地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

阪急京都線・前パンの競演を撮る

2008-05-24 07:18:38 | 都市民鉄 (近畿以西)


 ここのところ関西私鉄方面から、撮り鉄的観点からみていろいろと気になる話題が相次いで伝わって来ているような気がします。その最たるものは京阪の塗装変更でしょうか。昨日あたりからついに走り始めたようで、ネットで眺めても京阪の伝統であるグリーンをリファインしてなかなか見栄えがするように思うのは私だけでしょうか。その一方で1900系の検査を通してピカピカに整備し、今後も旧塗装による現役の続行を宣言してくれておりますので、昔気質な車両を愛する立場にとっては何とも嬉しい話です (^^)。
 昔気質といえば、能勢電100周年を記念したチョコ色ツートンの復活も大いに注目しております。実は……まだ能勢電には乗ろう乗ろうと思いつつも乗ったことがないのですが (滝汗)、関東人間としては今はなき江ノ電304Fのチョコ電塗装を見ているかのような懐かしさがあります (^^)。そこで……能勢電といえば阪急のお古、そういえば阪急もしばらく撮っていないなぁ……ということで、以前アップした今津線の他に撮った画像を探してみたところ、3年前に高槻市駅で京都線を撮影したのを思い出しました (^^;;)。このときは確か、京都出張の翌日をそのまま休みにして、午前は京阪、午後は枚方市から高槻市へとバスで移動、京都線と嵐山線の2300系に一人でフィーバーしたものです……(*^^*)。



 もっとも、2300系といえば幕なし・手提げサボの印象が非常に強いため (^^;)、京都線の運用に入っている車両のほとんどは幕表示に改造されているのを目にして「何だよ……ちぇっ」と思ったのも確かですが (^^;)、いま改めてこうして眺めてみますと、如何に不謹慎で浅薄な発想であることよ……と、穴があったら入りたい気分です (笑)。今や首都圏では幕表示すら急速に姿を消している中、こうして左右の幕も凛々しく、デカいパンタを振りかざしながらマルーンの電車が迫ってくるのですから、とてつもなく贅沢な悦楽と呼ばずして何でしょうか! しかも、2300系はこの撮影から3年経った今でも余り数を減らしていないということで……来月あたり、関西で出張ついで鉄をする可能性が高いのですが、能勢電+阪急京都線というプランにしようかなぁと画策しています。
 2300系が走り去った後は、今度は6300系が登場! やはりシンプルなマルーンの車体に横長の窓がズラリと並ぶという圧倒的な存在感は、阪急だからこそ醸し出し得るものなのでしょう……(*^^*)。しかし、あれ……昔から図鑑や写真で眺めた6300系の姿とは何かが違う……。そこで後から初めて知ったのですが、前パンの編成は1本しかなく、6330系と呼ばれているようですね……。いや~レアな車両に当たったのも目出度い目出度い (笑)。
 しかし、そんな6300系も、JRの新快速に対する競争力を失って停車駅を増やした結果、今度は途中駅からの混雑に対応しない2扉が嫌われ、3扉の9300系に置き換えられ始めたとか……。これも今のうちに改めてきちんと記録しておかなければならないようですね (-_-)。