スパイクの矢口史上最高記録(K.S君)が出ました

今日は近隣のチームに来ていただき、練習試合を8セット行うことができました。
この夏休みの練習成果を試せる場として、とてもよい練習試合となりました。猛暑の中、足を運んでくださったTチームの皆様に感謝いたします。

練習試合を行う前、矢口の子供たちだけで行ったミーティングでは、「こんなに暑い中、わざわざ来て、いっしょに練習してくれるTチームのみんなに感謝する気持ちが大切だ」という話をしました。我がチームの子供たちは、その気持ちを忘れずに試合をしていたのでしょうか?一人一人がふりかえって考えてほしいと思います。

この夏のブログ記事ですが、実はわざと毎日の記録記事を書かないようにしていました。理由は、
(1)教員の夏季休暇取得推進期間なのに練習をしていたこと。(私はいちおう学校のトップなので、“教員”の扱いにはなく、教員とは立場がちがうため、学校にいても問題はないはず・・・ということで、練習していました。)
(2)全国大会を東京都で開催している裏で、大会の手伝いもせずに、自分のチームの練習を指導していてよろしいのか?という自分自身に対する反省もある。
(3)意外とこのブログを読んでいる方が多い(1日平均2000アスセス以上)ので、チームの状況をあまり明かさないために。
おもにこの3つですが、今日の練習試合は夏休みの練習成果を試した場でもあるので、久々に記事を書きます。

今日見られた夏休み猛練習の成果を箇条書きにします

(1)6年生アタッカーのスパイク成功率が88%という好成績だった。90%を合格ラインとしているこの数字だが、これまでは、チームの誰がアタッカーとなっても、良くても65%程度だった。それが今日はあと1本決めていれば、90%を超えるところまできた。この88%は矢口新記録となる。アタッカーの成功率が90%近くになるということは、スパイクミスがほとんどないという意味になる。こうなってくると、相手にとっては非常にやりにくいチームに変身することができる。

(2)アタッカーのスパイク成功率88%を出すためには、セッターのトスが乱れてはいけないことが必要な条件になる。88%の数字は、アタッカーの記録だけではなく、セッターのトスが本当によくなってきた証明である。

(3)まだそんなレベルではないと判断して指導をすることがなかった「すき間をうめる走るレシーブフォーメーション」を、今日初めて指導することができた。9月からはじまる都大会予選までに、この「すき間をうめる走るレシーブフォーメーション」を身につけることができたら、これまでの矢口タートルズとはまったくちがうレベルのチームに変身することができる。平均身長140㎝のチームでブロックがいなくても、ギリギリなんとか拾い上げて、反撃してしまうようなチームになる。

(4)リズム感のあるバレーボールになるように、指導する私が、声で、「1,2,3,4,5!」「1,2,はいっ!」「1,2,ダッシュ!」「1,フェイント!フェイント!」というように、リズムを取る指導をすることができた。これが辰巳ジャンプでずっと指導してきたことで、これまた矢口では初めて練習試合で指導することができた。

これ以外にも、「笑顔の効果」とか、「フェイントを拾う練習」とか、たくさんのことを教えることができた今日の練習試合でした。


指導者といっても、私も機械ではありません。感情のある人間です。マイナス100点の指導をするときもありますし、不適切な指導になっていることもあります。今日の指導には、自分自身に高評価をしてもよいだろうと感じています。ではなぜ、そのような指導になったかというと、ここ数日間、バレーボール指導方法について勉強していたからです。「常に自己更新をかける」が私の信念でもあります。


※個人成績は10本以上のサーブを打った子5人の子だけをのせます。

【サーブ得点率】
1位 K.S 62.9%
2位 N.S I.H 55.6%
4位 T.K 55.2%
5位 T.A 47.6%

【サーブ成功率】
1位 N.S 100%(チーム新記録)
2位 K.S 80%
3位 I.H 74.1%
4位 T.K 72.4%
5位 T.A 71,4%

【サービスエース率】
1位 K.S 40%
2位 I.H 37%
3位 T.A 33.3%
4位 T.K 27.6%
5位 N.S 18.5%

【スパイク成功率】
1位 K.S 88%(チーム新記録)
2位 I.H 62%
3位 M.Y 33%
4位 T.K 29%

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