全校朝会の話「鬼滅の刃と運動会」

今日の全校朝会直前に、6年生のある男子から、
「校長先生、朝会の話、期待しています!」
と声をかけられました。
期待に応えられるでしょうか。

これまで映画館は、コロナウイルスの影響で、300席あっても10人しかお客さんがいないということばかりでした。
しかし10月16日から全国の映画館で始まった「鬼滅の刃」はすごいことになっています。どの映画館も満員です。
そして、まるで電車の時刻表のように、上映回数がとても多いです。

この中で鬼滅の刃をよく知っている人は手をあげましょう。(ほとんど全員が手をあげる)

もう見に行った人は?(20人くらいが手をあげる)

小学生だけでは見せてくれない映画なので、見たい人は必ず保護者と一緒にいってください。

さて、この映画の声優さんの中で、日野聡さんという煉獄杏寿郎れんごくきょうじゅろうの声を担当している人が、それぞれのキャラクターを一言で表すとどうなるかを話しています。

まず、竈門炭治郎かまどたんじろうは「優しさ」だということです。
炭治郎には、人を食べてしまう鬼にさえも、鬼になる前は人間だったんだ、悲しい運命があったんだと許す気持ちがあります。
この「許す」ということは、とても大事なことです。
友達との関係の中で、何か問題が起きても、最後には許してあげられる、優しい心が大事です。

次は、禰豆子ねずこです。
禰豆子を一言でいうと「忍耐」です。
人間でありたいのに、鬼にさせられたことで、いろいろなことを「ムー」と我慢している。
今週の運動会でも皆さんは、思いっきり大きな声で応援したいところを、禰豆子のように忍耐で「ムー」と我慢しなくてはならないこともあるでしょう。
ですから、「今は禰豆子だよ」とイメージして忍耐強く運動会をしましょう。

次は、我妻善逸あがつまぜんいつです。
善逸は「変化」です。起きている時には、ギャーギャーうるさい善逸ですが、眠ると、ものすごく強くなりますね。
運動会でも、やる時はやる、静まる時は静まると、変化していきましょう。

嘴平伊之助はしひらいのすけはどうでしょう。
伊之助は「根性」です。絶対に負けないという根性を伊之助は見せますね。
これも運動会で大事です。
かけっこで、ゴールの最後まで、あきらめないで全力を出し切る「根性」を、みんな見せてほしいです。

そして最後に、煉獄杏寿郎れんごくきょうじゅろうです。
煉獄さんは「熱さ」です。
煉獄さんと同じように、熱い思いを運動会にぶつけられるといいですね。

このように、運動会の中でも、「今、自分は炭治郎のようにやるぞ」とか「煉獄さんのように頑張るぞ」と、イメージを作りながら取り組むのも楽しいですね。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )