東急の2008年度設備投資計画によりますと、今年度は5000系80両、5080系36両、7000系6両の新造を予定しているということで、特にこの5月から6月にかけては毎週1回のペースで東急車輌からの甲種輸送が続いております。この増備ペースはまことに「怒濤」という言葉がぴったりと当てはまるものですね……。
そもそも、いま重点的に増えている5080系なんて、「目黒線には元々3000系がそれなりにあるのだから、5080系は申し訳程度の増発のために『取りあえず造ってみました』という程度の少数派で終わるのではないか。と思っておりました。とくに目黒線は白金高輪から二手に分かれてしまい、西高島平と浦和美園のどちらも到達まで時間がかかるだけでなく、東急車の三田線・南北線内完結運用もあることから、ただでさえ「一度行ったら帰ってこない」の典型例 (笑)。そこに現れた少数派ですから「さしずめ東京メトロ06系の東急版みたいなものだな」と信じて疑っておりませんでした (^^;)。それが何と、あれよあれよと言う間に今週の水曜には5189Fの入線ですから、まことにアンビリーバボーな増え方です (@o@)。
そんな5080系の甲種輸送、今月に入ってから水曜の午後に時間的余裕をとれる機会が多かったもので、7日と21日に行われた5187・5188Fの長津田到着シーンを撮影することが出来ました。5189Fの輸送は仕事の都合上撮影できませんので、「紺色帯5080系の甲種輸送撮り納め」という感じですが、まぁ所詮「走るんです」ですので、それほど熱心にこだわっているわけではありません (笑)。
むしろ、毎回長津田で新車の到着を撮影する際に注目しているのは、果たして何色のDE10がエスコートするのか……という点です (^^;)。ただ、やはり何のかの言ってDE10の更新が進んでいるためでしょうか、あるいは単純に個人的な運の問題かも知れませんが、とにかく赤更新機ばっかりです (爆)。とりあえず、1750号機といい1189号機 (またかよ) といい、このタイプの赤更新機塗装は好きですので良いのですが (逆に、赤白灰の比率が等分な塗り分けの更新機は締まりがなくてイケません。^^;)、たまには原色機や青更新機との組み合わせも撮りたいなぁ……と思う今日この頃です。