
相鉄5000系さよならイベント (@相模大塚) の終了後に行われた「隠れビッグイベント」として、まずは幌付きクハ5553を先頭とする5連が着発線へ移動した後、今度は「通快・湘南台」を表示したクハ5554以下5連が動き出しました! 従来海老名方先頭車として見慣れているはずのクハ5554も、未だ登場していない「通快」姿で迫ってきますので、新鮮 (?) な姿に思わずドキドキ……(*^^*)。
個人的に「通快」幕を目にしたのは、早いもので5年3ヶ月前となってしまった新6000系さよなら運転のとき以来2度目です。このときは確か……西谷=湘南台間 (西谷=二俣川間は回送扱い) を機織り運転した旧塗装編成が二俣川駅に入線する直前、種別幕を「回送」から「臨時」に変える際に一瞬「通快」を表示し、「うおぉぉっ!何だこの種別!」と腰を抜かしそうになった記憶があります (^^;)。そんな幻の種別が、今回のイベントでは長時間表示され、しかも入換ながらもこの状態で動いてくれたということで……感動・感激が炸裂しまくり!\(^O^)/

ところで、今回の相模大塚構内の入換で大きな役目を担ったのは、海老名方上り本線の北隣にある側線! この線路は、そこそこ利用者が多い相模大塚1号踏切を跨いでしまうため、夜間の停泊にはそもそも使えず、しかもせいぜい20m車6~7両分の有効長しかないことから、かつて6連以下の編成や米タンが時折入換のために使っていたと思われるものの、最近は車両が入線した痕跡を全く確認できない状態が続いていました。と申しますか……厚木基地へと往復する米タンも相模大塚構内では推進運転を行っており (専用線への出入りは必ず相模大塚2号踏切西の側線を利用。2回スイッチバックをする勘定です)、この側線を使って機関車の入換をやっている光景を見たことがない……。
というわけで、完全に死んでいたかに思われたこの側線が、今やこうして5000系10連を分割して展示するために活用されたというのは、まさに奇跡の中の奇跡、激レア線の面目躍如といったところでしょう……(^O^)。今回5000系が入線したのは、相模大塚1号踏切の数m先までで、ここを境に削れたレールと銹びたままのレールが明暗のコントラストをなしていますが、果たして今後再びこの側線のレールが削られるのは一体いつのことになるのでしょうか……。これからその時まで長く、5000系の形見の如く削り跡が残り続けるのかも知れません。
それにしても……通勤快速って、どんな停車駅を構想していたのでしょうか?! 「いずみ野線内では主要駅のみの停車」か、それとも「星川通過・いずみ野線内各駅停車」か……(^^;
※相鉄5000系さよならキャンペーン中につき、頂いたコメントへのレスが引き続き遅れておりますことをお詫び申し上げます。