しばらく東急テクノシステム内で先頭車化改造が進められていた8624Fの中間車・デハ8841は、同じ非貫通といっても秩父7002・7202とは異なり、かなり忠実に貫通車の形状を再現するものとなっていたことから、改めて広く注目を集めている (ような気がする) ところですが、本日ついに改造が終了し、新型アントを用いてテクノシステムから工場屋内に移動されました! (→現在外からは見えません)
約1ヶ月ぶりに出勤ついでの恩田見物を……と何となく思いまして、まずはラッシュ輸送を終えて長津田に戻る8606Fや8694Fを田奈で激写したあと、うまい具合にやって来たバスに乗って恩田に向かったところ……東急テクノシステム社屋の車両出入口のあたりが賑やか! 見たところ……8841の先頭化工事が完成し(今回は秩父7002・7202のような作りかけではなく、運転席周りの艤装や行先表示LEDの取付が全て終わった状態)、テクノシステム社員の皆様が丁寧に車体を拭いたり、車体の周囲の脚立や作業台を撤去したり……。そこで「をを~完成だ!」と思い眺めていたところ、やがて線路上の「作業中」の立て看板が外され、アントが工場側から本線を渡ってお出迎え!! 何と……先日の広瀬川原に続いて超レアシーンに遭遇してしまったようです(*^^*)。願わくば、デワ3043かデキ3021・ED301の出番ならば良かったのですが、この3両の姿は既に全く見えません (泣)。
引き出された3両は、例によって車番と社紋部分に覆いがされていますが、今回は段ボールなどを用いてやけに厳重な気が……(^^;)。そこで気になる譲渡先ですが、とりあえずドアスイッチが未装備で、クーラーカバーに雪除けの蓋を装着できるようになっていますので、例によって長野に行く可能性が大なのでしょうか?!
しかし……気になるのは、原形を保ったままのデハ8524と、先頭化されたデハ8841を見比べてみると、その違いは単に貫通か否か、運番窓が残っているかどうかといった点以上に大きなものがあるという点です。特に……デハ8841の屋上アンテナの形状が既に長野に行った車両とは異なるだけでなく、8524にはない大振りなヘッドマークステイが8841に取り付けられている……。このため、高運転台かつ車番が運転席窓の上にあるという、新バージョンの顔となっています。(両者の違いは「続きを読む」からどうぞ)
そこで、デハ8841の用途は、
*もし長電の場合……特急代走用? (HM装着可)・湯田中入線可?
*もし長電でない場合……別の会社? しな鉄? 富山地鉄ラッシュ用……?
(ドア開閉用ボタンがないので、弘南ではないでしょう)
……などなど、妄想は止むところを知りません (汗)。富山地鉄?!と思ったのは、正面に丸い行先サボを取り付ける機会がしばしばあるためですが、さらに考えてもみれば、ステイの形状が既存車と全然異なりますので、やっぱ違うか……(^^;)。8500系に富山地鉄風の5ケタナンバーが付くとしたら最高にワクワクするのですが……(笑)。
※アップの都合上、17日付記事とさせて頂きます。