地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京急大師線の戌年HM

2006-01-19 00:09:00 | 大手民鉄 (京急)


 長電シリーズはまだまだ濃いぃ画像を取り揃えてお届けしますが、ちょっと一服という感じで少々脱線を (^^;)。
 先日の京王9000系甲種撮影を終えた後、バスで京急川崎駅へ戻ってそのまま帰ろうとしたのですが、改札をくぐった瞬間に「あっ……!」と驚き。既にあちこちのブログや掲示板で紹介されていて「撮りたい」と思ってはいたものの、新年早々は何かと忙しかったためすっかり諦めていた京急大師線の戌年HM……何と1月も半ばだというのにまだ装着しているではないですか! (^o^) しかも、乗客が全然いないにもかかわらずご丁寧にも5分間隔の運転で、2本の線路に旧1000形が並んで停車中となれば、緊急撮り鉄態勢に入らない方が間違っているというものです (笑)。そこで、鈴木町→東門前→(徒歩)→産業道路→東門前→川崎大師と移動し、僅か1時間少々ながらもあっという間に旧1000形の麗姿を稼いでしまいました。
 う~ん、川崎大師イベント時の5分間隔運転は本当に美味しすぎます (^^)。この日の運用に入っていた6本のうち2本は1500形で、しかも続行運転をしていましたが、それでも15分待てば次の旧1000形がやって来るという点で (そしてその時点から4本の旧1000形が洪水のようにやって来るという圧巻ぶり!)、ふだんの10分間隔よりもはるかに効率的でした。
 そんなこんなで撮影していると、いつの間にか10時半を過ぎて大師線の乗客は激増しまくり。朝9時半の京急川崎駅ではガラガラだったのがまったくウソのようです (^^;)。まあ、善男善女の皆様が起床して朝食を食べて出かけて川崎に着くのがだいたいそんな時間……ということを考えれば合点が行きます。そして、大師駅ではふだん使わない構内横断踏切をフル活用して殺到する参拝客を捌いておりました。さすが全国有数の初詣客を集める川崎大師、1月半ばになっても大混雑! このことを踏まえれば、まだ新春HMがついていたとしても当然ですね (^^)。ただ単に、私はこの時期の川崎大師には行ったことがなかったもので、単純に大師線の「旬」を知らなかっただけか (^^;;;)。
 というわけで、1500が混ざりつつも旧1000形の最後の牙城となった大師線、これからも折に触れてHM付きの列車が運行されて撮り鉄の目を楽しませてくれることでしょう。大師線の主だった700形がいないのは寂しかったですが……。