地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

新春の頂き物 (2) ぱれっとさんの琴電1070形

2006-01-04 14:47:30 | 頂き物画像


 ぱれっとさんが琴電電車祭りで仏生山を訪問された際に忘れずに撮影されていたのがこちら、琴電1070形です。この電車、正面は至って平凡な琴電標準仕様 (?) に改造されていますが、側面に見覚えのある方はいらっしゃいませんか? そう、この1070形は何を隠そう、京急600形の貴重な生き残りなのです! かつては「ごくたまにやって来るボックスシートの快速特急」として、京急沿線在住鉄道少年の憧れの的だった (はず。私も一時期京急沿線に住んでいた頃はそうでした) 600形も、京急から姿を消して既に約20年。原型そのままに逗子~東逗子間の公園に保存されている車両も今やすっかり色褪せてしまいましたが、ここ琴電で生き残っている計6両は琴平線塗装の白+イエローもまぶしく現役です! (一応ロングシート化されています) そして、ちょっと信じられないのですが、600形の登場は1956年ということで、何と今年は登場後50年を迎えたことになります……。
 しかしそれだけに、いよいよ1070形の活躍にも先が見えてきたようです。既に1070形は昼間の定期運用を失い、「これに充当されるようになったら確実に次期廃車」ということが定説化している「休日運休のラッシュ時4連区間運用」に入るのが日常化しているとか……。従って、田園地帯を豪快に飛ばす乗り心地を味わうのは、正月をはじめとした金刀比羅宮の多客時輸送ぐらいになってしまったようですが (-_-)、堂々4両編成で複線区間を力走するシーンをせめてもう一度激写してみたいものです。
 というわけで、ご投稿どうもありがとうございました!