しばらく国内ネタが続きましたが、台湾ネタは懲りずにまだあります (^^;)。
今回とりあげてみたいのは、日本と同じ1067mmということもあって、ちょっと形は違うけれども親しみを感じてしまう貨物列車です。
台湾の鉄道貨物輸送は、九州と同じくらいしか面積がないために鉄道コンテナ輸送がコスト的に有利になることはまずなく、ほとんどの場合主要な港と工場・発電所との間をピンポイント的に結ぶ車扱なのですが、特にセメント・石炭・穀物が主な輸送品目のようですので、日本の石炭産業華やかな頃の石炭車とそっくりの形をした石炭車をはじめ、日本で言うところの石灰石ホキ・セメントタキ・穀物ホキにあたる車両がゴロゴロ走っています (^^)。本数も、場所を選べば結構多く、特に高雄港や花蓮港の周辺では日本の臨海鉄道と同じような雰囲気を楽しめるようです (台湾の鉄サイトには、そういう臨港線ばかり扱っているところもあり、何てディープな鉄趣味が発達している国なんだぁ!と驚いたことがあります ^^;)。
↑は、高雄駅で撮り鉄しているときにやって来た高雄港発の穀物ホキ列車です。この駅は今のところものすごく撮り鉄しやすいのですが (同じ時間、ホームには台湾の「鉄」が複数……^^;)、現在大工事が進行中で雰囲気はそのうちガラッと変わってしまいそうですので、今のうちといったところでしょうか。