地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

JREはもっと丁寧に作った電車を!

2005-03-24 00:31:05 | ノンジャンル


 JR東日本が製作費半分・消費電力半分・使用年数半分の「走るんです」シリーズを作り始めて以来、やたらとその「消費電力半分」という面が強調されて来ましたが、ラジオの交通情報を聴くにつけ、投入線区ではやたらと車両故障の回数が増えていないか……?という気がしていました。勿論、それが思い過ごしであるならそれに越したことはないのですが、昨日の京浜東北線で起こった事故はその安普請のツケがいよいよ回ってきているのではないか……と思わせるに十分でした。車両から煙が出て、電源が切れて換気が出来ず窓もほとんど開かないので酸欠気味で気分が悪くなる人続出……なんて、まるで桜木町事件を起こした63系電車みたい……(-_-)。どちらも京浜東北線で起こった事故というあたりもかなり悪い冗談みたいです。東横線沿線で生まれ、幼少の頃は根岸線と横須賀線に散々お世話になった私としては、こうなると俄然103系や113系といった、たとえ鉄のかたまりでも信頼性が高い国鉄型電車の方がトータルでは良いのではないか?という気がしてなりません (単にJRE以降の電車がデザイン的にキライというだけでなく)。JREの圧倒的な企業力を、快適性と信頼性というトータルなサービスとして目に見えるかたちにするとすれば、「走るんです」シリーズではなく、ロングシート車なら東武30000系、クロスシート車ならJRW221系のような、それなりにお金がかかっていそうで性能的にも安定していそうな電車を作ることで表現して欲しいものですが……。(詳しいことはよく分かりませんが、とりあえずは利用者+趣味の見地からこう思ってみただけです。^^;)