがします。はやく下級生が入ってこないと、自分のことだけやっていればいいため、心の成長が伴わず、5年生の本当の実力も出ない感じがします。

【今日の個人成績】
(サーブ成功率)
1位 5番 92%
2位 2番 86%
3位 4番 83%
4位 7番 82%
5位 8番 71%
6位 6番 54%
7位 9番 47%

(サービスエース率)
1位 4番 33%
2位 5番 27%
3位 2番 26%
4位 6番、8番 21%
6位 9番 7%
7位 7番 5%

(スパイク・ブロック決定数)
1位 7番 14本
2位 5番 10本
3位 4番 9本
4位 2番 1本
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