5年生の自動車工場が素晴らしい!

5年生の社会で取り組んでいる車工場の学習がとても興味深いものになっています。

本来であれば社会科見学で自動車向上に出向き、製造過程を生で見てきたかったところなのですが、今年度の新型コロナウイルスの影響で社会科見学は難しいものになっています。
そこで5年生担任のアイデアで、自動車を作る過程を社会の学習の中で学んだ後、その発展学習で子どもたちで「バーチャル工場」をやってみようということになったようです。

どのようにやっているかというと、5年生たちはまず、2年生の子ども達に車の注文を受けに行きます。つまり営業活動です。
どんな車が欲しいかという注文を受けた後に、製造部門に回って行きます。
注文通りに車体を作り、色を塗り、デザインし、完成したものを2年生に届けるという活動をしているということです。
このような学習活動は大変優れた学習として、生き生きと子ども達の自主性を高めているものと感じます。

今年度たくさんの制限のある中で教育活動を進めている矢口小学校ですが、5年生の社会の学習をもとに2年生にも働きかけていくという、この担任たちのアイデアは本当に素晴らしいものだと感じています。
憧れのお兄さんお姉さんたちからもらった車は、2年生にとってはとても大切なものになるに違いありません。
また、今年度の本校の重点教育である「受け止める力の育成」という面からも、優れた取組になっています。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )